この記事は、月間1500名ほどに読まれております。お陰様で多くの方からご相談があり、中長期な視点でアパレルから転職を目指すためのスキルや経験のサポートをさせて頂いております。
失敗しないアパレル業界からの転職方法なんてあるのでしょうか…?
結論から申し上げますと、転職エージェントを利用した方が転職の成功率が上がると思います。その理由は後々記事内で述べさせて頂きます。
しかし、一口に転職エージェントと言いましても、キャリアアドバイザーによってスキルや経験やに差があるのも事実です。
自分と相性の合う優秀なエージェントに出会えるかどうかが、転職の成功率を大きく分けるキーポイントです。
今回は、アパレルから転職を検討されている方に、転職支援のプロとしての見解、質の高い情報を提供したいと思います。ぜひ最後までご一読ください。
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目次
そもそもアパレル(販売員)からの転職は可能なのか
結論から申し上げますと、アパレル業界から民間企業へ転職することは可能です。
しかし民間企業へ転職することは難しく、将来的に活躍が見込める20代前半の人や、現職でマネジメント経験などの明確なスキルがある人でないと採用はもらいにくいのが現実です。
もちろん30代の人でも転職を成功された人はいるものの少なく、よくネット上に掲載される転職事例などは、極端に美化されていたり、とてもレアなパターンなので、注意が必要です。
そのため、あなたがまだ20代前半で転職を考えているとしたら、転職の成功率が高い今のうちに活動を始めることがオススメです。
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アパレル業界と近い業界か営業職が狙い目
そういった意味で基本的な転職先の選択肢としては、アパレル業界と親和性が高い業界になります。
例えば、アパレル・ラグジュアリー・メーカー・サービスなどの『接客業』もしくは異業界の『営業職』が基本になります。
そのため、アパレルから転職する場合は選択肢が決して多いわけではありません。
では、なぜアパレルから転職する場合にキャリアの選択肢が狭まるのか?
これはアパレル業界に限った話ではありませんが、中途採用は即戦力採用となるからです。次の章で詳しくお伝えしたいと思います。
なぜキャリアの選択肢が狭まるの?
先ほど、選択肢が少なくなるというお話をしましたが、理由としては以下3つの視点が採用時に重視されるからです。
- 年齢
- 経験
- ポテンシャル
中途採用の目的は基本的には『即戦力採用』になります。(未経験でも人員不足で採用するケースもあります。)そのため、未経験への業界・職種への転職を希望する場合は、基本的には採用ハードルが上がります。
そういった背景から安易に未経験の業界や職種へ転職するのではなく、ご自身の経験を活かして、企業側に採用してもらうメリットを作る必要があります。
ではなぜ先ほどお伝えした3つが重要になるのか、ご説明したいと思います。
なぜ年齢が関係してるのか?
それは、大きく分けて「育成」と「報酬」の2つが関係しているためです。
未経験者を採用する場合には、必ずその社員を育成する必要があります。企業側は同じコストをかけて教育するにしても、年齢が若ければ若いほど飲み込みも早く、企業や組織に順応しやすいと感じています。
2つ目の報酬という視点でお伝えすると、年齢とともに生活水準が上がってきます。子供がいれば養育費、生活費などの負担が増えますので、生活するためのお金が必要となります。
そのため、『未経験の人材に高い報酬を提示してまで採用をしたいのか』と考えると給与水準という観点からお見送りになるケースがあります。
以上が転職は早い方が良いと言われる理由であり、実際に未経験での転職を成功した方の多くが20代です。
基本的には、30歳以降で転職する場合は、同じアパレル業界で待遇面が良い企業に転職するか、年齢とともに上品な接客が求められる高級ブランドやラグジュアリー店への転職が多くなります。その背景としてもやはり「年齢」が条件になっています。
正直な話、「年齢だけで決めて欲しくない」と思うかもしれません。私もこの仕事をしていても同じように感じます。
だからこそ、安易に目先の報酬だけで転職をするのではなく、「年齢」に対しての「経験値」を高めることが大切だと感じます。
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どのような経験が重要?

転職を成功させている方はみなさん、『やり切った経験や数字を作った経験』があります。
もし、上記の経験がまだないのであれば転職をしない方が良いかもしれません。
その理由は、採用側の視点で考えると、「人材を採用して終わり」ではなく、入社後の活躍までを見据えて採用を行うからです。
そのため、過去の実績が「あるorない」で面接時の説得力も変わり、企業にとっての採用メリットも変わってきます。
面接を通過できない要因として、この「経験」がない、もしくは、「アピールが上手にできていない」ことが考えられますので、もし現状上手くいっていない場合は、「紙」などに書いて、可視化されることで「差別化」のヒントが見えてくるのでオススメです。
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ポテンシャルの重要性

ポテンシャルという観点でいうと企業によって求めている人材が「職種」で変わるため、一概には言えませんが、「企業が求めるポテンシャル」を一言でいえば「活躍できそうか否か」です。
営業であれば「売上を作れるポテンシャルはあるのか?」
マネジメントの経験を生かして「社員の教育ができるポテンシャルがあるか」
採用背景にマッチしたポテンシャルがあるかどうかを確認しています。
そのため、面接では企業が求めているポテンシャルをアピールすることで採用確率がグッと高くなるため重要といえます。
ではアパレル出身者はどのような業界・職種との親和性が高いのか?こちらについても次の章で詳しくみていきましょう。
→あなたのポテンシャルが、魅力的に伝わる!面接対策の秘訣を伝授します。
アパレル業界(販売員)の経験を活かす場合の転職
アパレル業界内で転職をして、年収や待遇面のアップを望む場合は、ターゲットとなる顧客の年齢層が高い企業への転職をオススメします。
なぜなら、ターゲット層の年齢が高いほど年収も高く、その分企業が販売する商材も単価、利益率が高くなるからです。
利益率の高さは販売員の給与に反映することも多いので、待遇面での不安があるなら、ターゲット層の高い企業へ転職をしましょう。
語学力に優れている方であれば、さらに待遇の良い外資系企業やブランド力のある企業(GUCCI・コーチ・カルティエ・エルメス・ルブタンなど)への転職も可能になります。
しかし正直なところ、ターゲット層の高いアパレル企業はそもそも非常に採用ハードルが高く、面接対策などが必要になります。
ですが面接対策を1人で行うのは難しいですよね。
冒頭でもお伝えしましたが、転職成功率を上げるためには転職エージェントの利用がオススメです。
転職エージェントはあなたの面接や志望動機を、企業に合わせてブラッシュアップをしてくれるので内定率が大きく上がります。
転職エージェントについて知らない方は、以下の記事を読んでいただければと思います。
【企業ごとに特化した対策】採用担当に刺さる面接の秘訣をプロが教えます。
未経験業界職種への転職は?

アパレルから未経験の業界に転職をする場合は基本的に「営業職」への転職になります。
その理由としては、以下の3つがあります。
- そもそも営業職の求人が多い
- 利益を生み出すポジションのため教育にコストをかけられる
- 販売経験、接客経験が生かしやすい
営業職は、そもそもの求人数がとても多いです。
というのも企業にとって一番の稼ぎ頭は営業職のため、そこにリソースを割く企業が多いからです。
また営業職への転職であれば、アパレルで身につけた販売経験や、接客の経験が活きるのも理由の1つです。
営業職へ転職するメリットは?
営業職へ転職するメリットは4つあります。
- 法人相手の営業なら土日が休みになりやすい
- 成果報酬で給与に反映しやすい
- 今後のキャリアに生かしやすい(市場価値をあげやすい)
- ビジネススキルを積みやすい
営業職といっても様々ですが、法人相手の営業であれば土日休みになる事が多いです。
また、アパレル業界とは違い成果報酬の企業が多いのでよりやりがいに繋がると言えます。
しかし特に営業職をオススメする理由は、「キャリアアップ」に繋がるからです。
営業職は基本的なビジネススキルを学べるだけでなく、一定扱う商材、業界への知識も深まります。
その知識や経験を活かす事で将来的にさらなるキャリアアップが望める事が、営業職をオススメする一番の理由です。
→【営業に興味はあるけど…】電話でOK!転職するべきかプロに相談しませんか?
具体的な転職先の候補としては?
アパレル経験がある方に弊社がおすすめしているのは、リクルートグループへの転職です。グループの中でも特におすすめなのが、「リクルートライフスタイル」「リクルートキャリア」です。
転職エージェントとして、この2社を紹介する理由は2つ。
- 経験が少なくとも人物で見てくれる
- その後のキャリアアップに繋がる
ほとんどの企業は、スキルや経験を重視するのですが、リクルートでは「人物」を高く評価してもらえるため、アパレルから転職する際に「営業経験はないけれど高いレベルの会社で経験を積みたい」という方にはおすすめです。
また、リクルートグループの中途採用は「CV職」と呼ばれる3年半の契約社員枠があるのですが、高い営業力を身に付ける事ができるので、卒業後は多くの方が独立したり、大手広告代理店などへのキャリアアップをされています。
このようにリクルートはいい環境ではありますが、その分選考は厳しいので対策が必要です。
特に中途採用は即戦力採用であることから、経験豊富なライバルもいる中で自分の良さを面接でアピールしなければいけません。
そのため、面接対策や志望動機添削のために、転職エージェントを利用されることをオススメいたします。
リクルートグループへの転職に強いエージェント
弊社Callingoodでは、リクルートグループへの実績が多く専門性の高いエージェントも多数在籍しております。
株式会社LOOLの岩名地 舞さんは20代や第二新卒の人の転職支援に圧倒的な強みを持っており、アパレル出身者の転職支援実績も豊富なので、20代でアパレル業界から転職を考えている方はご相談することをオススメ致します。
株式会社キャリア経営パートナーズの坂本 典隆さんは大阪を拠点に活躍されているエージェントで、営業職・事務職への転職に強みを発揮されています。
全国エリアを対応できるエージェントは数少ない上に、坂本さんは内定獲得率が非常に高いので、地方から転職を考えている方は是非一度ご相談ください。
お二人ともリクルートグループへの転職決定実績は圧倒的です。どうしてもリクルートグループへ転職したいと考えている方は是非ご相談することをオススメ致します。
【誰を選べばいいかわからない…】あなたにピッタリのエージェント、一緒にお探しします。
リクルートグループについては、以下の記事もありますのでぜひご覧ください。
リクルートグループへの転職を成功させたい方、無料相談はコチラ!
【アパレルから転職】転職理由とは?内定率を上げる方法
面接で企業から必ず聞かれるのが転職理由です。
そこでよくある転職理由が以下の通りです。
- 土日が休みでないことが多い
- 給料が安い
- 出会いがない
- 立ち仕事が多い
- 専門スキルが身につかない
- 年齢に限界がある
これらの理由で転職を希望される方もいるかと思いますが、これらを直接伝えるのは非常によくない印象を与えるため、ネガティヴな転職理由をポジティブな理由に変える必要があります。
では、どのように伝える必要があるのか。
企業が一番確認したいのは、「同じ理由で辞めないか」という点です。そのため、転職理由の伝え方としては、
「転職のきっかけ:転職目的=2:8」
の割合を意識すると上手く伝えることができます。
事例や例文は、ネットで検索すれば出てきますが、転職理由をポジティブ理由に変換するのは正直難しいと思います。といいますのも、ご自身の性格や志向性、考え方で転職理由をカスタマイズすることが基本だからです。
そのため、ネットの例文などはあくまでも参考程度にして頂くのがポイントです。
添削については、友人、もしくは我々プロの転職エージェントであればお力になれるかと思いますのでぜひ無料相談くださいませ。
アパレル業界からアパレル業界への業界内転職は次のエージェントがオススメです。
株式会社リンクスタッフィングの加藤 真さんはアパレル業界内での転職を非常に得意としていますので、業界内転職を考えている方にはオススメです。
他にも上でご紹介したように、アパレル業界から他業界への転職なら、株式会社LOOLの岩名地 舞さん。
地方からの転職を考えている方は、株式会社キャリア経営パートナーズの坂本 典隆さんにご相談することをオススメ致します。
アパレルからの転職を成功させるために
アパレル業界からキャリアアップをするのは難しいです。
同じ業界内で待遇良くするのも、未経験の営業職へ挑戦するのも、簡単ではありません。
転職の成功確率を少しでも高めるためには、転職エージェントの利用がオススメです。
転職エージェントは、企業の採用担当と密に連絡を取ることでどんな志望動機をアピールするべきか熟知しており、それを活かして志望動機の添削や面接の対策を行ってくれるので、1人で転職活動をするよりも格段に内定率が上がります。
とはいえエージェントによっては面接対策よりも求人紹介のサポートを重視する人もいます。
弊社Callingoodでは「そもそも転職するべきか?」「どんな企業ならキャリアアップができるか?」といったことから相談に乗り、一人一人に向き合った面接対策を行います。
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海老原 舜
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