【必読】キャリア設計とは?転職活動での重要性について徹底解説!

自分の理想とするキャリアを描く「キャリア設計」は、仕事だけでなく充実した人生を過ごすために欠かせません。

この記事では転職活動中の人向けにキャリア設計の重要性や、どんな風にキャリア設計をしたらいいのかをキャリアのプロが詳しく解説します。

キャリア設計とは

キャリア設計とは将来的になりたい姿になるためにどんな事をすべきか、といった短期的・中長期的な目標を立てることです。

具体的にはキャリア形成に必要なスキルや知識を身に付けたり、業務経験を積み上げたりといつどんな行動をするのかを決めておきます。

キャリアデザインと呼ばれることもあります。

設計したキャリアプランに従って行動することで、なりたい姿・ありたい姿を実現することができます。

目的地をあらかじめ明確にイメージできていれば迷いがなくなるため、スムーズかつ最短距離で理想のキャリアを獲得することができるのです。

キャリア設計の重要性

キャリア設計はどんなビジネスパーソンであっても欠かすことのできない重要な要素です。

ここからはキャリア設計の重要性(必要性)について以下の2つの観点から解説します。ぜひ参考にしてください。

  • 自分の選択軸を持つため
  • 今自分が何をしなければいけないのかが明確になる

自分の選択軸を持つため

今の時代には自分の大事にしたい価値観や考えである軸を持ち行動していく必要があるからです。

「VUCA(ブーカ)」という言葉を見聞きしたことはありますか?VUCAは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑さ)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった単語です。

現代のようにテクノロジーの急激な進化により先行きが不透明で予測困難な社会や経済状況を表します。会社においてもAIの台頭により仕事そのものや働き方、市場は大きく変わっています。

VUCA時代においては周りの変化に必要以上に流されず自分のやりたいこと、やるべきことを着実に実行することが大切です。

自分の軸となる価値観や考え方を確立し、主体的にキャリア形成をしていくことでVUCAという時代の中でも自立して働くことができます。

今自分が何をしなければいけないのかが明確になる

将来どんな風になりたいのかどんな働き方やキャリアを実現したいのかが明確であれば、そこから逆算して今すべき行動は明確になります。

どんな知識やスキルを身に付ければ良いのか、どんな業務経験が必要なのかなど具体的な行動への落とし込みが可能です。

日々の業務が目指す将来像に繋がっていると感じられれば、自ずとモチベーションは上がりますし前向きに目の前の業務に取り組めるでしょう。

また手当たり次第にいろいろなことに挑戦するのは悪いことではありませんが、短い人生の中では自分のなりたい姿に対しては、効率を追及することも大切だといえます。

落ち着いて必要な行動を取捨選択し最低限の行動に絞れば、いち早く目指すべきキャリアに近づけます。

キャリア設計と転職

普段何気なく働いている人も、転職を決意したのならキャリア設計を真剣に考えるべきです。

なんとなくの気持ちで転職をしても転職前と同じ悩みを抱えることになり、元も子もありません。

キャリア設計を改めて考えることで自分が目指したい姿やキャリアは何なのか、そのためにどんな仕事や働き方を選択すれば良いのかが分かり、強い気持ちで働くことができます。

例えばメーカーで営業をしている人が将来的に広告業界でマーケターになることを目標とする場合、今のままでは現在のキャリアと将来像にギャップがあり過ぎて現実的ではありません。

この場合まずは広告代理店の営業職として転職し、広告業界に関する知識やスキルを身に付けた上で「○○年後にマーケティング職に転職する」といったキャリアプランを設計します。

最終目標に至るまでにいくつかの中間目標を設定することで、着実にステップアップしゴールを目指すことが可能です。

また転職をする際は知名度が高かったり、待遇が良かったりと求人情報を見て目移りしてしまうことも多いです。

しかし自分軸が明確であれば、目指すべき将来像の実現に向けて最適な選択がしやすくなります。キャリア設計は効率よく転職活動を進められるメリットもあるのです。

キャリアコーチ末永
キャリアコーチ末永

転職を考えている場合でも、徹底的なキャリア設計をした結果、転職せずに現職でキャリアを積んだほうが良いという場合だってあります。そこまでの徹底的なキャリア設計は1人では難しく、私はプロのキャリアコーチとおこなうことをおすすめしています。

キャリアコーチ末永
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弊社が運営するキャリアコーチングサービス、マジキャリでは、人材業界のノウハウを持ったコーチ陣が初回無料相談をおこなっているので、是非利用してみてください。

キャリア設計の方法

キャリアステップ

キャリア設計の重要性や必要性を理解したところで、実際にキャリア設計を始めてみましょう。

ここからは具体的な作成方法を以下4ステップで順番に解説します。

キャリア設計が初めての人も、何となく自分の作ったキャリア設計に違和感を感じている人もぜひ参考にしてください。

  1. 過去や現在からの棚卸を行う
  2. 周りの人に自分の印象を聞く
  3. 上記の分析を踏まえてできること・得意なことを明確にする
  4. 3を踏まえた上でやりたいことを明確にする&そのリストから優先順位をつける

1.過去や現在からの棚卸を行う

まずは現在に至るまでの経歴を振り返り、キャリアの棚卸しをしてみましょう。

単純に業務内容の事実を洗い出すのではなくどんな行動や考え方をしたのか、何の知識やスキルが得られたのかを明確にします。

実際に行動した際にどんな感情になったのかも振り返ります。

棚卸しをした結果自分の興味関心、強みや足りない点を可視化することが可能です。

キャリアコーチ末永
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過去の棚卸はとても重要です。
自分の自己分析やキャリアの軸に直接的に関わってくるからです。しかしまっさらな状態からでは、どう始めたら良いのかわからないですよね?

キャリアコーチ末永
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弊社が運営するマジキャリでは、初回無料相談を実施していますが、初回無料相談を受けた人限定で自己分析シートをお配りしています。過去の棚卸しも合わせてできるので是非利用して見てください。

2.周りの人に自分の印象を聞く

自分1人で過去の棚卸しをするのは大切ですが、第3者視点を入れて「他己分析」をすることで自分では気づけなかったポイントを知ることができます。

他己分析のメリットは以下のような点が挙げられます。

  • 自分では気づけなかった長所や強みを発見できる
  • 弱みや求められていることを把握し、改善に活かせる
  • 自己PRに説得力が増す

家族や友人、上司や部下など可能な限り360度視点で多くの意見を集めましょう。

なお他己分析では耳が痛くなるような意見をもらうことがあるかもしれません。

過度に落ち込んだりせずに肯定的に受け止め、今後の参考にするようにしましょう

3.上記の分析を踏まえてできること・得意なことを明確にする

自己分析と他己分析の結果を受けあらためて自分の強みや弱み、どんな価値提供ができるのかを考えてみましょう。

そして上司や部下、お客様や取引先など周囲から求められているのはどのような姿なのかを書き出します。

「自分は何ができるのか」というと、特に日本人は消極的になりがちだと言われています。

数年の社会人経験があれば誰にでも何らかのスキルや経験は身についているはずです。

「○○の資格を持っている」「××なプロジェクトに参画した」といった事実だけでなく、「多くの人を巻き込む実行力やコミュニケーション力がある」や「適切な課題を設定し解決実行することができる」などスキルに注目して書き出してみましょう。

4.3を踏まえた上でやりたいことを明確にする&そのリストから優先順位をつける

最後は自分のやりたいことを考えてみましょう。まずは深く考えずに出来るだけ多くの選択肢が上がるように書き出してみます。

その中から自分の軸や強み、過去経験などを踏まえて優先順位を付けて、ありたい姿やなりたい姿を考えていきます。

しかし社会経験が浅い若手社員など、なかなか将来の目標像を明確に描ける人は多くありません。

職業や働き方をがっちり固めておくのではなく、方向性やイメージなど、進む方向にある程度の幅を持たせても良いでしょう。

変化の多い時代だからこそ、途中で方向転換のしやすいキャリアデザインもオススメです。

やりたいことと目指すべき姿が明らかになった後は、現在の自分とのギャップを確認し溝を埋めるために必要な行動計画を立てましょう。

自分が今後何をしなければいけないのか、どんな知識や経験を身に付けていけばいいのかを具体化していきます。

 キャリア設計を極めるためにオススメのサービス2選

キャリア設計を極めるためにオススメのサービスは、以下の2つです。

  • 転職エージェントを使う
  • キャリアコーチングで相談する

この2つのサービスについて詳しく解説していきます。

転職エージェントを使う

転職エージェントは、無料でキャリア設計について相談できるサービスです。転職エージェントでは、転職を前提とする求職者のサポートがメインになっています。

そのため、転職を考えていない人のサポートは、あまり手厚くないので、注意が必要です。

また、転職エージェントは求職者を企業に転職させることで、企業から紹介料をいただくビジネスモデルなので、転職エージェントの持つ求人条件似合わない人だとサポートが受けられないことのあるので、注意が必要です。

このようなことを踏まえて、転職エージェントは、転職を前提に考えていて、選考の対策をしてほしい人向けのサービスです。

転職エージェント利用の注意点

● 転職を前提とした選考対策を望む場合はおすすめ
● エージェントの持つ求人条件に合わない場合はサポートが受けられないことがある

注意を踏まえて、もっと自分のキャリアに寄り添ったサポートを受けたいという人は、以下のキャリアコーチングを利用して見てください。

キャリアコーチングで相談する

キャリアコーチングは、有料でキャリア設計について相談できるサービスです。1~2ヵ月にわたり、利用者に専属のコーチが就き、併走して、キャリア支援をしてくれます。

キャリアコーチングは転職エージェントとは違い、転職を考えていない人でも手厚いサポートが期待できます。

キャリアコーチングは、有料なものの、事前課題などがあったり、本気でサポートをしてほしい人向けのサービスです。初回無料相談も可能なので、1度相談してみてからサービスを利用するか決めるのもいいと言えます。

このような背景を踏まえた上で、キャリアコーチングは、現職でのキャリアアップや転職でのキャリアアップを目指す人向けのサービスです。

有料の転職相談と転職エージェントの違いは?使うメリットやおすすめ相談先を徹底解説!

2020-08-17

キャリア設計をするならマジキャリ

 

ご自身の将来のキャリアに対して悩んでいる・お困りになっている人は一度有料のキャリアコーチングサービスをご利用することをおすすめします。

有料キャリアコーチングサービスを受けることでご利用者がプロの知見を得ることができるといったメリットがあり、一度キャリアコーチングを受講した人は、今後の人生で悩み事などが生まれたとしても自力で問題を解決できるようになる可能性があります。

マジキャリでは自分自身をしっかり理解し、将来のキャリアや指針となるものを描き、その変化をするためのアクションを「あなた」専属コーチが徹底サポートしながら進めていくプログラムです。

事実、マジキャリのお客様満足度は、業界高水準の92%を誇っており、手厚いサポートを受けられます。

初回コーチング無料となっておりますのでぜひ一度ご利用ください

 

マジキャリ

年間約3000名転職希望者を支援しているノウハウを用いて質の高いサポートを提供

\ポイント/

  1. 中長期的なキャリア形成ができる
  2. 市場価値の上げ方がわかる
  3. 時間と場所を選ばず面談できる

マジキャリ利用者の声

世の中で流行っているものに目移りすることが多かったが、本当に自分がなりたいイメージを具体化することで迷いがなくなりました!今までなんとなくしていた仕事も目的意識を持てるようになりました。
(24歳 男性)
世の中で流行っているものに目移りすることが多かったが、本当に自分がなりたいイメージを具体化することで迷いがなくなりました!今までなんとなくしていた仕事も目的意識を持てるようになりました。
                 (24歳 男性)

マジキャリのサービスの流れ

①初回無料相談に申込む
以下のリンクから簡単にお申込みができます。

初回無料相談の後にサービスを続けて利用するかを決めることができるので、安心です。

初回無料相談はオンラインツールで実施
お申込後、担当から日程調整の連絡がきます。お仕事がお忙しい人向けに夜の面談も可能となっております。また、オンライン面談なので場所を選ばず実施できる点もおすすめです。

初回無料相談では、プロのキャリアコーチと60分ほど面談をします。ご相談内容を元にお試し自己分析とプロのアドバイスを受けることができます。

③サポートを継続するか判断
面談中に続けていきたい!と感じられた人はその場で申し込むことも可能です。もちろん、「自分には合わなかったかも」と感じられた場合はサービス継続をしないこともできますのでご安心ください。

「転職するかどうか悩んでいる」「将来に漠然と不安を抱えている」というご相談でも、親身になって相談に乗ってくれ、あなたの悩みを整理してくれるので、初回無料相談は使ってみて損はありません。

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」