SEから転職する際のおすすめ業界・職種は?転職成功のコツを紹介!

この記事では「SE(システムエンジニア)から転職する人におすすめの業界・職種」「SEが転職を成功させる方法」について、転職のプロが解説しています。

SEの方の多くは、「激務でつらい」「待遇があまり良くない」など様々な悩みを抱えており、違う業界・職種へ転職することを検討している方が多いです。

結論を先に述べると、SEから他の業界・職種へ転職することは可能です。

ただ、転職するときは、いま抱えている悩みを解決できる業界・職種を選ぶことが大切になります。

具体的に詳しく解説していくので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

SEから転職する人のおすすめ業界・職種4選

SEからの転職を目指す人におすすめの業界・職種を4つご紹介します。

今回は、以下の2つの基準を満たしている業界・職種に絞っています。

  • SEから転職できる可能性が高い
  • SEが抱えている課題を解決できる

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業の課題をヒヤリングして、ニーズに合わせたシステムの提案、システム導入の支援をする仕事です。

SEとITコンサルタントの仕事内容は非常に似ているので、SEの経験や知識を活かすことが可能です。そのため、転職後に即戦力として活躍することが出来ます。

経験を活かした転職になるので、年齢が30代以上になっても転職できる可能性が高いです。

即戦力としての活躍が期待できる分、年収も現職に比べてアップする可能性があります。

SaaSの営業

SaaSの営業は、企業の課題に合わせて自社のサービスを提案したり、長期的に利用してもらえるようにサポートしていく仕事です。

SaaSビジネスは、企業のニーズをサービス改善に活かすことが重要であり、顧客である企業と接点を持っている営業は重要な役割を担っています。

SEの方はシステムに対する理解があるため、SaaSの営業で活かしやすく、即戦力として活躍できる可能性が高いです。

また、SEとしての経験を活かした転職になるので、年齢が30代以上になっても転職できる可能性が高いです。

ただ、ITコンサルタントと同様、待遇や環境の改善は見込めるもののキャリアアップに繋がりにくいので、中長期的なキャリアアップを考えている人は別の仕事を選ぶことをおすすめします。

人材業界の営業

人材業界の営業は、転職者を対応するキャリアアドバイザー、法人営業をするリクルーティングアドバイザーなどがあります。

採用は企業における経営課題であり、SEよりも経営課題に直接アプローチできるというメリットがあります。

また、人材業界の営業でもSEの経験が有利に働いて、転職できる可能性があります。

どちらの仕事も工程が決まっているという共通点があり、仕事の進め方が似ているんですよね。

人材業界では「書類選考→面接対策→内定承諾」というプロセスが決まっており、プロセスに応じて施策を考えていきます。SEの場合も同じように「要件定義→工程管理→運用」というプロセスが決まっていますよね。

人材業界の営業はSEと全く違う業種ですので、新しい経験を積むことが出来ますし、長期的なキャリア形成に繋がります。

ただ、未経験分野へ転職できる可能性が高いのは20代の人だけで、30代以上になると転職の難易度が上がるので注意してください。

Webマーケター

Webマーケターは、インターネットを活用して集客する仕事です。

言い換えると「営業せずに集客できる仕組みを作る仕事」というイメージですね。

SEの仕事はWebマーケターのディレクション業務と似ているため、SEの経験を活かすことができるんです。

もちろん、Webマーケターの業務はディレクション以外にもあり、身に付けられる専門スキルは幅広く、キャリア選択の幅が広がります。

Webマーケティングは独立しやすいスキルの1つなので、将来的な独立を検討している方にもおすすめです。

ただ、未経験からWebマーケターへ転職できる可能性が高いのは成長する時間がある20代の人だけで、30代以上になると転職の難易度が上がるので注意してください。

Webマーケターへの転職を検討している方は以下の記事も合わせてご覧ください。

Webマーケティング業界の将来性は?転職エージェントが解説

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Webマーケティングに強い転職エージェントを紹介しちゃいます!

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プログラマーへの転職は難易度が高い

SEからプログラマーに転職したい人は非常に多いのですが、正直なところ難易度は高いです。

プログラマーは未経験から転職するのが難しく、実務経験が必須で求められる会社がほとんどです。

SEの仕事は要件定義や工程管理が中心であることが多く、プログラミングの経験・スキルが少ない人が多いため、企業から評価されにくいです。

ただ、その中でもプログラマーとして採用してくれる企業もあるので、紹介していきますね。

プログラマーに転職できる企業の特徴

SEからプログラマーに転職したい方は、以下のような企業を選びましょう。

以下に当てはまる企業が、プログラマーとして採用してもらえるケースが多いです。

  • 1人が設計と開発の両方を担当する会社
  • 制作会社の下請けの会社

SEで培った”設計”のスキルの強みを発揮しつつ、プログラマーとしての役割も求める会社であれば、採用してもらえる可能性があります。

“設計”においては経験者ですので、一定は経験者採用という点で能力を評価してもらえるからですね。

また、制作会社の下請けの会社も採用される可能性が高いです。

下請け会社は離職率が高いため、未経験の人でも採用されやすいという背景です。

ただ、激務である会社が多いので、スキルを身に付けるためと割り切って働ける人じゃないと厳しいです。

働き方を改善したいなら社内SEもアリ

職種をSEから変えなくても、今の悩みを解決する方法があります。

もし、転職を考えている理由が「今の会社が激務だから」であるならば、社内SEに転職すれば悩みを解決することが可能です。

制作会社やコンサル会社の場合、数社の顧客を同時に担当するので激務になりがちですが、事業会社であればそこまで激務ではありません。

SEの経験を評価してもらえるので、年収を含めた待遇は改善されることが多いですね。

ただ、新しい経験・スキルを積むことが難しいので、長期的なキャリア形成の観点で考えるのであれば、他の選択肢を検討しても良いでしょう。

SEからの転職を成功させる3つの方法

SEからの転職を成功させる方法を3つご紹介します。

自分に合った方法を選んで、ぜひ転職を成功させてくださいね。

口コミサイトを活用する

口コミサイトを利用して、会社の特徴を理解しておくことで転職した後のミスマッチをある程度防ぐことが出来ます。

例えば「どれくらい激務なのか」「給与体系はどうなっているのか」など、転職する上で気になるポイントを事前にまとめて調べておくことをおすすめします。

おすすめの口コミサイトは、OpenWorkです。

口コミの数が圧倒的に多く、口コミの質を上げる取り組みをしているため、必要な情報を効率よく得ることが可能です。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用すると、内定率を上げることが出来たり、企業選びをプロの目線でやってくれるというメリットがあります。

SEの方の場合、IT・Web業界に特化している転職エージェントが最も相性が良いのでおすすめです。

また、中小規模の転職エージェントに相談するのがベターです。

なぜなら、中小規模のエージェントは、キャリアアドバイザーが企業担当を兼任していることが多く、企業に関するリアルな情報を知っているからです。

企業の内情を教えてもらった上で転職の決断をすることが出来ますよ。

IT・Web領域に強いおすすめの転職エージェントを3人紹介しますので、気になったエージェントに相談してみることをおすすめします。

転職エージェント
松田 智久 東京都コンサルタント歴 5年以上
【Web・広告業界専門特化しております!】東京以外にも大阪・福岡でもご支援が可能です!!
転職エージェント
黒瀬 雄一郎 東京都コンサルタント歴 5年以上
【デジタルマーケティング・広告業界の転職に完全特化】この業界で選ばれる理由があります!
転職エージェント
関川 懸介 東京都コンサルタント歴 3年以上5年未満
【デジタルマーケティング業界とIT業界に特化】圧倒的な情報量と面接対策でご支援致します!!

知人紹介(リファーラル)で転職する

SEの場合、知人紹介で転職する人も多いです。

実際に企業で働いている社員から内情を聞いてから転職するため、ミスマッチを減らすことが可能です。

ただ、企業を客観的に見れなかったり、他の企業と比較しながら判断できない懸念があります。

多くの会社を比較検討して選ぶことを希望する人は、転職エージェントも同時に利用するのが良いですね。

SEから転職するときの年収の変化

SEが転職するときの年収の変化を、「未経験職種への転職」「経験を活かした転職」の2つに分けてご紹介します。

未経験職種に転職する場合

未経験の場合、今までの経験は活かすことはできなくなりますから、新卒同様の扱いを受けます。

その影響は年収面で大きくあり、350万~450万程度の提示を受けることが多いです。450万の案件はかなり高い方で、アベレージとしては400万円を少し下回るぐらいだと思って下さい。

今の会社で800万、900万と高い年収を得ていても、未経験職種の場合は経験なしという評価になり、現状維持にはなりません。

キャリアアップの場合

一方、キャリアアップ(SEとして転職)の場合は、400~700万を超える転職を実現することも可能です。

ベンチャー企業や中小企業への転職を選ぶ場合は、年収にばらつきがありますので一概に言えませんが、年齢に対するスキルや実績がどれくらいあるのか、というのが非常に重要になってきます。

ベンチャーへの転職を検討している方以下の記事もご一読ください。

転職成功率を高めたいなら

ここまで、SEから転職する場合にオススメの業界や職種について紹介してきました。

しかし、経験したことのない業界や職種を提示されても「実際どれが自分にあっているのかわからない」という方が多いのではないでしょうか?

仕事内容に興味がある、年収が上がるから、明確な目的がないまま転職活動をしてしまい、「思っていたのと違った」と後悔してしまう失敗は実は非常に多いです。

転職エージェントを利用すると、キャリアのプロが第3者の目線から、客観的にあなたの志向性やキャリアプランにあった求人を紹介してもらうことができます。

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」