転職エージェントは登録だけで良い?リクルートエージェントに登録するとどうなる?

「転職エージェントに登録したら転職しなければいけない」と思っている人は多いです。実は、転職エージェントに登録だけしても問題ありません。

しかし、転職エージェントに登録だけするメリットやデメリットを理解していないと登録後に後悔する可能性が高いです。

今回は、転職エージェントに登録だけしても良いのかどうかやリクルートエージェントに登録した場合の具体例について解説します。この記事を参考にすれば、転職エージェントに登録だけでもした方が良いのかどうかを理解でき、転職活動に活かせる可能性が高いです。

転職エージェントは登録だけしても良い?

転職エージェントは登録だけしても良いのかどうかは、下記2つを参考にしてください。

  • 登録しても絶対に転職しなければいけないわけではない
  • 登録すれば好きな時にサポートを受けられる転職エージェントと登録しても

転職エージェントは、登録だけしても問題ありません。転職エージェント利用者の中には「登録すると絶対に転職しないといけない」と勘違いしている人もいます。転職エージェントの利用を検討している人は、利用前に上記2つを理解しておきましょう。

登録しても転職しなくてもよい

転職エージェントに登録しても、転職しなくて良いことも多いです。転職エージェントによっては、無料相談カウンセリングも設けていることもあり、転職するかどうか自体を相談することもできます。

そのため、転職先探しをする人以外にもおすすめです。例えば、求人内容を確認したり、転職するかどうかを相談したりしたい人は登録してみましょう。

「転職エージェントに登録だけしても意味ないのではないか」と、思う人もいるかもしれません。しかし、登録だけするメリットもあるため、理解した上で登録するかどうかを判断することが大切です。

登録すれば好きな時にサポートを受けられる

転職エージェントに登録しておけば、好きな時にいつでもサポートを受けられます。転職したいかどうかは、在籍している仕事の状況やライフスタイルによっても大きく異なります。そのため、転職したいと思った時以外でも登録しておくのがおすすめです。

また、転職エージェント側からしても、登録者数が多い方がメリットに感じることもあります。例えば、転職エージェントの広告を掲載する際に「登録者数100万人突破」のような広告を掲載しやすくなります。

転職エージェント側からしても、広告で権威性を伝えやすくなるため、登録だけする利用者を迷惑に感じる事はありません。

転職エージェントに登録だけするメリットデメリット

転職エージェントに登録だけするメリットやデメリットを理解していないと、転職活動をスムーズに進められない恐れあります。転職エージェントに登録だけするメリットとデメリットは、下記表を参考にしてください。

登録だけするメリット登録だけするデメリット
いつでもサポートを受けられる経験やスキルがあればスカウトを受けられる求人を確認した上で転職活動を始められる紹介して貰いづらくなる連絡が頻繁に来る

転職エージェントに登録だけする最大のメリットは、いつでもサポートを受けられることです。いつでもサポートを受けられるため、転職したいと思った時や気になる求人があるタイミングで転職活動を始められます。

反対に、転職エージェントに登録だけして転職活動を行わないと、転職エージェントは他の応募者を優先してサポートします。そのため、面談をしても求人を紹介して貰いづらくなるかもしれません。

また、転職する気がなくても転職エージェントから連絡が頻繁に来るため、面倒だと感じてしまう可能性が高いです。

転職エージェント登録後の流れ

転職エージェントに登録すると、下記のような流れで転職活動を進めることになります。

  1. 面談の日程調整をする
  2. 面談を行う
  3. 求人を紹介してもらう
  4. 選考対策をする
  5. 実際に応募する
  6. 企業の選考に参加する
  7. 転職する

まずは、転職エージェントの担当者と面談を行った上で、転職の目的や応募者の状況を整理します。その後、転職に成功させるための選考対策を行うのが一般的です。

ある程度の選考対策ができたら、実際の求人に応募し、転職活動を進めていきます。転職エージェントで転職活動をスムーズに進めるためには、担当者のアドバイスを受け入れつつ、転職の条件は明確に伝えることが大切です。

転職の条件を明確にしておくことで、転職エージェントの担当者も求人を絞りやすくなるため、転職活動をスムーズに進められます。

リクルートエージェントに登録するとどうなる?

転職エージェントの中でも、知名度が高いものとして「リクルートエージェント」が挙げられます。この章では、実際にリクルートエージェントに登録した場合の流れについて解説します。リクルートエージェント登録後の具体的な流れは、下記の通りです。

  1. 転職支援サービスの申し込み
  2. 求人状況の確認・サービスのご連絡
  3. キャリアアドバイザーとの面談・相談
  4. 求人紹介・書類添削・面接対策
  5. 応募・書類選考・面接
  6. 内定・退職交渉・入社

参考:転職エージェントの利用の流れ

リクルートエージェントは、業界トップクラスの転職実績があり、アドバイザーのサポートも手厚くなっています。また、業界トップクラスの非公開求人を保有しているため、他の転職エージェントでは、見つけられないような求人を見つけられる可能性が高いのがメリットです。

転職エージェントに登録する際の注意点

転職エージェントに登録する際の注意点は、下記の3つです。

  • 転職する意思を伝える
  • 3つ以上は登録しない
  • 勤務先や取引先はブロックする

転職エージェントに登録した方が良いからといって、やみくもに登録するのはおすすめしません。注意点を理解した上で登録することで、トラブルを防ぎながら安心して利用できます。

転職する意思を伝える

転職エージェントの利用では、登録するだけでも問題はありません。しかし、登録したのに転職する意思が全くないと、求人を紹介してもらえなくなったり、相談しても後回しにされてしまったりする恐れがあります。

ただ「とりあえず登録してみよう」と考えている人は、求人をたくさん紹介されても困ってしまいます。転職する意思さえ伝えておけば、いつでも優先的にサポートを受けられるため、適宜転職の意思を示すことが大切です。

3つ以上は登録しない

転職エージェントは、1つだけ登録するよりも複数登録した方がメリットを多く得られます。しかし、3つ以上の転職エージェントに登録してしまうと管理しづらくなってしまうため注意が必要です。

また、求人数が多すぎても全てを確認することができません。転職エージェントに複数登録する際には、2〜3つ程度に登録するのがおすすめです。

転職活動を進める際にも、どこの転職エージェントからどの企業に応募したのかを管理しておきましょう。Excelやスプレッドシートなどで管理しておくことで、スケジュール調整でのトラブルを未然に防止できます。

勤務先や取引先はブロックする

転職エージェントに登録する際には、現在の勤務先や取引先はブロックしておきましょう。転職エージェントに登録している個人情報は、基本的に公開される事はありません。

しかし、企業はスカウトやオファー機能を利用する際に、大まかな個人情報を閲覧できます。

登録した情報の中から、あなた自身が転職エージェントを利用していることがバレてしまうかもしれません。転職する気がなくても、転職エージェントに登録していること自体がトラブルの原因になる可能性もあるため注意が必要です。

転職エージェントを利用して転職を成功させるコツ

転職エージェントを利用して転職を成功させるコツは、下記の3つです。

  • 自分自身のキャリアやスキルを具体的に伝える
  • ライフプランを考えた上で相談する
  • 転職の目的や条件を明確にする

転職エージェントを利用して転職を成功させたいなら、成功させるコツを理解しておくことが大切です。他の応募者と差別化するためにも、転職活動前に確認しておきましょう。

自分自身のキャリアやスキルを具体的に伝える

転職エージェントには、自分自身のキャリアやスキルを具体的に伝えることが大切です。キャリアやスキルを具体的に伝えなければ、担当者も条件を絞れず求人を探しづらくなってしまいます。

細かく伝えられれば伝えられるほど、求人を探しやすく条件に合った企業を見つけられる可能性も高いです。転職成功率を高めるためにも、転職エージェントの面談前にスキルの棚卸しや自己分析をしておくことをおすすめします。

ライフプランを考えた上で相談する

転職エージェントを利用する際には、ライフプランも考えた上で相談することが大切です。転職エージェントの担当者は、転職することだけでなく、転職後のキャリアアップなども考えた上で転職先を紹介します。

キャリアアップをしたいかどうかは、ライフプランにも大きく影響します。ライフプランを考えた上で相談しなければ、担当者とのやり取りの回数が多くなり、転職期間が伸びてしまう可能性が高いです。

そのため、キャリアに関することだけでなく、ライフプランに関しても事前に相談しておくことが大切です。

転職の目的や条件を明確にする

転職の目的や条件も明確にしておくことで、転職を成功させられる可能性が高いです。事前に転職の目的や条件を明確にしていなければ、転職活動中や転職後にミスマッチが起きてしまうかもしれません。

転職の目的や条件が明確であればあるほど、応募するかどうかの判断基準も明確になりやすいです。転職活動をスムーズに進めたいと考えているなら、転職の目的や条件も明確にしておきましょう。

転職エージェントにとりあえず登録してみよう

転職するかどうかは決まっていなくても、転職エージェントに登録するメリットは多いです。いつか転職しようと思っているなら、早めに転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

「どの転職エージェントに登録すれば良いかわからない」と悩んでいるなら、マジキャリに登録しましょう。マジキャリでは、最短2ヶ月での転職が可能であり、利用者の満足度も92%と非常に高いです。初回無料でキャリアカウンセリングも行っているため、自身のキャリアに関しても相談できます。

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」