リタリコへ転職するコツは?求人からわかる面接対策や業務内容について解説!

教育や福祉に関連する社会問題を解決していく企業「LITALICO(リタリコ)」の人気は非常に高いです。

リタリコでは問題解決するために、さまざまな事業を展開しており、積極的に採用活動を行っています。

そういった考えをお持ちで、リタリコへの転職を検討している方もいるのではないでしょうか。

本記事では、リタリコの事業内容や転職難易度、転職に成功するコツについて説明します。

LITALICO(リタリコ)の事業内容

LITALICOのビジョンは「障害のない社会をつくる」ことを掲げています。

働くことが困難な方や子どもたちに向けて、8つの事業を展開しています。

  • LITALICOワークス
  • LITALICOジュニア
  • LITALICOワンダー
  • LITALICO発達ナビ
  • LITALICO仕事ナビ
  • LITALICOキャリア
  • LITALICOライフプランニング
  • LITALICO研究所

どのような事業を展開しているのか、以下にて詳しく説明します。

LITALICOワークス

精神障害や発達障害のある方への就労支援サービスです。

パソコンやコミュニティー、面接トレーニングといった職業訓練サービスの提供をしています。

また、障害に対して理解のある企業の求人紹介や、就職後の対人関係サポートなどを行っています。

LITALICOジュニア

発達障害のある未就学児や小中高生が安心して通える幼児教室と学習塾です。

主に学習面・行動面・コミュニケーション面の指導やサポートをしています。

民間の学習塾では診断のないグレーゾーンの子どもたちが通い、一人ひとりに合った教材、教育プログラムを実施しています。

LITALICOワンダー

特定のものには大きな集中力を持ち、能力を発揮する子どもの強みを伸ばす教育として開校されました。

先生の指示だけではなく、子どもが自発的にアイデアを出して作品を造るといったプロセスを重視しています。

アプリやゲーム開発、ロボット製作などを行うモノづくりコース等を実施しています。

LITALICO発達ナビ

発達が気になる子どもの家族を対象に、ユーザー同士のSNS機能や、子育てに関する情報を提供するサービスです。

また、児童発達支援や放課後等デイサービスへ向けた業務の支援サービスの提供、企業に向けて商品開発や研修のサポートをしています。

LITALICO仕事ナビ

働くことに障害のある方に向けて、就労支援施設を検索する機能や、求人情報を紹介している就職情報ポータルサイトです。

LITALICO仕事ナビ上に、施設情報を表示しています。

LITALICOキャリア

メディアを通して、障害福祉分野で働く魅力を多くの人に知ってもらい、その人が幸せに感じる職場とのマッチングサービスの提供を行っています。

自分らしく働ける場所を目指し、困難のある人をサポートすることで、自分自身の幸せにつながる場所を作っていくことを目標にしています。

LITALICOライフプランニング

障害や特性がある人に進路選択や、障害者雇用などの働き方の選択肢をサポートする勉強会を実施しています。

必要な場合は、専門知識をもったコンサルタントとの面談や保険等の見直しが可能です。

LITALICO研究所

社会にある障害や教育、キャリアに関する障害について、クリアにしていくための研究を実施しています。

LITALICO(リタリコ)の中途転職難易度は?

リタリコは、教育・福祉関連の業界の中で、非常に人気です。

その分、中途転職難易度は、職種によっては異なりますが、やや高いと言えます。

以下で紹介する職種の中で、中途採用されやすい職種は以下の2つです。

  • 支援スタッフ
  • 営業・コンサルタント職

上記の2つは未経験を積極的に採用しているため、転職難易度は低いでしょう。

反対にエンジニア職の転職難易度は高いです。

求められるスキルが高く、経験年数も必要になるため、未経験からの転職は難しいでしょう。

転職エージェント末永
転職エージェント末永

弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。


そのため、両方の特徴を把握した上での求人の紹介ができるという強みがあり、実際に書類選考通過率は大手の6倍、内定率は4倍と圧倒的なサポート力が特徴です。

LITALICO(リタリコ)が募集している職種

リタリコが募集している職種は、7つに分かれます。

  • 支援スタッフ
  • 福祉専門職
  • 営業・コンサルタント職
  • マネジメント職
  • 新規事業・経営企画
  • エンジニア職
  • 研究職

7つの職種と、それぞれの仕事内容を説明します。

支援スタッフ

障害などで働くことに困難を抱えている方をサポートする職種です。

教育や就労支援の現場で、一人ひとりの幸せにコミットし、社会との連携をコーディネートします。

個々の特性や障害に合わせた計画の立案や、書類作成などを行います。

福祉専門職

福祉職の経験を活かし、サービスの利用計画を立てたり、さまざまな機関との連携を担当します。

就労移行支援のサービス管理責任者、児童支援の発達管理責任者、相談支援などがあります。

計画の立案や作成の他、モニタリング、地域資源との連携訪問が主な業務内容です。

営業・コンサルタント職

一般の企業や福祉事業所のパートナー開発や、障害のある子どもとその家族の人生設計をサポートします。

また、リタリコのパートナーとなる企業や福祉事業所を開拓して、障害のある人が活躍できる企業や職種を作ります。

マネジメント職

教室や事業所をまとめる教室長やセンター長、エリア単位で複数の事業所をマネジメントするマネージャーがいます。

チームとエリアの目標を達成するために戦略の立案や、社員との個別面談も行います。

新規事業・経営企画

新しいニーズを発見していきサービスを作って事業化します。

それを社会に知ってもらうための計画と実行を行います。

その他にも、学術研究やエビデンスリサーチ業務、企業とのアライアンス構築なども行います。

エンジニア職

Webサービスの企画や開発、教育アプリなどの開発設計を行います。

研究職

対面型支援の効果測定や調査研究、研究内容の発表をします。

LITALICO(リタリコ)に向いている人

リタリコへの転職活動で大切なことは、リタリコの「障害のない社会を作る」というビジョンに共感することです。

共感したうえで、どのような人がリタリコに向いているのか見てみましょう。

  • 福祉や教育に関心がある人
  • 業務と関係のある資格を持っている人
  • マネジメント経験がある人

以下にて詳しく説明します。

福祉や教育に関心がある人

リタリコには、福祉や教育に関心がある人が向いているでしょう。

リタリコは教育や福祉関連の事業を発展させているため、教育・福祉に興味や関心がある人は転職しやすいです。

「社会から障害をなくす」というビジョンに共感できて、就労支援や福祉分野に深く関わって仕事をしたいという方は、面接で高く評価されます。

業務と関係のある資格を持っている人

リタリコには、業務と関係のある資格を持っている人が向いているでしょう。

リタリコの部署によっては異なりますが、保育士や社会福祉士、理学療法士といった教育・福祉に関わる資格を持っていることが応募条件となっています。

実務経験が必要な場合があるので、前職で活かせる経験があればアピールしましょう。

業務経験や資格も大切ですが、障害のある方や子どもたちと関わる際の適切な接し方と、正しい知識も必要になります。

マネジメント経験がある人

リタリコには、過去にマネジメント経験のある人が向いているでしょう。

リタリコのエンジニア職は、Webサービスの企画・開発、教育アプリ・社内インフラの開発設計を担当しています。

そのため、業務に直接関係のある開発経験が3年以上の経験年数と、実績が必要です。

過去にプロジェクトの中心となり成果を出したマネジメント経験がある人は、高く評価してもらえます。

LITALICO(リタリコ)の転職を成功させるコツ

リタリコの転職を成功させるには、3つのコツがあります。

  • 企業のビジョンを理解する
  • 面接対策をする
  • 転職エージェントを活用する

以下にて、詳しく説明します。

企業のビジョンを理解する

2005年に設立されたリタリコは、「世界を変え、社員を幸せに」という理念を掲げています。

この理念をもとに企業のビジョンを理解することが大切です。

また、リタリコの職員は積極性があり、社会を変えるにはどうしたらいいのか日々考えながら働いています。

社会を変えるために行動していく積極性と、企業のビジョンに共感して仕事に取り組む姿勢が必要です。

このような、リタリコの社風に合っている人材かどうかを採用担当者はみています。

面接対策をする

リタリコの面接では、「なぜリタリコに転職したいのか」という質問をよくされます。

この質問に答えられるようにするためには、リタリコの事業内容を理解して、競合となりやすい企業の研究をしましょう。

また、ビジョンの共感が求められますので、答えられるようにしておくことが大切です。

リタリコは、「LITALICO発達ナビ」「LITALICO仕事ナビ」「LITALICOキャリア」の3つの運営事業を中心に、さまざまなサービスを提供しています。

営業利益は右肩上がりで、中でも「プログラミング教育事業」のサービスは、大きな期待を込められています。

リタリコの幅広いサービス展開は今後需要が高まっていくと予想されるでしょう。

そして競合となりやすい企業の他社研究をすることで、志望動機が明確になります。

面接では「なぜ他社ではなく、リタリコに入社したいのか?」という質問をよくされます。

採用担当者がこの質問をする理由は、以下の通りです。

  • 何をやりたいのか?
  • やりたいことを、当社で実現できるのか?
  • 経験・経歴を当社でどのように活かせるか
  • 当社をしっかり理解しているかどうか

質問に答えられるように、リタリコという企業をしっかり理解して、競合となりやすい他社を研究しましょう。

転職エージェントを活用する

リタリコへの転職を成功させるために、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職する際に大切なことは、自己分析をしっかりすることです。

自身では難しい自己分析をプロのスタッフが行うことで、あなたに合った面接対策を実施してくれます。

転職エージェントを利用してみることをおすすめします。

LITALICO(リタリコ)への転職で成功するためには

リタリコへの転職で成功するためには、事業内容を理解し、企業研究をしっかり行うことです。

そして自分のどこが企業にマッチしていて、どのように活躍できるのかを明確にしましょう。

転職エージェントでは、志望する企業を徹底的に分析して、それに合った面接対策の指導をします。

1人で転職活動するのに不安な方は、ぜひ検討してみてください。

弊社エージェントのポイント

❐企業とのつながりが密で豊富な情報を保有
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」