「転職したいけど、何がしたいかわからない…」「求人票を見ても、どこに応募すればいいのか判断できない」「やりたいことが見つからないまま転職活動を始めていいのか不安」そんなふうに悩んでいる人もいるかもしれません。
実は、転職で迷っている人は「やりたいこと」を探すのではなく、「やりたくないこと・嫌な条件」をリストアップして消去法で絞り込む「ネガティブアプローチ」を使うことで、スムーズに応募先を見つけられるのです。
この記事では転職のプロが、何がしたいかわからない状態から抜け出すための5ステップと、やりたくないことから逆算して適職を見つける具体的な方法、転職エージェントの効果的な活用法を紹介します。
- 1 やりたいことが見つからない人に効果的な「ネガティブアプローチ」とは
- 2 やりたくないことから絞り込む!転職成功へのネガティブアプローチ5ステップ
- 3 ネガティブアプローチのより実践的なコツ
- 4 転職したいけど何がしたいかわからなくなる5つの原因
- 5 何がしたいかわからないまま転職活動を進めてしまう3つのリスク
- 6 転職を急ぐべき?それとも待つべき?判断基準を解説
- 7 【年代別】何がしたいかわからない人が意識すべき転職戦略
- 8 やりたいことが明確でない人こそキャリア相談・転職エージェントを活用すべき理由
- 9 転職で何がしたいかわからない人のよくある疑問
- 10 やりたくないことを明確にして、納得できる転職を実現しよう
やりたいことが見つからない人に効果的な「ネガティブアプローチ」とは
転職を考えているものの、「やりたいこと」がわからず、求人を見てもどこに応募すればいいのか迷っていませんか。実は、そんな悩みを解消する考え方があります。それが「ネガティブアプローチ」です。
この方法なら、応募先選びの迷いが減り、転職活動のストレスを最小化できます。
転職では「やりたいことを見つけよう」と言われがちですが、はっきりした目標や強い情熱を持っている人は多くありません。そこで、「やりたいこと」を探すのではなく、「やりたくないこと」や「避けたい条件」を書き出し、それを基準に転職先を絞っていく方法が効果的なのです。
従来のアプローチとネガティブアプローチの違いを以下の表にまとめました。
| アプローチ方法 | 考え方 | 難易度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 従来のアプローチ | 「やりたいこと」を見つけて、それを実現できる企業を探す | 高い | 明確な目標や情熱がある人 |
| ネガティブアプローチ | 「やりたくないこと」を明確にして、それを避けられる企業を選ぶ | 低い | やりたいことが不明確な人 |
「やりたくないこと」や「避けたいこと」は、誰でも思い浮かべやすく、言葉にしやすいものです。そうしたストレスの少ない環境で働いているうちに、「意外とこの仕事は楽しいかもしれない」と感じ、あとから本当にやりたいことが見えてくる場合もあります。
大きな夢や明確な目標がなくても問題ありません。まずは「嫌なことを避ける」という現実的な考え方から、自分に合った転職先を探していきましょう。
やりたくないことから絞り込む!転職成功へのネガティブアプローチ5ステップ
ネガティブアプローチの考え方がわかったところで、より細かい方法を見ていきましょう。「やりたいこと」が不明確でも、条件に合った転職先を効率的に見つける方法があります。
ここからは、具体的な5つのステップについて解説していきます。
- 今の職場で「嫌だと感じること」をすべて書き出す
- 書き出した内容を「環境」「仕事内容」「人間関係」に分類する
- 絶対に避けたい条件に優先順位をつける
- 「避けたい条件」を満たさない求人を絞り込む
- 残った選択肢から「少しでも興味があるもの」を選ぶ
1.今の職場で「嫌だと感じること」をすべて書き出す
まず最初におこなうのは、今の職場やこれまでの仕事で「嫌だ」「つらい」「ストレスを感じた」と思ったことを、思いつく限り書き出すことです。このとき、内容はどんなに小さなことでも問題ありません。
この作業では、どんなに些細なことでも構いません。むしろ、小さなことほど正直に書き出すことが重要です。
参考として、よくある「嫌だと感じやすいこと」の例を、次に紹介します。
- 朝早く起きるのがつらい
- 通勤時間が長くて疲れる
- 上司の指示が曖昧で困る
- 残業が多くてプライベートの時間がない
- ノルマに追われるのがプレッシャー
- 細かい数字のチェック作業が苦痛
- 電話対応が多くて集中できない
- 職場の雰囲気が暗い
- 成果を出しても評価されない
- 同じ作業の繰り返しで飽きる
- 急な予定変更が多くて計画が立てられない
- 人前でプレゼンするのが苦手
仕事内容に限らず、職場の環境や人間関係、働き方など、ストレスに感じていることはすべて書き出してみましょう。大切なのは、「一般的にどう見られるか」ではなく、自分が本当に嫌だと感じているかどうかです。
2.書き出した内容を「環境」「仕事内容」「人間関係」に分類する
ステップ1で書き出した「嫌なこと」は、次に3つのカテゴリーに分けて整理していきます。こうすることで、自分がどんな点に強いストレスを感じているのかがわかりやすくなります。
やり方はとてもシンプルです。書き出した内容を1つずつ見ながら、次の3つのうち、どれに当てはまるかを振り分けていくだけです。
このあと、3つのカテゴリーと具体的な例を表で紹介します。
| カテゴリー | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 環境 | 働く場所・時間・給与・制度など物理的な条件 | 通勤時間が長い 残業が多い 給与が低い 休みが取りにくい 転勤がある |
| 仕事内容 | 業務の種類・進め方・責任範囲など | ノルマがきつい 細かい作業が多い 同じ作業の繰り返し、急な予定変更が多い 電話対応が多い |
| 人間関係 | 上司・同僚・顧客との関わり方、社風など | 上司の指示が曖昧 職場の雰囲気が暗い 評価してもらえない チームワークがない |
分類してみると、「仕事内容よりも職場の環境に強いストレスを感じていた」「一番つらかったのは人間関係だった」といったことに気づくようになります。この気づきは、次のステップで優先順位を決めるうえで、とても大切な判断材料になります。
もし分けにくい項目があっても、深く悩む必要はありません。自分の感覚で「こちらに近いかな」と思うところに振り分ければ問題ないですよ。
3.絶対に避けたい条件に優先順位をつける
分類した「嫌なこと」の中から、次は「これは絶対に避けたい」という条件に優先順位をつけていきます。
なぜなら、すべての希望を満たす完璧な会社は存在しないからです。転職では、どこかで割り切りが必要になります。だからこそ、「ここだけは譲れない」というポイントをはっきりさせておくことが大切です。
このあと、優先順位のつけ方を表でわかりやすくまとめています。
| 優先度 | 判断基準 | 転職での扱い方 |
|---|---|---|
| 絶対に避けたい | これがあると耐えられない、心身に悪影響が出る | この条件がある企業は応募しない |
| できれば避けたい | ストレスは感じるが、他の条件が良ければ我慢できる | 他の魅力があれば応募を検討する |
| 妥協できる | 多少気になるが、転職の決め手にはならない | 気にせず応募する |
たとえば、「残業が多い」「転勤がある」「ノルマのプレッシャーが強い」といった嫌な条件がある場合、絶対に避けたいものは最初から選択肢から外します。
一方で、「できれば避けたい」程度の条件は、他の面が良ければ検討しても問題ありません。
優先順位をつけるときは、「これが改善されれば、今より楽になる」と感じるものから並べるのがポイントです。まずは上位3つを決めておくと、それが転職活動の判断基準になります。
4.「避けたい条件」を満たさない求人を絞り込む
優先順位をつけた「避けたい条件」をもとに、実際に求人を絞り込んでいきます。ここからは、転職サイトや転職エージェントを使った具体的な行動に移るステップです。
絞り込みの手順は、「絶対に避けたい条件」に該当する求人を除外していくというシンプルなものです。積極的に「これがやりたい」と選ぶのではなく、「これは嫌だから除外」という消去法で進めていきます。
- 転職サイトの検索機能を使う:「残業時間」「勤務地」「転勤の有無」「給与」などの条件で絞り込む
- 求人票の詳細を確認する:「営業ノルマあり」「シフト制」「フレックスタイム制」など、働き方の記載をチェック
- 企業の口コミサイトを見る:実際の残業時間、社風、評価制度など、求人票に書かれていない情報を確認
- 転職エージェントに条件を伝える:「避けたい条件」を具体的に伝えて、該当しない求人だけを紹介してもらう
たとえば、「残業月40時間以上は絶対に避けたい」という条件なら、求人検索で「残業時間:月20時間以内」などのフィルターをかけます。「ノルマがプレッシャーになるのが嫌」なら、「反響営業(既存顧客対応中心)」や「カスタマーサクセス」など、ノルマが厳しくない職種を中心に探します。
この段階では、「興味があるかどうか」はまだ考えなくて大丈夫です。まずは「避けたい条件に該当しない求人」を集めることに集中しましょう。
5.残った選択肢から「少しでも興味があるもの」を選ぶ
ステップ4で絞り込んだ求人の中から、最後に「少しでも興味がある」「やってみてもいいかも」と思えるものを選びます。「強い情熱」や「確信」は必要なく、「まあ、悪くないかな」「これならできそう」くらいの感覚で十分です。
なぜなら、消去法で残った選択肢は、すでに「大きなストレス源がない企業」だからです。少なくとも「絶対に避けたい条件」は含まれていないので、今よりも働きやすい環境である可能性が高いのです。
- 仕事内容: 完全に理解できなくても「面白そうかも」と感じるか
- 業界・商品: まったく知らない分野でも「ちょっと調べてみたい」と思えるか
- 企業の雰囲気: 求人票や企業サイトを見て「こういう環境なら働けそう」と感じるか
- キャリアパス: 「この先、こんなふうに成長できるかも」とイメージできるか
「絶対に嫌だ」と感じない求人であれば、応募して問題ありません。実際に話を聞いてみて、「意外と合いそう」と感じることもあります。
反対に、条件が良くても強い違和感があるなら無理に応募する必要はありません。完璧を求めすぎず、「まずは話を聞いてみる」くらいの気持ちで、2〜3社に応募してみましょう。
エージェントは膨大な求人データベースの中から、条件に合った企業だけを提案してくれるため、自分で探すよりもはるかに効率的です。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビ転職エージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
転職エージェントの使い方や選び方に関する詳しい情報について下記の記事で紹介しています。
ネガティブアプローチのより実践的なコツ
5ステップの流れがわかったところで、「実際にやってみようとしたら、どう書けばいいか迷ってしまった」という人もいるかもしれません。
ここからは、ネガティブアプローチをより効果的に実践するための具体的なコツを解説していきます。
【具体例】嫌なことリストの作り方
「嫌なことを書き出す」と言われても、最初は何から書けばいいのか迷ってしまうものです。そこで、実際に書き出しやすい具体例を紹介します。
以下のカテゴリー別に、自分が当てはまるものをチェックしていくだけで、嫌なことリストが完成します。
嫌なことリストの具体例を以下の表にまとめました。
| カテゴリー | 具体例 |
|---|---|
| 働く時間・場所 | 朝7時までに出社、通勤時間が片道1時間以上、残業が月30時間超、土日祝日出勤、転勤の可能性、リモート不可 |
| 仕事の進め方 | 厳しいノルマ、新規開拓営業、急な予定変更、細かい事務作業、同じ作業の繰り返し、クレーム対応 |
| 人間関係・社風 | 上司の指示が曖昧、成果を評価されない、雰囲気が暗い、飲み会強制、体育会系のノリ、年功序列 |
この例を見ながら、「これは嫌だ」と感じる項目をピックアップしてください。さらに、自分独自の「嫌なこと」があれば、自由に追加していきましょう。
書き出す際は、「こんな理由で嫌がるのは甘えかな」などと考える必要はありません。本当にストレスを感じることを、正直に書き出すことが最も重要です。
条件を分類する際のポイントと注意点
嫌なことを書き出したら、それを「環境」「仕事内容」「人間関係」に分類していきますが、この作業で迷ってしまう人も少なくありません。
ここでは、スムーズに分類するためのポイントと、よくある失敗パターンを紹介します。
分類する際のポイントと注意点を以下の表にまとめました。
| ポイント・注意点 | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 具体的に書く | 漠然とした表現だと、後で求人を絞り込む際に判断できない | ×「人間関係が嫌」⇒○「上司からの指示が曖昧で困る」 |
| 複数に当てはまってもOK | 1つの項目が複数のカテゴリーに関連していても問題ない | 「評価されない」⇒人間関係と仕事内容の両方に該当 |
| 感情ではなく事実で書く | 「ムカつく」ではなく、何が起きているのかを書く | ×「上司がムカつく」⇒○「上司が感情的に怒鳴る」 |
特に大切なのは、「できるだけ具体的に書く」ことです。たとえば、「人間関係が嫌」というだけでは、上司なのか同僚なのか、取引先との関係なのかがわかりません。
「上司の指示が曖昧で、何度も確認しないと仕事が進まない」など、何が問題なのかをはっきりさせることで、求人を見るときに「この会社は合いそうか」を判断しやすくなります。
細かく分けようと悩みすぎず、「このあたりかな」という感覚で進めていきましょう。
求人票から「避けたい条件」を判断するポイント
嫌なことリストと優先順位が決まったら、実際に求人票を見て「この企業は避けたい条件に該当するか」を判断していきます。
ただ、求人票にはすべての情報が載っているわけではありません。どこを見れば判断できるのか、チェックすべきポイントを知っておくことが重要です。
求人票でチェックすべきポイントを以下の表にまとめました。
| 避けたい条件 | 求人票のチェック箇所 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 残業が多い | 月平均残業時間、みなし残業の有無 | 「月平均30時間」など具体的な数字があるか。記載がない場合は要注意 |
| 通勤時間が長い | 勤務地、最寄り駅からの距離 | 自宅から通勤可能な範囲か、転勤の可能性も確認 |
| ノルマが厳しい | 営業スタイル(新規開拓/既存顧客対応)、評価制度 | 「反響営業」「カスタマーサクセス」はノルマが比較的緩い |
| 評価されない | 評価制度、キャリアパス、昇給実績 | 「実力主義」「年2回の評価面談」など具体的な記載があるか |
| 社風が合わない | 企業理念、社員インタビュー、写真 | 「風通しが良い」「フラットな組織」などの表現や社内の雰囲気 |
求人票に記載がない情報は、企業の口コミサイト(OpenWork、転職会議など)で確認するのも効果的です。実際に働いている人や退職者の声から、残業時間や社風のリアルな情報がわかります。
また、「アットホームな職場」「やりがいのある仕事」など、抽象的な表現ばかりで具体的な数字や制度の記載がない求人は要注意です。都合の悪い情報を隠している可能性があります。
転職エージェントに「やりたくないこと」を伝える方法
転職エージェントを活用する際、「やりたいことが明確でないと相談しにくい」と感じる人も多いのですが、その心配は不要です。
エージェントは「やりたくないこと」をもとに求人を絞り込むことにも慣れています。むしろ、避けたい条件を具体的に伝えることで、ミスマッチのない求人紹介が可能になります。
エージェントへの効果的な伝え方を以下にまとめました。
| 伝え方のポイント | 具体例 |
|---|---|
| 正直に「やりたいことが不明確」と伝える | 「やりたいことがはっきりしていないのですが、避けたい条件は明確です」 |
| 避けたい条件を優先順位付きで伝える | 「絶対に避けたいのは残業月30時間超です。次に避けたいのは転勤です」 |
| 過去のストレス経験を具体的に話す | 「前職では上司の指示が曖昧で苦労しました。指示が明確な環境を希望します」 |
| 「少しでも興味がある」程度でOK | 「この業界は詳しくないですが、話を聞いてみたいです」 |
エージェントとの面談では、「こんなことを言ったら呆れられるかな」と心配する必要はありません。「朝が弱いので始業9時以降がいい」「電話対応が苦手」といった本音も、遠慮せず伝えてください。
むしろ、曖昧な希望を伝えるよりも、具体的な「避けたい条件」を共有したほうが、エージェントは条件に合った求人を見つけやすくなります。
転職エージェントの利用に不安がある人は、以下の記事も参考にしてください。
転職したいけど何がしたいかわからなくなる5つの原因
ネガティブアプローチの実践方法がわかったところで、ここで1つ疑問が浮かぶかもしれません。そもそもなぜ「何がしたいかわからない」という状態になってしまうのでしょうか。
原因を理解しておくことで、今後同じ悩みに陥らないための対策が見えてきます。ここからは、よくある5つの原因について解説していきます。
1.業界や職種についての情報・理解が不足している
「何がしたいかわからない」という人の多くは、世の中にどんな仕事があるのかを十分に知らないケースが多いのです。知らない仕事に興味を持つことは難しいでしょう。
業界・職種の情報不足による問題を以下の表にまとめました。
| 状況 | 問題点 | 具体例 |
|---|---|---|
| イメージだけで判断 | 実際の仕事内容を知らずに「自分には合わない」と決めつける | 「営業は飛び込みばかり」と思い込んで選択肢から外す |
| 選択肢が狭い | 知っている職種だけで判断して、他の可能性を見ていない | 「事務職」の中にも一般事務、経理事務、人事などさまざまな種類がある |
| キャリアパスが見えない | その仕事に就いた後、どう成長できるかわからない | 「将来どうなれるのか」が見えないと選びにくい |
たとえば、「営業」には飛び込み営業だけでなく、既存顧客中心の「反響営業」や「カスタマーサクセス」などさまざまな種類があります。「事務職」も一般事務、経理事務、人事、総務など、業務内容がまったく異なります。
情報不足を解消するには、転職サイトでさまざまな職種を眺める、転職エージェントに「こんな仕事もある」と教えてもらうなどの方法が有効です。知らなかった仕事の中に、合ったものが隠れているかもしれません。
客観的な視点でアドバイスをもらうことで、自分では気づかなかった適性や可能性が見えてくることもあります。
詳しいカウンセリングの内容や活用方法については、以下の記事も参考にしてください。
2.自分の得意・不得意が言語化できていない
自分の「得意なこと・不得意なこと」「やりがいを感じること」が言語化できていないと、やりたいことは見つかりにくいものです。
ただし、ネガティブアプローチでは「得意を活かす」よりも「苦手・嫌なことを避ける」ことを重視するため、完璧な自己分析は必要ありません。
自己理解不足による問題を以下の表にまとめました。
| 問題 | 影響 | 対処法 |
|---|---|---|
| 得意なことがわからない | 自分に合う仕事の判断ができない | 過去に褒められたこと、うまくいったことを振り返る |
| やりがいがわからない | 仕事選びの軸が定まらない | 嫌なこと・苦痛に感じることから逆算する |
| 強みが言語化できない | 面接でアピールできない | 「人よりもうまくできること」を具体的に書き出す |
自己分析というと「強み」や「価値観」を掘り下げる作業を想像しますが、それが難しい人は「苦手なこと」「ストレスを感じること」を明確にするだけでも十分です。
たとえば、「細かい作業が苦手」なら事務職より営業職やクリエイティブ職が向いているかもしれません。「人前で話すのが苦手」なら、プレゼンが少ない職種を選ぶことで働きやすくなります。
「得意」がわからなくても、「苦手・嫌なこと」を避けるだけで、自分に合った環境を見つけることができます。
3.転職の失敗を過度に恐れている
失敗を恐れるあまり、「完璧な答え」を求めすぎて動けなくなってしまう人も少なくありません。
「転職に失敗したらどうしよう」「次の会社が合わなかったらどうしよう」という不安が先行し、やりたいことがあっても行動に移せないのです。
失敗を恐れることによる問題を以下の表にまとめました。
| 恐れている内容 | 結果 | 考え方の転換 |
|---|---|---|
| 転職そのものの失敗 | 現状維持を選び、行動できない | 転職に「正解」はない。選んだ道を正解にしていく |
| 人間関係の不安 | 「合わなかったら」と考えすぎる | 事前に社風や面接で雰囲気を確認することはできる |
| スキル不足の心配 | 「自分には無理」と挑戦を避ける | 未経験歓迎の求人や、研修制度が充実した企業もある |
転職に「絶対に成功する方法」は存在しません。しかし、「絶対に失敗しない」ことを目指す必要もないのです。大切なのは、「後悔しない選択」をすることです。
失敗を恐れすぎると、何もしないまま時間だけが過ぎていきます。そして「あの時挑戦しておけばよかった」と、後悔する可能性の方が高くなります。
4.周囲の意見や「~すべき」に縛られている
「大手企業に就職すべき」「正社員であるべき」「安定した職業を選ぶべき」といった「べき論」に縛られていると、自分が本当にやりたいことが見えなくなります。
他人や世間の価値観で人生の選択をしてしまい、そこに自分の意志が含まれていないのです。
「べき論」に縛られることによる問題を以下の表にまとめました。
| 「べき論」の例 | 問題点 | 本来考えるべきこと |
|---|---|---|
| 大手企業に就職すべき | 自分に合わない環境でも「大手だから」と我慢してしまう | 自分が働きやすい環境はどこか |
| 正社員であるべき | 契約社員や派遣など、他の働き方を検討できない | 自分のライフスタイルに合った働き方は何か |
| 年収〇〇万円以上稼ぐべき | 本当はやりたい仕事があっても、給与だけで判断する | 自分が大切にしたい条件は何か |
転職は人生を左右する決断です。これほど重要な決断を、他人の価値観に委ねてはいけません。
周囲の人は善意でアドバイスしてくれますが、その人たちは人生に責任を持ってくれるわけではありません。最終的に選択した結果を引き受けるのは、自分自身です。
「自分は自分、他人は他人」と割り切り、「自分がどうしたいか」を基準に決断してください。そのためにも、ネガティブアプローチで「自分が避けたいこと」を明確にすることが重要なのです。
5.そもそも本気で転職したいと思っていない
転職したいけど何がしたいかわからないと悩んでいる人の中には、実はそこまで本気で転職したいと思っていないケースもあります。
「今の仕事に飽きたから転職しようかな」「条件が良い会社があれば転職したいな」程度の動機では、なかなか行動に移せません。
転職の本気度が低い場合の問題を以下の表にまとめました。
| 状況 | 問題点 | 確認すべきこと |
|---|---|---|
| なんとなく転職したい | 転職の目的が曖昧で行動できない | 今の職場の何が不満なのか |
| 条件が良ければ転職したい | 受け身の姿勢で機会を逃す | 転職で何を実現したいのか |
| 一時的な感情で考えている | 「上司がうざい」など短期的な不満だけ | 根本的な問題なのか、一時的なものか |
理由がはっきりしないまま転職すると、ミスマッチが起きたり、短期離職につながることがあります。まずは「なぜ転職したいのか」を整理しましょう。
たとえば、上司への不満の裏に「指示が曖昧で仕事が進まない」といった具体的な問題があるなら、転職で解決できる可能性があります。
一方、気分的な落ち込みが原因なら、今の職場で改善を考えたほうがよい場合もあります。転職の必要性を見極めることで、「今動くべきか」が見えてきます。
プロのキャリアアドバイザーと話すことで、自分では気づかなかった「避けたい条件」や「転職すべきタイミング」が明確になることも多いのです。
特に、以下のような大手エージェントは、やりたいことが不明確な状態での相談にも慣れており、丁寧にヒアリングしながら一緒に整理してくれます。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビ転職エージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
何がしたいかわからないまま転職活動を進めてしまう3つのリスク
ここまで、ネガティブアプローチの方法と、何がしたいかわからなくなる原因を解説してきました。では、もし何がしたいかわからないまま転職活動を進めてしまうと、どうなるのでしょうか。
起こりうる3つのリスクを知っておくことで、「やはりしっかり準備してから動こう」という意識が高まります。ここからは、よくある失敗パターンについて解説していきます。
1.選考で志望動機が語れず内定が出ない
やりたいことが明確でないまま転職活動をすると、転職の軸が定まらず、面接で「なぜこの会社なのか」「入社して何をしたいのか」といった質問に答えられません。
採用担当者から見ても、軸が定まっていない人は一目瞭然です。そのような人を採用しようとは思いません。
軸が定まっていない状態の例を以下の表にまとめました。
| 状況 | 問題点 | 採用担当者の印象 |
|---|---|---|
| 手当たり次第に応募 | 少しでも気になった企業に応募してしまう | 「どこでもいいのでは?」と思われる |
| 応募先が見つからない | そもそも何に応募すればいいかわからない | 転職活動が進まない |
| 条件の良い会社に目移り | 一貫性がなく、軸がブレる | 「本当にうちに来たいのか?」と疑われる |
面接では「志望動機」「転職理由」「入社後にやりたいこと」を必ず聞かれます。これらの質問に一貫性を持って答えられなければ、内定は出ません。なぜなら「入社して何をやりたいのか」「どのように会社に貢献してくれるのか」が伝わらないからです。
ネガティブアプローチで「避けたい条件」を明確にしておけば、「前職では〇〇で困っていたので、それを改善できる御社に魅力を感じました」という形で、説得力のある志望動機を作ることができます。
2.入社後にミスマッチを感じて早期離職する
やりたいことがわからないまま転職をすると、入社後に「なんか違う…」「こんなはずではなかった」とミスマッチを感じるリスクが高くなります。
そして、入社後のミスマッチは早期離職を引き起こす大きな原因となります。
入社後のミスマッチの例を以下の表にまとめました。
| ミスマッチの例 | 原因 | 結果 |
|---|---|---|
| 仕事内容が合わない | コミュニケーションが苦手なのに営業職を選んだ | 日々の業務がストレスになる |
| 働き方が合わない | 残業を避けたいのに、残業が多い会社に入った | ワークライフバランスが崩れる |
| 社風が合わない | 体育会系のノリが苦手なのに、そういう会社に入った | 職場に馴染めず孤立する |
しっかりと自己分析をおこない、「自分が避けたいこと」を明確にしておけば、ミスマッチの確率を格段に下げることができます。
やりたいことがわからないまま転職してしまうと、転職後も「自分が本当にやりたいことは何だろう」というモヤモヤが消えません。そして、また「転職したい」という気持ちが湧いてきてしまいます。
その原因は環境が変わっただけで、根本の悩みが解決されていないからです。だからこそ、転職前にネガティブアプローチで「避けたいこと」を明確にし、同じ失敗を繰り返さないことが重要なのです。
早期離職や転職回数に不安がある人は、以下の記事も参考にしてください。
3.転職を繰り返し、キャリアの選択肢が狭まる
やりたいことがわからないまま転職すると、不安と感じてまた転職を考える、この繰り返しになるリスクがあります。そして、転職を繰り返すことで、将来の選択肢はどんどん狭まっていきます。
転職を繰り返すことによる影響を以下の表にまとめました。
| 転職回数 | 採用担当者の印象 | 影響 |
|---|---|---|
| 2回目 | 「少し気になるが、理由次第では問題ない」 | まだ選択肢は広い |
| 3回目以降 | 「またすぐ辞めるのでは?」と警戒される | 書類選考で落とされやすくなる |
| 短期離職の繰り返し | 「仕事が続かない人」と判断される | 応募できる求人が大幅に減る |
転職そのものは悪いことではありませんが、理由があいまいなまま短期離職を繰り返すと、「またすぐ辞めるのでは」と見られやすくなります。
その結果、選考に通りにくくなり、本当にやりたい仕事が見つかったときに選択肢が減ってしまうこともあります。
将来の可能性を狭めないためにも、最初の転職で「避けたい条件」をはっきりさせ、ミスマッチを防ぐことが大切です。
転職を急ぐべき?それとも待つべき?判断基準を解説
「何がしたいかわからない」状態で転職するリスクはわかったけれど、今すぐ転職すべきなのか、それともじっくり考えてから動くべきなのか迷っていませんか。
実は、状況によっては「やりたいことが不明確でも、今すぐ転職すべき」場合と、「焦らずに準備してから動いた方がいい」場合があります。ここからは、その判断基準について解説していきます。
1.今すぐ転職すべき3つのサイン
以下の3つのサインに当てはまる場合は、やりたいことが不明確でも、今すぐ転職活動を始めるべきです。我慢を続けることで、取り返しのつかない状況になる可能性があります。
今すぐ転職すべきサインを以下の表にまとめました。
| サイン | 具体例 | 理由 |
|---|---|---|
| 精神的・身体的に限界 | ハラスメント、過労、うつ症状、不眠 | 心身の健康が最優先。働けなくなる前に環境を変えるべき |
| 生活が維持できない収入 | 生活費がギリギリ、貯金ができない | 予期せぬ出費で生活が破綻するリスクがある |
| 明確なキャリアダウン | スキルが身につかない、市場価値が下がる | 年齢を重ねるほど転職が難しくなる |
特に、精神的・身体的に限界を感じている場合は、「やりたいこと」を探す余裕すらありません。まずは環境を変えることを最優先にしてください。
体調を崩して働けなくなってしまうと、転職活動どころではなくなります。心と体は、仕事をする上で一番大切な資本なのです。
退職を検討している人は、失業保険の手続きについても以下の記事で確認しておくとよいでしょう。
2.転職を焦らなくても良い5つのケース
一方で、以下のケースに当てはまる場合は、焦って転職する必要はありません。じっくりと自己分析や情報収集をしてから動いたほうが、後悔のない転職ができます。
- 現職に大きな不満がない: 「なんとなく転職したい」程度なら、今の環境で改善できることがないか考える
- やりがいを見出せる可能性がある: 配置転換や業務内容の変更で、満足できる可能性がある
- ワークライフバランスが取れている: プライベートの時間が確保でき、心身の健康が保たれている
- 人間関係が良好: 上司や同僚との関係が良く、働きやすい環境がある
- スキルアップの機会がある: 今の会社で学べることがまだあり、市場価値を高められる
これらに当てはまる場合、今の環境は決して悪くありません。「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、他社が良く見えるだけかもしれません。 焦って転職した結果、今より悪い環境になってしまう可能性もあります。
ただし、「まだ我慢できる」という理由だけで現状維持を選ぶのは危険です。我慢の限界が来る前に、早めに行動することも大切です。
精神的・身体的に限界を感じている場合の対処法
人間関係、激務、ハラスメントなどで精神的・身体的に限界を感じている場合、最悪のケースでは体調を崩して働けなくなる可能性があります。この状況では、やりたいことが不明確でも、すぐに行動を起こすべきといえます。
- まずは退職を優先する: 心身の健康が最優先。転職先が決まっていなくても、退職を検討する
- 休職制度を確認する: 退職前に、休職できるか会社の制度を確認してみる
- 転職活動は並行で進める: 可能であれば在職中に転職活動を始め、次を決めてから退職する
- 失業保険の活用を考える: 退職後の生活費として、失業保険の受給を検討する
- 専門機関に相談する: うつ症状がある場合は、医療機関やカウンセリングを受ける
仕事を苦痛に感じるようになるとストレスが増加し、身体的・精神的な健康に悪影響を及ぼします。長期にわたるストレスは、体調不良やうつ症状などを引き起こすリスクがあります。
心と体は、何よりも大切な資本です。精神的にしんどい場合は、我慢をしすぎずに転職を視野に入れましょう。
退職後の生活費や失業保険の手続きについては、以下の記事も参考にしてください。
【年代別】何がしたいかわからない人が意識すべき転職戦略
ネガティブアプローチはすべての年代に有効ですが、20代・30代・40代では、企業が求めるものや転職市場での立ち位置が大きく異なります。
年代に応じた戦略を理解しておくことで、転職の成功確率を高めることができます。ここからは、年代別の転職戦略について解説していきます。
20代:ポテンシャル重視の時期は「避けたい環境」を明確に
20代の転職は、スキルや経験よりも「ポテンシャル」が重視される時期です。そのため、やりたいことが不明確でも、転職しやすいタイミングと言えます。
- 「どんな環境で働きたくないか」を明確にする: スキルよりも、働く環境や条件を重視して選ぶ
- 未経験職種にも挑戦できる: ポテンシャル採用なので、業界・職種を変えるチャンスがある
- 将来のありたい姿を語る: 「3年後・5年後にこうなりたい」という成長意欲を伝える
- 短期離職は慎重に: 1年未満の退職は印象が悪いため、最低1年は続けたい
20代は「この人を育てたい」と思ってもらえるかがポイントです。明確なスキルがなくても、「前職では残業が多くて辛かったので、ワークライフバランスが取れる環境で長く働きたい」という形で、避けたい条件と成長意欲を伝えれば評価されます。
また、20代は未経験職種への転職がしやすい時期です。ネガティブアプローチで「営業のノルマがプレッシャー」とわかったなら、事務職やクリエイティブ職など、まったく違う職種にも挑戦できます。
20代の転職戦略については、以下の記事も参考にしてください。
30代:スキルと経験を活かせる「消去法」の使い方
30代の転職は、20代とは状況が異なり、「即戦力」として活躍できるかが重視されます。ポテンシャルではなく、これまでのスキルや経験が評価のポイントになります。
30代の転職で意識すべきポイントを以下の表にまとめました。
| ポイント | 内容 | 具体的な行動 |
|---|---|---|
| スキルの棚卸しをする | 今までの経験で身につけたスキルを言語化する | 「なぜその成果を出せたのか」を分析する |
| 同業界・同職種を軸にする | 完全未経験転職は難易度が高い | 「営業→営業」「事務→事務」など職種を変えない |
| 異業界×同職種は可能 | 職種が同じなら業界を変えられる | 「IT業界の営業→不動産業界の営業」など |
| マネジメント経験をアピール | チームリーダーや後輩指導の経験があれば強み | 具体的な人数や成果を伝える |
30代の転職では、これまでの経験やスキルを活かせる職場を選ぶことが大切です。 「避けたい条件」を明確にし、それに当てはまらない企業を、今の職種のまま探していきましょう。
たとえば、残業を避けたいなら残業の少ない会社を選び、指示の曖昧さが不満なら業務フローが整った会社を選びます。職種を変えず環境を変える転職なら、30代でも成功しやすくなります。
30代の転職戦略やスキル不足の不安については、以下の記事も参考にしてください。
40代以降:職種を変えず「嫌な条件」だけ避ける戦略
40代以降の転職は、企業から求められるスキルや経験のレベルが高く、難易度が上がります。しかし、これまで培ってきた専門性を活かせる転職先を選べば、十分に成功の可能性があります。
- 職種は変えない: 今までと同じ職種で、専門性を最大限にアピールする
- 「働く環境・条件」だけを改善する: 仕事内容は変えず、残業時間や通勤時間など条件面を変える
- マネジメント経験を前面に出す: チームマネジメントや組織運営の経験は大きな強み
- 即戦力であることを証明する: 「入社後すぐに成果を出せる」ことを具体的に伝える
- 業界内での転職を優先する: 同業界であれば、業界知識や人脈も活かせる
40代以降は「未経験歓迎」の求人は少なくなります。そのため、ネガティブアプローチで「避けたい条件」を明確にしたら、職種は変えずに、その条件だけを改善できる企業を探すのが現実的な戦略です。
たとえば、「今の会社は残業が多すぎる」なら、同じ職種で「残業が少ない会社」を探す。「転勤が嫌」なら、「転勤なしの同業他社」を選ぶ、といった形です。
年代によって強みを持つエージェントは異なりますが、まずは求人数が多い大手エージェントに登録しておくことで、幅広い選択肢の中から「避けたい条件」に該当しない求人を見つけやすくなります。
特に以下の3社は、全年代に対応しており、やりたいことが不明確な状態でも親身に相談に乗ってくれます。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビ転職エージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
やりたいことが明確でない人こそキャリア相談・転職エージェントを活用すべき理由
ここまで、ネガティブアプローチの実践方法や年代別の戦略を解説してきました。しかし、1人ですべてを進めるのは不安という人も多いのではないでしょうか。
実は、やりたいことが明確でない人こそ、転職エージェントのキャリア相談を活用すべきです。「やりたいこと」がなくても相談できる理由と、おすすめのエージェントについて解説していきます。
【20代向け】未経験・ポテンシャル採用に強いエージェント
20代でやりたいことが不明確な場合、未経験職種への挑戦やポテンシャル採用に強いエージェントを活用することで、選択肢を広げることができます。
20代向けエージェントの特徴を以下の表にまとめました。
| UZUZ | ハタラクティブ | マイナビジョブ20’s | |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 既卒・第二新卒に特化、手厚いサポート | 未経験歓迎求人が豊富、最短2週間で内定 | 20代専門、適性診断が充実 |
| おすすめポイント | 1人あたり平均12時間以上のサポート。ブラック企業を徹底排除 | 「やりたいことがわからない」相談に慣れている | 自己分析ツールで「避けたいこと」が明確になる |
これらのエージェントは、「やりたいことがわからない」という相談に慣れており、キャリア面談で「避けたい条件」を整理しながら、条件に合った求人を提案してくれます。
20代は選択肢が多い時期だからこそ、プロのサポートを受けながら、後悔しない選択をすることが大切です。
第二新卒の転職活動については、以下の記事も参考にしてください。
【全年代向け】求人数が多く選択肢を広げられるエージェント
やりたいことが不明確な場合、まずは多くの求人を見て選択肢を広げることが重要です。求人数が多い大手エージェントを活用することで、ネガティブアプローチで絞り込む数を増やせます。
- 圧倒的な求人数で選択肢が広がる: 消去法で絞り込む際、母数が多いほど最終的な選択肢も増える
- 業界・職種の幅が広い: さまざまな業界・職種の求人があるため、知らなかった仕事に出会える
- 転職ノウハウが豊富: 大手ならではの実績とデータで、的確なアドバイスがもらえる
- 非公開求人が多い: 一般には公開されていない優良求人を紹介してもらえる
これらのエージェントは、「避けたい条件」を伝えることで、膨大な求人の中から効率的に絞り込んでくれます。
特に、やりたいことがわからない状態では、エージェントとの面談で「どんな条件は避けたいか」を丁寧にヒアリングしてもらい、知らない業界や職種の提案を受けることで、新たな選択肢が見えてくることも多いのです。
転職エージェントの基本的な使い方や選び方については、以下の記事も参考にしてください。
【ハイクラス向け】市場価値を確認できるスカウト型サービス
やりたいことが不明確でも、「自分の市場価値」や「企業から求められているスキル」を知ることで、転職の方向性が見えてくることがあります。
スカウト型サービスを活用するメリットを以下の表にまとめました。
| メリット | 内容 | 活用方法 |
|---|---|---|
| 客観的な市場価値がわかる | どんな企業からスカウトが来るかで、自分の評価がわかる | 「自分はこういう企業に求められているんだ」という気づき |
| 待ちの転職活動ができる | 登録しておけば企業側からアプローチが来る | 在職中でも無理なく転職活動を進められる |
| 非公開の優良求人に出会える | スカウト限定の求人も多い | 自分では見つけられなかった選択肢が見つかる |
やりたいことがわからない人にとって、「企業がどんな人材を求めているか」を知ることは、自分の強みや方向性を見つけるヒントになります。
「こんな業界から声がかかるんだ」「このスキルが評価されるんだ」という発見から、転職先のイメージが具体的になることも多いのです。
また、スカウト型なら「とりあえず登録して様子を見る」という使い方もできます。今すぐ転職するつもりがなくても、自分の市場価値を確認する目的で登録しておくのもおすすめです。
おすすめの転職エージェントランキングや評判については、下記の記事も参考にしてみてください。
転職で何がしたいかわからない人のよくある疑問
ここでは転職で何がしたいかわからない人のよくある質問をまとめました。
ネガティブな転職理由も、ポジティブな言葉で伝えれば立派な志望動機になります。壮大な夢がなくても、「今より働きやすい環境で長く働きたい」という動機で十分伝わります。
「上司との関係が悪い」⇒「風通しの良い組織で働きたい」、「給料が低い」⇒「成果を評価してもらえる環境で働きたい」のように言い換えるだけで、立派な転職理由になります。
この記事で紹介した「嫌なこと・避けたいことをリストアップする」方法も、立派な自己分析です。むしろ、苦手なことや避けたいことの方が簡単に言語化できるため、効率的に転職活動を進められます。
焦って大量に応募するより、5〜10社に絞って丁寧に応募するほうが効率的だと考えてください。転職エージェントを活用すれば、条件に合った求人だけを紹介してもらえるため、さらに効率が上がります。
やりたくないことを明確にして、納得できる転職を実現しよう
ここまで、「転職で何がしたいかわからない」という悩みを解決するためのネガティブアプローチについて解説してきました。
「やりたいこと」を探す必要はありません。「やりたくないこと・避けたい条件」を明確にして、それを避ける形で転職先を選ぶというシンプルな方法で、条件に合った環境は見つかります。
この記事で紹介した5つのステップを振り返ります。
- 今の職場で「嫌だと感じること」をすべて書き出す
- 書き出した内容を「環境」「仕事内容」「人間関係」に分類する
- 絶対に避けたい条件に優先順位をつける
- 「避けたい条件」を満たさない求人を絞り込む
- 残った選択肢から「少しでも興味があるもの」を選ぶ
壮大な夢や情熱的な目標がなくても大丈夫です。まずは「嫌なことを避ける」という現実的なアプローチから始めましょう。そして、ストレス源のない環境で働くうちに、「これは意外と面白いかも」と、後から「やりたいこと」が見えてくることも多いのです。
納得できる転職を実現するために、まずは「嫌なことリスト」を書き出すことから始めてみましょう。












































