出版業界の市場動向と転職市場について

こんにちは。

出版業界の動向と、転職市場について、お答えさせていただきます。

まず、出版業界についてですが、電子書籍やＷＥＢコンテンツの台頭などの理由から書籍・雑誌の売り上げは年々低下しており、全国の書店数も逓減している、縮小傾向にある業界であることは間違いありません。

しかし、出版業界もＷＥＢサイトの運営や、デジタルコンテンツの配信など、紙媒体以外の道を模索している途中にあり、業界全体が変革している状況です。

また、出版業以外の企業で、新しくＷＥＢコンテンツの配信や、ＷＥＢ上でのサービスとして記事を掲載するなど、新しく出版業界のライバルとなる事業に参画している企業が出てきています。

今後は従来の出版社以外の企業がデジタルコンテンツとして書籍を配信するなども予測され、そのような企業では出版業界での知見がある方を募集することがあるかもしれません。

業界や企業が変革している時期には、同業界だけでなく、他業界からの人材を招き入れ、そのスキルや経験を変革に活かそうとすることがあります。

前職での経験やスキルを活かすことで、即戦力として活躍する道がスムーズであることは間違いありませんが、出版業界での経験を活かせる転職先は、出版業界以外でも見つかるかもしれません。

ぜひ、幅広く多角的に探されることをお勧めいたします。

出版業界の動向と転職市場についてとのこと、承りました。

まず出版業界についてです。

ご存知の通り、昨今のスマホ等の浸透により紙の出版事業は以前ほど活況ではないというのが市場の状況です。

ですが、紙が難しいのであれば、他の手段をということで他事業への展開を検討する企業も出ております。
今後の傾向としては、業界の再編と他事業への転換が進むと考えられます。

ですから、ご自身のコアスキルを活かしながら、会社の新しチャレンジに関わりたいという意欲のある方が活躍されやすい環境となる可能性がございます。

次に転職市場についてです。

そもそも転職においては即戦力性重視されます。

その結果として、同業界あるいは同職種出身者ですぐに活躍頂ける方の募集が多くなる傾向にございます。

ただ、出版業界についてはその要素もございますが、他事業への展開を検討している企業の場合、他のご経験のある方を求める場合も多くございます。

新しい事業へ参画する場合、その事業に対する知見を有する人材が社内で不足しやすく、その部分を補うために中途採用という手法を取ることが多いためです。

ご自身のご転職をお考え頂く場合、もちろん今まで培ってこられたご経験によっても異なって参りますが、
まずは今後どの様なキャリア形成をお考えなのか、どんな事業に関わりたいのかという点を踏まえて頂き、
その上で出版会社への転身か他業界へのチャレンジかをご判断頂ければと存じます。

悩まれることも多いと思いますが、参考として頂ければ幸いです。