キーエンスの有名な「説得面接」というのはどのようなものなのでしょうか？

この度はご質問頂きありがとうございます。

ご質問内容はキーエンスの「①説得面接の内容」と「②その対策」についてですね。以下でそれぞれのご質問に回答させていただきます。

①説得面接の内容
そもそも説得面接とは何かという話ですが、その言葉の通り、「面接官を説得する面接」です。

例えばですが、下記のような感じです。
・私は新幹線派です。そんな私を飛行機派にしてください。
・私はネット通販派です。そんな私を百貨店派にしてください。
・私は洋菓子派です。そんな私を和菓子派にしてください。

「進行の流れ」
1,面接官からお題を提示される。
2,制限時間内（3分）で面接官を説得する。

というのが特徴になります。例題は様々ですが、時間内に論理性と付加価値、交渉を進めていくのが特徴です。


②対策
通常の企業ではあまり見られない面接形式ですので、対策がなかなか難しいですよね。

以下のポイントに注意しながら面接に挑まれると良いかと思います。

1,相手の課題を引き出そうとする質問がしっかりできているか。
2,質問の答えから論理的に穴をつけているか。
3,諦めることなく質問を繰り返し、面接官に食らいつくことができているか。
4,自身の提案内容に付加価値をつけられているか。
→お題のどちらにもある共通のことの裏をつくというよりは、新たなアイデアを付け加えて売りこむ、説得する方向に持っていくと良いかと思います。

また、日頃から論理の穴をつくような批判的思考のトレーニングをしておくと有利かもしれませんね。

より具体的な対策が必要でしたら、ぜひ一度弊社にご相談くださいませ。

この回答がご参考になれば幸いです。