IBMは20代の成長環境は整っていますか？

IBMは独自のノウハウで研修体制を整えているので、成長の場として適切ではあるでしょう。
受け身よりはキャリアプランを自分で積極的に決めることを求められます。
例えば、年に数回キャリアプランを上司と相談する機会があります。
その際に、数年後どうなっているために今年のどの時期にどの研修を受けるかを伝えます。
また、その達成度が社員の評価と給与に繋がります。
ただし、日常の業務の中でその研修を受ける理由が必要になりますので、普段から上司や先輩社員との積極的なコミュニケーションをとることもおすすめします。

もし目的が起業することであれば、日本IBMのような大規模組織に20代で移るメリットは、ブランド力による人脈の拡大や完成された組織のあり方を学べる機会にはなると思いますが、あまりに大きく成熟しているために、ゼロからの起業に役立つスキルが身に付くとは思えません。
なぜなら、あくまで大組織の一員にすぎないからです。

起業家精神やそのための実践的な経験を身に着けたいのであれば、経営者とも直接会話ができるようなITベンチャーのほうが良いと考えます。時間がもったいありません。