どのくらいの技術を磨けば大手ベンチャー企業のエンジニアになれますか？

エンジニア経験がなく、DeNAや楽天、サイバーエージェント等のメガベンチャー企業へ、エンジニアとしてのご転職をされたいとの事ですが、
大変恐縮ながら、非常に難しいと思われます。

物事に不可能はないと言いたいところではありますが、
正直限りなく可能性が低いと思われます。

上記のようなDeNAや楽天、サイバーエージェント等のメガベンチャーは多くの優秀な人材からの引き合いがありますし、
言ってしまえば選びたい放題です。
既存の社員のレベルも非常に高いです。

新卒でのエンジニア採用であっても、情報系の学科の学生で、且つ自分で趣味でプログラムを書いてWebサービスをリリースしているような方々を
一本釣り的に採用しています。

中途で20代後半であれば、更に求めるハードルは高く、
Webサービス開発の実務経験が豊富な方が対象となります。

どうしても開発者としてやっていかれたいという事であれば、
可能性が高いとは言えないものの、いきなりは正直難しいため、
まずは、ご自身で独学でWebサイトをリリースするところまで頑張り、その成果・アウトプットを持って、
小規模な会社に実務経験未経験でエンジニアを丁稚奉公的に安い給与でも経験を積ませてもらい、
3年間みっちりWebアプリの開発に専念しましょう。

そこで何かしら分野でエッジを聞かせられた上で、
30前半でチャレンジする事は、今よりは可能性は出てくると思います。

ただし、実務経験を持った上での3年後であっても、ハードルは高いというご認識でいたほうが良いかと思います。

> 具体的にどこまでの技術を習得すればメガベンチャー企業に入れますか？
この質問はすごく漠然としていてかつ的を得ていないです、
現在Webエンジニアとして働いている方たちも、
進化の早い技術や多種多様なサービスを修得するために毎日必死に頑張っていますので、
どこまでの技術という答えは持ち合わせていないですよ。

メガベンチャー企業に入れるかどうかはわからないですが、
プログラミングって、簡単に言うと物作りです、
なので、簡単なスマホアプリでも簡単なゲームでも、友達の民宿のホームページとかでもなんでもいいです、
作ったものをアウトプット（みんなに見せる）、を目標にトライしてみてください、
アウトプット出来るまでに、大なり小なり多くの壁にぶつかると思います、
そして、その壁をクリアしていく事に楽しさを見つけ、プログラミングで物作りを好きになっていって欲しいです。
好きになれば、どこまでも技術力は伸びていきます。
そういった人材はどんな企業でも、一緒に働きたいと感じさせてくれます。

> 上昇志向の高いメガベンチャー企業が求めるのは、はやり高度な技術でしょうか？
これまた高度な技術という定義が曖昧ですが、
Webエンジニアは、「知識の広さ ✕ 深さ ✕ 経験」がスキルにつながっていくので、
高度な技術という言い方よりも、「スキル」という言い方が適切ですね。

また、エンジニアを多く抱える企業さんはおもに分業制で、
PHPやRuby等でのサーバーサイドの開発チーム、インフラチーム、フロントエンドチーム、スマホアプリチーム等、
厳密に別れて作業していますので、
どれか1つに活路を見出すことで入社のハードルは下がると思います。
逆に、小規模な企業は人数が少ないので、全部に対応するのが求められたりするので、
小規模な方がスキルアップに繋がったり、スキルの高い方に出会えたりもします。

> 必須な資格などありますでしょうか？
とくに無いですね、情報処理やLPICなどはよく耳にしますが、
僕は、ないよりはまし程度の感覚でしか捉えていないです。

決して楽な道ではないですが、それなりにやりがや楽しさも沢山あり、
何より求められている業種なので、諦めずに頑張っていいって欲しいです。