【公務員から民間企業への転職】9割以上が転職できない現状

公務員から民間に行った人が、後悔・失敗しているってよく聞くけど、本当なの?

私も、失敗をしてしまうのでは?

このように、不安や疑問を感じている方が多いのではないでしょうか?

今回は、公務員から民間企業へ転職できるのかどうか?成功するための方法をご紹介します。

市役所・消防・警察官・自衛隊・国家公務員、全ての公務員に対して活用できるノウハウです。

公務員から民間企業への転職は可能です

結論から申し上げますと、公務員から民間企業へ転職することは可能です。

しかし民間企業へ転職することは難しく、将来的に活躍が見込める20代前半の人や、現職でマネジメント経験などの明確なスキルがある人でないと採用はもらいにくいのが現実です。

もちろん30代の人でも転職を成功された人はいるものの少なく、よくネット上に掲載される転職事例などは、極端に美化されていたり、とてもレアなパターンなので、注意が必要です。

そのため、あなたがまだ20代前半で転職を考えているとしたら、転職の成功率が高い今のうちに活動を始めることがオススメです。

公務員からの転職理由

弊社にご相談くださった人の声を参考にすると、公務員からの主な転職理由は以下の通りです。

  1. やりがいがない
  2. 残業がある
  3. 同じことの繰り返し
  4. 将来が不安

特に「将来への不安」を感じている方が多い印象です。
このまま公務員として年月を経ても個人として、大丈夫なのかと不安に感じている方も多いのではないでしょうか?

実際の公務員からの転職成功事例

それでは、今まで私が実際に支援してきた公務員の方の転職成功事例について紹介したいと思います。

性別:男性
年齢:27歳
転職理由:①上司との関係悪化
     ②適材適所ではない人材配置
     ③自身のキャリアへの不安
転職後の年収:700万円(35歳時点)
職種:商品開発マネージャー

この方も、支援を始めた当初は
「公務員から転職できるか不安」とおっしゃっていました。

確かに公務員からの転職は難しいものの、この方は面接対策を懸命におこない、大学時代の経験をうまくアピールすることで第一志望の企業で内定を獲得しました。

この方以外にも多くの公務員出身者を支援してきましたが、決してこの方の能力が特別高かったのではなく、覚悟を持って努力をできる人であれば内定の獲得はできます。

しかしすべての公務員の方が転職活動を上手く進められるわけではありません。

なぜなら、転職をすれば全てを解決できるわけではないからです。必ずデメリットが存在しています。

そのデメリットを踏まえた上でも、なんのために転職するのかを明確にすることが重要になります。

キャリアコーチ末永
キャリアコーチ末永

なりたい姿の明確化や、それに対するキャリアを考えることはとても重要なのに、自分一人で考えるのは不安ではないでしょうか?
そんなときには、キャリアコーチングがおすすめです。

弊社が運営するマジキャリでは、元転職エージェントで、業界のノウハウを持ったコーチ陣が、あなたのなりたい姿の深堀り・キャリア設計までサポートします。

公務員から民間企業へ転職するデメリット

公務員から民間への転職のデメリットは主に下記の3つです。

  1. 安定という立場を失う
  2. 家族からの評価
  3. 民間企業の方針に合わなければ短期離職になりやすい

デメリットは、ある種民間企業に転職する際のトレードオフになる部分です。

そもそも、転職に向かない人物像は下記になります。

転職を失敗・後悔する人物像

  1. ルーティンワークが得意で指示を待つ方が得意
  2. 安定から離れたくない方
  3. 仕事を黙々とこなすのが得意
  4. 新しいことに挑戦することや環境の変化が苦手な方
  5. 成果より日々の取り組みを大切にしたい方
  6. 環境が変われば解決すると思っている方

これらの条件に当てはまる方には、転職はオススメできません。

民間企業は、営業利益を追求していく組織です。

そのため、公務員時代と比較し、想定できる民間企業でのデメリットを前向きに考えることができるのであれば、民間企業への転職も問題ありません。

一方で少しでも不安があるのであれば、転職を決める前に再検討した方が良いと思います。

環境を変えたいだけでは、その後の雰囲気についていけない可能性があります。

現職に不満がある場合は、現状でも打開案が他にないか検討してみましょう。

反対に、自分から積極的に仕事へ取り組んだり、安定よりも成長を希望するような熱意のある人は、転職をしても後悔しにくい傾向にあります。

民間企業へ転職するメリットは?

  1. 圧倒的な自己成長が見込める
  2. やりがいを追求したり、難しい仕事にも挑戦ができる
  3. キャリアの選択肢が増える
  4. 年功序列での評価ではなく、成果でしっかり評価してもらえる(一部業界を除く)
  5. 給与を上げることもできる

転職が成功する人物像

  1. 安定より成長をしたい
  2. 年功序列ではなく、正当な評価をされたい
  3. 様々な仕事に携わってみたい、挑戦したい
  4. どんどん改善をしていきたい
  5. 変化に対して柔軟に対応できる

メリットとしてはやはり自己成長、やりがい面です。

自分の目標や、課題に対して真摯に向き合い、1つずつ確実に解決できる成長欲と行動力のあるひとにとっては、公務員よりも民間企業のほうがマッチするでしょう。

また、年功序列という環境ではなく、成果を正当に評価してもらえる環境のため、仕事の手触り感や報酬やキャリアアップに繋げることができます。

では、実際に転職をしようと決意した場合どうすれば良いか?

企業から見た公務員職の評価についてお伝えした後に、対策をお伝えします。

企業側からみた公務員の評価は厳しい。

公務員から転職する場合、評価としては下記が挙げられます。

  1. 安定志向でスピード感を持って仕事ができるか、安定というバイアスがかかる
  2. 「利益」を追求した経験がないため、民間企業で馴染めるか

上記のような評価から「公務員から民間企業へ転職」する場合に書類選考での段階でお見送りになる可能性があります。

面接まで進まなければ、自身の魅力を伝えることができません。

そのため、エントリー前の書類をどれだけ作り込めるかがポイントです。

書類選考の通過率を上げる方法は?

書類選考の通過率をあげる一番の方法は、転職エージェントに添削してもらうことです。

理由としては、転職エージェントは転職支援のプロだからです。

民間企業で活かせそうな経験やスキルを記載するだけでなく、直接企業に「推薦文」を送り、書面で伝わらない内容を企業に伝えることができます。

とはいえ、転職エージェントを利用しない方もいるかと思いますので、ご自身でも添削できるポイントを2点ご紹介します。

①数字を具体的に記載する

公務員のカテゴリーとしては、市役所・消防・警察官・自衛隊・国家公務員、共通で活用できるノウハウです。

月間での来客対応数、目的から逆算したトレーニング回数、書類作成や対応、訪問回数などとにかく数字を記載するのがポイントです。

数字を記載することで、具体的なイメージがしやすくなります。

また細かいことですが、記載する際には「半角数字・フォントの種類・誤字脱字」のチェックも重要です。

詳しくは下記にてお伝えしておりますのでご確認頂ければと思います。

【履歴書の書き方】転職で書類通過率を上げるには!?〜例文記載〜

2019-07-11

②採用ポジションや役割を意識した記載

採用ポジションが例えば「営業職」の場合は、数字達成意欲や年功序列ではなく、実力で評価欲しいと考える達成意欲、など営業ができそう…と思わせることが大切です。

事務職であれば、仕事をどれくらい処理ができるのか、コミュニケーションを取りながらスピード感を持った対応ができるか、記載するだけで通過率があります。

上記を踏まえた上で、こういったテクニックや伝え方は転職エージェントの方が知見があるので、1人で志望動機を作るのが不安な方は、支援を依頼することをオススメします。

公務員からの転職の面接対策

基本的に公務員から転職する方は、転職理由がネガティブになりやすい傾向にあります。

ネガティブな転職理由をそのまま伝えてしまうと「不満が多いなこの人…」と面接官に感じさせてしまいます。

そもそも書類通過率も悪い中で、このように面接での伝え方をミスリードしてしまうとサクッとお見送りになります。

では、どのように伝える必要があるのか。

テクニックとして、ネガティヴな転職理由をポジティブな理由に変えて伝える方法があります。

企業が一番確認したいのは、「同じ理由で辞めないか」という点です。

そのため、転職理由の伝え方としては、

転職のきっかけ:転職目的=2:8

の割合を意識すると上手く伝えることができます。

事例や例文は、ネットで検索すれば出てきますが、転職理由をポジティブ理由に変換するのは正直難しいと思います。
理由としては、ネットの文章をそのまま使うと「一般論」になりやすく「ホントかな…」と採用担当に伝わってしまいます。そのため、ご自身の性格や志向性、考え方をベースにして転職理由をカスタマイズすることが基本です

内定を勝ち取るためには、面接対策を繰り返し努力する必要があります。

知人や友人に練習相手になってもらうか、転職エージェントを利用しながら進めると良いでしょう。

転職エージェントは、企業の採用担当と密に連絡をとっており、企業が本当に求める人材について熟知しているので、より質の高い面接対策が可能です。

公務員からの転職でオススメの職種

公務員の転職でオススメの業界・職種は、前職の経験、転職理由などにより様々に分かれます。

基本は「営業職」

基本は「営業職」への転職がメインになります。

キャリアアップを未経験で行い、かつ土日休みを希望するのであれば、まずは「売上を作る力」を身につける必要があります。

どこの企業でも企業が存続するためには利益がなければなりません。であれば、まずはお金を自ら生み出せる力を身につけることが大切になります

そういった意味でまずは営業経験を身につけるのが、中長期的な視点でキャリアアップを目指すのが有効です。

 事務職の選択肢もある

事務職の場合は、女性のみの採用や派遣として採用しているところが一般的です。

最初のステップとしては良いかもしれませんが、派遣社員から正社員になるのは難しいためおすすめしません。可能な限り年収を落としてでも「正社員」を目指しましょう。

営業職と事務職の転職については下記で詳しくお伝えしております。

派遣社員から正社員への転職を可能にする為に考えるべき3つの事

2018-11-14

【事務職から転職】 キャリアを活かした失敗しない転職方法とは?

2019-03-07

前職ベースで考える転職先

公務員といっても様々な職種があるので、それぞれの職種から考えられる転職先を紹介します。

警察官
・武術の講師
・防災家のコンサルティング会社
・警備会社

関税官
・輸出入代理店

市役所員
・建築設計事務所
・補助金団体

自衛官
・ジムのインストラクター
・建築業界の施工管理師

教員・教師
・塾講師、予備校講師
・教材会社

それぞれのオススメ職種に関しては、以下の記事で詳しく説明していますのでご参考にしてください。

公務員から民間企業への転職を成功させる為に

公務員からの転職はビジネス経験がないため、一般の転職よりも書類審査や面接が厳しくなります。ただ、20代前半など早い段階で転職する場合は、ポテンシャルを見込まれて採用されやすいです。

また、公務員から民間企業に転職するとビジネス感覚やスピード感が全く異なるためミスマッチが起きる可能性もあります。そのため、深い自己分析や本当に転職したいと思えるほどの覚悟感が必要になってきます。

本当に民間企業に転職すべきか自己分析するために、転職エージェントを活用しましょう。プロの目線でアドバイスを受け、民間企業への転職ができるようにサポートしてくれます。

公務員からの転職の場合、数多くの求人を保有するdodaリクルートエージェントに登録することをおすすめします。

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」