激務な施工管理から抜け出したい!ホワイトな職場を探すコツ伝授!

六本木の風景

施工管理の仕事は激務なイメージを持たれがちです。確かに激務になりがちではあるものの、実は定時で帰れるようなホワイト企業も存在します。

本記事では施工管理が激務なのか、実際の現状から解説し、ホワイトな職場を選ぶための方法を紹介します。

激務は激務になりがちだけどホワイト企業も存在する

施工管理に対して激務なイメージを持つ人は多く、実際その通りではあります。しかし、施工管理の中にもホワイト企業は存在します。

施工管理の仕事が一般的に長時間労働になりやすいのは否めません。職責や業務内容の範囲が広大で、職人と工程の交渉をしたり、クライアントとのプロジェクト単価交渉などを受け持つこともあるためです。

ただ、こうした激務の原因は、作業量の多さと人手不足にあります。

逆に言えば、人手が十分かつ作業量を適切に配分できている企業はホワイト企業として、定時に上がるのも可能です。

作業量を適切に配分できるような企業は、施工管理の有資格者が1人ではなく数人いたり、現場監督をおこなえる人間が複数在籍していたりと、人手が十分な企業が多いです。

また、プロジェクト単価を十分確保していればその分作業員の数も増やせます。こういったホワイト企業を見つけていくことによって、施工管理の中でも激務な職場を避けられます。

施工管理が激務だと思われるのは業務範囲が広いから

施工管理の仕事が激務であると思われる理由はいくつかあるものの、どれも元をたどれば、施工管理の業務範囲が広いことに原因があります。

施工管理の業務は、高度かつ範囲が広いです。

おこなう業務範囲は、ひとことでいうと4大管理項目と呼ばれる「原価管理」「品質管理」「工程管理」「安全管理」の4つです。

文字にするとこれだけのように見えるものの、実際はそれぞれ、原価管理のために何人の職人が必要になるのか、資材はどこから仕入れるのか、建築資材はどれだけ必要なのか、など、考えるべきことが山のようにあります。

次に、これらの計画をすべて立てたうえで施工管理は、実行も管理もおこないます。

このように施工管理はおこなう仕事の範囲が広く、それに加えて施工管理の仕事をおこなえる人も少ないため、激務になりがちです。

よく、ブラックな職場として、人間関係や上司の対応が厳しいことがあげられるものの、施工管理はこういった人間関係ではなく、単純な仕事量で比較的忙しいと言われがちな仕事です。

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施工管理は建築のほうが土木よりも激務になりがち

施工管理の業種は大きく分けると、土木と建築の2種類です。施工管理が激務かどうかは企業にはよるものの、とくに激務になりやすいのは建築です。

建築系の施工管理は、かなり激務になりやすい傾向にあります。

現場によっては朝8時ごろから始礼が始まり、夜中に書類をまとめて深夜に帰宅して、3時間寝たらすぐまた現場、と激務な場合もあります。

建築系が激務になる理由は、プロジェクト単価が低いことと、作業員や管理者へ仕事を適切に配分できていないことのためです。プロジェクト単価が低くなってしまう原因は、建築系のクライアントが民間企業であり、なるべく原価を下げてやすい価格で発注しようとするためです。

とくに中小企業で施工管理をしていると、大手よりも安い価格の発注も受けざるを得ない状況になり、激務になりがちです。また、安い発注を受けることで利益も減り、新しい人材も雇えない負の連鎖へ繋がる場合もあります。

一方で土木の場合は、比較的プロジェクト単価は高く、激務になりにくいと言えます。

プロジェクト単価が高い理由は、土木の施工管理への依頼は主に、国家や地方自治体からの公共事業案件だからです。

ただ、プロジェクト単価が高い土木であっても、単純な人材不足によって激務になってしまう場合はあるので、注意が必要です。

施工管理とは

そもそも施工管理とは、ビルなどの建物の建築を予算の計算や扱う材料の選定から、実際に建築するまでのすべてを管理する職種です。また、施工管理技士の資格も意味します。

現場監督と似ているところは多いものの、現場監督は工事現場において工事の進捗など、建築の管理のみを担当する一方で、施工管理はそれに加えて役所への手続きやクライアントとの価格交渉など、受け持つ仕事の幅が広いです。

実は施工管理の仕事自体は資格がなくてもできる仕事ではあるものの、キャリアアップを望むのなら資格をとる必要があります。

なぜなら、「特定建設業」及び「一般建設業」の許可を受けた建設業者は、建設業法により営業所ごとに「専任の技術者」の配置が義務付けられているからです。

特定建設業の場合は1級、一般建設業の場合は1級または2級の資格保持者を配置する必要があるため、資格を保持している施工管理の技術者は企業からも高く評価されやすいです。

施工管理の仕事内容

施工管理の仕事内容は4大管理項目と呼ばれる、以下の4つです。

  • 原価管理
  • 工程管理
  • 品質管理
  • 安全管理

まず1つ目は原価管理です。

原価管理とはあらかじめ決まっている予算を、建設における人件費や材料費などの原価へどのように配分するのかを決める仕事です。

建設には多くの人件費がかかるものの、原価を抑えるために人件費を削ってしまっては、現場で無理も出ますし納期も間に合いません。しかし、人件費をかけすぎても赤字プロジェクトになってしまいます。そのため、適切な原価管理は重要な仕事です。

2つ目に工程管理があります。

工程管理とは、材料の発注や、工事の進捗管理など、建築のためにおこなう工程をスムーズに実施するための管理です。

工程作業中は、同時並行で終わらせるもの、1つが終わってから次の作業をしなければならないものなど様々なタスクが並びます。それらを適切に組み合わせていかなければ、手待ちになってしまう職人が発生して原価の無駄が発生しまいます。

そのため、予定通りに建設の進捗を管理する工程管理は重要です。

3つ目には、品質管理があります。

品質管理とは文字通り、建設する建物の強度や、仕様書通りの建設が進んでいるかを管理する仕事です。

お客様に提供する建物に欠陥があってはトラブルが発生しますし、現場責任者の責任問題にもなります。品質管理はプロジェクト全体の品質を担保する役割として期待されます。

そして最後に、安全管理があります。

建設現場はベテランのプロだとしても、ケガや1歩間違えれば死と隣り合わせです。さらに、現場作業中は近隣住民や歩行者にも気を配らなければなりません。こういったすべての事故を防ぐために使用機材の安全確認をおこなうなど、安全管理は面倒な仕事ではあるものの、なにより重要な仕事です。

激務だと思われがちな施工管理の待遇

ここからは施工管理の待遇について、以下3つの観点から解説します。

  • 労働時間
  • 休日
  • 給与

施工管理の労働時間はプロジェクト開始前なら短い

施工管理の労働時間は基本的に以下の通りです。

  • 8:00〜9:00:始礼
  • 9:00〜12:00:現場作業
  • 12:00〜13:00:昼休み
  • 13:00〜17:00:午後作業
  • 17:00:定時

これだけ見ると、施工管理の労働時間は一般的なサラリーマンと大差ないように感じます。

確かに施工管理の仕事において、プロジェクトが開始する前は比較的定時で帰宅できます。ただプロジェクトが開始して、とくに納期直前などになると、品質管理や原価管理で残業をしなければならない場合もあります。

とはいえ、これらの激務になる原因は適切な仕事配分と、プロジェクトの単価が安いことにあるので、プロジェクトを適切な価格で受注して、適切な人事配置をしている企業であれば気にする必要がありません。

激務に見える施工管理は基本的に週休2日制

施工管理の休日は比較的安定しており、基本的には完全週休2日制です。

施工管理はとても忙しく、休みも取れないイメージがあるかもしれません。

しかし施工管理はプロジェクト全体の管理業務をするため、実は、現場が動いていないときにするべき仕事はあまりありません。

もちろん、エクセル作業のような数値管理などはおこなうものの、通常の勤務時間内でおこなう場合がほとんどです。

とはいえ、やはりプロジェクトが始まり納期直前などにトラブルがあった場合は休日を返上して働く場合も一定あります。

施工管理の給与は457万円

国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」によると、施工管理の平均年収は457万円です。

全体観としては、およそ400万円から550万円程度が相場です。

この給与をさらに上げていきたい場合は、施工管理として専門領域を広げる必要があります。他にも、専門領域へさらに特化したり、クライアントとの交渉や営業面へ特化する方向性があります。

しかし、施工管理はプロジェクト全体の単価が決まっているので、安定している反面で相場以上の高年収を稼ぐのは比較的難しいです。

もし、相場以上の年収を稼ぐのなら、施工管理としてプロジェクトマネージャーをしながら、営業もおこなうアカウントマネージャーを兼任して大幅な給与アップを狙える可能性があります。

施工管理の資格は分野ごとに種類が豊富

施工管理と言っても、専門とする分野によって資格は様々です。

資格の種類は大きく、以下の6種類です。

  • 建築施工管理技士
  • 土木施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • 造園施工管理技士
  • 建設機械施工管理技師

また、これら6種類の資格に対してそれぞれ1級と2級があるので、合計で資格は12種類あります。

施工管理はこれら取得する資格の専門分野と級によって、実務で関わる仕事の範囲が変わります。

2級の場合は、受注できる案件の上限額が決まっていたり、主任技術者にはなれても監理技術者にはなれないなど制限があります。

施工管理の資格については、以下の記事でも解説しているのでぜひご参照ください。

施工管理

施工管理の資格のメリットとは?仕事内容や年収アップの秘訣を解説

2020-09-15

施工管理は女性でもなれる

施工管理の仕事は体力仕事なので、女性の人には難しいと思う人も多いです。

しかし、施工管理の仕事は体力仕事ではあるものの、比較的頭脳面の仕事が多いため女性でも働けます。

そもそも建設現場の仕事は基本的に体力仕事です。とくに現場作業の主力は男性です。

しかし、施工管理の仕事は現場作業よりも、管理や計画面など、体力よりも頭脳を用いた仕事がメインです。

もちろん労働時間が長引いて激務に繋がることはあり得るものの、単純な肉体労働があるわけではないので、近年では女性が施工管理の仕事をするケースも増えています。

ホワイト企業な施工管理の特徴

施工管理の中でも、比較的ホワイトで休みの取りやすい企業の特徴は以下の通りです。

  • 地方の建設企業
  • 派遣として働ける
  • 社員の平均年齢が高い
  • 財務状況が安定している

ここからはそれぞれについて解説します。

地方の建設企業

都会に比べると、地方の建設企業は定時で帰りやすいです。

なぜなら地方であれば、都会にあるような高層ビルの建設も少なく、基本的に公共事業や小規模な案件が増えるためです。

これら小規模な案件に、余裕を持って取り組めるので定時で帰宅するケースも増えます。

地方であれば、高層建築も少なく、概ね公共事業や小規模案件が多くなります。そのため、定時帰りできるケースが多くなるでしょう。

派遣として働ける

施工管理は忙しいイメージが強いものの、派遣として働けば決まった時間に帰宅できます。

そもそも派遣は一般の社員とは違い、派遣として時間単位で雇用契約を結びます。

そのため、あらかじめ契約した時間以上の労働は求められずに、自分でワークライフバランスを調節できます。

社員の平均年齢が高い

社員の平均年齢が高い企業も、比較的ホワイトな企業だと言えます。

なぜなら平均年齢の高さは、職場の環境が良く、退職者の少ない安定した職場であることを意味するからです。

財務状況が安定している

財務状況が安定している企業であれば、施工管理の労働時間は比較的短く済みます。

なぜなら、財務状況が安定していれば社員へ還元される給料も高く、労働人員に見合わない無理な工程計画を作らなくてすむためです。

こういった財務状況については、上場企業であれば四季報や有価証券報告書、IR資料を調べれば確認できます。

また、財務状況の安定を示す指標として、固定化されたクライアントを持っていることがあります。

企業にとってもっとも恐れることはクライアントがなくなることなので、安定したクライアントを持っている企業は財務状況が安定していると言えます。

ホワイトな施工管理の企業に転職する方法

ホワイトな施工管理の企業への転職を考えるなら、転職エージェントの利用がオススメです。

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激務な現状から抜け出したい人や、施工管理としてさらなるキャリアアップを目指す人はぜひご相談ください。

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海老原 舜

【大手/スタートアップ/web/人材/海外/地方/コンサル/エグゼクティブ/製造/建築/医療/金融など】多岐に渡る転職支援に強みを持ち知見を有する。

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