自己分析でお悩みの人多いですよね?
この記事では転職エージェントとして年間数100人の転職相談に乗ってきた私、末永が自己分析の重要性や自己分析のやり方について紹介します。
- 自己分析がなぜ必要か?
- 自己分析のやり方
- 自己分析がうまくいかない人
- やりたいことがわからない人
目次
自己分析とは自分を理解すること
とくに有名な大手企業などレベルの高い企業では、面接で深掘り質問される傾向があります。この質問をする意図としては、過去の行動などについて深く考え、言語化する「内省」が出来ているかを確認するためです。
この内省がしっかりできていないと、面接官の質問に対してちゃんと答えられないことが増え、お断りされてしまう可能性が高まります。
具体的には、例えば転職理由を聞かれたときに「キャリアアップしたいと思ったからです。前職では年功序列な風土で、与えられた仕事しかできない環境だったため自己成長したいと思い転職を考えています。」と答えたとしましょう。
- そもそもキャリアアップってあなたの定義はなに?
- 与えられた仕事しかこなせない環境でも自分で取り組んだことはないの?
- 自己成長ってなに?できないことができるようになること?
- 自己成長ってなに?できないことができるようになること?
- なんでそもそもキャリアアップしたいの?
上記のような疑問を抱かせないためにも、自己分析をおこないしっかり内省することが重要になります。
自己分析は「言語化」することが大切なので、知人など誰かしらにアウトプットすると良いでしょう。
キャリアコーチングサービスは自己分析に特化したサービスなので就活の時に自己分析をしたけでよくわからなかったという人は利用を考えてみてもいいでしょう。
【ケース別】転職での自己分析法
やりたい事があって転職を考えている人、やりたい事は決まってないが転職を考えている人など、転職したい理由は様々かと思います。
以下から、ケース別に転職での自己分析方法を紹介していきます。
やりたいことがある場合
やりたいことがある場合は「doing」タイプです。
やりたいことが明確であれば、それを実現する「経験やスキル」があるのかをまずは考える必要があります。
例えば「起業」をしたいと考えた場合、「どんな会社を作りたいのか」「経営をするにはどんな経験が必要か」「今の現状何を身につける必要があるのか」など、やりたい事に関して具体的に深掘りしていく必要があります。
やりたいことがない場合
やりたいことがない場合は、「being」タイプです。
このタイプの人は非常に多い印象がありますが、自己分析が非常に難航する傾向があります。
やりたい事が明確になっていないため、転職する軸をどうしていくかというところから考えていく必要があるためです。
やりたい事が明確に決まっていないのであれば「自分の価値観」や「ありたい姿」を軸に転職活動を進めるのが良いでしょう。
自分の価値観やありたい姿を考えることで、自分にとって大切になる軸が明確化され、今後どういう道に転職しようかがまとまりやすくなるためです。
やりたいことが決まっていないタイプの人は一人で自己分析をしていても思うように進まないことが多いのではないでしょうか?
ここで大事なのは第三者の意見を取り入れることです。人に相談することであなたの見えていなかった強みが見つかるかもしれません。
転職での自己分析の種類
自身で自己分析をするやり方をご紹介したいと思います。紹介する方法は、以下の3つです。
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上記の3つを参考にし、最初に取り組みやすいものから始めてみてください。
「強み」「弱み」を考える
強みと弱みを考えていくときは、以下の手順で考えていってみってください。
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まず自分の強みと弱みを考えるときに、何が強みで弱みなのかをノートに書き出してみましょう。
そのとき一緒に、なぜ強みなのか、なぜ弱みなのかも具体的な関連エピソードを添えて書き出すようにしてください。
ここでポイントになるのが、「言語化」するということです。それぞれ2〜3つほど洗いだし、多く共通する部分や自分の人生の軸になっている部分を探しましょう。
強みと弱みを詳しく洗い出せたら、経験や実績(営業実績や部活動の経験など)を紐づけていき、文章にしてみましょう。
文章にする事で自分の価値観や行動を振り返ることができますので、面接においても納得感のある説明ができるはずです。
自分の強みや弱みを考える際に役立ちそうなキーワードを以下に並べるので、ぜひ参考にしてみてください。
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弱みや強みが偏ってしまう人は、他人から言われたことのある性格などを書いてみるのもポイントです。
「過去」「現在」「未来」を考える「モチベーショングラフ」
モチベーショングラフとは感情曲線とも言われていて、感情・幸福度を縦軸、時間を横軸に自分の人生を振り返ってグラフにすることです。
大きく感情が動いた時に、どのような出来事があったか、その出来事に対しどのような行動をしたのかを振り返ることで、今の自分を形成している自分の価値観に気づくヒントになります。
以下の画像のようなイメージで作るとわかりやく、おすすめです。
幼少期~今の自分まで遡ることができるため、自分の人生が動いたタイミングやきっかけを探ることができる効率的なツールといえます。
「WILL」「CAN」「MUST」:フレームワーク
「WILL」「CAN」「MUST」のフレームワークは、現在の自分の思考整理に役立つ自己分析方法で、以下画像のように3つの輪を活用します。
「WILL」「CAN」「MUST」はそれぞれ以下のように考えてください。
WILL=「現在の自分がやりたいこと」 |
「こういう人になりたい」「こんな人生を送りたい」「こんなことを新しくチャレンジしたい」など、今の自分がこれからやりたいことや抱いている将来のビジョン。 |
CAN=「現在の自分ができること」 |
今の自分が持っているスキルや経験、すぐに発揮できる能力を指しています。過去の経験から、今使えるスキル。 |
MUST=「現在の自分がやらなければならないこと」 |
今の自分がやらなければならないこと。特に会社から求められている仕事や、目の前に与えられた物事に対し発生する要素。 |
要素によっては輪が重なる部分があると思います。
例えば、WILLとCANと被るところは、「自分がやりたいこと×自分ができること」を意味するので、現状すぐに行動に移すことができる要素であることが分かります。
これらの三つの輪を考えることで、今の自分に何が必要か、何をやるべきかを見出すのに役に立ちます。
転職自己分析で役立つツール
転職の自己分析で役立つツールなら、自己分析の転職アプリと有料のキャリアコーチングをおすすめします!
それぞれどういったメリットがあるのかを以下から紹介していきますね。
自己分析の転職アプリ
自己分析の転職アプリは、複数利用することで効果を発揮できます。
転職アプリは気軽に使用できる反面、制度が低いことがあるので複数利用するのが大切ということです。
また、転職アプリの1番のメリットと言えば企業からスカウトメールがきたり、イベントの案内が送られてきて自分の可能性を広げられる点です。
転職アプリにある自己分析や適正診断ツールを使用すると、診断結果とマッチしていそうな企業から連絡がくることがあり、診断結果で自分とマッチ度が高い企業に転職しやすくなる可能性があります。
有料のキャリアコーチング
キャリアコーチングは、自己分析を徹底的におこなう手伝いをしてくれます。
幼少期から社会人になるまでを洗い出す事で、自分でも気づいていなかった新たな一面を見つけられたり、自分の意志を再確認できます。
自己分析は1人でも可能ではありますが、かなり深掘りをした自己分析を1人でおこなうのは正直かなり難しいです。
理由としては自分では当たり前と思い込んでいることが多くありそれが実は自分の強みであったということに気づけないからです。
キャリアコーチはプロです。これまでに何人ものキャリアの相談に乗ってきた実績からあなたの強みや弱みを発見しあなたのありたい姿を実現するためのサポートをしてくれます。
転職自己分析をする上で注意するポイント
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上記の項目について、それぞれ詳しく解説していきましょう。
苦労した経験も洗い出す
自己アピールを有利に進めようとして、良いと感じられる経験のみに集中して自己分析をしてしまう人も少なくありません。
しかし、失敗してしまった経験や苦労した経験を洗い出すことで、また違った自分の強みや弱みを認識することもあります。
大切なのは、苦い経験から何を学び改善できたのか、ということです。
業務上で発揮した強みを明確にしておく
転職活動では、学生の就職活動とは違い業務での強みをアピールしていかなくていけません。
転職活動ということは社会人経験があるということなので、実務経験において「具体的に仕事で培った能力や自分が強みを発揮した経験を志望している会社でどのように仕事で活かせるのか」という観点でまとめておく必要があります。
自己分析できていないと転職が難しい企業
リクルートグループの面接では深掘り質問が多いのが特徴で、自己分析がしっかり出来ていないと面接で上手く答えられません。
リクルートグループ以外にも有名大手企業のような優秀な人材が集まる企業は、その人の本質をしっかりと確認する質問が多いため自己分析をおこなうことで面接の通過率を上げることが可能です。
ただし転職活動ということは同じ求人に応募してくる人のほとんどが中途採用です。
即戦力を求められる傾向がある中途採用では優秀な人材が多く、自分よりも優秀なライバルもいることを自覚しておきましょう。
その中で採用枠に入るためには、採用担当者に自分をアピールして売り込まなければいけません。
残念ながら誰でもできる仕事は、どんな方でも採用されてしまいます。
市場価値を高めるためには一定努力が必要であり、それだけ採用基準が上がります。
そういった意味でご自身で転職活動をされるのも良いですが、実績や経験が豊富な転職エージェントの力を借りながら市場価値を上げるのも良い方法だと思います。
転職における自己分析の手段・方法
転職時に自己分析するなら、以下の方法を試してみるのがおすすめです。
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信頼できる友人・家族に相談する
信頼できる友人や家族は、あなたへの理解度はかなり高く親身になって相談にのってくれるでしょう。
ただし友人や家族はキャリアのプロではないので、客観的視点はあるものの専門的なアドバイスはできないことが多いです。
経験則に基づいた内容が多くなるので、友人や家族の経験が自分の経験と当てはまることは少ないです。
友人や家族に相談する場合は、あくまでも参考としてアドバイスを取り入れ、活かせるところは活かす程度に留めておきましょう。
転職エージェントに相談する
転職エージェントはキャリアに対してのプロなので、面談を通して専門的なアドバイスをくれます。転職するにあたり求人の紹介があるのもメリットと言えます。
反対に、転職についてまだ具体的にどうするのか決め切れていないと、転職エージェントは転職を前提としてサービスを提供しているため、利用するのはおすすめできません。
紹介できる求人がないと相談に乗ってくれないケースもありますので、注意が必要です。
また、大手の転職エージェントほど意外な落とし穴で、深掘りした自己分析をおこなってくれないことがあります。
転職エージェントでは、自己分析よりも企業に合わせた面接対策と求人紹介がメインと捉えましょう。
有料キャリアコーチングサービスを使う
有料キャリアコーチングサービスは、転職を前提としていないサービスなので、転職すべきかどうか、自分のありたい姿の実現に対して今後どのようなキャリア設計をしていくといいかをフラットに提案してくれます。
またやりたいことがない人に対しては自己分析を通してあなたの価値観を洗い出しやりたいことを見つけるサポートをしてくれます。
転職活動をおこなう前にそもそも転職すべきかどうかであったり、転職軸を明確にするためにキャリアコーチングサービスを使うことをおすすめします。
転職相談サービスはマジキャリがオススメ
ここまで転職を成功させるには徹底した自己分析が必要であるということを解説していきました。
この記事を読まれた人の中には
という人も多いと思います
そんな人におすすめなのがマジキャリです。プロのキャリアコーチと自己分析をおこなうことであなたが気づいていない自分の強みを見つけることができます。
あなたのありたい姿を実現するためにプロのキャリアコーチが徹底サポート
\ポイント/
- 人生の軸が定まり自信を持って生きられる
- 自己分析を通してあなたの本当の強みがわかる
- 転職を前提としないためフラットに相談できる
マジキャリ利用者の声
具体的なキャリア設計までしてくれるので、転職経験が少ない人に是非使ってもらいたいです! (29歳 女性)
マジキャリのサービスの流れ
①初回無料コーチングに申込む
以下のリンクから簡単にお申込みができます。
初回無料コーチングの後にサービスを続けて利用するかを決めることができるので、安心です。
②初回無料コーチングはオンラインツールで実施
お申込後、担当から日程調整の連絡がきます。お仕事がお忙しい人向けに夜の面談も可能となっております。また、オンライン面談なので場所を選ばず実施できる点もおすすめです。
初回無料コーチングでは、プロのキャリアコーチと60分ほど面談をします。ご相談内容を元にお試し自己分析とプロのアドバイスを受けることができます。
③サポートを継続するか判断
面談中に続けていきたい!と感じられた人はその場で申し込むことも可能です。もちろん、「自分には合わなかったかも」と感じられた場合はサービス継続をしないこともできますのでご安心ください。
「転職するかどうか悩んでいる」「将来に漠然と不安を抱えている」というご相談でも、親身になって相談に乗ってくれ、あなたの悩みを整理してくれるので、初回無料コーチングは使ってみて損はありません。
末永 雄大
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