転職・キャリア相談ならCallingood(コーリングッド)

Webディレクターのキャリアパスについて。40代からのキャリアの相談。

  • 3回答
  • 16役にたった

私はこれまでWebディレクターとしてキャリアを積んできましたが、40代になり、新たなキャリアプランを歩みたいと考え、転職を視野に入れています。
これまで一貫して受託の制作会社(3社)でキャリアを積んできました。

元々「作る」ことに関心があってWebディレクターになったのですが、最近では作ったサイトがどのように成果を上げているかという点に関心が移ってきて、事業会社への転職を希望しています。
また、現職では上司との折り合いが悪く、長く在籍しても昇給・昇格の見込みが薄いと感じており、未だに社風が合わないと感じていることもあります。

Webディレクターと言っても、私の仕事内容はどちらかというとシステム開発寄りの仕事が多く、通常のWebディレクターの業務の他に、サーバやネットワークといったインフラの手配やWebアプリケーションの仕様策定~設計・開発、運用などのディレクションも行ってきました。また、引き合いがあったときには営業や提案・プレゼン(苦手ですが…)も行いました。
現職ではアクセス解析のスキルを習得して、サイトを運用しているクライアントへ解析レポートと改善提案を行っています。

システム開発のディレクション経験が多くあることは他のWebディレクターとの差別化にはなると考えていますが、元々エンジニアではありませんので、プログラムを書いたり、システムの詳細設計などはできません。技術の進歩についていけておらず、むしろ開発の業務からは離れたいと考えています。

事業会社での仕事を想定して、上述のアクセス解析の他にもWebマーケティング(SEO/SEM、アドテクなど)周りの知識・情報について、キャッチアップしていますが、事業者側での実務経験がないのが弱みです。

職位としては、前職では運用チームのリーダーを任され、前々職ではマネージャーという役職で事業計画にも関わっていました。現職では役職はありません。

Webに関しては、広く浅く精通していると自負していますので、希望としてはWebの取り組みが若干遅れている事業者に入り込んで、Web周り全体を押し上げるような役割を果たしたいと考えています。

このような私は今後、どのようなキャリアを歩むべきでしょうか。
年齢的に40代に達してしまいましたので、チャレンジといっても闇雲にではなく、確実性の高い対象を絞り込んでいきたいと考えています。アドバイスいただけますと幸いです。

私はこれまでWebディレクターとしてキャリアを積んできましたが、40代になり、新たなキャリアプランを歩みたいと考え、転職を視野に入れています。 これまで一貫して受託の制作会社(3社)でキャリアを積んできました。 元々「作る」ことに関心があってWebディレクターになったのですが、最近では作ったサイトがどのように成果を上げているかという点に関心が移ってきて、事業会社への転職を希望していま...

エリア:神奈川県
業 界:インターネットサービス全般 / WEB・広告系
職 種:WEBディレクター・コンテンツ企画 / WEB・マーケ専門職

もっと見る


2015/04/30Q:476

あくせるさん
(質問者:41歳)

転職エージェントの回答

2015-04-30 16:51:59

質問の内容を読ませていただきました、
自己分析もできていて、前向きでとてもいいと思います。

僕個人も、あくせるさんみたいな方には、
Webの取り組みが若干遅れている事業者に入り込んで、
Web周り全体を押し上げるような役割を果たして欲しいと思います。

ズバリですが、不動産業界はどうでしょうか?
現在僕も複数の不動産サイトの保守・運用のお仕事もしていて、不動産業界に関わるシーンが多いのですが、
多くの経営者がWebの重要性を理解しながらも、人材を確保できていない状態です。
ざっくり言うと、「若いWebデベロッパーには人気がないのです」

現在の不動産業界の中小企業の殆どのWebからの顧客獲得は、
SUUMOやHOMESなどといった大手メディアからの流入しかないのが現状ですので、
そう言った現状が逆に将来性があるとも言えますし、
その流れを変えていけるようなキャリアを積んでいければ理想ではないかなと思います。

また、不動産業界の平均年齢は比較的高いので、
40代のあくせるさんであれば、むしろスムーズに業界に入っていけそうだとも思います。

2015-04-30 16:57:05

転職エージェント・アクシス末永と申します。

大変失礼ながら、正直なところ受託サイドから事業サイドへの方向転換をお考えであれば、
35歳前後で、舵を切られた方が選択肢は広かったように思いますね・・。

とはいえ、ご自身も承知されており、今の時点でそんな事を申し上げてもご自身にとっては意味はないと思うので、ご質問にご回答いたします。

事業会社にも大きく2つの属性に分かれると思っています。

・よく世の中で言われている事業会社(不動産会社・人材派遣・紹介会社・旅行会社・製造業メーカーなど)と
・インターネット業界 × 既存インダストリーの中間の業態の会社(求人サイト運営会社や不動産サイト運営会社など)
です。

ご自身がイメージしている事業会社の定義によりますが、恐らく前者のように感じています。
ご自身のスキルや経験の深さにもよりますが、私も前者の方がマッチするのでは、と感じております。

前者の事業会社にも色々とありますが、
当たり前の事かもしれませんが、業態として利益率が高く、インターネットやITを活用してモノやサービスを売ったり、見込み客を集められる業態である必要性があると思います。
そうでないと、社内に内製で専任者をおき、それなりの給与を支払うインセンティブがないためです。

また、あまりに古い業態や経営者や組織の体質・考え方ですと、今までネット・IT業界にいた方によっては保守的過ぎたりスピード感がなく、
社風のミスマッチとなり、すぐに退職となってしまうリスクも高いので、注意が必要と思います。

上記のような事業会社がIT関連人材を採用しようとする時の採用背景は以下が多いです。

・社内の業務システムの整備・新規開発(社内SE・情報システム担当の募集)
・webマーケティングの強化・ネットを活用して見込み客を集客する(webマーケティング・集客担当の募集)
・インターネットを絡めた新規事業を立ち上げるケース(事業企画・新規事業開発担当の募集)

ご自身の強みが、ご質問内容・情報だけですと把握し切れないため、上記のどちらがマッチするかわかりかねますが、
現職ではアクセス解析をされているという事でしたので、2点目について触れると
自分で手を動かさないまでも、少なくともベンダーや代理店コントロールできるくらいの知識やスキルがほしいところです。

前者の事業会社ではそこまで求められない事も多いですが、できれば、ネット広告やSEOの専門知識や、
アクセス解析をしつつ、サイトのUI・UX改善・ディレクションを行い、PDCAを回していけるスキル・経験があると望ましいです。



次に、後者の事業会社は、より専門性・実務スキルを求められると思います。

これらの専門分野のサイト運営企業で想定される求人としては、自社メディアのwebプロデューサー、サイト責任者やwebディレクター職、新規事業開発担当等になると思います。

正直難易度は高いかなと感じます。

これらは、システム・技術周りよりは、SEOやwebマーケティング観点や、アクセス数値を見つつ、webサイト自体を改善していくスキル、
ビジネスモデル構築等の事業理解や事業センスを問われる事が多いように思います。

求人サイトや不動産サイトは、比較的ですが、利益率高く、市場規模も大きく、その割に、IT/webが強い人材層が多くなく、狙い目とは感じています。

2015-04-30 22:34:34

与那覇 準 さん

アドバイスいただきありがとうございました。
確かに不動産業界は視野に入れていました。
これまでも不動産サイトの構築、運用を複数経験しており、不動産会社との付き合いもありますので、ある程度業界についても理解があるつもりです。
ただ、会社によっても異なると思いますが、業界的に文化の違いが大きいという印象を受けているため、そのあたりも考慮して検討しようと思います。

あくせる

あくせるさん

2015-04-30 22:55:18

末永 雄大 さん

アドバイスいただきありがとうございました。

事業者の2属性については漠然と把握していたものの、体系的にまとめていただき理解が深まりました。
おっしゃるとおり、自分がイメージしていたのは、前者(よく世の中で言われている事業会社)です。
また、このような会社がIT関連人材を採用する際の背景も参考になりました。

> 求人サイトや不動産サイトは、比較的ですが、利益率高く、市場規模も大きく、その割に、IT/webが強い人材層が多くなく、狙い目とは感じています。

上記のような求人に対しては、特に注視していこうと思います。

あくせる

あくせるさん

2015-05-28 01:20:17

はじめまして、株式会社ウィンスリーで人材コンサルタントをしている三谷と申します。

私の方ではWebプロデューサー/Webディレクターの支援を多くさせて頂いております。

現状の市場動向ですが、
Webディレクターに関してはここ半年強で需給バランスが相当崩れ、
人手が相当に足りていない状況となっております。
しかしながら、この状況下でも、殆どの求人が30代半ばまで、スキル/経歴が
応募要件とピッタリであったとしても30代後半可というレベルでございます。

また事業会社の同職種の求人はベンチャーを除くと殆ど見ることが出来ません。
ベンチャーは確実性(将来性)という点もございますが、そもそも若い人達が多いので
年齢的に更に厳しくなっております。

ですので、経験スキルやマネジメント有無ではなく、単純に年齢のみで
転職が難しくなっている状況です。

こうした中、転職活動では
・数を当たる(エージェント経由だけでなく直応募も並行)
・やりたい事×できる事×求められている事の3つの円の交わる所を狙う
・職務経歴書のブラッシュアップ
・知人を頼る
がポイントとなります。


一方で転職をするのではなく、現職で頑張る事もお薦めいたします。
と申しますのは、

(1)「現職では上司との折り合いが悪く」
 こちらは転職先でも大いに有り得ます。
 現状辛いとは存じますが、現在の上司と離れられれば解消される為、
 ・社内で抜きん出た仕事をして社内外で注目を浴び
 ・社内営業をして人脈を作っておき(特に上層部)
 ・自分を高く買ってくれる上層部のキーマンを見つけて、上司の悪口は一切言わずに、
  会社はこんな新しい事業やサービスをすべきだ/そして私はそれがやりたいし出来る
  と新しい仕事の提案をし続けて
 ・社内異動できる(引っ張られる)タイミングを待つ
 という方法もあるかと思います。

(2)「長く在籍しても昇給・昇格の見込みが薄い」
 制作会社のビジネスモデルが一般的に価格競争にさらされやすく、
 儲かりにくい事から、現職に限らずどこでも一緒のように思われます。
 とは言え、ポジションが上がれば給料も上がる事と思いますので、
 やはり(1)で狙っていくのが良いと思います。

(3)「未だに社風が合わない」
 こちらは難しいテーマですが、会社の社風に合わないと考えている人が
 世の中で大半を占めるのではないでしょうか。
 だから良いという訳では決してございませんが、
 ・意識して会社を好きになってみる
 ・顧客と仲良くなったり、社内で気の合う仲間を見つける
 ・社外に人脈を持ち、社内を気にかけないようにする
 などいくつかモチベーションを保つ方法はあるかと思います。


まとめますと、以前の転職活動と違って厳しい状況にありますので、
・数を当たるなど、ポイントを押さえて、中長期戦で考える
・抜きん出た仕事をするなどして社内異動/昇進昇格を狙う
となります。


株式会社ウィンスリー 人材コンサルタント 三谷岳

相談カテゴリ

あなたにオススメの
エージェント

岩名地 舞
岩名地イワナジ マイ

6年に渡り20代若手のキャリア支援に従事。選考通過率・面接対策の高さに定評あり。

寺平 佳裕
寺平テラダイラ 佳裕ヨシヒロ

人材業界で10年以上のキャリア。福岡・東京を中心に優良ベンチャー企業とのコネクション有

坂本 典隆
坂本サカモト 典隆ノリタカ

関西エリアを中心に幅広い求人を保有。個人に向き合うサポートの手厚さに定評あり。

石渡 大史
石渡イシワタリ 大史マサシ

エグゼクティブ層・経営幹部の支援実績特化。上場企業とのコネクションも豊富

海老原 舜
海老原エビハラ シュン

【併走する形でサポート】採用目線を活かして内定率にコミットします