「SEOコンサルタントって将来性あるの?」「AIが進化して、いずれ不要になるんじゃないの?」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。実際に、SEOの世界は変化が激しく、将来を見通すのは簡単ではありません。
本記事では、現役のSEOコンサルタントの視点から、仕事内容・年収・今後の需要の動向まで詳しく解説。未経験からキャリアを目指す方はもちろん、現在マーケターとして働いている方にも役立つ情報をお届けします。SEO業界の“これから”を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
SEOコンサルタントの仕事内容|「検索される仕組み」を設計するプロの仕事とは?
「SEOって、記事を書いて検索上位を目指すことでしょ?」
SEOという言葉に対して、そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。たしかに、SEOはコンテンツ制作と密接に関わる分野です。しかし、SEOコンサルタントという職業になると、その範囲はずっと広がります。
私自身、初めてこの仕事に関わったとき、「ここまで多角的にやるのか」と驚いた記憶があります。
SEOコンサルタントの主な仕事内容は、クライアント企業のWebサイトが検索エンジンでより多くの見込み顧客に届くように戦略を立て、実行をサポートすることです。
Googleなどの検索エンジンは日々進化しており、「ただ記事を増やせば上がる」時代は終わりました。今求められているのは、「ユーザーの検索意図に応える、質の高い体験の提供」です。
具体的な業務としては、大きく分けて次のようなものがあります。
SEO戦略の立案:どのキーワードを狙うか、どのページを強化すべきか、競合との差別化ポイントは何かなど、全体方針を設計します。
サイトの構造分析・改善提案:クローラビリティ(検索エンジンにページを見つけてもらいやすい設計)や内部リンク、ページ速度など、技術的なSEOも重要です。
コンテンツ改善・制作のディレクション:既存コンテンツの見直しや、新規コンテンツの企画提案、ライターや編集者へのディレクションなども行います。
アクセス解析・レポート提出:Google AnalyticsやSearch Consoleなどのツールを使って、成果を定量的に分析し、次の施策へとつなげます。
もちろん、案件や企業によって重点は異なります。BtoB企業のオウンドメディア支援ではリード獲得が主なKPIになることもあれば、ECサイトでは商品ページの検索流入数が注視される場合もあります。私が以前携わった医療系メディアでは、YMYL領域ならではの「信頼性」「専門性」の担保が特に重視されていました。
「単なるテクニック」ではなく、「ビジネス全体の戦略に関わる」領域にまで踏み込むことができる。それが、SEOコンサルタントという職業の醍醐味でもあります。
参考:SEOコンサルタントとは?仕事内容や必要なスキル・資格について解説!|COUNTER株式会社
SEOコンサルタントの役割|成果につながる「橋渡し役」としての重要性

SEOコンサルタントは、Webマーケティングの世界において非常にユニークなポジションです。
なぜなら、技術・デザイン・コンテンツ・ビジネス目標という複数の分野にまたがって、それぞれの「言語」を翻訳しながら施策を前に進めていく必要があるからです。
そのため、SEOコンサルタントには単なる知識以上に「調整力」や「課題発見力」、そして「ビジネス理解」が求められます。具体的には、次のような役割を担います。
専門家としての助言者:検索アルゴリズムの変化をキャッチアップしながら、企業にとって最適な方針を提案する立場。
チームの架け橋:エンジニア、デザイナー、ライター、営業担当など、社内外のさまざまな関係者と連携を取りながら、プロジェクトを推進。
ユーザー視点の代弁者:検索する人が「何を求めているか」「どうすれば満足してもらえるか」を考え、企業の情報発信をチューニングする存在。
成果をつなぐプランナー:単なるPV数だけでなく、問い合わせ数・購入率・LTVなど、ビジネスに直結する指標と向き合い、改善策を描く役割。
ある意味で、SEOコンサルタントは「Webサイトとユーザー、企業の利益をつなぐプロデューサー」のような存在なのです。私が印象に残っている案件では、アクセス数は順調に増えていたものの、CVに結びつかないという課題がありました。
そこで、流入していたキーワードの検索意図を再分析し、CTAやLPの導線を大きく見直したところ、CV率が3倍近く改善したことがあります。SEOの本質は、「集客」ではなく「成果」です。この視点を持てるかどうかで、クライアントからの信頼も大きく変わってきます。
SEOコンサルタントの平均年収
ピンからキリまでありますが、平均年収800万円が相場です。
企業に属していて、まだ実績がない人材であれば、350万円程度になりますが、企業に在籍して大きな成果を出している人材であれば、1000万以上稼ぐことも可能です。
それ以上に高い報酬を得ることができるのは独立しているSEOコンサルタントです。私は転職エージェントとしての経験があり、その経験上で知っている最高年収は3500万ぐらいでした。
そのSEOコンサルタントが出掛けたwebサイトは、日本有数のヒット商品を生み出し、まさにチャリンチャリン状態でした。笑
SEOコンサルタントの需要
なぜ今もSEOが重要なのか?
「SNSや広告があればSEOはいらないのでは?」という声を聞くことがありますが、それは誤解です。実際には、検索経由の流入は依然としてコンバージョン率が高く、意図の明確なユーザーが多いのが特徴です。
企業が中長期的に集客基盤を構築するうえで、SEOは欠かせない手段であり、その戦略立案を担うSEOコンサルタントの存在は今なお重要です。
特に、BtoB業界や高単価商材を扱う分野では、検索を通じた“情報収集からの比較検討”が主な顧客導線となっており、SEOの優先度は高いままです。
企業のWeb戦略の中核としてのニーズ
SEOコンサルタントは単なる「記事量産のアドバイザー」ではありません。
実際には、サイト構造の最適化、UI/UXの改善、コンテンツ企画、分析、競合調査まで踏み込むケースがほとんどで、企業のWeb戦略全体を支えるポジションです。
特にここ数年、企業のオウンドメディア強化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れを背景に、「外注型のコンサルタント」としてのニーズだけでなく、社内に知見を持つ人材の確保という観点でも需要が高まっています。
コア人材としての“内製化ニーズ”も増加中
最近のトレンドとして注目すべきは、SEO業務の内製化です。
これまでは外部パートナーに依存していた企業が、戦略策定から運用までを社内で回す体制を作ろうとするケースが増えています。その結果、経験豊富なSEOコンサルタントを「社員として採用したい」「マーケティングチームに加えたい」というニーズが加速しています。
つまり、これからSEOコンサルタントを目指す方にとっては、フリーランスとして働く道も、事業会社で腰を据えてキャリアを築く道も、どちらも現実的に狙える時代なのです。
AI時代におけるSEOコンサルタントの価値
AIの進化により、コンテンツ生成や分析は一部自動化されつつあります。とはいえ、ユーザー視点での価値判断、検索意図の深掘り、企業戦略との整合性といった領域は、現時点では人間の判断が不可欠です。
AIを“使いこなす”立場としてのSEOコンサルタントの価値はむしろ高まりつつあり、「人×テクノロジー」のハイブリッドな支援ができる人材こそ、今後さらに求められていくでしょう。
SEOコンサルタントに必要なスキル経験
SEOコンサルタントになるには、まずweb知識は必須です。
マーケティングの知識も絶対的に必要であり、論理的な思考と広い視野、物事を中長期的に読み取れる力が不可欠です。
そして SEOコンサルタントのキャリアパスとしての最終形は、やはり独立です。若い世代を中心に企業に在籍しSEOに関する知識やスキル、経験を会得し、自分で会社を立ち上げている人材が増えています。
これらの人材は、特にベンチャー企業との取引が活発で競争率は高いです。その競争に勝つためには、経験などはもちろんですが、過去に自分がどのような実績を出してきたかという経歴が大事になります。
SEOコンサルタントに必要なスキル
SEOコンサルタントとして働く際、特に必要となるスキルは以下の4つです。
- ロジカルシンキング
- 変化についていける対応力
- 地道な作業ができる根気
- web広告会社での経験
ロジカルシンキング
SEOコンサルタントとして成功したいのであれば、もちろんwebマーケティングの勉強をして多くの実務経験を積むことが大事になります。
そういった実務経験の中で必要になるのが「ロジカルシンキング」です。
目標に対して現状足りないものは何か?課題の原因は?と、論理的に考える能力が、SEOコンサルでもっとも求められるスキルといっても過言ではありません。
変化についていける対応力
SEOの世界はGoogleのアルゴリズムによって作られるのですが、そのアルゴリズムは定期的に変わっています。
今まで通用していた施策が効果をなさないこともあるので、そういった変化の中でどれだけ最善を尽くせるか、効果検証を地道に行えるかといった能力が必要になります。
地道な作業ができる根気
SEOコンサルはweb全体のディレクションも行いますが、その作業の多くは施策に対する「効果検証」です。
施策によって、どれだけ数値が変化したのか、そういった情報を常に監視して新たな施策を打ち出すには根気が必要となります。
SEOコンサルタントを華のある仕事だと思っている人もいるかもしれませんが、実際はとても泥臭い、地道な仕事です。
web広告会社での経験
SEOコンサル会社ではweb広告会社の経験が重要視されています。
web広告とseoは実質的には似ているようで異なるのですが、web業界でのリアル感や知見を知っていること、なおかつ経験をしていることが重要視されています。
SEOコンサルタントになりたい方へ
SEOコンサルタントとして活躍したいと考えている方にとって、最初のハードルは「どこでそのキャリアをスタートさせるか」かもしれません。特に未経験から挑戦する場合は、自分のスキルや経験をどう企業にアピールするかに悩む方も多いはずです。
そんなときに心強い味方となるのが、転職エージェントです。SEOやWebマーケティングに強い転職エージェントを活用すれば、自分の適性や希望条件にマッチした求人を紹介してもらえるだけでなく、職務経歴書の書き方や面接対策など、プロのサポートを受けることができます。
特に、企業によって求めるSEOスキルや役割はさまざまなので、業界に精通したエージェントの視点を取り入れることで、効率的かつ的確にキャリアの第一歩を踏み出すことができるでしょう。
「SEOコンサルタントになりたい」という気持ちを、チャンスにつなげるためにも、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
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