秘書の仕事を辞めるか続けるか…
仕事に慣れてきた中で転職すべきかどうか、ストレスの多い環境、役員同士での派閥争い、パワハラ、キャリアアップ、ライフワークバランスや女性としてのキャリア構築の方法など
現役の転職エージェントとして様々なケースの相談に対応してきたことから、今回は秘書からの転職についてお伝えしたいと思います。
目次
秘書から転職することは可能か?
結論から申し上げますと、秘書から転職することは可能です。
秘書を経験されている方は、ビジネスマナーが身についており、細かい気遣いをすることができ、マルチタスクな業務をこなす事が出来るという事で、転職市場からの評価は高いです。
職種の選択肢としても「事務職」「営業職」「広報」「人事職」など様々な職種が考えられます。
とはいえ、年齢との兼ね合いがあるので、ご自身の年齢に合わせた転職活動が必要になってくると思います。
以下に年齢ごとの特徴をまとめましたので参考にしてください。
秘書職から転職と年齢の関係
多くの方をサポートした経験から言えるのは、異業界へ転職するか、もしくは経験を活かした転職をするかで変わってきます。
◆秘書から違う職種へ転職をする場合◆
過去の経験、仕事内容で選択肢が変わりますが、20代までが望ましいといえます。
30歳以降では職種を変えるのが非常に難しく選択肢が少ないため、ベースは秘書から秘書へ転職をし、組織規模、働く環境をより良くしていく転職が基本になってきます。
20代の場合
異業界へ転職をする場合は、20代が望ましいといえます。基本的な選択肢としては「事務職」「営業職」をベースにジョブローテションで、採用人事、経理職、Webマーケティング、営業企画、総務といったキャリアパスを実現することができます。
選択肢が多い20代は、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
20代にオススメの転職エージェントは、マイナビエージェントです。20代の転職支援に強みを持っているため、自分に合った求人を見つけやすい傾向があります。
30代の場合
30代では、ビジネスマナー、気遣いや思いやり、マルチタスクにおいて秘書から転職をする上では非常にアピールポイントにはなりますが、基本は秘書から秘書への転職となります。
未経験での業界・職種への転職については、中途採用が即戦力採用を目的にしているため年齢に対する経験スキル面から「書類選考」でお見送りになることが多い状況です。
30代になってライフスタイル・ライフワークバランスを重視するのであれば、秘書での経験ベースに入社し、ジョブローテションを視野に転職活動をするのがオススメです。
もしくは、組織規模を落とす選択肢もあります。
意外に思われる方も多いですが、経験豊富な秘書職は、ベンチャー企業からニーズが非常にあります。
マルチタスクもでき即戦力であり、また組織としては未熟なため採用ポジションも豊富にあります。
その為、秘書として採用されたとしても、それ以外の業務も積極的に希望すれば、経験させていただける場合が多いです。
とはいえ、大手志向で安定を求めてしまうことやベンチャー という言葉だけで敬遠されてしまうことが多いため、ベンチャー 企業は代わりに福利厚生を手厚くしています。
例えばですが、社内環境を良くしたり、子育て手当や時短勤務、キャリアパス制度、リモート作業など色々あります。
大手にはない福利厚生を提供する代わりに即戦力を採用したいと考えているため、一つの選択肢として考えて頂くと良いかと思います。
40代の場合
40代以降は、秘書以外の職種で転職することは極めて難しくなります。
可能性レベルになりますが、前職・前々職での経験を活かせる分野で転職活動を進めることはできます。
未経験での転職は検討せず、自身のスキルや経験を活かすことを前提に企業選びをすると良いでしょう。
その場合は求人媒体を利用したり、直接企業に応募し、選考を進めることをおすすめします。
また、現職の環境が良い場合は、「転職しない」という選択も視野に入れておくと良いでしょう。
秘書から転職先は?
では、具体的にはどこに転職できるのでしょうか?
主に、4つになります。
- 秘書(事務)→秘書職
- 秘書(事務)→事務職
- 秘書(事務)→営業
- 秘書(事務)→広報(ポテンシャル)
- 秘書(事務)→人事(新卒採用)・採用代行(経験者がほとんど)
選択肢は、ご年齢に対する経験やキャリアが一人一人違ってくると思います。
選択肢が多い状況ではあるので、何が自分にとって一番良い選択なのか、キチンよ考えて進めることが大切です。
しかし、キャリアパスを考えるのがそもそも大変なうえに、考えたキャリアパスが本当に自分に合っているのか判断することは大変難しいと思います。
もし、ご自身だけでキャリアについて考えるのに詰まってしまったら、ご相談に乗りますので、気軽にお問い合わせください!
秘書から転職先は?
では、具体的にはどこに転職できるのでしょうか?
主に、4つになります。
- 秘書(事務)→秘書職
- 秘書(事務)→事務職
- 秘書(事務)→営業
- 秘書(事務)→広報(ポテンシャル)
- 秘書(事務)→人事(新卒採用)・採用代行(経験者がほとんど)
選択肢は、ご年齢に対する経験やキャリアが一人一人違ってくると思います。
選択肢が多い状況ではあるので、何が自分にとって一番良い選択なのか、キチンよ考えて進めることが大切です。
秘書から転職:成功率を高めるには?
結論から申し上げますと、転職の成功確率を高めるためには転職エージェントの利用をご検討頂ければと思います。
理由としては、求人サイトや会社HPから直接応募するのも良いかと思いますが、面接対策だけではなく、エントリー書類の準備からSPIの対策、企業と面接調整のやりとりまで自分ですべてしなくてはなりません。
現職を続けながらの転職活動の場合は、転職活動に割ける時間が少なくなるため対策や準備が満足にできないままSPIや面接に臨んでしまい、お見送りになることも珍しくありません。
転職エージェントを利用するメリットはそれだけではありません。
私が最も大きなメリットだと考えているのは「お見送りの理由が分かる」という点です。
選考に落ちた理由が分かることで、次の選考に活かすことが出来ますし、転職エージェントと振り返りをすることで、さらに振り返りの精度を上げる事が出来ます。
そもそも転職すべきか悩んでいる人はどうすればいい?
ただし、そもそも転職すべきかどうか悩んでいる人にとっては、エージェントサービスの利用に注意が必要です。理由としては、エージェントは企業に人を紹介して初めてお金をもらうサービスなので、求職者が転職することが前提になります。つまり、転職すべきか悩んでいる人の相談に乗ることは仕組み上どうしても難しいのです。
そのような人におすすめなのが有料のキャリアコーチングサービスです。こちらは求職者からお金をいただくので、時間をかけて丁寧に、徹底的に企業側寄りではなく客観的にアドバイスをしてくれます。
転職する上で大切な軸の見つけかた、転職に適切なタイミングも相談できることが強みです。
初回無料体験もできるので、誰にも相談できずに悩んでいる人は一度相談してみてはいかがでしょうか。
弊社が運営するキャリアコーチングサービスの「マジキャリ」の公式サイトも下記にリンクを貼っておきましたので、宜しければご覧ください。
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末永 雄大
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