「求職活動の実績って、職業相談だけで作って大丈夫?」「毎回ハローワークに行ったら迷惑じゃないかな?」「そもそも何を相談したらいいのかわからない…」と不安に思う人もいるかもしれません。
実は、失業保険の求職活動実績は職業相談だけでも作ることができます。しかも、ハローワーク自身が職業相談を積極的におすすめしている、正しい方法なのです。
この記事では、数多くの求職者の転職支援を手がけてきた転職の専門家が、職業相談で確実に実績を作るための4つのポイントと、すぐに使える相談の質問例をわかりやすく紹介します。
求職活動実績は職業相談だけで作れる!
失業保険を受け取るには、認定期間ごとに基本的に2回以上の求職活動実績が必要です。多くの人が「職業相談だけで本当に実績として認められるのかな」と不安に感じていますが、安心してください。
求職活動実績として認められる職業相談の条件を以下にまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
実績として認められる回数 | 失業認定期間中の2回すべてを職業相談で作ることが可能 |
法的根拠 | 厚生労働省が正式に認めている求職活動の1つ |
利用制限 | 回数制限なし(何回利用しても問題なし) |
相談員の対応 | 積極的な利用を理解・推奨している |
ハローワークの職業相談は、誰でも利用できる公的なサービスで、求職者の正当な権利です。転職をじっくり考えたい人や、すぐに働けない事情がある人が、職業相談を中心に活動を続けるのは珍しいことではありません。
また、Yahoo!知恵袋などでよく見かける不安について、実際のところをお伝えします。
- 「職業相談ばかりで怒られないか」 → 実際には根拠のない心配です
- 「就職する気がないと思われるのでは」 → 相談員も理解しており問題ありません
- 「何回まで利用できるのか」 → 回数制限はありません
職業相談は求職者に認められた権利であり、ハローワークが公式に提供しているサービスです。何度利用しても問題はなく、むしろ積極的に活用することが推奨されています。

失業保険をもらう方法や手続きの流れについては下記の記事でもわかりやすく紹介しています。事前に確認しておくとよいでしょう。
求職活動実績を職業相談で確実に作る4つのコツ
職業相談で求職活動実績を作ること自体は簡単ですが、いくつかのポイントを押さえておくことで、より確実かつスムーズに実績を積み重ねることができます。
ここでは、失敗を避けるための4つのコツを詳しく解説します。
- 相談後は忘れずにハンコをもらう
- 必ず違う日に相談に行く
- 事前に相談内容を準備する
- 毎回違う内容を相談する
1.相談後は忘れずにハンコをもらう

職業相談を受けた後、最も重要なのが「雇用保険受給資格者証」にハンコをもらうことです。このハンコが求職活動実績の正式な証明になります。
ハンコをもらう手順は以下の流れです。
- 職業相談が終了したら、相談員に「実績のハンコをお願いします」と伝える
- 雇用保険受給資格者証を提示する
- 相談員が求職活動実績欄にハンコを押印する
- 日付と活動内容が正しく記載されているか確認する
ハンコには、相談を受けた日付と「職業相談」という内容が記録されます。失業認定日にハローワークで申告書を提出するとき、このハンコが実績を証明する大切な印となるので、必ずもらっておきましょう。

認定日が近いと慌てることになるため、相談が終わったらその場で「ハンコをお願いします」と声をかける習慣をつけておくのが安心です。
2.必ず違う日に相談に行く
失業認定期間中に必要な2回の求職活動実績は、必ず異なる日におこなう必要があります。
原則、職業相談やセミナーは同じ日に複数回参加しても1回分の実績にしかなりません。ただし、内容がはっきり違う活動であれば、同じ日でも2回分として認められることがあります。
そのうえで効率的なスケジュールの立て方の参考を以下にまとめました。
パターン | 1回目 | 2回目 |
---|---|---|
基本型 | 認定日翌日 | 次の認定日の1週間前 |
集中型 | 認定日の2週間前 | 認定日の1週間前 |
認定日当日に職業相談をしても、その実績は次の認定期間にまわされるため、今回の実績には含まれません。実績をしっかり作るためには、計画的にスケジュールを立てて、余裕を持って動くことが大切です。

また、失業保険を受給するための求職活動の回数に関して以下の記事で解説していますのでチェックしてみましょう。
3.事前に相談内容を準備する
職業相談をスムーズに進めるためには、あらかじめ相談したいことを整理しておきましょう。準備をしていないと、相談が長引いたり、せっかくの時間があまり役立たないものになってしまうことがあります。
相談前の準備チェックリストを以下で確認しておきましょう。
- 前回の相談内容をメモで確認
- 今回聞きたいことを3つ程度リストアップ
- 気になる求人があれば求人票を印刷
- 履歴書や職務経歴書(添削希望の場合)
- スケジュール帳(今後の予定確認用)
職業相談の時間は、だいたい15分~30分ほどが目安です。あまりに短いと実績として認められない場合があるため、ある程度の相談内容を準備しておきましょう。反対に長くなりすぎると他の利用者の迷惑になることもあるので、適度な時間配分が大切です。
準備する際は、具体的で答えやすい質問を考えておくとスムーズです。たとえば「仕事の探し方を教えてください」よりも「経理の経験を活かせる求人を効率よく探すにはどうすればいいですか」といった具体的な質問のほうが、相談員も答えやすく、有意義な相談になります。

4.毎回違う内容を相談する
同じ質問を繰り返していると、相談員に「就職する意欲がないのでは」と疑われる可能性があります。毎回異なる角度からの相談を心がけることが大切です。
相談テーマは以下のように計画するのがおすすめです。
- 1回目:求人情報の検索方法について
- 2回目:履歴書の書き方のアドバイス
- 3回目:面接対策について
- 4回目:職業訓練の情報収集
- 5回目:業界動向について
ハローワークでは、相談内容が記録されていることがあります。そのため、前回の相談内容をメモしておき、同じことを繰り返さないように気をつけましょう。特に小規模なハローワークでは同じ相談員に当たることが多いため、内容の重複には注意が必要です。
相談のテーマに迷ったときは、転職活動の進み具合に合わせて変えていくのがおすすめです。例えば、活動の初期は自己分析や希望条件の整理、中期は応募書類の作成や求人探し、後期は面接対策や内定後の手続きといったように、段階ごとにテーマを変えていけば自然に相談を続けられます。

さらに、セミナーで得た情報を次の職業相談で活用すれば、相談の内容もより充実させることができます。
求職活動実績の職業相談で何を聞く?
「職業相談に行きたいけれど、何を相談すればいいのかわからない」「希望する職種や条件は決まっているから、特に聞くことがない」そんな悩みを持つ人は少なくありません。実際、転職の方向性がはっきりしている人ほど、職業相談でどんな話をすればよいか迷ってしまうものです。
しかし、職業相談では基本的な質問から専門的な相談まで、幅広いテーマを扱うことができます。ここでは一般的な相談内容と、すぐに役立つ質問例を20個紹介しますので、相談内容に迷ったときの参考にしてみてください。
職業相談では何を相談できる?
ハローワークの職業相談では、仕事探しに関するさまざまな相談ができます。担当の相談員が一人ひとりの状況に合わせてアドバイスをしてくれるので、初めて就職する人からキャリアアップを考えている人まで、幅広く利用できます。
相談可能な主な内容を以下にまとめました。
分野 | 相談内容例 |
---|---|
仕事探し全般 | 自分に合った仕事の見つけ方、未経験分野への挑戦、転職活動の進め方 |
応募書類 | 履歴書・職務経歴書の作成方法、添削・アドバイス |
面接対策 | 面接の受け方、効果的な受け答え方法 |
求人情報 | 気になる求人の詳細確認、応募後の流れ |
スキルアップ | 職業訓練の案内、必要な資格やスキルの相談 |
職業相談の目的は、求職者が自分に合った仕事を見つけられるように手助けすることです。自己分析から応募まで、転職活動のあらゆる場面で専門的なアドバイスを受けられます。

すぐに使える質問例20選
職業相談での質問例を4つのカテゴリーに分けて、それぞれ5つずつ紹介します。これらの質問を参考に、毎回異なる内容で相談を進めましょう。
- 現在のスキルや経験は、どのような職種に活かせますか?
- 前職からのブランクがあるのですが、復職するためのアドバイスをください
- 年齢的なハンデを感じているのですが、それを克服するにはどうしたらよいですか?
- 転職活動の進め方で、まず何から始めるべきでしょうか?
- ○○業界への転職を考えているのですが、未経験でも可能でしょうか?
- この地域で需要の高い職種は何がありますか?
- 最近、新しく求人を出し始めた会社はありますか?
- リモートワークが可能な求人は、どのような職種に多いですか?
- この地域の平均的な給与水準はどの程度でしょうか?
- 季節によって求人が増える時期はありますか?
- 履歴書の○○の部分は、どのように書けばよいでしょうか?
- この業界・職種では、どのような職務経歴書が評価されやすいですか?
- 面接でよく聞かれる質問について教えてください
- 退職理由はどのように説明したらよいでしょうか?
- 志望動機を作成する際のポイントはありますか?
- どのような職業訓練やセミナーがありますか?
- ○○業界への転職で、取得した方がよい資格はありますか?
- 現在持っている資格は、転職市場でどの程度評価されますか?
- スキルアップの機会で、無料で利用できるものはありますか?
- 職業訓練の申込み方法や選考について教えてください
これらの質問をそのまま繰り返し使うのではなく、自分の状況に合わせて工夫することが大切です。例えば、業界名や職種名を具体的に入れるだけで、より自分に合った実りのある相談につながります。

職業相談と併用することで、より戦略的で効果的な転職活動を進めることができますよ。
求職活動実績の職業相談の流れと時間の目安
初めて職業相談を利用する人や、効率よく相談を進めたい人のために、ここでは職業相談のおおまかな流れと時間の目安を紹介します。事前に知っておくことで、当日の相談をスムーズに受けられるようになります。
職業相談の基本的な流れは以下のとおりです。
順序 | 手順 | 所要時間 | 内容 |
---|---|---|---|
1 | 受付 | 2~3分 | ハローワークカードの提示、職業相談希望を伝達 |
2 | 待機 | 5~30分 | 番号札の受取り、順番待ち |
3 | 相談 | 15~30分 | 相談員との1対1の面談 |
4 | ハンコ受取 | 1~2分 | 雇用保険受給資格者証への押印 |
5 | 求人検索 | 5~15分 | 希望者のみ、ハローワーク内端末利用 |
また、初めてハローワークを利用する場合は、求職申込みの手続きが必要です。
- 求職申込書の記入:10~15分
- ハローワークカードの発行:5分
- 利用説明:5分
初回は通常より20~25分程度長くかかると考えておきましょう。手続きの際にはハローワークを利用する時間を選ぶことで待ち時間が短縮できます。
以下の時間は混雑する可能性があるため避けることをおすすめします。
- 平日の午前9:30〜11:00(開庁直後の混雑)
- 平日の午後1:00〜3:00(昼休み明けの混雑)
- 月曜日・祝日明け(週明けの混雑)

求職活動実績の職業相談を受ける時の注意点
職業相談で求職活動の実績を作るときには、知っておくべき大切な注意点があります。あらかじめポイントを理解しておけば、トラブルを防ぎながら確実に実績を積み上げていくことができます。
ここでは求職活動実績の職業相談を受ける時の注意点について解説します。
認定日当日の相談は次回分の実績になる
失業認定日と同じ日に職業相談を受けても、その実績は次回の認定期間にまわされます。該当認定日の実績にはカウントされないので注意しましょう。
失業認定期間の定義を以下で確認しましょう。
- 対象期間:前回の認定日から今回の認定日の前日まで
- 認定日当日の活動:次回認定期間の実績として扱われる
たとえば、認定日が4月15日の場合、4月14日までの求職活動が今回の実績となり、4月15日におこなった職業相談は次回分(4月16日以降の認定期間)の実績になります。

求職活動実績の認定日に関する詳しい情報は下記の記事で解説しています。
同じ質問ばかりするのは避ける
職業相談では内容が記録されることがあるため、毎回同じ質問をするのは避けたほうがよいです。同じことばかり聞いていると、相談員に「本気で就職活動をしているのかな」と思われてしまう可能性があります。
相談内容は以下の方法で管理しておきましょう。
- 相談記録ノートの作成(相談日時と質問内容を記録)
- 質問した内容と日付の記録
- 次回の相談テーマの事前計画

また、同じテーマでも、少しずつ内容を発展させていけば、同じ話の繰り返しにならずに済みます。
- 1回目:「履歴書の書き方を教えてください」
- 2回目:「前回教わった履歴書を作成したので、添削していただけますか?」
- 3回目:「○○業界向けの履歴書で注意すべき点はありますか?」
前回の相談で受けたアドバイスを実際に試した結果を伝えると、話に一貫性が生まれ、前向きで良い印象を与えることができます。
求人紹介を受けた際の対応は慎重に判断する
職業相談で相談員から求人を紹介されたときは、その対応をよく考えることが大切です。軽い気持ちで面接まで進むと、後から辞退したときに印象が悪くなってしまう可能性があります。
求人紹介を受けた際の対応は以下を参考にしましょう。
対応 | メリット | デメリット | 注意点 |
---|---|---|---|
紹介状発行を依頼 | 具体的な就職活動に進める | 面接辞退時の印象悪化リスク | 本気で応募する意思がある場合のみ |
検討すると回答 | 慎重な姿勢を示せる | 相談が長引く可能性 | 具体的な検討期間を伝える |
条件が合わないと断る | 明確な意思表示 | 相談員との関係性 | 理由を具体的に説明 |
大切なのは、実際に応募する気がない求人については、面接まで進まないことです。求人を紹介されただけでは求職活動の実績にはなりませんが、紹介状を発行してもらい面接を受ければ、しっかりと実績として認められます。

もし応募するか迷う場合は、「慎重に転職活動を進めたいので、今回は求人票を見せていただくだけで大丈夫です」と伝えれば、相談員も理解してくれます。
求職活動実績を職業相談以外で作る効率的な方法3選
職業相談だけでも求職活動の実績は作れますが、他の方法とあわせておこなうことで、さらに効率よく実績を積み上げることができます。なかには自宅から参加できる方法もあるので、ハローワークに通う回数を減らしたい人にもおすすめです。
ここでは、求職活動実績を職業相談以外で作る効率的な方法を3つ紹介します。
【特におすすめ】転職エージェントの面談やセミナーを受ける
転職エージェントがおこなっている面談やオンラインセミナーも、求職活動の実績として認められます。特にオンラインセミナーは自宅から参加できるので、効率よく実績を作れる方法としておすすめです。
転職エージェントを活用するメリットは以下のとおりです。
- 自宅から参加可能(移動時間不要)
- 夜間や土日開催のセミナーもある
- アーカイブ視聴でも実績として認められる場合がある
- 転職ノウハウも同時に学べる
こうしたメリットがあることで、ハローワークの開いている時間に行けない人でも、自分の都合に合わせて柔軟に求職活動の実績を作ることができます。
実績として認められる活動の具体例も以下で確認しましょう。
- 初回キャリア面談
- 転職セミナー参加
- 求人紹介面談
- 業界研究セミナー
転職エージェントを利用するなら、「職業紹介事業許可」を持っている正規の会社を選ぶことが大切です。実績として申告するときのために、面談やセミナーに参加した証明メールは必ず保管しておきましょう。

セミナーに参加すると参加証明メールが届くので、求職活動実績として申告するのも簡単です。登録は無料で、すぐにセミナーに参加できるため、効率よく実績を作りたい人にぴったりの方法です
求人サイトから応募する
インターネットの求人サイトや、企業の採用ページから応募することも、求職活動の実績として認められます。
応募実績になるポイントは以下のとおりです。
- 実際に応募ボタンを押すことが必要
- 求人を閲覧しただけでは実績にならない
- 応募完了画面のスクリーンショットを保存
- 応募確認メールの保管
大事なのは、求人を探したり見るだけではなく、実際に応募まで済ませることです。多くの求人サイトでは応募すると確認メールが届くので、それを証拠として保存しておきましょう。
主な求人サイトを以下にまとめましたので参考にしてください。
求人サイト | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|
リクナビNEXT | 会員数最大級、企業からのスカウト機能あり | 幅広い職種を検討したい人 |
doda | 転職エージェント機能も併用可能 | サポートを受けながら転職したい人 |
マイナビ転職 | 20代・第二新卒向けの求人が豊富 | 若手・未経験転職を目指す人 |
エン転職 | 企業の詳細な情報が豊富、口コミ機能あり | 企業研究を重視したい人 |
求人サイトごとに得意な業界や職種が違うので、自分の希望に合ったサイトを選んで応募することが大切です。

ハローワークのセミナーに参加する
ハローワークでは職業相談だけでなく、さまざまなセミナーや説明会もおこなっています。これらに参加することでも、求職活動の実績として認められます。
開催されている主なセミナーは以下のとおりです。
- 就職支援セミナー(履歴書作成、面接対策)
- 合同企業説明会
- 業界別セミナー
- 職業訓練説明会
セミナーの内容は時期によって変わるので、最新情報はハローワークの掲示板やホームページで確認するのがおすすめです。人気のセミナーはすぐに定員がいっぱいになることが多いので、早めに申し込みましょう。
セミナー参加時の注意点をまとめましたので確認しておきましょう。
- 事前予約が必要な場合が多い
- 本人名義での参加が必須
- 参加証明書やハンコを忘れずに受け取る
- オンライン開催の場合は参加完了画面を保存
セミナー参加は職業相談とあわせて利用しやすく、同じ日にハローワークで両方の実績を作ることもできます。
原則、内容が似ているセミナーを同じ日にいくつ受けても、実績としては1回分しか認められないので注意が必要です。内容が違うセミナーであれば、同じ日でも2回分として認められることもあります。セミナー参加時に確認が必要なので注意しましょう。

さらにアーカイブ配信もあるので、自分の都合に合わせて視聴でき、ハローワークとあわせて活用すれば計画的に実績を作ることができます。
求職活動実績の職業相談に関するよくある質問
求職活動実績の職業相談に関するよくある質問をまとめました。
ただし、紹介状を発行してもらって面接まで進んだ後に辞退するのは避けるべきです。企業にもハローワークにも迷惑がかかるため、応募するかどうかは早い段階でしっかり考えて判断しましょう。
初めて利用する場合は、求職申込みの手続きが必要になることもありますが、どのハローワークで相談しても求職活動の実績として認められます。全国のハローワークは同じシステムで運営されているので安心です。
相談を重ねることで、自分の希望条件を整理したり、求人動向を知ったり、応募書類を見直したり、面接の練習にもつながります。ハローワークは求職者を支えるための機関なので、相談員も継続的に利用することをきちんと理解してくれます。
ただし、あまりに短い相談(5分以内など)は実績として認められない場合があるので、ある程度の相談内容を準備しておくことが大切です。待ち時間も含めると、全体では30分から1時間くらいかかると考えておくと安心です。
ただし、認定日が近いと慌ててしまうこともあるため、相談が終わったらその場で「実績のハンコをお願いします」と声をかける習慣をつけておくと安心です。
また、前回の相談内容の進み具合を報告したり、季節ごとの転職活動の注意点を尋ねたりするのもおすすめです。基本的な転職ノウハウを改めて確認するつもりで相談にのぞむと、より有意義な時間になります。
本格的な転職活動には転職エージェントがおすすめ
職業相談だけでも求職活動の実績は作れますが、もっと効果的に転職活動を進めたいなら、転職エージェントを利用するのもおすすめです。専門的なサポートを受けながら、同時に実績も作ることができるので一石二鳥です。
転職エージェントを活用するメリットは以下のとおりです。
- 専門アドバイザーによる個別サポート
- 非公開求人への応募機会
- オンラインセミナーで手軽に実績作成
- 企業別の選考対策
充実した転職活動のサポートが受けられ、しかも利益は企業側から得る形になっていますので、求職者は完全無料で利用することが可能ですよ。

また、ハローワークの職業相談と転職エージェントのセミナーをあわせて活用すれば、実績をしっかり作りながら質の高い転職サポートも受けられます。登録は無料で、すぐに利用できるので、失業保険を受給している人には特におすすめですよ。