最近では60代以上でも活躍できる仕事が増えており、シニア層の転職は十分可能です。
「定年後も働きたい」「社会に貢献したい」という中高年に向けて、この記事ではおすすめの転職エージェントや再就職を成功させるコツを解説します。
まずは、圧倒的な求人数を誇るリクルートエージェントや、スカウトを通じて自身の市場価値を確認できるビズリーチに登録しましょう。この2社を軸に転職活動を進めることが、納得のいく再就職を叶える最短ルートです。
シニアにおすすめの転職エージェント
近年は60代以上でも利用できる転職エージェントが増えつつあります。
ここでは、60代以上の転職支援に力を入れている大手総合型からシニア層専門まで、おすすめの転職エージェントを6つ紹介します。
以下の記事では、主要転職エージェントの評判や口コミ、おすすめランキングを詳しく解説しているので、転職エージェント選びの参考にしてみてください。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、50代~60代以上の転職支援実績がある大手総合型エージェントです。全国に拠点があり、年齢層を問わず多様な業界・職種に対応しています。
特に管理職や専門職での経験がある人材に対する需要が高く、企業との太いパイプを活かした非公開求人も魅力です。
こんな人におすすめ
- 多くの求人を比較して選択肢を広げたい人
- 地方での再就職や未経験職種も視野に入れている人
- 手厚いサポートを受けたい人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社インディードリクルートパートナーズ https://www.r-agent.com/ |
| 求人数 | 990,000件 |
| 対応地域 | 日本全国 |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-317880 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
リクルートエージェントはサイトに登録すると、エージェントから誘いが来て、転職活動をサポートしてくれる。
こちらの都合に合わせて連絡をくれるので通勤の行き帰りなどに対応してくれるため、気軽に利用できるいいサービスだと思う。
出典:すべらない転職
リクルートエージェントの担当の方が、かなり営業チック(早く成約させたい)な雰囲気を感じ、とにかくこちらの気持ちよりも、何でもチャレンジしてみましょう、受けてみないとわからないですよ、とぐいぐい来る方でした。
紹介求人が多いのはありがたいですが、もう少し配慮が欲しかったなと思います。
出典: すべらない転職
doda
dodaは、キャリアアドバイザーのサポートとスカウト機能の両方を利用できるハイブリッド型エージェントです。
豊富な求人数と職種の多様さから、シニアでも自分に合った求人を見つけやすいのがメリットです。
50代後半や60代の転職成功事例もあり、業界や職種に特化した担当者が親身に対応してくれます。
こんな人におすすめ
- 自分でも積極的に求人を検索したい人
- 隙間時間に転職活動を進めたい人
- シニア向けのスカウトメールを効率的に受け取りたい人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ |
| 求人数 | 30万件以上 ※非公開求人含む |
| 対応地域 | 全国・海外(国内拠点は12ヶ所) |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-304785 特定募集情報等提供事業:51-募-000144 |
| 2026年7月時点の求人数 | |
dodaにはエージェントだけではなくスカウトサービスやパートナーエージェントサービスもあったのでいちおう登録しておいたらスカウトが何件も来たので効率的に求人を探すことができました。
中には、希望に合わない求人もありましたが60歳を超えても登録したらたくさんのスカウトメッセージが送られてきたのは印象が良かったですね。
出典: すべらない転職
転職エージェントや転職サイトを併用していると、それぞれのサービスで選考の状況の確認をしなければいけないので面倒だと感じていた。
dodaでは転職エージェントと転職サイトで応募した求人の選考状況をまとめて確認できたので利便性がよかった。
出典: すべらない転職
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルシニア層向けの転職支援に強いエージェントです。
シニア層の即戦力人材としての活躍を支援しており、英語力を活かせるポジションなどを多く取り扱っています。
特に海外勤務経験やマネジメントスキルを活かした転職に強く、グローバル経験がある人や役職付きでの再就職を目指す人に適しています。
こんな人におすすめ
- 年収を維持してキャリアアップを目指したい人
- 外資系企業やグローバルな環境での経験がある人
- 30年以上の専門的なキャリアを評価してほしい人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
| 求人数 | 常時15,000件以上 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-5259-9221 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010227 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
質の良い求人が多いことは、期待していた以上でした。
働きやすさ、待遇など厚待遇の求人が揃っていて、非常に満足しています。
コンサルタントの業界知識の高さ、提案力も思っていた以上で、相談しやすく頼りになりました。
出典: 独自調査
JACリクルートメントを利用して期待通りだったのは、担当者が業界や職種の特性をよく理解した上で具体的なアドバイスをくれたことです。
前職がソフトウェア業界の営業だった私に対し、メーカー営業ではどんな経験が評価されるかを丁寧に教えてもらえました。
その結果、自分の強みをどう伝えればいいか整理でき、面接対策にも直結しました。
出典: 独自調査
パソナキャリア
パソナキャリアは全国に拠点があり、地方在住のシニアでも活用しやすいエージェントです。
年収800万円以上の求人を3万件以上保有しており、ハイクラス向けの転職支援に強みを持っています。
また女性のシニア転職にも力を入れており、柔軟な勤務形態の求人も多いため、主婦から再就職を目指す人にもおすすめです。
こんな人におすすめ
- じっくりと対話を通じてキャリアを相談したい人
- 社会貢献性の高い企業や働きやすさを重視する人
- 女性のシニア層で、キャリア継続に悩んでいる人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社パソナ https://www.pasonacareer.jp/ |
| 求人数 | 50,000件以上 |
| 対応地域 | 全国(拠点は日本全国47都道府県にあり) |
| 電話番号 | 03-6740-4960 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010444 労働者派遣事業:派13-303586 特定募集情報等提供事業:51-募-000664 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
いままでも転職する時は女性のエージェントさんに支援してもらうようにしていたため、パソナキャリアでも女性のエージェントさんに対応をしてもらいました。
私はセカンドキャリアについて悩んでいたのですが、しっかりと話を聞いた上でシニアの転職市場や女性がどのような仕事をしていることが多いのかなど親身に相談に乗ってくれたのでとても良かったです。
出典: すべらない転職
60歳以上になると年収が下がることも覚悟していたのですが、希望年収に合う求人や管理職の経験を活かせる求人を紹介してもらうことができました。
また、エージェントの方の対応も丁寧だったのでまた機会があったら利用したいと思います。
出典: すべらない転職
転職エージェントの賢い使い方を知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
シニアジョブエージェント
シニアジョブエージェントは、50代以上の就業支援に特化した転職エージェントです。
「年齢不問」「シニアOK」の求人数は業界最大級を誇り、年齢制限を気にせず応募できます。
また応募書類の提出から面接日程の調整、条件交渉の代行まで専任アドバイザーが丁寧にサポートしてくれるので、転職活動に慣れていない人も安心です。
こんな人におすすめ
- シニア世代でも「現役」でスキルを活かしたい人
- 特定の資格や実務経験を武器にしたい人
- 大手エージェントで「紹介できる求人がない」と言われた経験がある人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社シニアジョブ https://senior-job.co.jp/ |
| 求人数 | 33,110件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6908-9822 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-307556 労働者派遣事業:派13-307083 特定募集情報等提供事業:51-募-000896 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
思ったより早い対応で感謝。 問い合わせ前は不安もあったが、よい会社を提案されて決まった。 他を使ってないがよいのではないか。
出典:google
ものすごく怖い話し方の男性相談員でした。質問の答えに「はぁ?」って何回か言われ怖くなって途中で電話を切り着信拒否しました。
よくこんなんで今の時代やっていってるのが不思議な会社だと思います。
出典:google
転職エージェントのサービスはすべて無料です。なぜ無料で利用できるのか、その仕組みを知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
マイナビミドルシニア
マイナビミドルシニアは、50代以上をターゲットにした求人サイトです。
アルバイト・パートから正社員、業務委託まで多様な雇用形態を扱っており、特に地域密着型求人が充実しています。
単発OKな求人も多いため、家事・介護との両立を目指す人やWワークを検討中の人にもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 週3〜4日や時短勤務で無理なく働きたい人
- 未経験から挑戦しやすい業務などを探している人
- 居住地の近くで、通勤の負担が少ない職場を見つけたい人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
| 求人数 | 求人多数 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業:51-募-000092 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
50代です。2017年から2019年にかけて、普通のマイナビで転職活動していました。よかったですよ。
出典:ヤフー知恵袋
昨日触れた、マイナビミドルシニアに会員登録して、求人検索してみたけど、今のところ事務職だと少ないですね。
シニア向けという事もあり、扱っている職種に偏りがあるように思われます。 まあ、これはシニアジョブにも言える事ですが。
出典:X(旧Twitter)
転職エージェントを併用するメリット・デメリットを知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。
シニアにおすすめの転職サイト
近年は経験豊富なシニア層を歓迎する求人も増加傾向にあり、60代以上に対応した転職サイトも登場しています。
ここでは、シニア層から人気の高い転職サイトを2つ紹介します。
ビズリーチ
ビズリーチは、即戦力・管理職経験者・専門スキル保持者向けのハイクラス求人が豊富に揃う転職サイトです。
年収800万円以上の求人も多く、企業の経営層や部長クラスを目指すシニア層に適しています。
自分から企業へ応募するだけでなく、ヘッドハンターや企業から直接スカウトが届く点も魅力です。
「これまでのスキルを活かして今後も活躍したい」という意欲あるシニアにはぴったりのサービスです。
こんな人におすすめ
- 自分のこれまでの経歴が、他社でどの程度評価されるか知りたい人
- 受け身の姿勢で、良い条件の求人があれば話を聞いてみたい人
- 役員・管理職経験があり、顧問や専門職としての移籍を考えている人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件 |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
友人からビズリーチで良い求人を見つけたという話を聞いたのでとりあえず登録してプロフィールの入力だけしておいたのですが、しばらくしたらヘッドハンターからスカウトメッセージが来ていて驚きました。
その求人は希望と合わなかったので応募はしませんでしたが、その後も何度か連絡が来てその中で良かった求人には応募して選考を進めていくことができました。
出典: すべらない転職
転職サイトでは基本的に一人で転職活動を進めなければいけないと思っていたのですが、ヘッドハンターからスカウトメッセージが来て応募したら、選考が上手くいくように職務経歴書の内容に関するアドバイスをもらうことができました。
その際に自分で作成した時には気にしていなかった部分に関する指摘もあったので、ヘッドハンティングでは転職に関するサポートもしてくれることもあるんだと感じたのが印象的でした。
出典: すべらない転職
リクナビNEXT
リクナビNEXTは日本最大級の求人数を誇る転職サイトで、全年代の求職者に対応している点が特徴です。
地方の中小企業やシニア歓迎の求人も取り扱っており、「地元で長く働きたい」「人手不足の業種で役に立ちたい」という人に向いています。
また検索条件で「年齢不問」や「シニア活躍中」などを設定できるため、希望の求人を効率よく探せます。
こんな人におすすめ
- どのような求人があるか、気軽にリサーチしたい人
- 「グッドポイント診断」などの自己分析ツールを活用したい人
- 自分のペースで情報を整理したい人
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
Indeed Japan株式会社 https://next.rikunabi.com/ |
| 求人数 | 1,507,000件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 更新日 | 毎週水曜日・金曜日更新 |
| 免許登録 | 特定募集情報等提供事業:51-募-000379 |
| 2026年5月時点の求人数 | |
リクナビNEXTは業界最大手の転職サイトということもあって求人の数も多く、私でもマッチする求人をいくつか見つけることができました。
また、未経験からでも大丈夫そうな求人もあったのでセカンドキャリアで新しい仕事に挑戦してみるのも良さそうだなと思いました。
出典: すべらない転職
PCでもスマホでも気軽に求人探しができて、案件の応募状況もわかりやすかった印象があります。
その他にも職務経歴書の自動作成ツールやレジュメ完成度チェックをはじめ、具体的に何をしていけばいいのかが可視化されていたので使いやすかったです。
出典: すべらない転職
【転職の目的別】シニアにおすすめの転職エージェント選び方ガイド
転職エージェントを選ぶ際は「転職において何を優先するか」を明確にすることで、利用すべきサービスが自ずと決まります。シニア転職は若手以上に「条件のミスマッチ」が致命的になるため、入口での選別が不可欠です。
ここでは、シニアにおすすめの転職エージェントの選び方について解説します。
収入を維持したい|ビズリーチ・JACリクルートメント
定年後も年収水準を落としたくないなら、シニアを「高付加価値なプロ」として評価してくれるビズリーチ・JACリクルートメントなどのハイクラス特化型サービスとの併用が不可欠です。
ビズリーチやJACリクルートメントは「専門知識」や「マネジメント経験」を適正に評価してくれる優良企業とつながっており、年収維持の交渉がしやすいためです。
ビズリーチは経営層や管理職向けの「スカウト制」を採用しており、企業側から「その経験に高い報酬を払いたい」というオファーが届く仕組みになっています。
また、JACリクルートメントは外資系や国内大手企業のスペシャリスト案件に強く、キャリアを正当に年収へ反映させる交渉力を持っているため、年収維持・向上の可能性を最大化できます。
「年収は下げたくない」という正直な希望を転職のプロに伝えてみましょう。
- ビズリーチ
高収入・ハイクラス・管理職求人が多い転職サイト - JACリクルートメント
管理職・専門職の転職支援特化!ハイクラス向け転職エージェント
体力的に無理なく長く働きたい|マイナビミドルシニア
健康や私生活を優先して働きたいなら、マイナビミドルシニアが適しています。
正社員だけでなく、契約社員やパート、派遣といった「非正規雇用」を含めた幅広い働き方を提案しており、給与額よりも「健康維持」や「社会とのつながり」を重視するシニア層のニーズに特化した求人を多く扱っているためです。
「週何日までなら働けるか」という自分なりのルールを決め、それに合った求人を探してみましょう。
今の自分の体力に見合った雇用形態を、転職エージェントと相談しながら選んでください。
専門資格・スキルを活かしたい|シニアジョブエージェント
これまでの仕事で培った専門的な資格やスキルを武器にするなら、シニアジョブエージェントを活用すべきです。
施工管理技士や税理士、看護師といった「特定の専門スキル」を持つシニアをピンポイントで求める企業とマッチングさせてくれるため、年齢を理由に断られることなく、むしろ「ベテランこそ大歓迎」という環境で働けます。
とくに建設業界や士業、医療現場などでは、若手不足をベテランの確かな技術で補いたいという切実なニーズがあります。保有している資格や過去の専門的な実績を余さず登録し、企業からのオファーを待ちましょう。
自分のスキルがどの業界で最も求められているか、転職のプロに診断してもらいましょう。
まず幅広く求人を見たい・何から始めるかわからない|リクルートエージェント
転職活動の進め方自体に不安がある、あるいはまずは全般的な情報を得たい人は、リクルートエージェントを活用してください。
業界最大手ならではの圧倒的な求人数を保有しており、かつ転職活動の基本から丁寧に教えてくれるサポート体制が整っているため、転職エージェント選びに迷っている人が最初の一歩を踏み出すのに最適です。
特定の業界に絞る前に、世の中にどんな選択肢があるのかを網羅的に確認できます。まずは無料登録をして、キャリアアドバイザーと今の状況を共有することから始めてみましょう。
最大手の転職エージェントを軸にすることで、チャンスを逃すリスクを最小限に抑えられます。
シニアが転職エージェント・サイトを利用するメリット・デメリット
転職エージェントや転職サイトを使えば、シニア層でも転職活動をよりスムーズに進められます。
ただし、各サービスにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合ったサービスを見極めることが大切です。
転職エージェントを利用するメリット・デメリット
転職エージェントはサポートが充実している一方で、自分のペースで活動を進めにくいデメリットがあります。
- 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策などのサポートがある
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 面接後のフィードバックをもらえる
- 企業との日程調整や条件交渉を代行してもらえる
- 担当者によってサポートの質に差が出る
- 紹介される求人が希望と合わない場合もある
- 転職を急かされることがある
- 自分のペースで進めにくい
転職エージェントの最大のメリットは、プロのキャリアアドバイザーによる手厚いサポートを受けられる点です。
履歴書・職務経歴書の添削から面接対策、企業との条件交渉まで無料でサポートしてくれます。
特に「ブランクがある」「自分に合う求人が分からない」といった悩みを抱えるシニアには心強い存在です。
一方で、エージェントは企業側から成功報酬をもらっているため、求人の紹介が若干偏るケースもあります。
またエージェント主導で選考が進むため、マイペースに探したい人には「合わない」と感じるかもしれません。
逆に、転職を迷っていて「とりあえず情報収集だけしたい」という人は、転職サイトの利用が向いています。
以下の記事では、転職エージェントのメリット・デメリット・注意点・非公開求人について詳しく解説しているので、気になる人は確認してみてください。
転職サイトを利用するメリット・デメリット
転職サイトは自分のペースで活動しやすい一方、求人選定から選考の調整まで全て自分でおこなわなければならず、手間がかかりやすいデメリットがあります。
- 自分のペースで求人を探して応募できる
- 24時間いつでもアクセス可能で手軽に利用できる
- 多くの求人を比較でき、情報収集しやすい
- 転職活動を周囲に知られずに進められる
- 応募書類の作成や面接対策などを自分でおこなう必要がある
- 情報過多による判断の難しさがある
- 企業の実態を把握しにくい
- 非公開求人に応募できないことがある
転職サイトは、自分のペースで求人を検索・応募できる手軽さが魅力です。
時間や場所を選ばずに情報収集ができ、応募先の比較も容易です。
特に「まずはどんな求人があるのか見てみたい」「求人情報を幅広く見てから決めたい」という人に適しています。
一方で、書類作成や企業との連絡、面接対策などはすべて自分でおこなう必要があるため、サポートを必要とする人にはハードルが高く感じるかもしれません。
内定獲得に自信がない人は、転職エージェントとの併用をおすすめします。
シニアが転職エージェント・サイトを利用する流れ
転職エージェントと転職サイトは、利用する流れが異なります。
それぞれのサービスの手順を把握しておくことで、スムーズに進められます。
転職エージェントを利用する流れ
シニアが転職エージェントを利用する際は、まず公式サイトで会員登録手続きが必要です。
- 公式サイトから登録
- 担当者と面談
- 求人紹介
- 応募
- 選考
会員登録を済ませた後、担当アドバイザーとの面談をおこないます。
面談では、これまでの職歴や希望条件などをヒアリングされ、面談の情報をもとに、適性に合った求人を紹介されます。
希望すれば履歴書・職務経歴書の添削や面接対策の支援も受けることができ、書類選考通過後は、面接日程の調整や条件交渉をエージェントが代行してくれます。
以下の記事では、転職エージェントの使い方や面談の内容について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
転職サイトを利用する流れ
転職サイトはエージェントを介さないため、すべての手続きを自己完結で進めていくことになります。
- 公式サイトから会員登録
- 求人検索
- 応募
- 企業との直接やりとり
転職サイトは自分のペースで求人検索・応募ができる自由度の高いサービスです。
利用は無料で、会員登録をおこなうとマイページが開設され、職務経歴書の入力やスカウト機能の活用が可能になります。
シニア向け求人は「60歳以上歓迎」「定年後再雇用あり」などのキーワード検索で見つけやすくなっており、気になる求人が見つかれば、そのままオンラインで応募が完結します。
応募から内定獲得までの手続きは企業によって異なり、すべて自分で対応が必要です。
シニアから転職する場合の注意点
シニア世代が転職活動をおこなう際は、若年層とは異なる注意点があります。
年齢による制約や待遇の変化、求人傾向などを把握しておかないと、思ったような職場に出会えない可能性もあるので、事前に対策が必要です。
年齢が理由で求人を紹介してもらえない可能性がある
一社に断られても落ち込む必要はありません。転職エージェントを切り替える柔軟性を持ちましょう。
転職エージェントごとに得意な年齢層や提携企業の傾向が異なるだけであり、自分の価値が否定されたわけではありません。
大手エージェントで断られたとしても、シニア特化型エージェントであれば年齢を強みとする求人が豊富に用意されていることが多々あります。「相性が悪かった」と割り切り、特化型へ切り替えて再挑戦してください。
一社の結果で自分の価値を決めつけず、常に3社以上の窓口を持っておくことが大切です。
- リクルートエージェント
転職支援実績トップクラス!日本最大級の定番エージェント - doda
CMでおなじみ!サポート力に定評のある転職エージェント
以下の記事では、転職エージェントの賢い選び方などについて詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
60歳以上になると年収水準が下がりやすい
シニアが再就職先を探す際、前職と同程度の年収を希望しても、60歳以上になると年収が下がる傾向にあります。
厚生労働省が令和6年に実施した雇用動向調査では、60代の半数以上が転職で年収が減少しています。
| 年齢区分 | 増加 | 変わらない | 減少 |
|---|---|---|---|
| 19歳以下 | 48.8% | 34.9% | 11.9% |
| 20~24歳 | 50.5% | 31.5% | 16.8% |
| 25~29歳 | 46.3% | 23.1% | 29.2% |
| 30~34歳 | 46.1% | 29.1% | 24.2% |
| 35~39歳 | 45.5% | 28.0% | 24.3% |
| 40~44歳 | 45.9% | 23.7% | 29.0% |
| 45~49歳 | 46.4% | 26.9% | 23.8% |
| 50~54歳 | 39.0% | 31.7% | 28.2% |
| 55~59歳 | 27.4% | 33.6% | 36.6% |
| 60~64歳 | 13.6% | 24.2% | 60.9% |
| 65歳以上 | 23.7% | 33.7% | 40.5% |
(出典:転職入職者の賃金変動状況別割合-令和6年|厚生労働省)
55歳以上になると転職によって年収が減少する割合が増え、60~64歳では年収が減少した人の割合が全体の6割を超えます。
シニアになると定年が近づき、将来的な育成が難しいことから、経験・スキルがあっても年収の低いポジションが提示されやすいです。
希望条件にこだわりすぎると求人が見つかりにくい
「絶対に譲れない条件」を1つに絞り、それ以外はこだわりすぎないことも大切です。シニア向けの好条件求人は母数が限られています。すべてを完璧に満たそうとすると、マッチングの確率が極端に下がり、活動が長期化して精神的に消耗してしまうリスクがあります。
「年収は下がるが、勤務地は家から30分以内」など、優先順位を明確にすることで、応募できる案件が劇的に増えます。自分の希望に優先順位をつけ、ターゲットを少し広げてみてください。
「60点ならまずは話を聞いてみる」という柔軟性が、希少な好条件求人を掴み取るチャンスを広げます。
複数のサービスで同じ企業に重複応募しない
どの転職エージェントからどの企業に応募したか、自身でしっかり管理する必要があります。重複応募は企業側の採用管理に混乱を招き、「自己管理能力が低い」とみなされて不採用のリスクを高めるからです。
転職エージェントAとBから同じ企業に履歴書が届くと、企業は選考を中断せざるを得ず、どちらの転職エージェントとの関係も悪化します。簡単な管理表を作成し、応募履歴を常に手元で確認できるようにしておきましょう。
「応募日・企業名・経由サイト」を一目でわかるように管理しましょう。
シニアでも転職を成功させる方法
過去の役職や実績を「強み」に変えつつも、新しい環境に馴染もうとする「謙虚さ」を併せ持つことがシニアにおける転職成功のコツです。
シニアは経験を武器にしつつも、柔軟な姿勢を見せることで、現場が「一緒に働きたい」と思える人材として評価されるようになります。
ここでは、シニアから転職を成功させるために、効果的な方法を5つ紹介します。
複数の転職サービスを併用して求人の選択肢を広げる
転職活動をする際は、1つのエージェントや求人サイトだけに頼るのではなく、複数のサービスを併用するのがおすすめです。
転職サービスが保有している求人情報はそれぞれ異なるため、複数併用したほうが選択肢の幅を広げられます。
たとえば、大手転職エージェントでは管理職経験者向けの求人が充実している一方、シニア専門エージェントでは60代以上でも就業できる企業を多数紹介してくれます。
希望条件に優先順位をつけて柔軟に動く
転職活動を成功させるには、希望条件に柔軟な姿勢を持つことが大切です。
年収や勤務時間、仕事内容などに過度にこだわりすぎると、応募可能な求人が極端に減ってしまい、なかなか転職先が決まらないという事態になりかねません。
条件が多すぎると転職先を見つけるのが難しいので、「譲れる条件」と「譲れない条件」の整理が重要です。
エージェントとこまめに連絡を取り合う
転職エージェントを利用する場合、担当者との連絡頻度は結果に大きく影響します。
シニア世代に合った求人は限られているため、最新情報を素早く掴むことが内定への近道です。
エージェントからの連絡にはできるだけ早く返信し、自分の希望や現状を正直に伝えることで、マッチする求人を提案してもらいやすくなります。
面接対策や応募書類の修正などの相談も積極的におこなえば、転職成功率がアップします。
過去の経験やスキルを活かせる業界・職種を選ぶ
シニアの転職では、これまでのキャリアや専門知識が大きな強みになります。
未経験の職種へのチャレンジも可能ですが、年齢的なハードルを感じさせずにアピールできるのは「経験を活かせる職種」です。
たとえば営業職やマネジメント経験がある人は、中小企業の営業アドバイザーや管理職ポジションなどがマッチしやすいです。
また教育業界や人材育成の分野も、人生経験を活かせる場として人気があります。
年齢をポジティブな強みとして面接でアピールする
「教育者としての包容力」「危機管理能力」「広範な人脈」など、若手には真似できない安定感を伝えましょう。企業はシニアに対して個人の成績だけでなく、組織全体に安心感を与えるベテランならではの役割を期待しているためです。
これまでの長いキャリアで培った「現場を落ち着かせる力」や「トラブル対応の引き出し」は、成長企業にとって価値の高い資産となります。年齢を気にして卑屈にならず、自分の歩んできた道のりに自信を持って面接に臨みましょう。
「年下の上司とも円滑に働ける柔軟性」をあわせてアピールできれば、内定はぐっと近づきます。
シニア向けの転職エージェント・サイトによくある質問
シニア向けの転職エージェント・サイトによくある質問と回答をまとめました。
60歳以上でも応募できる求人を取り揃えています。
他には総合型の転職エージェントであるリクルートエージェントやdodaもおすすめです。
派遣案件や短時間勤務、契約社員・パート案件なども豊富で、働き方に柔軟性があるため、自分のライフスタイルに合った職場を探しやすいのが魅力です。
登録後は履歴書の添削や面接対策も丁寧におこなってくれるので、転職が不安な人も安心です。
- リクルートエージェント
転職支援実績トップクラス!日本最大級の定番エージェント - doda
CMでおなじみ!サポート力に定評のある転職エージェント
- 年齢を理由に求人を紹介してくれない
- 希望とは異なる職種ばかりを勧めてくる
- 担当者が連絡をくれない、または返事が遅い
- 面談の際に高圧的な態度を取る
年齢で差別的な対応をする、サポートが雑なエージェントは、信頼関係を築きにくく、満足のいく転職活動がおこなえません。
サービスを利用する前に、口コミや評判の確認が必要です。
- 警備員・清掃スタッフ・施設管理などの軽作業系
- 医療・介護業界のサポート職(送迎ドライバーや調理補助など)
- コールセンター・受付・事務などのデスクワーク系
- 自動車整備や建設業などの技能職(経験者向け)
特に体力的に無理がなく、シフト制で働きやすい仕事が人気です。
また、定年退職後の再雇用制度を活用する人や、地域密着の中小企業で長く働く人も増えています。
しかし、一社に断られても落ち込む必要はありません。シニア特化型のシニアジョブエージェントなどに切り替えて再挑戦しましょう。
現在の仕事を続けながら、余裕を持って活動を始めましょう。
費用を気にせず、転職のプロのサポートを最大限に活用してください。
転職エージェントの費用に不安がある人は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
転職エージェントでは、非公開求人の紹介や転職のプロによるサポートを受けられます。一方、転職サイトは自分のペースで求人を探せる点がメリットです。
それぞれ役割が異なるため、まずは転職エージェントと転職サイトに1社ずつ登録し、選択肢を広げながら転職活動を進めましょう。
情報収集やキャリア相談のみの利用も可能ですので、まずは将来の選択肢を増やすつもりで気軽に相談してみましょう。
以下の記事では、転職エージェントを求人紹介や相談だけで利用する場合のメリット・注意点について詳しく解説しているので、確認してみてください。






































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