近年の就活、転職活動の現場ではメガベンチャーという言葉が使われるようになってきました。
しかし、大半の人がメガベンチャーという言葉すら聞いたことがないのではないでしょうか?そんなメガベンチャーについて今回はお伝えします!
目次
そもそも、メガベンチャーの定義とは!?
“メガベンチャー”という言葉はありますが、実は明確な定義はありません。
この規模までがメガベンチャーで、ここからは普通のベンチャーというような明確な区切りがないのです。
イメージとして”メガベンチャーとは、ベンチャー企業といわれる会社が大成功して大規模になった会社”です。
文字通り、大規模なベンチャー企業ですね。
大手企業や堅実な中小企業と比べると、創業からの歴史はまだ長くはないですが、急激な成長と共に社員の規模や知名度を大きくしている会社でもあります。
「大企業並みの盤石な基盤の上で、新たな挑戦をしていく企業」
といった感じで、大手企業とベンチャー企業の良いとこどりのような存在です。
その分、求職者からの人気も非常に高いので、徹底した自己分析、選考対策が必須になります。
転職先としても人気!メガベンチャーの代表的企業
メガベンチャー企業は、いずれも小規模な企業としてのスタートから上場し、現在のような大きな企業へと成長していきました。
近年のメガベンチャー企業の中でも、人気トップ5企業を紹介していきます!
リクルート
住宅情報メディアのSUUMOや結婚情報誌のゼクシィなどで有名なリクルートは、メガベンチャーの代表的な企業です。
現在はHRテクノロジー、メディア、人材の主に3つの事業を軸としています。
特徴的な社風として、下記はよくポイントになります。
- 自主性・主体性を重視
- 顧客志向が強い
- チームワークを大事にしている
リクルートグループは優秀な方も多く、CV職によりリクルートで成長した後独立やキャリアアップされている方が多いのが特徴ですね。
弊社には、リクルートの出身でもある弊社の代表の他にも、リクルートへの転職に圧倒的な強みを持つエージェントが複数在籍しています。
弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。
そのため、両方の特徴を把握した上での求人の紹介ができるという強みがあり、実際に書類選考通過率は大手の6倍、内定率は4倍と圧倒的なサポート力が特徴です。
また、リクルートグループへの転職では以下のページが参考になると思いますので、ご参考にしてください。
DeNA
ソーシャルゲームプラットフォームのMobage(モバゲー)で名が知られているDeNAは、1999年に元マッキンゼーの南場智子氏が創業した、ITベンチャー企業です。
「Delight and Impact the World ~世界に喜びと驚きを~」というミッションを持ち、ゲーム事業だけでなく、ヘルスケア、Eコマース、エンターテイメントなど、ITを軸として幅広く事業を展開しています。
1999年の創業時に11人だった社員数は、1300人以上に成長しています。また、2007年12月には東証一部上場を果たしています。
社風の特徴として肩書に囚われない、社員一人ひとりの個を大切にしており、仕事に対しての個人の責任が大きく問われる企業です。また、成長する機会が多いのも特徴です。
サイバーエージェント
メディア、インターネット広告、ゲーム事業で急成長を遂げているサイバーエージェントは、1998年に創業されました。「Amebaブログ」を中心に会員数を増やし、最近ではインターネットテレビ局の「AbemaTV」という新しい事業を生み出しました。
サイバーエージェントも2014年9月に東証一部市場に上場しています。
特徴としては、若手の方が多く、自分で手を上げることで事業に参画することがしやすい点が挙げられます。
また、事業スピードが速いため、必然的に社員の成長スピードも速く、社員の方は全体的にモチベーションが高く、仕事に対して熱意をもって取り組む傾向があります。
仕事もプライベートと捉え、結果的に仕事時間を長く取る方もいます。
楽天
インターネットショッピングの「楽天市場」やインターネット総合旅行サイト「楽天トラベル」を始めとした、日本を代表するインターネット関連事業を行う企業です。「楽天銀行」「楽天カード」のようなFin Techも主な事業となっています。
近年、海外進出にも力を入れており、世界30カ国、12億人以上にサービスを届けています。
幅広い事業を手がけており、新規事業に携わるチャンスも多く、チャレンジ精神や主体性が強い社員が多いです。
また、楽天への転職では以下のページが参考になると思いますので、ご参考にしてください。
LINE
メッセージアプリLINEを軸として、インターネット関連事業を行なっています。
最近では「LINE PAY」や「LINE MUSIC」のような事業も展開しており、今後も新しい事業や企業の成長が期待できるでしょう。
中途入社の場合、大手IT企業からの転職者がほとんどを占めています。
メガベンチャーの代表的な企業は、就活生にも転職者にも人気ですので、転職を考える場合はしっかりと情報収集する必要があるでしょう。
上場すればメガベンチャーと言えるのか?
ベンチャー企業と聞くと「最年少上場」という言葉など、”上場”という言葉がセットになっていることが多いかと思われます。確かに、上記であげた企業はいずれも上場しています。
上場していれば必ずメガベンチャーとは言えませんが、上場しているかしていないかということは、非常に重要な基準になっていると言えます。
やはり、上場すると世間的にも注目され、安定した経営環境で優秀な人材を取り入れることが可能になります。そのため、上場は一つの指標とされているのです。
ただ、あえて上場せずにいる企業もあり、メガベンチャーだから良いというわけでもないので注意が必要です。
例えば、サントリーは上場していないですが、他の飲料メーカーとの給与を比べたときに報酬が高く福利厚生もしっかりしていたりします。給与が全てではないですが、1つの指標にはなるため、企業研究はしっかりと行って下さいね。
そもそも、なんでベンチャー企業が注目されるようになった?
ひと昔前であれば名の知れた大企業に入り、一生安泰した生活をすることが一般的な理想とされてきました。
しかし、IT化やAIの登場により、変化のスピードが速く不安定な現在においては、大企業といえど経営の危機やリストラの可能性は大いにあります。
歴史があり安定した大企業に入ると、一般的にキャリアのスタートに差がありません。しかし、ベンチャーの場合は違います。いきなり責任のあるポジション、実務的な仕事を任され、結果が求められます。
近年の優秀な学生は、最初からそういった責任あるポジションを望む人が多いのでベンチャー企業が注目されてきたといえます。
その結果、優秀な人材がベンチャー企業にも入るようになり、現在のようなメガベンチャーと言われる規模の会社に成長していったのです。
加えて、大企業の末端から堅実にその企業のためだけに仕事をしてきた人と、実務的で責任のあるポジション、結果が求められる環境で仕事をしてきた人の二者がいる場合、転職市場で価値があるのは後者です。
これからの時代は一社に勤め続けるということが稀な時代です。絶対に何があっても一生安泰というような企業がない今、自分のスキルを高められる環境を望むのは、当たり前の考えなのかもしれませんね。
ベンチャー企業への転職についてより詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。ベンチャーへの転職を考えるにあたって参考になる情報が多いかと思います。
メガベンチャーへの転職を検討されている方へ
いかがだったでしょうか?
今回はメガベンチャーについて定義を確認した上で、実際の企業を例にあげながら説明しました。
メガベンチャー企業は安定とチャレンジを兼ね備えており、個人の成長も大きく期待できる会社が多いです。
一方で転職をする際に気をつけなければならない落とし穴が存在します。
大手企業からメガベンチャー企業への転職する場合の落とし穴
ベンチャー企業へ転職する場合の落とし穴
メガベンチャーへ転職する場合の落とし穴
転職エージェントはこういった転職での「あるあるな落とし穴」やキャリアについて豊富な経験を持っています。
弊社もそういった意味でプロのご支援をさせて頂いております。
弊社の強みはこちらの記事でご紹介させて頂いておりますので必要に応じてご確認頂けますと嬉しく思います。
最後にあなたにとって有益な情報となりましたら嬉しく思います。
❐企業とのつながりが密で豊富な情報を保有
❐企業別の徹底した選考対策が可能
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末永 雄大
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