女性銀行員から転職を考えている方の中には「銀行員から転職はできるのかな?」「どんなスキルを持っているのかな」と不安に感じている方のいるのではないでしょうか。
実際、女性銀行員にはさまざまなスキルがあり、転職に有利です。
本記事では女性銀行員からおすすめの転職先、成功させるコツや実際の体験談などを紹介します。
銀行から転職を考えている女性の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
女性銀行員から転職は可能?
女性銀行員からの転職は可能です。
同じ銀行員でも女性だと不利なのでは?と心配する方が多いですが、その逆で有利に働くことが多いでしょう。
銀行では窓口業務のほかにも、金融商品の営業やお金の運用、貸し付けを行ったりと、さまざまな業務を行います。
そのため、女性銀行員には以下のスキルがあります。
- 業務を正確に遂行するスキル
- 勉強熱心で向上心がある
- 社会人としてのマナースキル
とくに銀行員の中で女性は数字に強く、コミュケーションスキルも高いため、さまざまな職場でも活かしやすく転職でも有利です。
一方で、適切な自己アピール方法を知らず、優秀なのにお見送りとなってしまう女性銀行員もいます。
このような事態を防ぐためには、徹底的に面接準備をしましょう。備えあれば憂いなしです。
すべらないキャリアエージェントでは、転職者との自己分析セッションを通じて見つけら一人ひとりの強みをお伝えするとともに、どのように面接でアピールすればいいのかを伝授しています。
せひお気軽にご相談ください。
女性銀行員が転職を考える理由
女性銀行員が転職を考える理由として、以下の3つが挙げられます。
- 人間関係に悩みがある
- 将来性に不安がある
- ワークライフバランスを整えたい
それぞれ詳しく説明します。
人間関係に悩みがある
女性銀行員が転職を考える理由1つ目は、人間関係に悩みがあることが挙げられます。
大企業や長く経営している企業では、派閥や組織体制の形成により溶け込みにくい雰囲気があります。
人間関係の悩みを解決するのは難しく、すぐに改善することは期待できないでしょう。
転職することによって、人間関係が良好で働きやすい環境へシフトチェンジできるといったメリットが期待できます。
将来性に不安がある
女性銀行員が転職を考える理由2つ目は、将来性に不安を感じることが挙げられます。
銀行の経営状況の悪化やAI化が進むことで銀行の業務が減る可能性が考えられています。
「安定している」といわれる銀行員でも、将来に不安を感じている方は多くいるかもしれません。
また、現代の金利は下がり続けているため、銀行が得られる金利収入の減少も目立っています。
これにより、その分人件費をできる限り削りたいと考え、AI化が可能な業務はなくなる可能性が高いでしょう。
ワークライフバランスを整えたい
女性銀行員が転職を考える理由3つ目は、ワークライフバランスを整えたいことが挙げられます。
職場にもよりますが、銀行は休日出勤や残業が多く、プライベートの時間をじゅうぶんに確保させられないという人も多くいます。
とくに子どもがいる家庭では仕事や家事、子育ての両立で苦労することが多く、なるべく残業や休日出勤の好きない職場への転職を考えるのが自然でしょう。
女性銀行員におすすめの転職先
銀行員として得た経験やスキルは、ほかの職種でも有利に活躍できます。
ここでは、「一般職」「総合職」「本部在籍」の3つのケースに合ったおすすめの転職先を紹介します。
一般職
窓口業務や事務作業の多い一般職は、事務処理の経験を活かした事務職に転職するのがおすすめです。
事務処理能力を活かせる仕事として、以下の5つが挙げられます。
・一般事務
・営業事務
・人事アシスタント
・経理アシスタント
・秘書
上記の転職先は内勤勤務であるため、残業が少ない傾向にあります。
プライベートの時間を重視する方におすすめです。
総合職
総合職は幅広い業務に携わるため、営業力やリスク管理能力を活かせばキャリアアップを狙いやすいです。
おすすめの転職先は以下の通りです。
・無形商材の営業職
・コンサルティング
・外資系の金融業界
一般職と比べて、スキルや経験を評価される傾向があります。
本部在籍
本部直下で働いた経歴だけで転職が有利になる場合があります。
スキルや経験を伸ばしたい目標があれば、在籍していた部門に関係性のある職種を選びましょう。
おすすめの転職先は以下の通りです。
・コンサルティング業界
・管理や企画
・無形商材の営業職
今持っている経験やスキルを伸ばしたい方は、在籍していた部門に関係性のる職種を選びましょう。
女性銀行員からの転職を成功させるコツ
女性銀行員からの転職を成功させるコツは、以下の通りです。
- 自己分析をしっかり行う
- 転職の条件を明確にする
それぞれ詳しく説明します。
自己分析をしっかり行う
自己分析は転職活動において、非常に大切なポイントです。
面接ではライバルに勝つためのアピールポイントを見つける必要があります。
自己分析をしっかり行うことで、自分の強みを知ることができます。
「自分の強みやスキルをこのように活かして、貴社に貢献していきたい」ことをアピールできれば、面接官から好印象を持ってもらえるでしょう。
転職の条件を明確にする
自分に合った転職先が見つからずに迷っている方は、給与や休日、福利厚生といった条件を明確にしてから、転職先を探しましょう。
また、条件だけではなく妥協するポイントも明確にしておくことをおすすめします。
転職の条件や妥協できる部分を明確にしておけば、自分に合った転職先を探しやすくなるでしょう。
女性銀行員に転職エージェントがおすすめな理由
転職エージェントを利用すれば、転職のためのさまざまなサポートを受けられます。
- 非公開求人の紹介
- 質の高い面接対策
- 応募書類の添削
- 業界について詳しく教えてくれる
- 企業の人事に推薦
- 日程調整や交渉の代行サポート
それぞれ詳しく説明します。
非公開求人の紹介
転職エージェントでは、公開求人のほかに非公開求人の紹介があります。
実は、転職エージェント各社が取り扱っている求人の約8割ほどは、企業の公式採用ページや転職サイトに掲載されていない非公開求人となっています。
なぜ企業は転職エージェントに非公開求人を依頼しているのかというと、求める人材を効率良く採用したいからです。
とくに人気企業や有名企業などは1つの求人に対して多くの応募があるでしょう。
その中には企業が求める募集要件に合っていない応募も多く、企業の採用担当者が対応しきれないというリスクが発生します。
そういったリスクを回避するために、募集要件にマッチした企業の求める人材のみを紹介して欲しいという理由で、転職エージェントを利用します。
質の高い面接対策
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人企業の内情に詳しい人が多いです。
「どのような面接が行われるのか」「面接官はどういった点に着目しているのか」といった情報を把握しています。
転職エージェントは企業の人事担当者に、事前に採用要件をヒアリングしています。
ヒアリングした内容から「この企業はスキルを重視しているから、面接ではこれまでの経験や実績をしっかりアピールしましょう」と、企業の選考重視ポイントを考慮しながら具体的なアドバイスができます。
また、これまでに転職エージェントは多くの企業に転職者を紹介しています。
面接で聞かれた質問内容をデータとして蓄積しており、企業ごとの想定質問集を用意しています。
企業ごとの面接情報やノウハウが蓄積されていることから、面接内容を万全にするのも可能でしょう。
応募書類の添削
多くの転職者は履歴書や職務経歴書といった応募書類をきちんと書けているか不安に感じるでしょう。
転職エージェントは応募書類の書き方について、アドバイスや添削をしてくれます。
応募書類を添削してもらうことで、転職サイトなどを通して直接エントリーするよりも書類選考の通過率が上がりやすくなります。
さらに、採用担当者の目に留まるためのコツも伝授してくれます。
業界について詳しく教えてくれる
転職エージェントによって、特定の業界や職種に特化しているところがあります。
そういったエージェントでは、サポート担当のキャリアアドバイザー自身がその業界や職種の出身者であることが多く、より詳しい内情を把握しています。
そのため、自分で調べるだけでは得られない情報や実際の仕事内容、そして雰囲気も教えてくれるので、転職後のミスマッチを事前に防げるでしょう。
しかし、大手の転職エージェントは幅広いさまざまなジャンルの求人を扱っていることから求人の情報量は薄くなりやすいです。
それに対して中小の転職エージェントでは取り扱っている求人が限られているので、より詳しい情報を把握しています。
企業の人事に推薦
転職エージェントでは企業へ応募する前に、応募者の人柄や意欲、アピールポイントなどをまとめて事前に企業へ推奨してくれます。
通常の転職サイトや企業の応募ページから自分で直接応募すると、必要書類の経験やスキルだけでは企業の採用基準に満たないことがあります。
転職エージェントを利用すれば、人柄も含めて評価を行い推薦してもらえるので、書類通過の成功率は上がりやすくなるでしょう。
日程調整や交渉の代行サポート
転職エージェントは志望する企業とのスケジュール調整や交渉などを代行してくれます。
主な代行内容は以下の通りです。
・各企業への応募手続き
・面接の日程調整
・選考結果が同時に出るように調整
・配属先や給与の交渉
・入社日の調整
配属先や給与の交渉については、応募者本人が交渉するとトラブルになってしまうケースがあるので、プロに任せる方がスムーズに進みやすくなるでしょう。
転職に成功した女性の体験談
実際に銀行員からの転職に成功した方の体験談を紹介します。
【30代・女性】
メガバンク 法人営業部→メーカー財務職
転職のきっかけは、私の営業のカウンターである上場企業の財務部や経営企画部の方々の仕事が面白そうだ、という思いが、銀行での「法人営業職を続けたい」という思いを上回ったためです。
転職活動を通して気付いた点は、これまで社会人として経験した、①どのような業務で培った、②どのようなスキルを、③転職先でどのように生かすことが出来るのか、をしっかりと伝えることが重要だと思います。(転職エージェントに)求人案件の案内、書類作成、面接、最終面接、内定後のサポート等、転職活動を一貫して力強くサポートして頂きました。
転職活動が初めての方がいらっしゃれば、エージェントさん選びは極めて大切ということをお伝えしたいです。
参考:「みんなの転職体験記」
上記の方は転職エージェントを活用しながら、転職を成功させました。
1人で転職活動を行うのが不安に感じる方は、転職エージェントの利用をおすすめします。
女性銀行員から転職はできる!
女性銀行員として働いた経験やスキルはさまざまな転職先に活かせます。
転職活動に不安を抱えている方は、転職エージェントに相談してみましょう。
転職者の経験に合った求人の紹介や面接対策、スケジュール調整まで幅広くサポートしてくれます。
弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。
そのため、両方の特徴を把握した上での求人の紹介ができるという強みがあり、実際に書類選考通過率は大手の6倍、内定率は4倍と圧倒的なサポート力が特徴です。
末永 雄大
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