大手エージェントは「やめとけ」「事務的で冷たい」という評判もあり、登録を迷いますよね。
大手企業への転職を成功させるためには、大手エージェントの利用が必要不可欠です。しかし、それぞれの特徴を知らずに適当に選ぶと、ミスマッチにつながります。
そこで本記事では、大手企業に強い転職エージェント7社を徹底比較しました。あわせて、大手エージェントの選び方や賢く使いこなすコツも紹介します。
大手企業に強い大手転職エージェント7社を徹底比較
転職エージェントに登録するなら、まずは実績豊富で信頼できる「大手転職エージェント」を選ぶことが転職成功への近道です。
ここでは、大手企業への転職に強く、安心して利用できるおすすめの7社を厳選してご紹介します。
1.リクルートエージェント|求人数No.1で大手企業に強い
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る、業界最大手の転職エージェントです。
最大の強みは、他社を圧倒する「求人数の多さ」です。「非公開求人」を多数保有しており、大手企業や人気企業の求人も多く含まれています。
全国に拠点を持ち、あらゆる業界・職種に対応しているため、「まずは登録して求人の全体像を把握する」のがおすすめです。
実績豊富なアドバイザーが多数在籍しており、過去の転職支援データを活用した面接対策も強力です。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社インディードリクルートパートナーズ https://www.r-agent.com/ |
| 求人数 | 972,620件 |
| 対応地域 | 日本全国 |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-317880 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
以下に、リクルートエージェントの評判・口コミについてわかりやすくまとめた記事をご用意したので、ぜひご覧ください。
こんな人におすすめ
- とにかくたくさんの求人を見て、可能性を最大限に広げたい人
- 大手企業や人気企業への転職を本気で狙っている人
- 地方在住やUターン希望など、幅広い地域で求人を探したい人
「譲れない条件」を明確にして担当者に伝えることで、自分にぴったりの求人を引き出しましょう。
2.doda|求人数と手厚いサポートのバランスが良い
dodaは「転職サイト」と「転職エージェント」の機能が1つになった、使い勝手の良いサービスです。
エージェントから求人紹介を受けられるだけでなく、自分で求人を検索して応募したり、企業から直接オファーが届く「スカウトサービス」を利用したりできます。
「自分のペースで進めたい」という希望と「プロに相談したい」という希望の両方を叶えてくれるバランスの良さが魅力です。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ |
| 求人数 | 287,200件 |
| 対応地域 | 全国・海外(国内拠点は24ヶ所) |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-304785 特定募集情報等提供事業:51-募-000144 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
こんな人におすすめ
- 自分で求人を探しつつ、必要な時だけプロのサポートを受けたい人
- 企業からのスカウトを受け取って、自分の市場価値を知りたい人
- 初めての転職で、書類作成や面接に不安があり手厚くサポートしてほしい人
自己分析にいき詰まったら、まずはこれらのツールを使ってみるだけでも大きなヒントが得られます。
3.マイナビエージェント|20代・第二新卒の転職に強い
マイナビエージェントは、20代〜30代前半の若手層から支持を集める転職エージェントです。新卒採用での知名度を活かし、若手の採用に意欲的な企業の求人を豊富に保有しています。
とくに「ポテンシャル採用」の案件に強く、経験が浅い若手層や、未経験の職種にチャレンジしたい人にとって心強い存在です。
サポートも「親身で丁寧」と評判が高く、初めての転職でも安心して利用できます。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
| 求人数 | 求人多数 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業:51-募-000092 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
こんな人におすすめ
- 20代、第二新卒で、これからのキャリア形成に不安がある人
- 経験スキルよりも、人柄や意欲を評価してくれる企業に就きたい人
- 事務的な対応ではなく、親身にじっくり相談に乗ってほしい人
4.JACリクルートメント|ハイクラス・外資系転職向け
JACリクルートメントは、年収600万円以上のハイクラス転職や、管理職・専門職、外資系企業への転職に特化したエージェントです。
最大の特徴は、コンサルタントの質の高さです。企業担当と求職者担当を同じ人物が兼任する「両面型」を採用しているため、求人票には載っていない深い情報を直接聞けます。
30代以降のキャリアアップや、高い専門スキルを持つ20代後半の人におすすめです。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
| 求人数 | 常時15,000件以上 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-5259-9221 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010227 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
以下に、JACリクルートメントの評判・口コミについてわかりやすくまとめた記事をご用意したので、ぜひご覧ください。
こんな人におすすめ
- 現在の年収が600万円以上で、さらなる年収アップを目指す人
- 外資系企業やグローバル企業で英語力を活かして働きたい人
- 企業の深い内部情報を知ったうえで、ミスマッチのない転職をしたい人
5.ビズリーチ|スカウト型で優良企業からオファー
ビズリーチは、国内最大級のハイクラス会員制転職サイトです。職務経歴書を登録するだけで、優良企業や一流ヘッドハンターから直接「スカウト」が届きます。
自分から求人を探して応募する手間が省けるため、現職が忙しい人でも効率的に活動することが可能です。
また、届くスカウトの内容や提示年収を見ることで、自分の「市場価値」を客観的に把握できます。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件 |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
こんな人におすすめ
- 今すぐ転職しなくても、良い条件の話があれば聞いてみたい人
- 自分の市場価値や適正年収を客観的に知りたい人
- 忙しくて自分から求人を探す時間が取れないため、受け身で進めたい人
最初は「プラチナスカウト」が届いた時だけ話を聞いてみるという使い方も賢い方法です。
6.リクナビNEXT|転職サイトだが情報収集に最適
リクナビNEXTは、日本最大級の転職サイトです。エージェントサービスとは異なり、担当者はつかず、自分で求人を検索して応募するスタイルです。
エージェント経由では募集していない「リクナビNEXT限定求人」も多く掲載されています。
自分のペースで好きな時に求人をチェックできるため、本格的に活動を始める前の情報収集や、エージェントで見つからなかった求人の補完での利用におすすめです。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
Indeed Japan株式会社 https://next.rikunabi.com/ |
| 求人数 | 1,370,000件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 更新日 | 毎週水曜日・金曜日更新 |
| 免許登録 | 特定募集情報等提供事業:51-募-000379 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
こんな人におすすめ
- まだ転職するか決めていないが、どんな求人があるか見たい人
- エージェントとの面談などを介さず、自分のペースで活動したい人
- 地元の中小企業など、エージェントが扱っていない求人も探したい人
自分の強みを言語化するのに役立つので、診断目的で登録するのもアリです。
7.パソナキャリア|女性の転職サポートに定評
パソナキャリアは、人材派遣業界大手のパソナが運営する転職エージェントです。オリコン顧客満足度調査で何度も1位を獲得しており、「利益よりも求職者に寄り添う姿勢」が高く評価されています。
マッチングの精度にこだわっており、無理な転職をすすめることはありません。
また、女性のキャリア支援に力を入れており、女性独自の悩みやライフイベントに配慮した企業の紹介が得意です。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社パソナ https://www.pasonacareer.jp/ |
| 求人数 | 50,000件以上 |
| 対応地域 | 全国(拠点は日本全国47都道府県にあり) |
| 電話番号 | |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010444 労働者派遣事業:派13-303586 特定募集情報等提供事業:51-募-000664 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
こんな人におすすめ
- 初めての転職で不安が大きく、とにかく親身に相談に乗ってほしい人
- 利益優先の事務的な対応や、強引な求人紹介が苦手な人
- 女性の働き方に理解のある企業を紹介してほしい人
カウンセリングが丁寧なので、自分のキャリアの方向性が定まっていない段階でも安心して相談できます。
以下の記事では、転職エージェントのサービス内容や選び方について詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。
大手転職エージェントの3つのメリット
転職活動において、情報量の多さとシステム化されたサポート体制を持つ「大手エージェント」の利用が最も安全で効率的な選択肢となります。
とくに「大手企業」への転職を目指す場合や、初めての転職では、大手エージェントを利用するメリットは大きいです。
ここでは、大手転職エージェントの3つのメリットについて解説します。
1.圧倒的な求人数と大手企業へのパイプ
大手エージェントを利用するメリットは、一般には公開されていない「非公開求人」を含めた圧倒的な求人数にアクセスできることです。
人気のある大手企業や優良企業は、応募の殺到を防ぐために、信頼できる大手エージェントにのみ求人を依頼する傾向があります。非公開求人はサイト上で検索しても出てこないため、登録しなければ存在すら知ることができません。
「誰もが知る有名企業」や「福利厚生の整ったホワイト企業」への切符を手に入れるには、大手エージェントへの登録は必須と言えます。
まずは選択肢の分母を増やし、自分が応募できる企業の幅を知ることが、理想の転職への第一歩です。
これらを逃さないためにも、まずはエージェントに登録して求人を確認する権利を得ましょう。
非公開求人について詳しく知りたい人は、以下の記事で解説しているので、チェックしてみてください。
2.充実したサポート体制
大手エージェントは、選考通過率を上げるためのサポート体制がシステム化されており、初めての転職でも迷わずに進めるためのツールがそろっています。
過去の膨大な転職支援実績から蓄積されたデータベース(面接で聞かれた質問事例や、企業が好む人物像など)を活用できるためです。個人の勘に頼らない、データにもとづいた対策ができます。
たとえば、以下のようなサポートを受けられます。
- 書類添削
採用担当者の目に留まりやすい職務経歴書の書き方を、プロの視点で添削 - 面接対策
模擬面接をおこない、回答内容だけでなく話し方やマナーまで指導 - 年収交渉
内定後、自分では言い出しにくい給与や入社日の交渉を代行
上記のサポートをすべて無料で利用できるのは大きなメリットです。一人で悩む時間を大幅に短縮できます。
「この会社では必ずこの質問が出る」といった傾向を知っているだけで、精神的な余裕がまったく違います。
3.全国対応と多様な職種・業界への対応力
居住地域や希望する職種に関わらず、幅広く対応してもらえるのも大手エージェントの強みです。
全国主要都市に拠点を持ち、あらゆる業界・職種の求人を網羅しています。地域密着型・特化型エージェントではカバーしきれない広範囲のニーズに応えることが可能です。
「地方から東京の大手企業へ転職したい」「今の営業職から、未経験の企画職にチャレンジしたい」といった場合でも、大手エージェントなら豊富な選択肢のなかから現実的な提案ができます。
また、もし転勤などで将来的に勤務地が変わる可能性がある場合でも、全国ネットワークを持つ大手エージェントなら相談に乗ってもらいやすいです。
今の居住地にとらわれず、広い視野でキャリアを考えたいなら大手エージェントが最適です。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
- ビズリーチ
高収入・ハイクラス・管理職求人が多い転職サイト - JACリクルートメント
管理職・専門職の転職支援特化!ハイクラス向け転職エージェント
大手転職エージェントの3つのデメリットと対処法
メリットの多い大手エージェントですが、構造的なデメリットも存在します。しかし、これらは事前に対処法を知っておけば回避可能です。
ここでは、大手転職エージェントの3つのデメリットと対処法について解説します。
1.対応が事務的になる場合がある
担当者が一人で多くの求職者を抱えているため、連絡がマニュアル通りで機械的だったり、レスポンスが遅かったりすることがあります。
多くの人を効率的に支援するための業務フローが組まれているためです。一人ひとりに時間をかけすぎるとビジネスとして成り立たない側面があります。
そのため、「相談したいのにメールだけのやり取りで終わる」「流れ作業のようにさばかれていると感じる」といった不満が出ることがあります。
対処法としては、「転職意欲が高い」ことを伝えて優先順位を上げてもらうか、相性が悪いと感じたら担当者の変更を依頼しましょう。担当者変更は珍しいことではないので、遠慮せずに申し出てください。
「本気度」を示すことで、対応の手厚さが変わります。
2.希望と違う求人を紹介される可能性がある
自分の希望条件とは少しズレた求人が、大量に送られてくることがあります。
システムによる「キーワード自動マッチング」で配信されている場合や、担当者が「視野を広げてほしい(または応募数を稼ぎたい)」という意図で紹介している場合があるためです。
それにより、希望勤務地ではない場所の求人や、希望職種とは異なる求人が混ざることがあります。
「この条件は譲れない」という軸を明確に伝え、「これ以外の求人は不要です」とはっきり断る勇気も必要です。 条件を整理して伝えることで、マッチングの精度は上がっていきます。
担当者から個別に送られてくる求人だけに集中するのが効率的です。
3.経験・スキルによっては求人紹介が少ない
年齢や経歴によっては、「紹介できる求人がない」と言われたり、登録後すぐに放置されたりするリスクがあります。
エージェントは転職成功時に企業から報酬を得るビジネスモデルであり、内定の可能性が低いと判断されると優先度が下がるためです。エージェントには「売れる人材」にリソースを集中させるシビアな側面があります。
とくに未経験職種への転職や、短期離職を繰り返している場合などは、大手エージェントの審査基準で弾かれることも少なくありません。
1つのエージェントで断られても諦めず、若手支援に強いエージェントや、未経験に強い特化型エージェントなどを併用しましょう。大手エージェントがダメでも、中小エージェントなら親身に対応してくれるケースは多々あります。
職務経歴書を丁寧に作り込み、ポテンシャルを感じさせる内容に修正して再挑戦してみましょう。
転職エージェントについて不安を感じている人は、以下の記事で「エージェントは信用できない、使わないほうがいい」と言われる理由や、メリット・デメリットについて詳しく解説しているので参考にしてみてください。
大手と中小・特化型エージェントの違いと使い分け
転職エージェントを活用する際、大手エージェントだけではサポートのきめ細やかさに欠ける場合があり、中小エージェントだけでは求人の網羅性が足りないケースがあります。
両方の特性を理解して組み合わせることで、「大手企業に行きたいが、サポートも手厚くしてほしい」という相反するニーズを満たすことが可能です。
ここでは、それぞれの違いと使い分けについて解説します。
大手と中小エージェントの比較
大手エージェントは「数とデータ」、中小エージェントは「親身さと独自性」に強みがあります。両者の特徴を理解して使い分けることが重要です。
企業規模によって、リソースのかけ方や得意分野は異なります。大手エージェントはシステム化による効率を、中小エージェントは人による丁寧さを重視します。
以下は、大手エージェントと中小エージェントの比較表です。
| 特徴 | 大手エージェント | 中小エージェント |
|---|---|---|
| 求人数 | 非常に多い | 少ない~普通 |
| サポート | システム化されている | 親身で手厚い・個別に時間を割く |
| 対応スピード | 早いが事務的になりがち | 丁寧だが遅いことも |
| 独自案件 | 大手企業の非公開求人 | 地元企業や社長直結の求人 |
大手と中小エージェントのどちらか一方に絞る必要はありません。まずは大手エージェントで幅広く求人を見つつ、中小エージェントをサブで利用して、「いいとこ取り」するのが賢い戦略です。
大手エージェントで見つからないお宝求人に出会える可能性があります。
大手と中小エージェントの違いについて知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、確認してみてください。
大手と特化型エージェントとの使い分け
志望する業界や職種が決まっているなら、「特化型エージェント」の併用が必須です。総合型の大手エージェントでは担当者の知識が浅い場合があります。
特化型エージェントは、業界特有の事情や専門用語、キャリアパスに精通したアドバイザーが在籍しており、ミスマッチを防ぐことが可能です。
特化型として、以下のエージェントが挙げられます。
- IT・Web業界
Geekly・レバテックキャリアなど - 既卒・第二新卒
UZUZ・ハタラクティブなど
大手エージェントで全体の求人を網羅しつつ、特化型エージェントで専門的なアドバイスをもらいましょう。自分の属性に合わせて、大手+特化型の組み合わせを検討してみてください。
「未経験からエンジニアになるには?」といった具体的なキャリアプランの相談にも乗ってくれるので安心です。
- マイナビIT AGENT
マイナビの中でIT・Web業界に特化!社内SEなどの求人が豊富! - リクルートエージェント(IT)
大手からベンチャーまで幅広いエンジニアの求人を取り扱い - ギークリー
IT・Web・ゲーム業界に専門特化!一都三県・関西圏に強い!
以下の記事では、特化型エージェントや未経験におすすめのエージェントについて解説しているので、参考にしてみてください。
大手転職エージェントの選び方|失敗しない3つのポイント
エージェント選びで失敗しないためには、知名度だけで選ばず、自分との相性を見極めることが重要です。
実際に使ってみないと相性はわからないため、複数登録してリスクヘッジすることが、失敗しないための防衛策になります。
ここでは、大手転職エージェントの選び方で失敗しない3つのポイントについて解説します。
1.自分の年齢・職種・経験に合ったエージェントを選ぶ
エージェントごとに「得意なターゲット層」が明確に決まっています。そのため、自分の属性に合ったサービスを選ぶことが大切です。
希望のターゲット外のエージェントに登録しても、適切な求人が紹介されません。以下は属性に応じたエージェントの例です。
- 20代・第二新卒
doda・マイナビエージェント(若手育成枠が多い) - 30代以上・ハイクラス
ビズリーチ・JACリクルートメント(即戦力求人が中心) - 全年齢・バランス型
リクルートエージェント(全層カバー)
各エージェントの公式サイトを見て、どのような求人を特集しているか確認すると傾向がわかります。
2.複数登録して比較する
最初から1社に絞らず、最低でも2〜3社に登録して比較検討することがリスクヘッジの基本です。担当者との相性や紹介される求人の質は、実際に登録してみないとわかりません。
また、1社だけの情報では、提示された条件が良いのか悪いのか判断するのが難しいです。複数の担当者の意見を聞くことで、一方的な意見に偏らず、セカンドオピニオン的な効果も期待できます。
登録は無料なので、まずは複数登録して、使いやすいところに絞りましょう。
複数社に登録して、一番レスポンスが良く相性の合う担当者を選ぶのがおすすめです。
転職エージェントの掛け持ちや複数登録に不安を感じている人は、以下の記事で詳しく解説しているので、読んでみてください。
3.口コミ・評判だけで判断しない
ネット上の「やめとけ」「最悪」といった口コミは参考程度に留め、自分で確かめる姿勢が大切です。
口コミは個人の主観であり、担当者との相性やその人のスキルによって評価は大きくわかれます。
「連絡がしつこい」という口コミも、裏を返せば「熱心にサポートしてくれる」とも捉えられますし、「冷たい」という口コミは、単にその人の希望が高望みすぎてマッチしなかっただけの可能性もあります。
自分にとってメリットになるかどうかは、実際に面談を受けてみないと判断できません。極端に悪い評判以外は、気にしすぎずにまずは登録してみましょう。
面談で「自分の話をちゃんと聞いてくれるか」「的確な提案をしてくれるか」を自分の目でジャッジしてください。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
- ビズリーチ
高収入・ハイクラス・管理職求人が多い転職サイト - JACリクルートメント
管理職・専門職の転職支援特化!ハイクラス向け転職エージェント
大手転職エージェントを賢く使いこなす5つのコツ
転職エージェントにただ登録して待っているだけでは、良い求人は回ってきません。担当者を味方につけ、優良求人を引き出すことが大切です。
ここでは、大手転職エージェントを賢く使いこなす5つのテクニックを紹介します。
1.初回面談で希望条件を明確に伝える
キャリアアドバイザーとの初回カウンセリングでは、これまでの経歴や転職の希望条件を嘘偽りなく具体的に伝えましょう。ここでの情報共有が転職活動の質を決めます。
初回面談での情報が曖昧だと、ミスマッチな求人が紹介されたり、サポートの方針が定まらなかったりするためです。
「年収は〇〇万円以上」「土日休みは必須」「〇〇職に挑戦したい」など、譲れない条件と妥協できる条件を整理して伝えてください。
また、ネガティブな転職理由も正直に伝えたほうが、「同じ失敗をしないための企業選び」を一緒に考えてもらえます。
面談前に職務経歴書の下書きを準備しておき、スムーズに話を進めましょう。
「良いこと」ばかり言わず、不安や悩みもさらけ出したほうが親身になってくれるキャリアアドバイザーは多いです。
以下の記事では、転職エージェントのカウンセリング内容や使い方について詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
2.担当者と合わない場合は変更を依頼する
キャリアアドバイザーの対応に不満や違和感を抱いたら、我慢せずに変更を申し出てください。
相性の悪いキャリアアドバイザーと進めても、ストレスが溜まり、転職活動のモチベーションが下がるだけでなく、良い結果につながりません。
「業界知識が乏しくて話が通じない」「こちらの話を否定してくる」「連絡が遅すぎる」といった場合は、各エージェントの問い合わせフォームやメールでキャリアアドバイザーの変更を依頼できます。
大手エージェントなら代わりのキャリアアドバイザーはたくさんいます。変更は正当な権利ですので、遠慮する必要はありません。
3.転職時期は「すぐにでも」と伝えて優先順位を上げる
転職希望時期を聞かれたら、「良い求人があればすぐにでも」と答えましょう。これが最も重要なコツのひとつです。
エージェントは売上目標を持っているため、「すぐに転職してくれる人」を優先的にサポートする傾向があるからです。
「まだ迷っている」「半年後くらいに」と答えると、「緊急度が低い」と判断され、後回しにされてしまう可能性があります。
まずは「意欲」を見せることが、良質な非公開求人を優先的に回してもらう鍵です。実際にすぐ転職するかどうかは別として、転職意欲が高いという姿勢を見せましょう。
まずは「やる気」をアピールしましょう。
4.求人紹介だけでなく情報収集にも活用する
求人への応募だけでなく、業界の動向や企業の評判を聞き出すためにエージェントを活用しましょう。
エージェントは日々企業の人事担当者と接しており、求人票には載っていないリアルな内部情報(職場の雰囲気、離職率、実際の残業時間など)をもっています。
「この企業の実際の残業時間は月平均どれくらいですか?」「過去に入社した人はどんな理由で辞めていますか?」など、聞きにくいことこそ質問してください。
エージェントは情報収集ツールとして使い倒すくらいの気持ちでOKです。企業の内情を知ることで、入社後のミスマッチを防げます。
「なぜこのポジションが空いているのか(増員か欠員か)」を聞くだけでも、その会社の状況が見えてきます。
転職エージェントの求人紹介だけでの利用について知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
5.定期的に連絡を取り関係性を維持する
紹介される求人が途切れないように、週に1回程度はエージェントのサイトにログインしたり、担当者に連絡を入れたりしましょう。
エージェントのデータベースシステムでは、最終接触日(ログイン日や連絡日)が新しい順に求職者が表示されることが多く、連絡がないと「転職活動を辞めた」と判断されてしまうからです。
「新しい求人はありませんか?」とメールを一通送るだけでも効果があります。また、何もしなくても定期的にサイトにログインするだけで「活動中」とみなされることもあります。 忘れられないように存在をアピールし続けることが大切です。
「まだこの人は求人を探しているんだな」と認識させれば、新しい求人が入った時にすぐに声をかけてもらえます。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
- ビズリーチ
高収入・ハイクラス・管理職求人が多い転職サイト - JACリクルートメント
管理職・専門職の転職支援特化!ハイクラス向け転職エージェント
以下の記事では、転職エージェントの賢い使い方や注意点を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
大手転職エージェントに関するよくある質問
ここでは、大手転職エージェントに関するよくある質問についてお答えします。
転職エージェントの費用について不安がある人は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
以下の記事では、地方エージェントに強い転職エージェントについて詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
経験が浅い場合は、若手向けのマイナビエージェントなどがおすすめです。
以下の記事では、既卒やニート・無職向けのエージェントを紹介しているので、参考にしてみてください。
以下の記事では、土日の転職エージェントの利用について詳しく解説しているので、確認してみてください。
ただし、スカウトサービスのあるエージェント・サイトなどでは、企業ブロック設定(特定の企業に対して、自分の情報を非公開にできる設定)を忘れないようにしましょう。
転職サイトの登録がバレることに不安を感じている人は、以下の記事で注意点について解説しているので、参考にしてみてください。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
以下の記事では、転職エージェントの相談だけ・登録だけの利用について詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
ただし、未経験に特化したエージェントとの併用がより効果的です。
未経験での転職や既卒者向けの就活サイトについて知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
















































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