「type転職エージェントのセミナーはオンラインでも求職活動実績になる?」「セミナーばかりでも問題ない?」と疑問に思っていませんか?
正しい手順を踏めば、type転職エージェントのセミナーは求職活動実績に認められます。
この記事では、type転職エージェントのセミナーを求職活動実績にする方法や流れ、type転職エージェント以外で効率的に実績を作る方法を詳しく解説します。
type転職エージェントのセミナーが求職活動実績になる理由
type転職エージェントのセミナーは、求職活動実績として広く認められている方法です。
ハローワークは、求職者の再就職支援を目的とした活動を求職活動実績として認めており、公的機関だけでなく、type転職エージェントなどの信頼できる民間事業者による支援も含まれます。
ここでは、type転職エージェントのセミナーが求職活動実績になる理由について解説します。
- 民間の職業紹介事業者のセミナーは求職活動実績の対象だから
- オンラインセミナーでも求職活動実績として有効だから
- アーカイブ配信のセミナーも実績になる可能性があるから
民間の職業紹介事業者のセミナーは求職活動実績の対象だから
type転職エージェントのような民間の職業紹介事業者が開催するセミナーは、ハローワークが定める求職活動実績の対象となります。
失業手当を受けるためには、定期的に求職活動をおこなった証明が必要です。
ハローワークは「職業相談、職業紹介等を受けた」活動や「特定の求人への応募」に加えて、「再就職に資する各種セミナーの受講」も求職活動実績として認めています。
type転職エージェントは、厚生労働省から許可を得ている職業紹介事業者です。そのため、活動の一環として実施されるセミナーは、ハローワークのセミナーと同様に、求職者の再就職支援を目的として求職活動実績として認められています。
ハローワークの「雇用保険の失業等給付受給中の求職活動について」でも、求職活動実績として「民間職業紹介機関が実施する職業相談・職業紹介、セミナー等の受講」が明記されています。

積極的に活用し、自身の選択肢を広げましょう。
オンラインセミナーでも求職活動実績として有効だから
type転職エージェントが提供するオンラインセミナーも、求職活動実績として有効です。
新型コロナウイルス感染症の流行以降、求職活動のオンライン化が急速に進み、ハローワークも変化に対応して、対面での活動だけでなくオンラインでの活動も求職活動実績として認めるようになりました。
求職活動実績において重要なのは、セミナー内容が再就職につながるものであることと、受講した事実を証明できることです。
オンラインセミナーは、再就職に向けた知識やスキルを習得できます。場所や時間にとらわれずに受講できるため、多くの求職者にとって利便性が高いのがメリットです。
たとえば、リクルートエージェントは、自宅から参加できるオンラインセミナーを多数開催しており、求職活動実績になります。
職務経歴書の書き方や面接対策など、さまざまなテーマのセミナーがオンラインで提供されており、これらの受講も実績となるため、積極的に活用してみてください。

オンラインセミナーの活用を検討し、柔軟に求職活動を進めましょう。
アーカイブ配信のセミナーも実績になる可能性があるから
type転職エージェントのアーカイブ配信セミナーも、求職活動実績になる可能性があります。
通常、求職活動実績として認められるセミナーは、リアルタイムでの受講が基本です。
しかし、アーカイブ配信であっても、セミナーの内容が再就職につながるものであり、かつ受講したことを明確に証明できる場合に限り、実績として認められる可能性があります。
オンラインセミナーのなかには、アーカイブ動画を複数視聴することで、それぞれが求職活動実績として認められる場合もあります。
ただし、実績としてカウントできるかどうかはハローワークの判断によるため、事前に確認が必要です。

ただし、実績として認められるかは管轄のハローワークに必ず事前に確認し、証明方法(視聴履歴の提出など)を把握してから利用しましょう。
type転職エージェントのセミナーを求職活動実績にする方法
type転職エージェントのセミナーを求職活動実績としてハローワークに申請するには、正式な手順を踏む必要があります。
求職活動実績として利用する前に、流れを確認しておくことが大切です。
ここでは、type転職エージェントのセミナーを求職活動実績にする方法について解説します。
1.type転職エージェントに登録する
type転職エージェントのセミナーに参加し、求職活動実績として認められるためには、まずtype転職エージェントへの登録が必要です。
セミナーへの申し込みは、通常、登録会員向けにおこなわれるため、会員登録をしておくことでスムーズにセミナー情報を得て、参加申し込みができます。
type転職エージェントへの登録は無料で、公式サイトから、氏名、連絡先、職務経歴などの基本情報を入力すれば数分で完了です。
登録後は、希望に合ったセミナー情報がメールで届くこともあります。

登録時に詳細な情報を入力しておくと、あなたのキャリアに最適なセミナーや求人情報が届きやすくなります。
2.参加したいセミナーを選んで申し込む
会員登録が完了したら、次に自分の興味や転職活動のニーズに合ったセミナーを選んで申し込みましょう。
転職エージェントは多種多様なセミナーを提供しており、目的意識を持って選ぶことで、より有益な情報を得られるだけでなく、求職活動実績をハローワークに説明しやすくなります。
type転職エージェントのWebサイトでセミナー一覧をチェックし、「職務経歴書添削」「面接対策」「業界研究」「Uターン・Iターン転職」など、現在のあなたの課題解決につながるテーマを選びます。
人気セミナーはすぐに満席になることもあるため、早めの申し込みが肝心です。

3.セミナーに参加して参加証明書を取得する
セミナーに参加したら、必ず参加証明書、またはそれに代わる受講証明を取得してください。ハローワークに求職活動実績として申請する際、セミナーに参加した事実を証明する書類の提出を求められることがあるためです。
参加証明書がなければ、せっかく参加しても実績として認められない可能性があります。
多くの転職エージェントのセミナーでは、参加後に自動的に参加証明書が発行されたり、ウェブサイトからダウンロードできたりする形式であることが多いです。
オンラインセミナーの場合、受講完了メールや、受講履歴が確認できる画面のスクリーンショットなどが有効な場合もあります。

証明書の発行について不明な点があれば、セミナー申し込み時や参加後に、必ずエージェントのキャリアアドバイザーに確認しておきましょう。
4.失業認定申告書に記入してハローワークに提出する
最後に、取得した参加証明書を添えて、失業認定申告書にセミナー受講の事実を正確に記入し、ハローワークに提出します。
失業給付の受給認定を受けるためには、定められた期間におこなった求職活動の内容を「失業認定申告書」に記入し、必要書類と共にハローワークへの提出が必須です。
- 活動日:
実際にセミナーを受講した日付を正確に記入 - 利用した機関の名称:
・ハローワーク主催のセミナーの場合 → 「ハローワーク」と記入
・民間主催のセミナーの場合 → 主催した会社名(例:typeの会社名「株式会社キャリアデザインセンター」)を記入 - 求職活動の内容:
参加したセミナーの具体的な名称(例:「〇〇転職面接対策セミナー」など)を記入


また、セミナー参加後すぐに申告書への記入と証明書の整理をおこなう習慣をつけると、焦らず確実に手続きを進められます。
type転職エージェントのセミナー以外で求職活動実績を作る方法
type転職エージェントのセミナー以外にも、効率的に求職活動実績を作れる方法があります。
求職活動実績は多様な活動が認められており、複数の方法を知っておくことで、より柔軟かつ戦略的に転職活動を進めることが可能です。
ここでは、type転職エージェントのセミナー以外で求職活動実績を作る方法について解説します。
転職エージェントを「相談だけ」「求人紹介だけ」で活用した人は、以下の記事で詳しく解説しているので確認してみてください。
ハローワークが主催するセミナー
ハローワークが主催するセミナーは、最も確実に求職活動実績として認められる方法です。
ハローワークは、失業給付の認定をおこなう公的機関そのものであるため、開催されるセミナーは、求職活動実績の対象として明確かつ確実に認められます。
ハローワークでは、履歴書・職務経歴書の書き方講座、面接対策セミナー、パソコンスキルアップ講座、特定の業界説明会など、再就職に直結する多様なテーマのセミナーを無料で提供しています。
参加すれば自動的に求職活動実績として記録されるため、証明書提出の手間もありません。

とくに転職活動の基本を学びたい人や、初めて失業給付を受ける人は、ハローワークのセミナーの受講から始めることをおすすめします。
自治体や県労働局が主催するセミナー
「ハローワークのセミナー以外にも公的な機関のセミナーに参加したい」という人には、自治体や県労働局が主催するセミナーも、求職活動実績に認められるためおすすめです。
自治体や県労働局も、地域の雇用促進や失業対策の一環として、求職者向けのセミナーや合同説明会などを開催しており、これらの活動もハローワークと連携して求職者の再就職支援を目的としているためです。
各地の産業振興センターや労働局などが、「UIJターン転職支援セミナー」「女性のための再就職支援セミナー」「特定産業分野の合同企業説明会」などを開催しています。

自治体や県労働局のセミナーは、地域経済に詳しい講師が登壇することもあり、地元での転職を考えている人は有益な情報が得られる可能性があります。
リクルートエージェントのオンラインセミナー
「自宅で手軽に、かつ大手エージェントのノウハウを学びながら実績を作りたい」という人には、リクルートエージェントのオンラインセミナーが効果的です。
リクルートエージェントもtype転職エージェントと同様に、厚生労働大臣の許可を受けた民間の職業紹介事業者であるため、同社が主催するオンラインセミナーも求職活動実績の対象となります。
リクルートエージェントでは、幅広いテーマのセミナーが開催されており、自分の興味やキャリアプランに合わせて選択可能です。
時間や場所に囚われず、自宅や好きな場所で視聴でき、参加するだけで求職活動実績となるため、効率的な実績作りができます。

実績作りと転職成功を同時に目指すなら、リクルートエージェントの活用が最適です。
リクルートエージェント・doda・マイナビのセミナーについて知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
効率よく求職活動実績を作るなら転職エージェントの活用がおすすめ
転職エージェントのセミナーを積極的に活用することで、自分のスキルアップや情報収集を進めながら、効率的に求職活動実績を積むことができます。
失業給付受給中の求職活動実績作りは、単なる義務ではなく、再就職に向けた重要なステップです。
転職エージェントのセミナーでは、業界の最新情報、応募書類の作成ノウハウ、面接対策など、転職活動を有利に進めるための実践的な知識やスキルを習得できます。
複数のエージェントを活用し、セミナーを受講することでさらに多くの情報やサポートを受けられ、実績作りの機会も増やすことが可能です。

とくにリクルートエージェントでは、数多くのオンラインセミナーを定期的に開催しており、自宅から手軽に参加するだけで実績を作れます。
さらに、キャリアアドバイザーとの個別相談や、あなたのスキルや経験に合った非公開求人の紹介も全て求職活動実績の対象です。
賢く転職活動を進めたい人は、ぜひ転職エージェントを積極的に活用し、次のキャリアへの一歩を踏み出しましょう。
以下の記事では、複数の転職エージェントを併用するメリットや注意点について解説しているので、参考にしてみてください。
求職活動実績に関するよくある質問
ここでは、求職活動実績に関するよくある質問についてお答えします。
ただし、同じ内容のセミナーを何度も受講するだけでは、活動の積極性が低いと判断される可能性があります。
セミナーだけでなく、求人への応募やキャリア相談など、他の種類の活動もバランスよく取り入れることで、より積極的な求職活動として評価されやすくなります。
求職活動実績をセミナーで作ることを検討している人は、以下の記事で効率的な作り方について解説していますので、読んでみてください。
活動として認定される対象日は「前日まで」です。ただし、ハローワークの担当者によっては、当日の職業相談に配慮してくれるケースがあります。
基本は、認定日を活動日に含めないよう、余裕を持ったスケジュールで求職活動を計画しましょう。
認定日当日の求職活動について詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
初回認定日は、「1回以上」の求職活動実績が必要です。2回目以降の認定日は、通常、「2回以上」の求職活動実績が必要です。
必要回数を満たさないと失業給付が受けられなくなる可能性があるため、常に計画的に求職活動を進め、記録をしっかり残しておくことが大切です。
以下の記事では、求職活動の必要回数や、初回認定日の求職活動、自己都合退職の場合の失業保険について解説しているので、あわせて確認してみてください。
たとえば、エージェントのキャリアアドバイザーとの個別面談で、キャリアプランの相談や職務経歴書の添削を受けること、または具体的な求人情報を複数紹介してもらうことは、求職活動実績となります。
重要なのは、その活動が「再就職を目指す明確な意思」にもとづいておこなわれたことを証明できることです。