不動産業界からの転職する際の注意点とは?営業をやめたくなる理由と成功させる秘訣

不動産業界

不動産業界から未経験業界への転職を考える人は多くいます。

転職理由は長時間労働やノルマなどが多いものの、転職をしても同じ不満を抱えて再転職してしまう人は少なくありません。

本記事では、不動産から転職をする人に向けて、転職の成功法やオススメの業界を解説します!

不動産営業からの転職希望者が多い理由

不動産営業からの転職希望者が多い理由としては、下記が挙げられます。

  • 毎月のノルマがきつい
  • 歩合制のため給料が安定しない
  • 労働時間が長い
  • 体育会系の社風が多い

他にも転職希望者が多い理由はありますが、代表的な理由としては上記4つが多いです。特に、ノルマがきつかったり歩合制で給料が安定しなかったりすると、長期的に不動産営業を続けることに不安を感じる方も多いです。

以上の理由から、不動産営業では転職希望者が多くなりやすいと言えるでしょう。

このようにマイナスな悩みを抱えていても、不動産営業の出身者は転職市場で評価されやすい傾向にあります。

このような高単価商材を扱ったことのある人は、効果的にアピールすることで内定率をグッと高めることができます。

そのノウハウを伝授しているので、転職をお考えの人はぜひすべらないキャリアエージェントにご相談ください。

不動産業界からの転職先選びを成功させるコツ

不動産業界からの転職先選びを成功させるコツは、下記の方法を利用して転職することです。

  • 転職エージェント
  • 転職サイト
  • ハローワーク

転職をサポートしてくれるサービスを利用すれば、不動産業界から未経験業界への転職も可能です。特に、不動産営業では高額な商材を販売するため、営業力を認められやすく転職先も営業職になることが多いです。

不動産売買での営業ではなく賃貸営業の場合には、高額な商材ではありませんが営業する数が多いため選考でも評価されやすくなります。

つまり、不動産営業を経験していれば、営業職の中で未経験業界でも高く評価されやすく転職を成功させやすくなあるでしょう。

転職エージェント末永
転職エージェント末永

弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。


そのため、両方の特徴を把握した上での求人の紹介ができるという強みがあり、実際に書類選考通過率は大手の6倍、内定率は4倍と圧倒的なサポート力が特徴です。

未経験職種の転職は営業職からの相性を考えよう

営業職から未経験職種へと転職する場合は、これまでの営業経験が活きてくる職種かを考えてみてください。

営業職から転職可能な職種としては、以下の例が挙げられます。

  • 事務職
  • マーケティング職
  • 人事
  • 経理・総務
  • エンジニア

ここからは、それぞれの職種について、仕事内容や営業職との相性を解説します。

事務職と不動産営業の相性

事務職の仕事内容は、企業によって変わるものの基本的には、会議用の資料や外部の人が参照するための資料を作成したり、契約書類のひな型を作ったりなどです。事務職はデスク仕事全般を取り扱うので、精密さとスピード感が求められます。

事務職に転職する場合は、賃貸営業などで大量かつ細かい資料を作成する経験をしていた人は向いているといえます。

マーケティング職と不動産営業の相性

マーケティング職は比較的、営業職との親和性が強い職種です。

というのも仕事を受注する段階で、顧客に直接商品を売り込むのが営業とするなら、マーケティングはその前段階で、顧客ニーズを理解してブランディングや広告運用などをおこなっているからです。思考としては、どちらも顧客のニーズに正しく応えるので、一定親和性が高いといえます。

人事職と不動産営業の相性

人事部の仕事内容は、リクルーティングを扱う部門か、労基関連を扱う部門かで大きく異なります。

リクルーティング部門であれば新卒や中途採用の人材を確保する点で、コミュニケーション能力が求められるので、営業との親和性が比較的強い部門になります。一方、労基関連の場合は社労士や行政との付き合いが多くなり、会社の裏方を扱うことになるので、社労士や労働関連の法規に詳しくないと難しいです。

経理職と不動産営業の相性

経理部の主な仕事内容は、会社の帳簿記入や仕分け、財務諸表を作ったり会計士や税理士とのやり取りです。また、大企業では資本回転率などをチェックする管理会計やファイナンスなどの報告業務などを扱う場合もあります。

経理部は比較的専門知識が必要になるため、営業職からの転職では難しいといえます。もし転職を考えるのなら、専門知識を身に着ける覚悟が必要です。

総務職と不動産営業の相性

総務部では、資材発注や書類仕分け、業者の対応など会社全体が円滑に回るようにするために様々な仕事をします。総務の仕事は事務能力とコミュニケーション能力が求められるので、営業職からの転職には向いているといえます。ただ、年収は下がることが多いので注意が必要です。

エンジニア職と不動産営業の相性

エンジニアとして働く場合は、高い専門性が求められます。

仕事内容は企業によって様々で、システムの管理やソフトの開発などがあります。製造業などであれば設計やCADのスキルも求められます。そのため、ハッキリ言うと専門的なスキルのない営業職からの転職は難しいです。

【仕事内容別】不動産業界から転職する際の注意点

不動産業界から転職する際には、下記の仕事内容別に注意点を踏まえた上で転職先を検討しましょう。

  • 不動産売買営業からの転職
  • 不動産仲介からの転職
  • 不動産管理からの転職

不動産業界と言っても仕事内容は様々であり、求められるスキルも異なります。そのため、不動産業界でも転職先を営業職だけに絞る必要はありません。

不動産業界から転職する際には、求められるスキルによっておすすめの転職先が異なるという点にも注意しておきましょう。

不動産売買営業からの転職

不動産営業の中でも、不動産売買営業を経験した方は高額な商材について営業する能力が高いため、薄利多売となる営業への転職は注意しましょう。薄利多売の営業だと、インセンティブの金額も異なるため、やりがいを感じづらくなる恐れがあります。

しかし、不動産売買営業で契約を締結できていたのなら、いかに拒否されずに購入してもらうかの能力を評価されやすいです。営業職の中でも似たような業界といえば、保険や金融業界などが挙げられます。

どちらも、長期的に考えると消費者にとっては高額な買い物となるため、不動産売買営業の経験を発揮できるでしょう。

不動産賃貸・仲介からの転職

不動産営業の中でも、不動産賃貸・仲介を経験した方は様々な方とのコミュニケーションを取る必要があるため、コニュニケーション力が高いです。そのため、コミュニケーション力が活かされづらい職種への転職は注意島hそう。

反対に、コミュニケーション力が活かされやすい仕事としては接客業が挙げられます。接客業は基本的に、顧客の対応がメインとなるため、不動産賃貸・仲介での経験から得た能力を発揮できるでしょう。

不動産管理からの転職

不動産業界の中で、不動産管理業務を経験した方は、メンテナンス業務によって注意力や忍耐力があります。そのため、注意力や忍耐力が必要ない職種への転職は避けることで能力を発揮できるでしょう。

忍耐力や注意力、視野の広さが必要となる仕事としては、事務職が挙げられます。事務職の中でも会計に関する職種は、会社のお金を扱う仕事であり、ミスは許されません。そのため、不動産管理を経験していた方には、お金を扱う事務職への転職がおすすめです。

不動産からの転職で失敗しない面接対策法

不動産業界で一定の実績を出した人は、精神力もコミュニケーションもあるため、面接ではその力をアピールしましょう。

逆にいえば、この力をアピールできないと、不動産業界で働いていたことの強みを活かせていないともいえます。

ここからは、面接での失敗を防ぐために以下の点から対策法を解説します。

  • 経歴の伝え方
  • 志望動機
  • 退職理由

経歴の伝え方

職務経歴書や面接で伝える経歴は、あなたの実績をアピールできる場です。そのため、ここでうやむやなアピールをしてしまっては転職で失敗してしまいがちです。

経歴で考えるべきポイントは以下の2つです。

  • 実績を数字で伝えること
  • 結論から伝えること

実績を数字で伝えることは、あなたの実績を効果的にアピールするために必須です。不動産営業の仕事は幅が広いため、成果を伝えようとしてもボヤけがちです。

そのため成果を伝えるときは、実績を数字でわかりやすく伝え、できるならばその実績をあげた方法も伝えましょう。

例えば、昨年度対比+10%の売り上げノルマを課せられたときに、目標から必要となる契約数や面談数などを逆算した経験や、面談からの契約率を上げた方法などです。

次に、話し方のポイントとして、結論から論理的に説明することがあります。

面接では経歴を伝えたあとに、どんなことを考えて結果を出したのか、なぜいい結果が出せたのか、など、経歴の深掘りをされます。

この時に、相手の質問に対して結論から答えることで、前職でしっかりとコミュニケーション能力を身につけていると判断されます。

ただ、この結論から話す力は必須能力なので、この能力があるから採用される、よりは、この能力がないと不採用になってしまうといった認識が近いです。

面接で失敗をしないために、結論から話すことは常に心がけましょう。

志望動機

企業は正社員を採用する際、長い期間を働いてくれる人を求めています。そのため、志望理由は、あなたがどれだけ長期間働いてくれるかの、覚悟や本気度を判定するパートです。

志望動機では、なぜあなたがその業界や職種を選ぶのか、だけではなく、他の企業と比べた際に、なぜその企業を志望したのか、といった他の企業との差を言語化するようにしましょう。

現職を辞める理由

転職の際、ほぼ聞かれる質問に、現職の退職理由があります。

退職理由を伝える際は、ネガティブに伝えずに、ポジティブへ変換して伝えることを意識しましょう。

なぜなら、ネガティブな退職理由を伝えてしまうと、転職したとしても同じような理由で再転職をするのではないかと考えられてしまうためです。

例えば、元の職場で人間関係に不満を抱えてやめた際に、前職の人間を悪くいうようなことばかりを言っていると、採用担当から悪印象を持たれてしまいます。

今回の例でいうなら、人間関係に不満を抱え、解決しようと試みたにも関わらず解決しなかったため転職したなど、努力をしたことをアピールしましょう。

不動産からの転職で失敗しないために

不動産営業の人は営業の能力が高いと判断されやすく、市場価値も比較的高めではあるものの、意外と自分の魅力をアピールしきれていない人が多いです。

そんな人は転職エージェントの利用がオススメです。

転職エージェントは、数々の面接対策を経験しており、採用担当にとって良い印象を持たれやすいアピールポイントなどを熟知しています。

とはいえサービスの仕組み上、サポートの質は担当のエージェントによってバラツキがあります。

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」