スキルはないですが、人材系の仕事をしたい

人材系、教育系の会社へ転職するには教育系学部を卒業している必要があるか？というご質問ですが、結論から申し上げますと全く必要ありません。

人材系、教育系の会社の社員の卒業学部を見てみると、もちろん教育系学部出身の社員もいますが、多くはその他の、直接的に教育には関係の無い学部、経済経営系であったり、人文科学系であったり、理系の学部出身の社員も多いです。

キャリア、スキルという視点でも、営業職や人事職からの転職者も多く、人材系、教育系の会社で必要な直接的な経験、スキルを持たず入社する社員も多いです。

特定のキャリアやスキルが無いとおっしゃっていますが、7年間人事部で勤務をされていたご経験は十分、人材系や教育系の会社で活かせるご経験かと思います。

人事部でも、社員のキャリアや生活、人生を考え行ってきた職務があったと思います。その経験を活かし、さらにより深く人の人生に関わる仕事に就きたいという思いは、転職活動の軸にするにあたり、とても素晴らしいものだと感じました。

ぜひ、ご希望の業界へ転職成功されますこと、お祈りしております。

人材系または教育系でのご転職をお考えとのこと、承りました。

人材系や教育系の企業でも業務内容は多岐になりますので、具体的にお仕事内容としてどの様なことを希望されるのかに応じて、
多少の差が出てくるかと思います。

ですので全体的な傾向としてご理解いただければと存じます。

まず教育系学部での専攻の有無についてです。

教育機関（学校等）での業務ではないため、全体的な傾向として人材系・教育系業界での業務の場合、
教育学に関する大学での専攻経験は一切求められません。

もちろん学んでいただいていた知識は活かしていただくことが可能かもしれませんが、基本的には必要ないと思います。

では、人材系・教育系の業務に従事いただく場合に必要となるスキルについてお答えします。

人の人生に深く関わるという観点で申し上げますと、カウンセリングスキルは必要なる場合がございます。

実務でのご経験やコミュニケーションスキルで、十分に生かしていただくことができます。

特にスキルとして、ヒアリング力や説明力などのコミュニケーション力が重視されます。

仕事上多くの方と接し、多様な価値観の方のお話を聞き出していただくことが必要となります。
ですから、それに基づいてコミュニケーション力を重視されやすい傾向にございます。

また教育関連という観点で申し上げますと、コーチングや専門スキル取得のための研修企画力、講師としてのプレゼンテーション力・ファシリテーション力が要求される場合がございます。
これらも大学でのご専攻というよりも、業務を通じて習得いただくものと思います。

ご転職をお考えいただく際には、今までの業務やご自身での自己啓発を通じて習得されたスキルをどの様に生かせるのかということをお伝えいただければよろしいかと存じます。

活動ご検討の参考としていただければ幸いです。