転職候補企業の中の１社に友人が勤めている会社があります。事前に採用担当者に伝えるのはありですか？

はじめまして、デジタル広告マーケティング人材専門の
株式会社ウィンスリーで人材コンサルタントをしている三谷と申します。


結論から申し上げますと、
・ご友人とのご関係
・ご友人からの評価
・ご友人の社内での評価
に依ります。

面接時に社内にご友人がいると言った場合、大抵は事前に弊社を受けている事を
ご友人にお伝えしても構わないかと確認を取った上で、ほぼ高い確率で、
たき様がどういった人物なのかの裏取りをされる事になります。
面接ではこういう話があって、こういう印象だったけど、実際はどうか？などです。
その時、ご友人との関係／ご友人からの評価／ご友人の社内評価によって
プラスにもマイナスにも働く事になります。

もしご友人がたき様を良く知っていて、かつ、たき様を高く評価していて
(たき様と一緒に働きたいと思っていて)、ご友人が本当に社内で評価されていれば、
一般応募ではなく、ご友人から人事に紹介いただくパターンが最もスムーズに進みます。


1つづつご説明いたします。


＜友人とのご関係＞
仲の良いご友人であれば、たき様の性格(強み・弱み)、志向(キャリアの方向性)、
経験／スキル(活かせる・足りない)等を良く知っていて、会社とのマッチ度を
客観的に評価できると思います。
何より親身に相談に乗って頂けますし、必要であればフォロー頂けると思います。


＜友人からの評価＞
ご友人から仕事面で評価されていて、一緒に働く仲間として来て頂きたいと
思われているかがポイントとなります。
例えば、ご友人としては良いけれど、仕事仲間としては違うと思われていたり、
たき様のスキルが高い為、もし入社した場合、ライバルになってしまうので嫌
というケースもございます。
こういった場合には、言わずに受けるというやり方がベターです。


＜友人の社内での評価＞
友人の社内での評価が本当に高ければ、人事やマネジメント層にプッシュを
かける力を持っている事が想定できます。
これはポジティブにも(採用すべき)ネガティブにも(採用しないべき)です。


まずはそのご友人にたき様の転職自体のご相談をされてみるのはいかがでしょうか？
具体的にご友人の会社名を出さずに、大まかな退職理由と今後の方向性を
話してみて、タイミングを見計らって「仮に(友人の会社)に行くというのはどう思う？」
と軽く切り出してみるのが良いと思います。
その時にポジティブであれば具体的に相談に乗ってもらえば良いでしょうし、
ネガティブであれば内緒で受けてみるのが良いかも知れません。


もしご友人の名前を出して入社された場合には、入社後はたき様のスポンサーに
成り得ますので、仕事上で迷惑をかけたり、短期間で退職したりしないように
することも、その後のご友人との人間関係を続けていく上では大事になります。



株式会社ウィンスリー　人材コンサルタント　三谷岳