「新卒入社してから一定経験を積んできたけれど、このまま今の職場にいても大丈夫か・・・?」
「今伸びているwebマーケティング業界で専門性を身に着けたい!」
このような理由から、webマーケティング業界への転職に関心を持っている方も少なくないでしょう。
webマーケティング業界は近年、最も伸びている業界の1つであり、求人数も大変多くなってきています。
そこで今回はwebマーケティング業界の将来性、企業が求めている人材、そして転職の際に知っておきたい志望動機や転職理由、キャリアについてお伝えしていきたいと思います。
最初に結論だけお伝えすると、未経験からwebマーケへの転職をするのは簡単ではありません。将来的に活躍が見込める20代前半の人や、現職でマネジメント経験などの明確なスキルがある人でないと採用はもらいにくいのが現実です。
そのため、もしあなたが20代前半でwebマーケへの転職を考えているなら、今のうちに活動することがオススメです。
目次
そもそもwebマーケティングとは?
webマーケティングとは、ECサイトのようなオンライン上のwebページを通じて、 ターゲットとなる消費者・ユーザーを集客し、商品やサービスの購入を促進させるための施策の立案、実行活動を行うことです。
webマーケティングの施策は以下の3つに分けられます。
- ユーザーにwebページに来訪してもらうための「集客施策」
- webページに来訪したユーザーの購買を促進するための「回遊(接客)施策」
- 一度来訪してくれたユーザーを再度来訪に導く「再来訪施策」
それぞれ具体的な施策をあげると、
- 集客施策
- SEO対策(検索上位表示)
- インターネット広告配信
- SNSを利用した集客施策
- 回遊(接客)施策
- サイト改善
- 再来訪施策
- メールマガジン
- リターゲティング広告
といった具合です。
デジタルマーケティングとの違いは?
Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いは、「webを利用して行うか否か」です。
デジタルマーケティングは「デジタル技術を利用して行うマーケティング」のことで、webマーケティングはデジタルマーケティングに含まれる概念となっています。
弊社のすべらないキャリアエージェントは、webマーケティングのような無形商材の求人を多数保有しています。
この記事を読んでwebマーケティングへの転職に興味を持った人は、ぜひお気軽にご相談ください。
弊社では、初回の面談では基本的に求人の紹介を行なっておりません。
「〇〇の職種に転職しようと考えているけど適性があるだろうか?」といった相談も受け付けておりますのでまずはお問い合わせください。
デジタルマーケティングについては、以下の記事で解説していますのでご覧ください。
Webマーケティング業界の将来性
Webマーケティングの将来性を裏付ける指標として、インターネット広告媒体費があります。
これによると年々広告費が増加していて、インターネット広告を一つの手段とするwebマーケティングも、これに伴って需要が高まっています。
上の図より、インターネット広告費が年々、増加していることが分かります。それに比例して求人数も増えてきており、今後の成長が注目されています。
2020年にはテレビなどのマス広告費をインターネット広告が上回ったことで大変話題になりました。
インターネットが生活に欠かせないツールとなった今、マーケティング施策において、Webマーケティングはもはや各企業にとって欠かせないものとなってきています。
しかし、テクノロジーの変化のスピードも著しく、マーケティング施策自体も常に変化を続けているため、まだまだ発展の余地のある業界であるといえるでしょう。
WebマーケターがAIに代替される可能性は?
AI技術の台頭で、職業が大体されることが心配されますが、Webマーケターは完全に代替されることはないと言えます。
というのも、施策の立案や最終的な意思決定を行うことはできないと考えられるからです。
現状、AIがマーケティング施策の効果を検証したり、効果を比較した上でより効果的な施策を提案することはできますが、そもそも施策を立案することは難しいんです。
というのも、AIは機械学習なので、効果の検証をすることはできても、特定の課題に対して打つべき施策を立案するのは難しいんです。
また、これらの施策を効果検証するにも、複合的な要素を考慮して最終的な判断をすることができるのは人間だけです。
今後もAIが人間の学習能力を超えない限り、Webマーケターの仕事を完全に代替するのは難しいでしょう。
Webマーケティングで代表的な会社は?
Webマーケティングで代表的な会社と、その企業に対するエージェントからの解説は以下の通りです。
サイバーエージェント
概要:メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を展開しており、知名度も高く優秀な人材が働いており若くとも裁量権がある文化が特徴です。
<転職エージェント豆知識>
サイバーエージェントへの転職を検討する場合、未経験者は「アカウントプランナー」と呼ばれる営業職が基本となりますが、法人営業の経験(できれば3年以上)が必要です。
中途採用では、ディレクターやエンジニアの採用に積極的なため一足飛びに挑戦することは不可能といえます。
また、基本的に経験者採用が現在メインとなっています。
電通
概要:知名度が高く、圧倒的なシェアを誇っています。テレビ広告と強い繋がりがあり、様々なクライアントニーズに対応できるのも特徴です。
<転職エージェント豆知識>
電通への転職は基本は「契約社員」になります。契約社員だからといって業務内容が変わることはなく、身に付く経験スキルは圧倒的なものです。とはいえ、Webマーケティング未経験者は「書類でお見送り」となることが多くなります。必要な経験としては「法人営業」・「ネット業界の知見」・「ネット業界に対する原体験」です。
なかなかハードルが高いためこちらもWebマーケティングを目指すのであれば、法人営業やネット業界にまずは身をおくことが重要となります。
アイレップ
概要:インターネット広告やSEO(検索エンジンで上位表示させたり、サイトパワーと呼ばれるものを高めたり)を得意分野としているのが特徴です。
<転職エージェント豆知識>
アイレップへの転職の場合は基本的には「1年以上の法人営業」が未経験者の場合は必要です。(金融や人材など)
親和性が高い職種として「エンジニア経験者」SEOやサイトパワーなど専門的な知識が必要となるため構造的に理解できるポテンシャルがある方でないと厳しいのが特徴です。
◆その他企業◆
- 株式会社フリークアウト
- 株式会社アイ・エム・ジェイ
- 株式会社博報堂DYデジタル
- 株式会社オプト
- 株式会社Speee
- 株式会社メディックス
- 株式会社デジタルガレージ
- 株式会社DAサーチ&リンク
- 株式会社LIFULL
- 株式会社オールアバウト
- Fringe81株式会社
- ネットイヤーグループ株式会社
- 株式会社マーベリック
- 株式会社リンクエッジ
- 株式会社博報堂コンサルティング
- 株式会社ウィルゲート
- 株式会社マクロミル など
Webマーケティング業界は複雑
Webマーケティング業界は近年注目度が高く華やかそうなイメージを持たれることが多いですが、専門性が高く一定泥臭い業務も行います。
数値分析を毎日行い、なぜこの数値なのか、その原因は、時期的要因やGoogleのアップデートなのか、コンテンツなのか、様々なケースを考える必要があります。
このようにwebマーケは専門的なスキルが必要になるので基本的には経験者の採用が多くなります。中にはポテンシャル採用で内定を獲得できることもありますが、そういった企業を探すには条件があります。
まず大切なのはネームバリューを意識しないこと。名前が有名な企業はそれだけ応募者も多く、未経験の方を採用することは少ないです。
未経験からwebマーケ業界でキャリアアップをしたいなら、まずは経験やスキルを獲得できる企業に身を置いて自分を成長させましょう。
自分でWebマーケティング業界へ志望する場合
押さえておきたい志望動機のポイント
転職活動を1人で進める方も多いと思いますので、簡単な知見をお伝えさせて頂きます。
Webマーケティング業界を目指す上で、押さえておきたいポイントは以下の3点に集約することができます。
- なぜWebマーケティング業界なのか
- その企業である理由はなにか
- 過去の自分の経験のどこを活かすことができるのか
転職では新卒採用に比べ、過去どのような経験をしてきているのか、業務に適性があるのかどうかを重視します。
そのため、「なぜWebマーケティング業界なのか」、過去の経験のどこを活かすことができるのかを説明できることがポイントです。
以下は、自分の原体験を元にどのように面接で述べるかの一例ですので、ご参考ください。
「私は、新卒入社以来現職にて、法人への提案営業経験を積んできました。提案営業では、調査して手に入れたデータを基に、クライアントについて仮説を立てつつヒアリングを重ね、ニーズに合った提案をするなどマーケティング的な思考を持って行動をしてきました。その過程で、徐々にWebマーケティングツールの活用に興味を持つようになりました。
貴社は、企画・販売・導入・活用に関するコンサルティングまで一気通貫で行っており、よりクライアント相手の成果向上に寄与できる点に魅力を感じています。提案営業を通じて培った顧客の課題を分析する力を活かして、仕事に取り組みたいと考えています。」
どうでしょうか?自身の体験ベースで語ることが大切です。
とはいえ、これだけでは面接は通過できません。
なぜか?それは、面接で聞かれるのは、志望動機だけではないからです。この質問をベースに様々な想定をしなければならないのです。中には専門的な質問もあります。企業によってカスタマイズをしたり対策をしなければなりません。
また、面接対策にはエージェントの利用がオススメです。
Webマーケティング業界での面接通過率を最大化させた場合は是非ご相談することをオススメします。
webマーケティング業界へ転職を考えている人へ
中途採用は即戦力を求めているので、企業の求めているスキル、経験にマッチした方でないと内定は獲得できません。
同じwebマーケティング業界の企業でも、求められる人材は企業によって変わります。ただ、求人票に掲載している応募資格は曖昧な事も多いので、求人票から求められる経験を把握しきることは難しいです。
転職での内定率を上げるには、転職エージェントを利用して企業の求める人材を知る事がオススメです。転職エージェントは企業の採用担当と直接コミュニケーションを取っており、求人票にはない生の情報を持っているので、企業にあった選考対策が可能です。
弊社では、webマーケティング業界に特化した優良エージェントが転職決定率、大手の3倍の支援をさせていただきすので、ぜひご活用ください。
❐企業とのつながりが密で豊富な情報を保有
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
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末永 雄大
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