生命保険から転職!おすすめ職種・業界・転職先・キャリアチェンジを解説!

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生保から転職を希望する方の書類通過率は高く、面接も順調に進む傾向があります。しかし実は、生保からの転職は企業との「ミスマッチ」が多くなる傾向にもあるのです。

それは、生保から転職する場合「妥協」してしまうことが多いからです。

転職理由が多い中に「ノルマ・長時間労働・体力面」から転職を希望される方が多いのですが、基本的に異業界へ転職するのであれば、だいたい改善されてしまいます。

そういった意味で「転職後」を考える方が多いことから企業とのミスマッチやその後のキャリアにプラスにならないのが特徴です。今回は生保から転職する上で抑えて置きたい内容をお伝えします。

転職先は営業がオススメ!

生保からの転職において、もっともオススメの職種は営業職です。

しかし残念なことに生保を経験された方が営業職にあまり興味はなく、どちらかといえば事務職を希望される方がおおい印象です。

事務職への転職は、キャリアアドバイザーとしてはオススメしません。

理由としては近年、正社員より派遣社員に業務を委託することが増え、「事務職」としての市場価値が下がっている背景があるからです。

業務委託はスキルやキャリアの成長が見込めず、その後の転職や選択肢が狭くなります。

そういった意味で派遣社員として「事務職」をしたいと考えている場合は、オススメですがその後の選択肢を広げたい方にとってはおすすめできる選択肢ではありません。

営業職も色々存在する

基本的に「生保での営業より難しいもの」はあまり存在しません。

そのため、エージェントとしておすすめしている業界・職種は以下の3つです。

  1. 人材業界(紹介など)
  2. 人事職(採用など)
  3. 法人営業(業界問わず)

金融や証券への転職も可能ですが、中長期な視点で考えると体力やストレスも多いことからあまりオススメはしません。
しかし親和性という意味では、候補に入れても良いかと思います。

異業界への転職、年齢は何才まで?

基本的には異業界への転職をするなら、20代のうちの転職をオススメします。
もし、異業界であっても現職と同じ職種での転職なら30代前半までは問題ありません。

一方で「人事職」などの未経験職種の場合は「ポテンシャル採用」となるため20代までに転職を進めることをおすすめします。

女性の場合は?

女性の場合は、ライフスタイルに依存しやすいため「環境」を今より落ち着かせたいと考える方も多い印象です。

そういった場合は、時間が調整しやすい「派遣社員」や「契約社員」での転職も検討すると良いでしょう。

スキルや経験が豊富な方は早めにバックオフィス系(人事や経理など)を視野に入れながらキャリア形成を進めることでライフスタイルが変化しても柔軟に対応できるようになってきます。

営業職として「人材業界」に転職。その後キャリアアドバイザーとして、自宅でフリーランスとして活躍するケースもあります。大切なのは、汎用性ある専門スキルを身につけることが大切になります。

派遣社員や契約社員は転職に影響するか?

生保での経験は、派遣・契約社員問わず評価されますので、心配する必要はありません。

しかし、注意点としては「転職理由」の伝え方です。

転職理由の伝え方は非常に注意が必要

生保から転職する方を数多く見てきましたが、傾向として転職理由がネガティブになる方が多いように感じております。

労働環境がきつい、給料が低い、など現職への不満から転職をするつもりの方は、転職理由の伝え方に注意が必要です。

なぜなら、ネガティブな転職理由をそのまま伝えると採用担当に悪い印象を与えてしまうからです。

企業として一番不安なのは、転職者が同じ理由でまた退職をしてしまう事です。

なのでネガティブな印象を与えないためには転職理由をポジティブな理由に変えて伝える必要があります。

イメージとしては、

転職の理由(現職への不満):転職目的=2:8

程度の割合を意識するとうまく伝えることができます。

事例や例文はネットで検索することでヒットしますが、転職理由をポジティブなものにするのは中々難しいと思います。
なぜなら、無理に転職理由を考えてもありふれた一般論になってしまい、採用担当にも取り繕っていることが見抜かれてしまうからです。

そのため自分1人ではいい転職理由が思いつかないという人には、転職エージェントの利用をオススメしております。

エージェントを利用すれば1人では対策のできない面接や志望動機の添削を行ってくれ、書類審査でも企業にプッシュしてくれるので採用確度が格段にアップします。

プロ推薦のおすすめ転職エージェント
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転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント
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生保からの転職方法は?

転職方法は大きく分けると以下の5つがあります。

  1. ハローワーク
  2. 求人媒体
  3. 知人紹介
  4. 自主応募
  5. 転職エージェント

それぞれメリット・デメリットがありますが、多く利用されているのはネット検索。
例えば、 DODAやリクナビNext、ビズリーチといった「求人媒体」の利用かと思います。

ご自身の一番使いやすいツールをご利用頂くと良いかと思います。

面接でもしアピールするなら…

面接は自分という商材を企業にアピールする場です。そういった意味で以下を自己PRとして伝えても良いかもしれません。

コミュニケーション能力

生保の方にとって個人顧客はご年配になることが多いですが、法人担当であれば年齢層も多岐に渡ります。
保険商材も多くありますので、他者との差別化の提案意識や顧客ニーズのヒアリングなどをアピールすることができます。

数値を用いた達成実績

生保で営業経験があるのであれば、売上目標の達成率や実績(関東売上1位など)は必ずアピールしましょう。

その場合は、必ず数字の分母を記載や伝える意識を持ちましょう。
例えば、関東1位でも分母が100人中1位なのか10人中1位なのかで印象が変わってきます。なるべく自分をアピールできる数字を利用しましょう。

そういった意味でまずは「自己分析」を行うと自身の強みがわかります。

生保から転職したい方へ

生保から転職をする際は「転職先とのミスマッチ」に注意して下さい。自分に本当にマッチした企業を見つけるためには企業分析が必須です。

企業分析をする際は、転職エージェントの利用がオススメです。

転職エージェントは企業の社風だけでなく、配属される部署では実際にどんな業務を行うのかまで、採用担当と密な連絡を取り合うことで熟知しています。

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ABOUT US
末永 雄大
青山学院大学卒業後、リクルートキャリア(現リクルート)に新卒入社。リクルーティングアドバイザーとして、企業の中途採用を支援。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。現役キャリアアドバイザーとして転職支援を行いながら、インターネットビジネスの事業開発、講演活動、執筆活動を行っている。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」