ハードウェア業界とは?仕事内容や代表的な企業を解説!

近年、IoTという言葉をよく耳にします。

この言葉は、家庭など自分の身の回りにあるモノがインターネットに繋がるということを指します。

ハードウェア業界では、まさに今IoTが全盛を迎えています。

しかし、そもそもハードウェア業界とはどのような業界でしょうか?

ハードウェア業界とは

どの家庭にも必ず何かしらの電子機器が1台はあるのではないでしょうか。

ハードウェアとは、電子機器類のような「目に見える」機械や設備、装置などを指します。

一般的にはパソコン周りの機器を指すことが多いですが、IoT化が進み、電化製品にインターネットが組み込まれている今、テレビやパソコンの他、電子レンジや冷蔵庫も広義で言えばハードウェアと言えます。

ハードウェア業界の転職難易度は?

もちろん職種や転職を希望する企業にもよりますが、比較的未経験でもチャレンジしやすい業界になります。

プログラミングを必要としない職種もありますし、若い人であれば転職後にプログラミングを学びながら業務を遂行していく人もいます。

今後需要が高まっていく業界なので、転職先としてはとてもおすすめです。

ハードウェア業界に限らず、転職をお考えの人はぜひすべらないキャリアエージェントにご相談ください。

弊社はキャリアコーチングサービスも運用しているので、どうしてこの業界を志望しているのか?など、言語化のサポートに強みがあります。

これは面接でも役立つテクニックですので、お困りの際はぜひご相談ください。

ハードウェアとソフトウェアの違い

実際は、製造業界の中ではハードウェアとソフトウェアの二つに分かれています。

ですがハードウェアとソフトウェアの違いを、実際いまいち分かっていない方もいらっしゃるかと思います。

大きく分けるとハードウェアとソフトウェアの違いは、「目に見えるもの」か「目に見えないもの」かどうかです。

企業としては、ハードウェア、ソフトウェアに別れている企業も存在しますが、ハードウェアとソフトウェアの両方を事業としている企業も存在します。

ソフトウェア業界に関してはコチラの記事を読んでいただけると、より理解が深まると思います。

ハードウェア業界の職種別仕事内容!

ハードウェア業界への転職を考える上でどのような職種が求人としてあり、また、それぞれ職種がどのような仕事内容であるのか知っておく必要があります。

機械設計と制御の部分に分かれまして、機械設計の部分がハードウェアになります。

正直、こまごまとした経理や人事といった職種はありますが、ハードウェア業界には、代表的に大きく2つの職種があります。

  1. 営業
  2. 組み込みエンジニア

営業

ハードウェア業界では主にルート営業等の営業になります。

また、飛びこみや電話営業になることが大半です。

しかし現状では、ハードウェア自体の差別化は難しくなっており、どの企業から買っても同じと捉えられています。

営業職について詳しく知りたい人は、以下の記事を読んでいただければと思います。

組み込みエンジニア

機械に組み込まれる、開発や設計を行うエンジニアになります。

言語としては、C言語が使われており、言語というよりはソフトに近いです。

また、さらに細分化すると、「筐体設計」という職種にも分けることができ、これは、機械の外装部分の設計に当たります。

弊社にはハードウェア業界の組み込みエンジニアへの転職に強いエージェントが在籍しているので、転職を考えている、もしくは迷っているという方は是非ご相談下さい。

組み込みエンジニアに関してはコチラの記事で詳しく解説しています。

転職エージェント末永
転職エージェント末永

弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。


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ハードウェア業界の代表的な企業

ハードウェア業界の代表的な企業は、恐らく社会人であれば一度は耳にしたことがある日本有数の大手企業になります。

以下3つが主にそうです。

1.日立

日立は、電力・インフラシステム、情報・通信システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステム、ヘルスケアなどの社会イノベーション事業に注力しており、
法人向けと一般消費者向けに商品を展開しています。

2.SONY

SONYは多国籍コングロマリットであり、ソニーグループを統括する事業持株会社です。

世界首位のCMOSイメージセンサやゲームなどのハードウェア分野をはじめ、映画・音楽分野にも重点を置いているのが特徴です。

弊社ではSONYへの転職サポートに特化したエージェントが多数在籍しておりますので、興味がある方はご相談ください。

3.パナソニック

日立、SONYに次いで業界内3位はパナソニックです。

白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野などを手がけています。

ハードウェア業界は独占的な業界

ハードウェア業界は大手企業が独占する状況になっていてベンチャー企業などは参入することが難しい業界です。

独占的な業界は、各社の競争意識が強くなく、業界全体としてあまり活発的ではないこともあります。

日本国内においては、独占的な業界になっていますが、目を世界に向けるとAppleや韓国系の企業であるサムスンがあります。

これらの新興企業は日本のハードウェア市場に新規参入し、日本のハードウェア業界に強烈な進出をしています。

ひと昔前は、海外製品は『安かろう悪かろう』というレッテルでしたが、今はそのようなこともなく、安くて良いものになっています。

この影響もあり、外資系のソフトウェア関連の企業が日本に支社などを構えて、中途採用市場にも求人を公開しています。

ただ、外資系企業へ転職する場合はハードルがやや高く、外国語が必須という要件が多いですし、転職後に海外への転勤になる可能性も十分あります。そのため、将来的なこともしっかりと考えて転職するかどうかを決める必要が求職者にはあります。

とはいえ、リスクをとって外資系企業へ転職をする決断を1人でするのは難しいですよね。

その場合は転職のプロである転職エージェントから、転職をするべきかどうかアドバイスをもらうことをオススメします。ハードウェア業界に詳しいエージェントに相談すれば、あなたのスキルや熱意から、チャレンジをする方がいいのかアドバイスをもらえますよ。

ハードウェア業界の今後の動向は?

ハードウェア業界のトレンドはIoT

ハードウェア業界のトレンドとしては、ハードウェアとインターネットを掛け合わせたIoTがトレンドです。

最近では、音声技術認識を組み込んだアレクサなどがそうですね。また、ドローンなども最近は話題です。

IoTという目線でみると、多くのベンチャーが参入してきていますし、今後もこの傾向は続くでしょう。

このIoTの関係で、ハードウェアが次第にソフトウェア化してきています。

ハードウェアよりソフトウェアの方が良い?

日本のみならず世界各国で、ここ数年はハードウェアよりもアプリケーションなどのソフトウェアの開発や進展に重きを置くようになっています。

理由は、ハードウェアの場合、開発に非常に大きな期間を要し、製品のサイクルが遅いためです。

ソフトウェア業界に属する企業それぞれに当然、利益を追求しなければなりませんので、開発に係る工数との採算があまり合わないことも理由にあります。

実際のところ、ハードウェア業界の伸長率は低下していて、日本のソフトウェア業界の各社が撤退まではいかなくてもソフトウェア開発に軸足を置くようになっています。

伸長率が低下しているとは言え、市場規模が兆単位とまだまだ大きいため、ハードウェア業界に転職することに特別な問題はないでしょう。

ハードウェア業界は、ハードウェアの開発だけでは将来、更に市場規模が低下するため、先ほどのIoTをビジネスモデルに含める動きがあります。

開発したハードウェアをより便利に利用することができるITを中心とした生活環境の整備もビジネス範囲になっています。

ハードウェア業界に転職する際の注意点

主に、ソフトウェアからハードウェア業界に転職する際の注意点は、3つあります。

  1. 言語が違う
  2. 最終地点が違う
  3. エラーのギャップ

言語が違う

言語は、ハードウェアがC言語に対して、ソフトウェアはPHPやrubyといったものになり、一緒にみえて全く異なります。

製造系の組み込みエンジニアからIT系の組み込みエンジニアでは、同じ分野ですので転職可能ですが、組み込みエンジニアから機械設計になると、言語が異なるので難易度は高まります。

最終地点が違う

ハードウェアは見えるモノなので、実際に自分が関わった成果物が見えやすいですが、ソフトウェアはその中身を作るので中々関わったものが見えにくいというのが一定あります。

エラーのギャップ

エラーが起きた際、ソフトウェア部分だとその場のエラー、メールエラーみたいなイメージですが、ハードウェア部分だと車の事故が起きたりとエラーの大きさへのギャップに影響されてしまいます。

ハードウェア業界に転職するには?

ハードウェア業界とソフトウェア業界を比較した際に、ソフトウェア業界の方が求人数が多いです。

また、ハードウェア業界への転職になると、営業もしくは開発系の職種になります。

開発職の場合、全くの未経験は難しくなります。

未経験だとして、年齢そして理系出身か、さらには言語を一から学べるかの姿勢がより重要になります。

年齢でいえば、20代が前提になり、それは企業側の教育投資の面が関わっているからです。

また、IoTのニーズがあるため、ソフトウェア業界からIoT関連のハードウェア業界に転職を希望する方もいらっしゃいます。

その場合、言語の関係が問題になります

設計や仕組みが似ている分、親和性が全くないわけではありませんが、扱っている言語が異なるのでその点で学べる姿勢があるのかが肝になります。

未経験からの転職では、書類作成や面接でのアピールが重要になります。
選考対策の部分はおひとりで考え進めるのは難しいと思いますので、転職のプロである転職エージェントにお任せする事をオススメします。

ハードウェア業界への転職を考えている方へ

ハードウェア業界への転職は、新しく言語を学ぶ意欲が重視されます。ただ、意欲を短い面接の時間で採用担当に理解してもらうことは非常に難しいです。

意欲を伝え、内定を獲得するには、転職エージェントを活用した面接対策がオススメです。転職エージェントは、企業の採用担当から直接ヒアリングしているので「求人票には載らない、採用したい人物像」を熟知し、各企業に特化した面接対策ができます。

転職エージェント末永
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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

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