独立や起業がしやすい職種は何?おすすめな仕事の共通点や成功させるコツを解説

独立や起業をする際には、職種選びが非常に重要となります。何の職種を選ぶかによって、利益の出しやすさや継続できるかどうかが決まることも多いです。

しかし、独立や起業前におすすめの職種や共通点を理解していないと、開業後に失敗するリスクがあるため注意しましょう。

今回は、独立や起業がしやすいおすすめの職種や共通点、成功させるコツについて解説します。この記事を参考にすれば、独立や起業での職種選びに迷いづらくなるでしょう。

独立や起業がしやすい3つの職種

独立や起業がしやすい職種は下記の3つです。

  • 在宅ワークならWEBライターやプログラマー
  • フランチャイズなら飲食店や個人講師
  • 資格が必要な職種なら行政書士や社会保険労務士

どのくらいの規模で独立や起業したいのかや初期費用をかけられるのかによっておすすめの職種は異なります。しかし、上記3つはどんな人でも比較的始めやすい職種のため、これから独立や起業を考えている人は参考にしましょう。

在宅ワークならWEBライターやプログラマー

在宅ワーカーとして独立を考えている人は、WEBライターやプログラマーがおすすめです。WEBライターやプログラマーは、パソコンとインターネット環境さえあれば手軽に始められるため、既に揃っている人はすぐにでも始められます。

特に、WEBライターは専門的な知識も必要ないため、初めて独立する人にもおすすめです。

また、在宅ワークでより多く収入を得たいと考えているなら、経験やスキルを身につけた上でプログラマーにも挑戦することで、収入アップに繋がるでしょう。

フランチャイズなら飲食店や個人講師

フランチャイズで独立や起業を考えているなら、飲食店や個人講師がおすすめです。フランチャイズとは、すでに流通している商品やサービス、名前などを借りた上で経営する事業形態のことです。

フランチャイズを利用すれば、事業内容を考えたりコストをかけて大きな失敗をしたりする可能性が低くなります。

飲食店のフランチャイズは人気があり、個人講師のフランチャイズはマニュアルが揃っているため知識さえあれば簡単に独立可能なためおすすめです。 

資格が必要な職種なら行政書士や社会保険労務士

資格が必要で専門的な職種で独立や起業を考えているなら、行政書士や社会保険労務士がおすすめです。士業での独立では、専門分野となるため需要が高く年収も安定する傾向があります。

また、士業は資格が必要であり、資格難易度が高いため簡単には独立や起業ができません。

しかし、士業の中でも弁護士や税理士に比べると、行政書士や社会保険労務士は比較的資格取得難易度が低くなっています。そのため、士業での独立や起業を考えている人は行政書士や社会保険労務士の資格を取得しましょう。

独立や起業がしやすい職種の共通点

独立や起業がしやすい職種の共通点は下記の3つです。

  • 独立や起業する際に少額から始められる
  • ビジネスを行う際に場所を用意する必要がない
  • 利益率が高く生産効率が良い

冒頭で紹介したおすすめの職種以外でも、上記に当てはまっていれば独立や起業がしやすい上に、失敗した時のリスクも下げられます。特に、初めて独立や起業する人は難易度が低い職種から始め、経験を積んでから様々な職種で事業を行いましょう。

独立や起業する際に少額から始められる

独立や起業をしやすい職種の共通点は、少額から始められることです。少額から始められる職種なら、失敗したとしても多額の借金を背負う心配はありません。

例えば、飲食店の経営を始めようとして独立や起業してしまうと、家賃や食材費が毎月かかる上に、宣伝のための広告費も高額になります。

そのため、独立や起業をする際に少額から始められる職種は、初心者でも独立や起業がしやすい職種だと言えるでしょう。

ビジネスを行う際に場所を用意する必要がない

独立や起業をしやすい職種の共通点は、ビジネスを行う際に場所を用意する必要がないことです。独立や起業をした場合、最初から売上があることはほとんどありません。

つまり、どれだけ初期費用や固定費を押さえられるかが、独立や起業に成功できるかどうかを左右します。事務所や店舗が必ず必要なビジネスは、家賃が毎月必ずかかるためおすすめできません。

そのため、在宅ワークでパソコンがあれば仕事ができるような職種で独立し、軌道に乗ってきたら事務所や店舗が必要な職種も検討するのがおすすめです。

利益率が高く生産効率が良い

独立や起業をしやすい職種の共通点は、利益率が高く生産効率が良い職種です。利益率が高く生産効率が良いと、収入が安定しやすいためビジネスを拡大したり幅を広げたりできます。

例えば、固定費がほとんど掛からず人件費も必要ないWEBライターやプログラマーなどが挙げられます。

多少の固定費は仕方ないですが、売上げの目処が立たない段階で固定費をかけすぎたり人を雇ったりしてしまうと利益が上げられずに、倒産してしまう恐れもあるため注意しましょう。

独立や起業をして成功するかどうかは職種以外にもコツがある

独立や起業をして成功するかどうかは、職種選び以外にも下記のようなコツがあります。

  • 市場での需要を高めるために資格やスキルを習得する
  • いきなり独立や起業するのではなく副業から始める

独立や起業をする上で、重要な部分を事前に理解していないと、赤字が続き後悔する恐れがあるため、必ず理解してから独立や起業をしましょう。

市場での需要を高めるために資格やスキルを習得する

独立や起業をする際には、市場での需要を高めるために、資格やスキルを習得することが重要です。経験やスキルがない状態で独立しても、仕事がもらえずに収入が途絶えてしまう恐れがあります。

競合他社と差別化するためにも、独立や起業前に資格やスキルを習得して、市場での需要を高めれば成功する可能性が高まるでしょう。

いきなり独立や起業するのではなく副業から始める

いきなり独立や起業するのではなく、副業から始めるのも独立や起業を成功させるコツの1つです。資格やスキルはもちろんですが、仕事をもらうためには営業活動が必須となります。

しかし、独立や起業する職種の経験者でない限り、営業先や営業方法、業界でのルールなど最初はわかりません。

何もわからない状態で独立や起業してしまうと、営業活動がうまくいかずに仕事がもらえなかったり、仕事がもらえたとしても思っていたよりも単価が低いと感じる恐れもあります。

そのため、独立や起業する際には、副業から始めて職種に慣れた状態にしておくことが成功させるコツです。

独立や起業する職種に悩んでいる時におすすめな判断基準

独立や起業する職種をどれにしようか悩んでいる時には、下記のような判断基準をもとに検討するのがおすすめです。

  • 集客がしやすく顧客ニーズが高いかどうか
  • 設備費や人件費を抑えられるかどうか
  • 自分自身が続けられるかどうか

独立や起業する際におすすめの職種は複数ありますが、上記の基準に当てはまっているかどうかで判断すれば、独立や起業後に後悔する可能性を押さえられるでしょう。

集客がしやすく顧客ニーズが高いかどうか

現在検討している職種は、集客がしやすく顧客ニーズが高いかどうかを考えましょう。人気の職種でも、集客がしづらく顧客ニーズが低ければ独立や起業しても失敗する可能性が高いです。

例えば、美容院を立てて起業しようと考えても、周りに美容院が多いため集客がしづらく恐れがあります。

つまり、一般的に集客しやすかったり顧客ニーズが高かったりしても、自分自身が行う場所によっても条件は異なるため下調べをした上で検討しましょう。

設備費や人件費を押さえられるかどうか

設備費や人件費を押さえられる職種かどうかも重要な判断基準です。売上げの目処が立たないうちは、設備費や人件費を押さえられる職種でないと、利益を上げられません。

そのため、独立や起業をする際の職種選びでは、家賃や機械代などの固定費がほとんどかからず、1人でも利益を上げられる職種を選びましょう。

自分自身が続けられるかどうか

独立や起業の職種選びでは、自分自身が続けられるかどうかも重要な判断基準です。

例えば、全く興味のない職種で初期費用が安いからという理由だけで選んでしまうと、長期的に続けることができず利益も上げられる可能性は低いです。

独立や起業は、短期的ではなく長期的な目線で考える必要があるため、長期的に自分が続けられそうかどうかを職種選びの判断基準にしましょう。

職種決定後に独立や起業する際には資金の集め方も重要

職種を決めることができたら、独立や起業する際の資金の集め方も決める必要があります。独立や起業資金の集め方は下記の3つです。

  • 補助金や助成金を利用する
  • クラウドファンディングで調達する
  • 投資家やベンチャーキャピタルを利用する

独立や起業資金としていくら必要なのかや、資金集めにおいて何を重要視するのかで資金の調達先が変わるため事前に理解しておけばスムーズに開業できるでしょう。

補助金や助成金を利用する

返済義務を負いたくないと考えている人は、国や地方自治体が用意している補助金や助成金を利用しましょう。補助金や助成金は、返済が必要ないことが多く、独立や起業する際の資金集めとして幅広く利用されています。

ただ、利用する際には一定の条件を満たしている必要があるため、対象となっているかどうかを事業所がある都道府県のホームページで確認してみましょう。

クラウドファンディングで調達する

クラウドファンディングで独立や起業資金を調達するのもおすすめの方法です。クラウドファンディングとは、不特定多数から少額ずつ資金を調達する方法であり、近年注目されています。

また、自分自身が考えているビジネスモデルと内容が近いサイトを活用すれば、効率的に資金を調達できるでしょう。

投資家やベンチャーキャピタルを利用する

投資家やベンチャーキャピタルでも、独立や起業の資金調達が可能です。しかし、ベンチャーキャピタルからの資金提供はハードルが高く、実績の無い状態では資金を調達できる可能性は低いです。

ただ、個人の投資家だとリターンよりも、熱意や事業内容に興味を持って投資してくれる可能性が高いため、初めて独立や起業する人は個人投資家を利用しましょう。

独立や起業で成功するかどうかでは職種以外も重要

独立や起業で成功するかどうかでは、職種選び以外にも重要なポイントを押さえておく必要があります。成功しやすい職種に当てはまっているからと言って必ず成功するわけではありません。

中には、今回解説した判断基準や共通点に当てはまっていない職種でも、成功している人は大勢います。そのため、職種選びだけに捉われず、選んだ職種でどのように差別化を図り経営していくのかを試行錯誤しながら進めましょう。

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」