【完全無料】自分の市場価値がわかる!診断ツールおすすめ5選

市場価値診断ツールおすすめ5選

リクルートエージェント

転職市場での自分の価値、気になりませんか?「年収は妥当?」「他社でも通用する?」そんな疑問を解消するには、市場価値診断ツールの活用が近道です。

本記事では、完全無料で使えるおすすめ診断ツールを5つ厳選して紹介。さらに、診断結果の活かし方や注意点も解説します。

転職活動を有利に進めたい方やキャリアの方向性に迷っている方は、ぜひチェックしてください!

自分の市場価値とは?

「自分の市場価値って、そもそも何?」と感じる方も多いのではないでしょうか。市場価値とは、あなたが今の労働市場において、どれくらいの評価を受けられるかを示すものです。

たとえば「同じスキル・経験を持つ人が、他社でいくらの年収で採用されるか」という視点が代表的です。市場価値を構成する要素は、単に「年収」だけではありません。以下のような観点も重要です。

  • スキルや経験の希少性(例:特定業界や最新技術に精通している)
  • 実績・成果(例:売上や改善効果などの具体的なアウトプット)
  • 柔軟性や学習力(変化に対応できるか)
  • 業界・職種のニーズ(市場全体の動向にも左右される)

これらの要素を客観的に知ることで「今の職場にとどまるべきか?」「転職すれば年収は上がるのか?」といったキャリアの選択に、自信を持って判断できるようになります。

市場価値診断ツールの選び方

現在では、さまざまな「市場価値診断ツール」が無料で提供されていますが、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。ここでは、失敗しないツール選びのポイントをご紹介します。

完全無料で利用できるか

まず大前提として、完全無料で診断できるツールを選びましょう。一部では有料サービスへの誘導を前提としたツールもありますので、最初に費用がかからないことを確認するのが安心です。

質問項目が具体的で納得感があるか

信頼できる診断ツールは、スキルや業務経験について具体的な質問が用意されています。曖昧な質問や簡単すぎる選択肢ばかりのツールは、精度の高い診断結果にはつながりません。

診断結果が活用しやすいか

診断結果は、年収の目安や適正な職種、転職市場での立ち位置などを可視化してくれるものがおすすめです。たとえば「あなたと同じような経歴の人は年収●万円で転職している」といった実例が提示されると、判断材料として非常に有用です。

運営元の信頼性

転職支援サービスを展開している企業や、大手人材会社が提供するツールは、データ量やアルゴリズムの精度が高い傾向にあります。公式サイトで運営会社の実績や口コミを確認すると安心です。

おすすめ市場価値診断ツール一覧比較まとめ

ここでは、以下の主な市場価値診断ツールを5つ紹介します。

ミイダス

ミイダス

ミイダスは、株式会社ミイダスによる市場価値診断ツールです。

会員登録なしで質問に答えると、ミイダスに蓄積された7万人以上のデータからあなたに類似した人の年収を計算して、あなたの市場価値を診断します。

診断後に会員登録をすれば、コンピテンシー診断としてビジネススキルでの強み弱みも知ることができます。

また、登録すれば求人へ応募することも可能になり、市場価値診断で答えた回答をもとに、企業からオファーが届くこともあります。

type

type

type転職は、株式会社キャリアデザインセンターによる市場価値診断ツールです。

診断をするには、会員登録が必要です。

typeの市場価値診断は、大手企業への導入実績を多数持つ市場価値測定研究所の評価ノウハウをベースに、 あなたの現時点におけるビジネス基礎能力や性格特性を数値化します。

さらにtype会員約40万人分の職種・年齢別平均給与データを加味し、ビジネス基礎能力に基づいた適正年収を測定します。

また、所要時間5分で「強み・弱み」や「性格的な傾向」「転職市場における評価」の診断も可能です。

診断結果は自己分析ツールとしても活用できるので、転職活動をよりスムーズにおこなえるようになります。

パソナキャリア

pasona

パソナキャリアは、株式会社パソナによる市場価値診断ツールです。

診断するのに、会員登録は不要です。診断内容は、あなたの能力に応じた年収診断で、所要時間は2~3分ほどです。

この年収診断では、STEP1~STEP6までの全6問を3択から回答して、最後に簡単な学歴や職歴を入力するだけなので、とても気軽に診断が可能です。

診断後に会員登録すると、あなたの年収診断に見合った企業に転職するためのサポートが受けられます。

doda

パーソルキャリア

dodaは、パーソルキャリア株式会社による市場価値診断ツールです。

診断するには、会員登録が必要です。診断内容は、あなたの能力に応じた年収診断で、所要時間は2~3分ほどです。

dodaの会員186万人のデータとあなたの能力をもとに仮説を立て、あなたの市場価値を測定します。

診断後は診断結果に見合う適職に転職するために、dodaの転職エージェントを使うことが可能になっています。

geech job

geechs job

geechs jobは、株式会社geechsによる市場価値診断ツールです。

診断するのに会員登録は不要です。しかし細かい個人情報の入力が求められます。

所要時間は5分程度で、エンジニアとしてのあなたの市場価値を診断します。

事業開始から15年以上、ITフリーランス専門エージェントとしてIT市場に身を置いてきたgeechsだからこそ、精度の高い診断結果を導くことが可能です。

診断後は診断結果に基づいて、geechsの経験豊富なアドバイザーからキャリアアップのためのアドバイスや今のあなたに合った案件紹介が受けられます。

診断結果の活かし方と注意点

市場価値診断ツールを使えば、自分のスキルや経験がどの程度評価されるのか、客観的に把握することができます。

しかし、診断結果を“ただの数値”として終わらせてしまうのはもったいない話です。ここでは、結果をどのように活かせばよいか、そして注意すべきポイントについて解説します。

診断結果は「判断の材料」であり「答え」ではない

まず前提として理解しておきたいのは、市場価値診断はあくまで目安であるということ。年収の目安やスキル評価が表示されても、それが「転職すれば確実にこの年収がもらえる」と保証してくれるものではありません。

しかし、重要なのはその数値を通じて「今の自分の立ち位置を知る」こと。現職との年収差や評価の傾向を見ながら、「このままの環境でいいのか」「もっと評価される場所はないか」と考えるきっかけになります。

数値が低くても落ち込む必要はない

もし診断結果で「市場価値が低い」と出ても、必要以上に落ち込む必要はありません。ツールは過去のデータをもとに算出しているため、今後の努力やスキルアップによって市場価値は大きく変わるからです。

たとえば、業界トレンドに合ったスキル(IT・マーケ・データ分析など)を習得することで、一気に評価が上がることもあります。逆に、現状が高評価でも、将来に向けて油断せず、次のキャリア戦略を考えることが重要です。

転職すべきかの判断材料に使う

診断結果で、自分のスキルや経験が他社でも高く評価されると分かった場合、それは転職の好機である可能性があります。一方、思ったよりも評価が伸びなかった場合は、「今の職場でもう少しスキルを磨こう」という選択肢も生まれます。

大切なのは、診断結果をキャリア戦略の一部として活用すること。いきなり転職を決める必要はありませんが、未来の選択肢を広げる準備として役立てましょう。

迷ったらプロに相談するのもおすすめ

診断結果をどう受け止めればいいか分からない、今後どう動けばいいか迷っている……。そんな時は、転職エージェントに相談することで、より実践的なアドバイスが得られます。

ツールの結果とあなたの希望をもとに、現実的な年収アップの方法や、キャリアチェンジの可能性などを一緒に考えてくれるため、一人で悩むよりもずっと前向きな一歩が踏み出せるはずです。

診断だけで終わらせない!キャリアアップにつなげる方法

自分の市場価値を客観的に知ることは、転職やキャリアアップを成功させる第一歩です。今回紹介した無料の診断ツールを活用すれば、今の自分に足りないスキルや伸ばすべき強みが見えてくるはずです。

「なんとなく不安」「転職すべきか迷っている」という方も、まずは気軽に診断してみましょう。診断結果をもとに、プロのアドバイザーに相談することで、より具体的なキャリア戦略を描くことも可能です。

自分の市場価値を知り、納得のいくキャリアを歩むための第一歩を、今ここから踏み出しましょう。

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ABOUT US
末永 雄大
青山学院大学卒業後、リクルートキャリア(現リクルート)に新卒入社。リクルーティングアドバイザーとして、企業の中途採用を支援。2012年アクシス株式会社を設立。代表取締役に就任。現役キャリアアドバイザーとして転職支援を行いながら、インターネットビジネスの事業開発、講演活動、執筆活動を行っている。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」