「マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは求職活動実績になる?参加方法は?内容は?」と疑問を抱えていませんか?
正しい手順を踏めば、マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは求職活動実績に認められます。
この記事では、マイナビジョブ20’sのセミナーで実績を作る流れや、そのほかに効率的に実績を作る方法を詳しく解説します。
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは求職活動実績になる?
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは、失業保険の求職活動実績として認められます。
ハローワークでは、再就職に向けた求職活動として「求人応募」や「セミナー参加」などが実績の対象とされているからです。
セミナー参加には、オンラインセミナーも含まれます。

リクルートエージェントのセミナーも求職活動実績にカウントできるものが多く、面接や書類作成などテーマが幅広いのが特徴です。
転職活動を効率的に進めたい人は、リクルートエージェントのセミナーも活用してみてくださいね。
以下に、各転職エージェントのオンラインセミナーについて詳しく紹介した記事もあります。参考にしてくださいね。
失業認定に必要な「求職活動実績」とは?
求職活動実績とは、再就職に向けて実際に行動した記録のことを指します。
失業保険を受け取るためには、ハローワークで定められた回数の「求職活動実績」をつくる必要があります。
ただハローワークに通うだけでは求職活動とは認められず、再就職のための具体的な活動が求められます。
ハローワークによると、求職活動実績として認められる活動は次のように定義されています。
出典:ハローワーク「失業の認定における求職活動実績となるもの」
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは、上記の「民間の職業紹介事業者などが実施する活動」にあたるため、求職活動実績として認められる範囲に含まれます。

虚偽の申告や、活動の有無が確認できない活動は認められないことがあるため、活動日・内容・主催者などを記録しておくことが大切です。
実績が必要な回数は、初回の失業認定で1回以上、2回目以降は2回以上が基本です。
詳しい回数やカウントの考え方は、以下の関連記事で詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーで実績を作るステップ
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーを受講するには、予約申込みが必要です。
申し込み時点でマイナビジョブ20’sに会員登録していない場合は、申込み完了メールに記載されているURLから会員登録をする必要があります。

スムーズにセミナーの予約をしたい人は、前もって会員登録を済ませておくといいですね。
ここからは、マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーで実績を作る流れについて、以下の2ステップに分けて紹介します。
マイナビジョブ20’sで会員登録をする
まずは、マイナビジョブ20’sの公式サイトから無料会員登録をおこないます。
登録時には、チャットに従って現在の状況・プロフィール・希望職種・メールアドレスなどの基本情報を入力します。
登録後、担当者から送られてくるメールに記載されているURLを開くと登録が完了し、マイページの利用が可能になります。
マイナビジョブ20’sに申し込んだだけではマイページはすぐに使えないため、メールの確認を忘れないようにしてください。
オンラインセミナーに参加するためにはログインが必要なため、登録情報(ログインID・パスワード)は控えておくと安心です。
オンラインセミナーを予約する
登録が完了したら、次はオンラインセミナーの予約です。公式サイト内の「セミナー一覧」ページから「WEBセミナー」に進み、日程やテーマを確認して申し込みをします。
予約が完了すると、登録したメールアドレスに申込確認メールが届きます。

自分の状況に合った内容を選ぶことで、実績づくりとスキルアップを同時に進められます。
ハローワークで求職活動実績として申告するために、申込確認メールや当日の案内メールを保存しておくと安心です。
求職活動実績は、セミナーだけで作ることも可能です。
セミナー参加を中心に効率よく実績を作りたい人は、以下の記事も参考にしてくださいね。
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーを実績にする際の注意点
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは、求職活動実績として申告できますが、いくつかの注意点があります。
手順を誤ると実績として認められない場合もあるため、ハローワークの基準に沿って管理することが大切です。
ここでは、オンラインセミナーを実績として申告するうえで、とくに注意したい4つのポイントを紹介します。
参加した記録を残しておく
求職活動実績はハローワークへの自己申告制であり、失業認定申告書に活動内容を記入して提出することで、正式に求職活動実績として認められます。
ハローワークで申告する際に、「申告書に記載のとおりセミナーに参加しているか」を確認されることがありますので、参加したことを証明できる記録を残しておくことが大切です。
しかし、マイナビジョブ20’sでは、オンラインセミナーの参加証明書の発行はしていません。
そのため、以下のようなデータを保存しておくと安心です。
- セミナー予約完了メール
- 当日の案内メール(URLや日時が記載されたもの)
- 開催後に届くお礼メールやアンケート依頼メール
- 必要に応じてスクリーンショット(参加画面・日時が分かるもの)
記録を残しておくことで、失業認定申告書に正確な情報を記載できます。

実施した求職活動の内容や感想を簡単にまとめておくと、窓口でのやり取りがスムーズになりますよ。
認定日までのスケジュール管理
求職活動実績は、認定日前日までの期間内におこなった活動が対象になります。そのため、セミナーの予約や参加日は、認定日を意識して計画することになります。
認定日は原則として4週間ごとに設定されているので、次の認定日までに必要な回数(初回認定日は1回以上、2回目以降は2回以上)の求職活動をしておく必要があります。
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは開催頻度が高く、テーマも幅広いため、スケジュールに合わせて参加しやすいのが特徴です。
ただし、日付を間違えると今回分の実績としてはカウントされず、必要な求職活動実績の回数に足りないことになります。
間違いなく失業認定申告ができるように、カレンダーやメモアプリなどを活用して、「いつ」「どのセミナーに参加するか」をあらかじめ整理しておくと安心です。

リクルートエージェントは開催回数が多いだけでなく、アーカイブ視聴やテーマ別セミナーが充実しているため、実績づくりの計画が立てやすいですよ。
認定日当日の求職活動は実績にならない
認定日当日におこなった求職活動は、今回の求職活動実績としてカウントできません。ハローワークでは、認定日前日までの活動内容を対象として失業認定をおこなうためです。
たとえば、認定日が10月15日の場合は、10月14日までに実績を作っておく必要があります。
このルールを知らずに「今回の認定のためにセミナーを予約したが、開催日が認定日当日だった」と慌ててしまうケースも少なくありません。

また、マイナビジョブ20’sやリクルートエージェントなど、複数のセミナー情報をチェックしておけば、
余裕をもって実績を積むことができますよ。
同じ内容のセミナーや講座は1回の実績になる
同じ内容のセミナーを繰り返し受講しても、求職活動実績としては1回分しか認められません。また、同じ日に複数のセミナーを受けた場合も、1回分の活動として扱われます。
ハローワークでは求職活動実績を確認する際、「異なる活動内容かどうか」を判断基準としています。
そのため、セミナー参加で複数の求職活動実績を積みたい場合は、テーマや主催者が異なるセミナーを別の日に受けるのがおすすめです。

一方で、「履歴書の書き方セミナー」と「履歴書・職務経歴書の書き方セミナー」はテーマが重なるため、同一内容と判断されることがあります。
セミナーの内容が似ており、同一内容かどうかの判断に迷う場合は、参加前にハローワークに確認しておくといいですね。
失業認定申告書の記入・提出方法
求職活動実績をつくったあとは、失業認定申告書に正しく記入し、提出する必要があります。
この申告書は、初回は雇用保険受給者説明会、2回目以降は失業認定日にハローワーク窓口で配布される書類であり、認定期間中におこなった活動を報告するために使用します。
ここからは、失業認定申告書の記入方法と提出の流れを順に紹介します。
失業認定申告書の記入方法
失業認定申告書には、認定期間中におこなった求職活動の内容を具体的に記入します。
「いつ・どこで・どのような活動をしたか」を明確に書くことで、ハローワークでの確認がスムーズになります。
申告書の求職活動実績は、次の3項目に記入をします。
- 活動日:求職活動をおこなった日付
- 利用した機関の名称:ハローワーク・転職エージェント・企業など主催者名
- 活動内容:求人応募、職業相談、セミナー参加などの具体的な行動
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーを求職活動実績として記入する場合は、次のように書くと分かりやすいです。

記入の際は、日付や内容を間違えないように正確に記入してください。

セミナーに参加した証明を添付することは不要ですが、確認があった際にメールや申込み完了画面のスクリーンショットなどを提示できるように準備しておくといいですよ。
失業認定申告書の提出方法
失業認定申告書は、認定日にハローワークへ出向いて直接提出します。
窓口では、申告内容をもとに職員が求職活動の実績を確認し、次回の認定日を案内してくれます。
提出の際は、以下のものをあわせて持参します。
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
- 身分証明書(運転免許証など)
提出の流れは次の通りです。
また、やむを得ない理由(高齢・基礎疾患・妊娠など)がある場合は、郵送での提出が認められるケースがあります。
ただし、郵送対応は例外的な措置となるため、郵送を希望する場合は事前にハローワークへ確認してください。

職員は内容を一緒に確認してくれるので、落ち着いて手続きすれば大丈夫ですよ。
失業保険の基本的な手続きの流れを詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてくださいね。
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーの特徴
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーは、20代の若手社会人や第二新卒を中心に、これから転職活動を始める人向けに設計されています。
ここからは、マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーの特徴やメリットを紹介します。
転職活動のスタートに役立つ内容ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
自己分析や転職準備に役立つプログラムが多い
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーでは、転職初心者でも安心して参加できる基礎テーマが多く扱われています。
たとえば「初めての転職準備セミナー」や「就活START UPセミナー」など、これからキャリアを考えたい人に向けた内容が中心です。
セミナーでは、次のような内容を学ぶことができます。
- 自分の強みや興味を整理する自己理解のヒント
- 事務職など未経験から挑戦しやすい職種の紹介
- 履歴書・職務経歴書の基本的な書き方
- 面接で印象を良くする話し方のポイント
上記のように、転職活動の土台を整えるプログラムがそろっています。単なる講義ではなく、講師の解説を通して最新の転職市場動向を知ることもできます。
受講することで、自分の経験を整理したり、今後の方向性を見つめ直すきっかけにもなります。

「何から始めればいいか分からない」という人でも、基礎から順に学べるので安心ですよ。
参加するメリットが多い
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーには、転職活動をこれから始める人にとって多くのメリットがあります。
とくに次の3つの点で、他のセミナーと比べても利便性が高いです。
- 無料で気軽に参加できる
セミナーはすべて無料で、インターネット環境があればどこからでも視聴できます。
地方在住の人や在職中の人でも、自宅から参加できるのが大きな魅力です。 - 登録後すぐに参加可能
マイナビジョブ20’sで会員登録を済ませれば、開催予定のセミナーへすぐに申し込むことができます。
人気テーマは早めに満席になることもあるため、気になるものがあれば早めの予約がおすすめです。 - 転職活動のモチベーション維持につながる
オンラインセミナーは、転職活動の計画を立てるきっかけや、モチベーションを保つサポートにもなります。
講師のアドバイスや他の参加者の質問内容を聞くことで、自分では気づかなかった視点を得られることもあります。

実際にセミナーでは、転職活動の流れやスケジュール感を具体的に掴めるので、「まず何をしたらいいのか」がはっきりして、次の行動に移しやすくなります。
転職活動の準備をさらに効率よく進めたい人は、リクルートエージェントのセミナーもチェックしてみてください。
業界最大手の転職エージェントが主催するセミナーなので、応募書類の添削や面接対策など、より実践的な内容が充実しています。
最新の求人動向や採用トレンドを知る機会にもなり、転職活動全体をステップアップさせたい人におすすめです。
自分に合ったテーマを選んで、求職活動実績を効率よく積めるよう参考にしてみてくださいね。
オンラインセミナーならリクルートエージェントもおすすめ
マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーで転職準備を進めている人の中には、「他のセミナーも併用して、もっと実績を積みたい」と感じる人もいると思います。
そんな人におすすめなのが、リクルートエージェントのオンラインセミナーで、マイナビジョブ20’sのセミナーとあわせてチェックしておきたいです。
どちらも求職活動実績として認められる内容ですが、テーマやサポート体制にはそれぞれ特徴があります。
リクルートエージェントのオンラインセミナーは、開催頻度の多さとテーマの豊富さが魅力です。
平日・休日を問わず開催が多く、夜間にも実施されているため、在職中でも参加しやすいのも特徴です。
また、「面接対策」「応募書類の作り方」などの基本テーマに加え、「業界別転職講座」「キャリアデザインセミナー」など専門性の高いテーマも多くあります。
さらに、アーカイブ配信に対応しているセミナーもあり、当日参加できなかった場合でも後から視聴できます。忙しい人でも無理なく学べる柔軟なサポート体制が整っていますよ。

マイナビジョブ20’sのオンラインセミナーと併用しながら、転職活動全体の理解を深めていってくださいね。
オンラインセミナーを求職活動実績にする際によくある質問(FAQ)
オンラインセミナーを求職活動にする際に、よくある質問をまとめました。
また、同じ日に複数のセミナーを受けた場合も、1回分の活動として扱われます。異なるテーマのセミナーを別日に受けることで、複数回の実績を積むことができます。
ハローワークでは「異なる活動内容かどうか」が判断基準になるため、内容が重なる場合は、事前にハローワークに実績になるかどうか確認することをおすすめします。
求職活動の回数については、以下の記事でも解説しています。よければ参考にしてください。
その場合は、以下のような記録を保存しておくと安心です。
- セミナー予約完了メール
- 開催案内メール(日時・URLが記載されたもの)
- 開催後のお礼メールやアンケート依頼
- 参加画面のスクリーンショット
失業認定申告の際、ハローワークで確認を求められたときに提示できるように準備しておいてください。
- ハローワークの職業相談や求人応募
- 民間エージェントでのキャリアカウンセリング
- 自治体や公的機関が実施する説明会への参加
オンラインセミナーと組み合わせることで、実績のバランスをとりながら、より充実した求職活動ができます。
求職活動の実績作りについて、もっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
応募書類の送付や面接など、実際に求人へ応募する活動。同一企業で書類選考・面接が続く場合は、1回の応募としてカウントされる
職業相談・職業紹介・求職申込みのほか、就職支援セミナーや求人説明会、職場見学会なども実績になる
マイナビジョブ20’sやリクルートエージェントなど、許可・届出を受けた転職支援事業者による職業相談・セミナーへの参加も実績になる
独立行政法人(高齢・障害・求職者雇用支援機構)や地方自治体がおこなう、企業説明会やキャリア相談も実績になる