マイナビのセミナーで求職活動実績を作れる?オンライン参加から失業認定まで徹底解説

マイナビのセミナーで求職活動実績を作れる?オンライン参加から失業認定まで徹底解説

リクルートエージェント

「マイナビのセミナーって本当に求職活動実績になるの?」「証明書がもらえなかったら困る…」「ハローワークで認めてもらえるのか不安」こんな疑問を持つ人も多いと思います。

実際には、マイナビのセミナー参加は厚生労働省に認められた正式な求職活動実績になります。ただし、参加の仕方や証明書をきちんと受け取るためにはいくつかのポイントがあるのです。

この記事では、数多くの転職支援をおこなってきた転職エージェントの視点から、マイナビのオンラインセミナーに参加してから実績として申告するまでの流れや注意点を、初めての転職活動でもわかりやすく解説します。また、参加できなかったときの代わりの方法についても紹介します。

目次

マイナビのセミナーが求職活動実績として認められる理由

マイナビのセミナーや転職フェアが求職活動実績として認められるのは、厚生労働省が公式に認めているからです。マイナビは国から「民間職業紹介事業者」として正式に許可を受けており、そのためマイナビのセミナーに参加すれば原則として求職活動実績として扱われます。

ただし、注意したいのは、マイナビが展開するサービスによって、提供しているセミナー・フェア、そして対象者にも違いがあるという点です。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
中途者向けのマイナビ転職の場合は転職フェアは開催していますが、セミナーは開催していません。一方で、マイナビエージェントは中途者も利用することが可能で、転職相談会も転職セミナーも豊富に開催されています。

本記事で解説する「マイナビのセミナー」は、主にマイナビエージェントが提供するセミナー・相談会を指していることを覚えておいてくださいね。

厚生労働省に求職活動実績として定められている条件を以下にまとめました。

認められる求職活動 具体例
ハローワークがおこなう職業相談・紹介 窓口相談、求人応募、セミナー受講
民間職業紹介事業者の活動 転職エージェント面談、セミナー参加
公的機関の職業相談等 自治体主催の就職支援セミナー
資格試験の受験 再就職に資する国家試験・検定

マイナビは、職業紹介事業の正式な許可(許可番号「13-ユ-080554」)を取得している事業者です。そのため「民間職業紹介事業者の活動」に当たり、安心して参加できます。

参考:厚生労働省人材サービス総合サイト

実際に、マイナビのセミナーに参加してハローワークに申告した人の多くは、問題なく求職活動実績として認められています。 ただし、担当する職員によっては制度を十分に理解していないこともあるため、参加証明書などの証拠をきちんと準備しておくことが大切です。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
できるだけ手軽に求職活動実績を作りたい人には、リクルートエージェントのオンラインセミナーがおすすめです。録画された動画を視聴するだけで実績として認められるので、参加できなかったり失敗したりする心配がありません。

マイナビのセミナーで求職活動実績になる条件と注意点

マイナビのセミナーを求職活動実績として認めてもらうには、いくつかの大事な条件や注意点があります。あらかじめ理解しておけば、問題なく実績としてカウントしてもらえます。

ここでは、マイナビのセミナーで求職活動実績になる条件と注意点をわかりやすく解説します。

求職活動実績として認められるために必要な条件

マイナビのセミナーを求職活動実績として認めてもらうには、厚生労働省が決めた明確な基準を守る必要があります。これらの基準は、求職者が真剣に就職活動をしていることを客観的に示すために作られています。

以下で求職活動実績に必要な条件や内容を確認してみましょう。

条件 詳細内容 具体例
就職活動に関連する内容 転職ノウハウ、面接対策、業界研究など就職に直結するテーマ 「履歴書の書き方セミナー」「面接突破講座」
参加の客観的証明 参加証明書、受講証、メール受信記録などの証拠 参加証明書PDF、受講完了メール
適切な時期での参加 認定期間内(通常4週間)での参加が必要 前回認定日から次回認定日までの期間
正確な記録と報告 失業認定申告書への正しい記入と提出 日付、主催者名、内容の正確な記載

特に大切なのは「客観的に確認できる証拠」があることです。マイナビエージェントが開催するセミナーや個別相談会は、転職・就職活動に関連する内容となっているため、基本的に求職活動実績として認められます。参加前にセミナーの詳細内容を確認し、就職活動に直結するテーマであることを確認しておくと安心です。

マイナビは厚生労働大臣から正式に認可を受けた職業紹介事業者(許可番号:13-ユ-080554)なので、安心して参加できます。

4週間で2回の参加実績が必要

失業保険をもらうには、基本的に4週間の認定期間の中で2回以上の求職活動実績が必要です。この期間にあわせて計画的に実績を作ることが、安定して失業手当を受け取るための大切なポイントになります。

以下のようなスケジュールを参考にすると良いです。

活動内容 実績回数 注意ポイント
1週目 マイナビエージェント個別相談会 1回目 早めの行動で余裕を確保
2週目 予備週間・準備期間 次回セミナーの選定・申込
3週目 マイナビ転職フェア参加 2回目 異なる内容のセミナーを選択
4週目 認定日:申告書提出 証明書類を持参

認定日までに実績が足りないと、その期間の失業手当は支給されません。ただし、受給資格そのものがなくなるわけではなく、次の認定期間で必要な実績を作れば再び手当を受け取れます。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
実際のところマイナビエージェントの個別相談会は月に何度も参加するのは難しく、マイナビ転職フェアも毎月開催されるわけではありません。そのため、継続的に求職活動実績を作るには、テーマの異なるオンラインセミナーを豊富に提供しているリクルートエージェントの活用がおすすめです。

リクルートエージェントなら月に複数回セミナーが開催されており、アーカイブ視聴も可能なため、安定的に実績を作ることができます

計画的に実績を作るコツとしては、認定日のすぐあとに1回目の実績を作っておくことです。そうすれば次の認定日まで3週間以上の余裕ができ、セミナーの開催日に振り回されにくくなります。

同日・同内容の重複参加は1回分のカウント

求職活動実績を数えるときには、ルールがあります。たとえ同じ日にいくつもセミナーに参加しても、実績は1回分としてしか認められません。また、同じ内容のセミナーを何度受けても、1回分の実績にしかならないので注意が必要です。

以下の表で詳しく解説します。

パターン カウント数 理由と対策
同日に異なる内容のセミナー2つに参加 1回分 同日の活動は1回とみなされる
→別日程で参加
異なる日に同じ内容のセミナーに参加 1回分 重複した内容は認められない
→異なるテーマを選択
異なる日に異なる内容のセミナーに参加 2回分 正しい実績の積み方
(推奨される方法)

このルールは、求職者が幅広いスキルや知識を身につけられるようにするためのものです。

たとえば「面接対策セミナー基礎編」を1週目に受け、2週目に「面接対策セミナー応用編」を受けても、内容が似ていると判断されて1回分しか認められないことがあります。実績を効果的に作るには、「面接対策」「履歴書作成」「業界研究」「キャリアプランニング」など、違うテーマのセミナーを組み合わせることが大切です。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
効率的に異なるテーマのセミナーを受けるには、複数の転職エージェントのセミナーを組み合わせることをおすすめします。

特にリクルートエージェントは月に複数回の多様なテーマのセミナーを開催しており、マイナビと併用することで安定的に実績を作ることができます

参加の証明ができるものを必ずもらう

マイナビのセミナーを求職活動実績として申告するには、参加したことを客観的に証明できる書類が欠かせません。ハローワークでは、口頭での説明だけでは不十分で、証拠となる書類を求められることがあります。

マイナビのサービスごとに取得できる証明書類をまとめると、次のようになります。

サービス 証明書類 取得方法・タイミング
マイナビエージェント個別相談会 面談実施証明書 面談終了時にキャリアアドバイザーに依頼
マイナビ転職フェア 参加証明書 受付で発行依頼(入場時・退場時)
オンライン企業説明会 出席票 セミナー開催中に提出

セミナーによっては証明書が発行されない場合もあるので、申込時に必ず確認しておきましょう。証明書がもらえないときは、申込完了メールのスクリーンショットや参加確認メールの保存、セミナー資料のダウンロード履歴などを証拠として準備しておくことが大切です。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
オンラインセミナーなら、参加者リストに自分の名前が表示された画面や、セミナータイトルと日時がわかる画面を保存しておけば補助的な証拠になります。

証明書が心配な人には、リクルートエージェントのセミナーがおすすめです。参加後に届くお礼メールがそのまま参加証明書となり、確実に実績として認められます。

マイナビのセミナー以外でも求職活動実績を作るための方法はたくさんあります。その中でも特に効率的な方法を以下の記事にまとめています。

求職活動実績の裏ワザまとめ|最短で失業認定を通す方法

マイナビのオンラインセミナーの参加方法

マイナビではいくつかのサービスを通じてオンラインセミナーをおこなっており、参加方法や特徴はそれぞれ少しずつ違います。

ここでは、サービスごとの具体的な参加手順と注意点をわかりやすく紹介します。

マイナビエージェントの登録から個別相談会・セミナー参加まで

マイナビエージェントの個別相談会は、20代から30代前半の転職希望者向けの無料サービスです。キャリアアドバイザーと1対1で面談でき、転職の相談から求人の紹介まで幅広くサポートを受けられます。
参加までの流れは次の通りです。

ステップ 作業内容 所要時間(目安) 注意点
1. 会員登録 基本情報・職歴の入力 10-15分 正確な情報入力が重要
2. 面談日程調整 希望日時の選択・確定 3-5分 平日・土曜日から選択可能
3. 事前準備 履歴書・職務経歴書の準備 30分-1時間 不完全でも相談可能
4. 面談実施 オンラインまたは対面での相談 60-90分 私服での参加も可能

マイナビエージェントの個別相談会では、転職に関する悩みや疑問を専門のキャリアアドバイザーに相談できます。「転職するかどうか迷っている」「自分に合う業界が分からない」といった漠然とした内容でも問題ありません。

面談が終わったあとに、失業保険の求職活動実績として使いたいことを伝えれば、参加証明書を発行してもらえます。 また、オンライン面談ならパソコンやスマートフォンがあれば参加でき、特別なアプリを用意する必要もないので安心です。

マイナビエージェントの個別相談会やセミナーの開催スケジュールや申込方法については、マイナビエージェントの公式サイト「転職相談会・転職セミナー」で最新情報を確認できます。開催頻度や内容は時期によって変わるため、定期的にチェックすることをおすすめします。

マイナビ転職への登録とセミナー・フェア申込手順

マイナビ転職は中途採用に特化した転職サイトで、定期的に転職フェアを開催しています。
大手企業から中小企業まで幅広い求人を取り扱っているため、転職活動の情報収集にとても役立つサービスです。

会員登録から参加までの流れを整理すると、次のようになります。

  1. マイナビ転職公式サイトの「会員登録」ボタンをクリック
  2. 基本情報(氏名、生年月日、連絡先)の入力
  3. 職歴・希望条件の登録(詳細は後から編集可能)
  4. 登録完了メールの受信・確認
  5. 転職フェア情報の検索・申込

転職フェアでは、多くの企業が一度に集まり、採用担当者と直接話すことができます。会場には履歴書写真の撮影コーナーやキャリア相談コーナーもあり、転職活動に役立つ情報を効率よく集められます。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
参加は無料で服装も自由ですが、企業の担当者と話す機会があるため、ビジネスカジュアル程度の服装がおすすめです。 受付では忘れずに参加証明書の発行を依頼し、求職活動実績として活用しましょう。

マイナビWebセミナーの視聴設定とカメラ・マイク操作方法

マイナビエージェントでは、転職を検討している人向けに個別相談会やセミナーを開催しています。キャリアアドバイザーとの1対1の相談形式でおこなわれ、オンラインまたは対面での参加が可能です。

技術的な設定や操作方法については、以下の表を参考にしてください。

トラブル対処法
誤ってONになった場合はビデオアイコンをクリック
音声が入る場合はマイクアイコンをクリック
接続不安定時はブラウザ再起動
表示エラー時は他ブラウザで試行
参加形式 推奨設定 操作方法 注意点
オンライン面談 カメラON Zoom等で実施 個別相談のため顔出し必要
音声 マイクON 双方向でのやり取り 静かな環境での参加推奨
インターネット接続 安定した回線 Wi-Fi推奨 接続不安定時は事前連絡
デバイス パソコン推奨 カメラ・マイク内蔵端末 スマホでも参加可能

マイナビエージェントの個別相談会の大きな特徴は、専門のキャリアアドバイザーと直接話せる点です。転職に関する悩みや疑問について、個別にアドバイスを受けることができます。面談時間は通常60分から90分程度で、転職市場の動向や具体的な求人紹介などもおこなわれます。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
求職活動実績として認めてもらうには、面談終了時に「失業保険の求職活動実績として活用したい」旨を伝え、参加証明書を発行してもらいましょう。オンライン面談の場合も対面面談と同様に証明書を発行してもらえるので安心です。

服装については、オンライン面談でも整った服装での参加がおすすめですが、完全なスーツである必要はありません。

マイナビのオンラインセミナーのおすすめの選び方

マイナビでは転職を検討している人向けに個別相談会やセミナーを開催していますが、求職活動実績として上手に活用するには、自分に合ったセミナーを選ぶことが大切です。転職の状況や目的に合わせて選べば、実績を作りながらスキルアップもできます。

マイナビエージェントは主に20代から30代前半をターゲットとした転職支援サービスのため、第二新卒や初回転職の人でも安心して利用できます。

転職に関する幅広い悩みや疑問について、経験豊富なキャリアアドバイザーが個別に対応してくれる点が大きな特徴です。

マイナビエージェントが提供する主なサービスは個別相談会形式となっており、以下のような内容について相談できます。

  • 転職活動の進め方や方向性の相談
  • キャリアプランの整理と今後の方針決定
  • 履歴書・職務経歴書の作成アドバイス
  • 面接対策と企業研究のサポート
  • 求人紹介と応募企業の選定相談

これらの相談会は平日や土曜日に開催されており、オンライン参加も可能です。服装についても堅苦しく考える必要はなく、リラックスした状態で参加できます。

参加証明書の取得については、相談会当日にキャリアアドバイザーへ「失業保険の求職活動実績として活用したいため、証明書を発行してください」と依頼すれば対応してもらえます。ハローワークで実績申告する際に相談内容について質問される可能性があるため、話し合った内容や得られたアドバイスをメモしておくことをおすすめします。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
より多様な選択肢から求職活動実績を作りたい人は、リクルートエージェントとの併用も効果的です

各エージェントで開催内容や得られる情報が異なるため、複数のサービスを使い分けることで、より充実した転職活動を進めることができますよ。

マイナビのセミナー参加証明書の取得方法と失敗時の対処法

マイナビのセミナーを求職活動実績として確実に認めてもらうには、参加証明書を受け取ることが欠かせません。ただし、参加の方法やタイミングによっては証明書がもらえないこともあります。

ここでは、証明書を確実に取得する方法と、もし取得できなかったときの対応について詳しく説明します。

出席表・参加証明書を確実に受け取る方法

マイナビのサービスごとに、参加証明書の発行方法は少しずつ違います。事前に確認しておき、正しいタイミングで手続きをすれば、確実に証明書を受け取ることができます。

マイナビの各サービス別の証明書の取り方は以下の通りです。

サービス 証明書名 取得タイミング 取得方法
マイナビエージェント 面談実施証明書 面談終了直後 キャリアアドバイザーに直接依頼
マイナビ転職フェア 参加証明書 受付時または退場時 受付スタッフに発行依頼
オンライン説明会 出席票 セミナー開催中 画面上の出席票を提出

一番大切なのは、参加する前に証明書が発行されるかどうかを必ず確認しておくことです。マイナビエージェントの個別相談会では、面談のはじめに「失業保険の求職活動実績として使いたいので、面談後に証明書を発行してください」と伝えておきましょう。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
Webセミナーの場合は、視聴が終わると自動でメールが届きますが、迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるので注意が必要です。転職フェアでは受付で証明書の発行を依頼し、企業ブースを回ったあとに再度きちんと受け取れているか確認するのがおすすめです。

遅刻・途中退室・無断欠席した場合の対処法

予定していたセミナーに遅れてしまったり、途中で退室してしまっても、諦める必要はありません。状況に合わせて正しく対応すれば、求職活動実績として認められる可能性があります

トラブルが起きたときの対処方法をまとめると、次の通りです。

  • 遅刻した場合:
  • 開始から30分以内なら途中参加を試み、参加できた時間を証明書に記載する

  • 途中退室した場合:
  • 全体の半分以上参加していれば、証明書を発行してもらえる可能性がある

  • 無断欠席した場合:
  • その日のうちに主催者へ連絡し、次回の開催予定を確認して振替参加を相談する

  • 技術的なトラブルの場合:

画面キャプチャやエラーメッセージを保存し、サポートセンターに連絡する

遅刻や途中退室でも、実際に参加した時間が確認できれば証明書を出してもらえることが多いです。無断欠席してしまったときは、早めに事情を説明し、次回への振替参加をお願いしましょう。

体調不良や交通機関の遅れなどやむを得ない理由があれば、考慮してもらえる可能性も高いです。

見逃し・アーカイブ視聴での証明書発行について

マイナビエージェントの個別相談会は1対1の面談形式のため、基本的に見逃しやアーカイブ視聴はできません。しかし、マイナビ転職が開催する大規模なオンライン転職フェアの場合は、アーカイブ視聴ができる可能性があり、求職活動実績として認められる場合があります。

マイナビ転職のオンラインフェアでアーカイブ視聴が可能な場合の条件は次の通りです。

条件 詳細 確認方法
視聴完了の証明 最後まで視聴したことの客観的証拠 修了証やメール受信
視聴期限内の参加 指定された期間内での視聴完了 視聴履歴の確認
主催者の証明書発行対応 アーカイブ視聴でも証明書が発行される 事前に問い合わせで確認

ただし、マイナビ転職のオンラインフェアでアーカイブ視聴が可能かどうかは、開催されるフェアによって異なります。事前にフェアの詳細ページや問い合わせで、アーカイブ視聴の可否と証明書発行について確認しておきましょう。

アーカイブ視聴が可能な場合は、視聴完了画面のスクリーンショットを撮影しておくと、追加の証拠として活用できます。なお、マイナビWebセミナーはアーカイブ視聴が可能ですが、主に新卒向けのため、中途転職者の求職活動実績としては対象外です。

証拠を残す方法(受付メール、PDF、スクショ)

参加証明書がもらえない場合や、証拠を補強したいときは、自分で記録を残しておくことが大切です。デジタルで保存した証拠は、ハローワークで申告するときに役立ちます。

効果的な証拠の集め方を整理すると、次のようになります。

  • 申込完了メールの保存:
  • セミナー申込時に送信される確認メールのスクリーンショットまたは転送保存

  • 参加画面の撮影:
  • オンラインセミナー参加中の画面で、自分の名前とセミナー情報が表示されている部分

  • セミナー資料のダウンロード:
  • 配布資料やスライドのPDFファイル保存

  • 視聴履歴の記録:
  • 視聴開始・終了時刻をメモまたはスクリーンショットで記録

これらの証拠は、参加証明書を補う資料としてとても有効です。特に参加申込完了メールには、日時・セミナー名・主催者情報が書かれているため、参加する意思があったことを客観的に示すことができます。

オンラインセミナーなら、チャットで質問やコメントをした履歴も参加の証拠として役立ちます。証拠ファイルは「セミナー名_日付_証拠の種類」という形で整理しておくと、申告の際にすぐ見つけられて便利です。

求職活動実績の失業認定申告書への書き方と記入例

失業認定申告書の記入例

マイナビのセミナーに参加したあとは、失業認定申告書に正しく記入してハローワークへ提出する必要があります。書き方を間違えると求職活動実績として認められないこともあるため、正しい記入方法を理解しておくことが大切です。

ここでは、求職活動実績の失業認定申告書への書き方と記入例について紹介します。

具体的な記入例と書き方のポイント

失業認定申告書の「求職活動欄」には、活動日・利用した機関・活動方法・活動内容を正しく記入する必要があります。マイナビのセミナーに参加した場合も、これらの情報を漏れなく書きましょう。

以下に、マイナビセミナー参加時の記入例を示します。

記入項目 記入内容例 注意点
活動日 2024年○月○日 セミナー参加日を正確に記入
利用した機関 株式会社マイナビ 正式な会社名を記載
求職活動の方法 民間機関でのセミナー受講 該当する方法にチェック
求職活動の内容 転職面接対策セミナー受講 セミナーの正式名称を記入

記入で大切なのは、情報を正確かつ具体的に書くことです。活動日には実際に参加した日付を記入し、「○月頃」や「先週」といった曖昧な表現は避けましょう。利用した機関は「マイナビ」ではなく、正式名称の「株式会社マイナビ」と記載します。

求職活動の内容には、参加したセミナーの正式タイトルを書き、「セミナーに参加した」といった抽象的な表現ではなく、「履歴書作成講座を受講した」と具体的に記入することが重要です。

活動内容・団体名の正しい記載方法

ハローワークの職員が内容を確認するとき、団体名や活動内容が曖昧だと追加で説明を求められることがあります。最初から正確で詳しく記入しておけば、スムーズに認定してもらえます。

正しい書き方と避けたほうがよい書き方を比べると、次のようになります。

記載項目 正しい記載例 避けるべき記載例
団体名 株式会社マイナビ
(許可番号:13-ユ-080554)
マイナビ、マイナビサイト
活動内容 マイナビエージェント主催
「中途採用面接対策セミナー」を受講
セミナー受講、転職関連セミナー参加

マイナビの各サービスを利用した場合の正しい記載例をまとめると、マイナビエージェントの個別相談会は「株式会社マイナビ主催の個別キャリア相談会に参加」、マイナビ転職フェアは「株式会社マイナビ主催の転職フェアに参加し、企業説明会聴講および個別相談実施」のように記載します。

職業紹介事業許可番号(13-ユ-080554)を併記しておくと、民間職業紹介事業者であることが明確になり、認定がスムーズになります。実際に参加したサービスの正式名称を使用し、「何をしたか」を具体的に記載することで、職員にとって分かりやすい申告書になります。

ハローワーク職員に聞かれた時の説明テンプレ

申告書を提出するとき、ハローワークの職員から活動内容について質問されることがあります。特にオンラインセミナーや民間サービスを利用した場合、職員が制度を十分に理解していないこともあるため、しっかり説明できるように準備しておきましょう。

職員からの質問に答えるときの例文は、以下の通りです。

想定質問 推奨回答例
「マイナビって求職活動実績になるの?」 「マイナビは厚生労働省認定の民間職業紹介事業者(許可番号13-ユ-080554)で、厚労省の指針では認められた活動です。」
「オンラインセミナーでも大丈夫?」 「オンライン形式でも内容が就職活動に関連していれば実績として認められます。参加証明書もあります。」
「どんな内容のセミナーでしたか?」 「面接での自己PR方法や転職市場の動向について学び、実際の転職活動に活かせる内容でした。」

職員から疑問を持たれたときは、感情的にならず落ち着いて説明することが大切です。「厚生労働省の公式見解では、許可を受けた民間事業者のセミナーは求職活動実績として認められています」と根拠を伝え、必要に応じて参加証明書や職業紹介事業許可番号を提示しましょう。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
事前準備として、参加したセミナーの内容や学んだことをメモしておくのがおすすめです。例えば「面接対策セミナーでは、STAR法を使った具体的なエピソードの伝え方を学びました」と説明できれば、職員も納得しやすくなります。

また、学んだことを今後の転職活動にどう活かすかまで伝えると、真剣に取り組んでいることをアピールできます。

リクルートエージェントならより手軽に求職活動実績を作れる

マイナビのセミナーも求職活動実績を作るのに役立ちますが、もっと確実で手軽な方法を探している人にはリクルートエージェントのオンラインセミナーがおすすめです。アーカイブ動画を視聴するだけで実績として認められるため、参加に失敗するリスクがほとんどありません。

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントで、数多くのオンラインセミナーを提供しています。特に便利なのは、ライブ配信に参加できなくても後からアーカイブ動画を見れば、求職活動実績として認められる点です。

リクルートエージェントとマイナビの比較表は以下の通りです。

項目 リクルートエージェント マイナビ
参加方法 アーカイブ視聴可能 ライブ参加が基本
証明書取得 視聴後自動メール送信 セミナーにより取得方法が異なる
参加失敗リスク ほぼなし(いつでも視聴可能) 遅刻・欠席のリスクあり
セミナー数 豊富(月20本以上) 限定的

また、リクルートエージェントの主なメリットは以下の通りです。

  • 確実性が高い:決められた時間に参加する必要がなく、いつでも視聴可能
  • 証明書取得が簡単:視聴完了後に自動でメール送信される
  • 豊富なセミナー内容:転職活動の全段階をカバーする実践的なテーマ
  • 倍速再生対応:忙しい方でも効率的に視聴可能
  • 登録手続きが簡単:公式サイトから無料登録後、すぐに利用開始

セミナーの内容は「転職活動の進め方」「履歴書や職務経歴書の書き方」「面接対策」「業界研究の方法」「転職成功者の体験談」など、転職活動に直結するテーマがそろっています。動画は30分〜90分ほどで、自分の都合に合わせて視聴できます。

利用方法もとても簡単で、公式サイトから無料登録をしてマイページにログインし、「セミナー・イベント」ページでアーカイブ動画を選んで視聴するだけです。視聴が終わると「セミナー受講完了のお知らせ」というメールが自動で届き、これが参加証明書になります。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
リクルートエージェントなら、いつでも好きな時間にアーカイブ動画を視聴するだけで確実に求職活動実績を作ることができます。マイナビのセミナーのように遅刻や参加忘れを心配する必要がなく、深夜や早朝でも自分の都合に合わせて視聴可能です。

転職活動で忙しい毎日を送っている人、確実に実績を積みたい人、手軽で失敗のない方法をお探しの人には特におすすめです。

リクルートエージェントのオンラインセミナーについては以下の記事でより詳しく特集しています。

【完全版】リクルートエージェントのオンラインセミナーで求職活動実績を作る!

その他のマイナビ以外の手軽に求職活動実績を作る方法

マイナビやリクルートエージェント以外にも、求職活動実績を作る方法はいくつもあります。こうした方法を組み合わせれば、安定して実績を積み重ねられるうえ、セミナーに参加できなかったときの代わりとしても活用できます。

ここでは、マイナビ以外の手軽に求職活動実績をつくる方法をお伝えします。

転職エージェント面談・キャリア相談も実績対象

転職エージェントとの面談やキャリア相談も、求職活動実績としてしっかり認められます。セミナーと違って個別対応になるため、より具体的で実践的なアドバイスを受けられるのが大きなメリットです。

主な転職エージェントサービスと面談の特徴は以下の通りです。

サービス名 面談形式 所要時間(目安) 証明書発行
doda オンライン・対面選択可 60-90分 面談実施証明書あり
パソナキャリア オンライン・対面選択可 60分程度 面談記録書発行可
JACリクルートメント オンライン・対面選択可 90分程度 面談証明書発行可
type転職エージェント オンライン中心 60分程度 面談完了メール送信

転職エージェントとの面談では、自分のキャリアの整理や転職市場の説明、具体的な求人の紹介、応募書類の添削アドバイスなどを受けられます。面談が終わったら「失業保険の求職活動実績として使いたい」と伝えれば、証明書を発行してもらえます。

複数のエージェントに登録して面談を受ければ、さまざまな視点からアドバイスを得られ、効率よく実績を積むことができます。ただし、同じエージェントで何度も面談すると内容が重なり、1回分の実績しか認められないこともあるでしょう。

dodaのセミナーについてはぜひ以下の記事も参考にしてくださいね。

【失業認定に使える!】dodaのセミナーを求職活動実績にする手順と注意点

転職エージェント主催の合同企業説明会

転職エージェントが開く合同企業説明会に参加することも、求職活動実績を作る効果的な方法の1つです。複数の企業情報を一度に集められるので、効率よく転職活動を進められます。
合同企業説明会の特徴と参加するメリットは次の通りです。

  • 複数企業との接触: 1回の参加で多数の企業担当者と直接話せる
  • 業界比較が可能: 同業界の複数企業を効率的に比較検討できる
  • 書類選考免除の可能性: 説明会での印象が良ければ特別選考に進める場合がある
  • 転職市場の把握: 各社の採用動向や業界トレンドを直接確認できる
  • 参加証明書の取得: 受付で参加証明書を発行してもらえる

合同企業説明会は、主要都市で月に数回開かれており、最近はオンライン開催も増えています。参加前には出展企業のリストを確認し、気になる企業をあらかじめ選んでおくと効率的に情報を集められます。服装はスーツが基本ですが、「服装自由」と書かれていてもビジネスカジュアル程度が安心です。

当日は受付で必ず参加証明書の発行を依頼し、企業ブースでの相談内容や担当者名をメモしておくと、失業認定申告書を書くときに役立ちますよ。なお、複数の企業と話しても、説明会全体で1回分の実績としてカウントされる点は理解しておきましょう。

転職エージェント末永
転職エージェント末永
いろいろな方法がありますが、一番確実で手軽なのはリクルートエージェントの活用です。

オンラインセミナーの視聴やキャリアアドバイザーとの面談、企業説明会への参加など、さまざまな形で求職活動実績を作ることができ、24時間いつでも自分のペースで取り組めます。

実績作りに迷ったときは、まずリクルートエージェントから始めるのがおすすめです。

マイナビのセミナー参加時のよくある質問

マイナビのセミナー参加についてよくある質問をまとめました。

マイナビのセミナーはカメラをONにしないと参加できない?

マイナビのWebセミナーは、基本的にカメラをOFFにして参加できます。参加者の映像が配信者に映ることはなく、視聴に集中できる仕組みです。参加するときに「ビデオなしで参加」を選びましょう。

ただし、マイナビエージェントの個別相談会は1対1の面談形式なので、カメラONが基本になります。一方、大人数向けのWebセミナーや企業説明会では、カメラOFFで参加するのが一般的です。事前に届く確認メールや案内ページでカメラ設定をチェックしておくと安心です。

スマートフォンでもマイナビのWebセミナーに参加できる?

マイナビのWebセミナーはスマートフォンからも参加できます。iOSなら13以降、Androidなら8以降の端末で、Safari(iOS)やChrome(Android)のブラウザを使えば視聴可能です。 ただし、画面が小さいため資料が見づらいことがあり、Wi-Fi環境での参加がおすすめです。

モバイル回線だと通信量が多くなり、バッテリーの減りも早いため、充電器を用意しておくと安心です。より快適に視聴したい場合は、できればパソコンでの参加をおすすめします。

マイナビのセミナーやフェアは無料で参加できる?

マイナビが主催するセミナーや転職フェアは、事前に登録が必要ですが、すべて無料で参加できます。マイナビ転職・マイナビエージェントともに登録や利用は完全に無料です。

転職フェアでは履歴書の持参をすすめられる場合がありますが、必須ではありません。服装は自由ですが、企業担当者と直接話すことを考えると、ビジネスカジュアル程度が安心です。参加証明書も無料で発行してもらえます。

求職活動実績はセミナー参加ばかりでも大丈夫?

求職活動実績は、セミナー参加だけでも問題なく認められます。厚生労働省の指針でも、セミナー受講は正式な求職活動として扱われています。ただし、同じ内容のセミナーを繰り返しても1回分にしかならないため、違う内容のセミナーを選ぶことが大切です。

また、セミナー参加に加えて求人応募や転職エージェントとの面談なども取り入れると、より充実した転職活動になります。ハローワークの職員から多様な活動をすすめられることもありますが、制度上はセミナーのみでも問題ありません。

マイナビのセミナーに遅刻した場合でも求職活動実績になる?

マイナビのセミナーに遅刻しても、参加できた時間によっては求職活動実績として認められる場合があります。開始から30分以内の遅刻なら途中参加を試してみましょう。全体の半分以上に参加できれば、証明書を発行してもらえる可能性があります。

完全に参加できなくても、実際に出席した分が実績として扱われることは多いです。交通機関の遅れや体調不良など、やむを得ない理由がある場合は主催者に伝えることで考慮してもらえる可能性が高まります。

マイナビのアーカイブ動画視聴でも求職活動実績になる?

マイナビのアーカイブ動画を視聴した場合、セミナーによって求職活動実績として認められるかどうかが異なります。視聴完了後に修了証や確認メールが届く仕組みのセミナーなら、実績として認められる可能性が高いです。ただし、すべてのアーカイブセミナーで証明書が出るわけではないので、視聴前に必ず確認しておきましょう。

あわせて、視聴完了画面のスクリーンショットを残しておくと証拠になります。アーカイブ視聴に不安がある場合は、ライブ配信に参加するか、ほかの確実な方法と組み合わせるのがおすすめです。

マイナビのセミナーに参加するには必ず登録時面談が必要?

マイナビ転職のセミナーや転職フェアに参加するために、登録時の面談は必要ありません。マイナビ転職に会員登録をすれば、すぐにセミナーに申し込めます。

ただし、マイナビエージェントの個別相談会に参加する場合は、事前に面談やヒアリングが必要になることがあります。 一般的なWebセミナーや企業説明会なら、登録後すぐに申込ができるので、気軽に求職活動実績を作ることができます。

おすすめ転職エージェント
リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の求人が多数
doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント