「求職活動実績って、どうやって増やせばいいんだろう…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、ちょっと工夫するだけで、着実に実績を積み上げられる“裏ワザ”があるんです。
たとえば、
- ハローワークで職業相談を受ける
- 転職サイトから求人に応募する
- オンラインセミナーや企業説明会に参加する
- 転職エージェントと面談する
これらはすべて、ハローワークで「求職活動実績」として正式に認められる行動です。難しく考える必要はありません。
この記事では、「求職活動実績の裏ワザ」を知りたい人に向けて、最短で失業認定を通すための具体的な方法をまとめました。
求職活動実績とは?|失業保険の受給に欠かせない基礎知識
失業保険を受け取るためには、「ちゃんと就職活動をしている」ことを、ハローワークに伝える必要があります。
まずは、「求職活動実績ってそもそも何?」の基本から、どんな行動が実績として認められるのかまで紹介します。
求職活動実績が必要な理由
求職活動実績とは、「基本手当(失業手当)」を受け取るうえで必要になる、就職活動の記録のことを指します。
そもそも失業保険は、「働く意思があり、実際に職を探している人」に向けた制度です。
ただ待っているだけでは受給対象とみなされず、「就職に向けてこんな行動をしました」という具体的な証拠をハローワークに申告しないと、認めてもらえません。

難しいことをする必要はありませんが、知らずに何もしないままでいると、せっかくの支給チャンスを逃してしまうこともあるので、少し注意が必要です。
実績としてカウントされる求職活動
求職活動実績として認められるのは、「就職に向けた具体的な行動」です。
たとえば、次のようなものが対象になります:
①求人への応募
②ハローワーク等が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
③許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
④公的機関(地方自治体、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社等)が行う職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会等の受講、参加等
⑤再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
出典:ハローワーク犬山 求職活動実績について
基本的には、認定期間(通常は4週間)ごとに2回以上の活動が必要です。1回だけでは条件を満たさないため注意が必要です。

【求職活動実績 裏ワザ】すぐに実践できる方法まとめ
さてここからは、今すぐ実践できる“裏ワザ”を紹介します。
実践しやすい方法ばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ハローワークで職業相談をして実績を作る
窓口で「どんな仕事を探していますか?」といった簡単なやり取りをするだけで、1回分の求職活動実績としてカウントされます。
相談の内容が深くなくても問題なく、数分で終わることも多いので、気軽に利用できるのが嬉しいです。
たとえば、「事務職を希望しているのですが、何か紹介できる求人はありますか?」といったひと言相談でもOK。
記録はハローワークの職員が残してくれるので、自分で証明書を用意する手間もありません。

ネット応募で求職活動実績を作る
自宅から効率的に求職活動実績を積みたいなら、ネット応募がとても便利です。
転職サイトや求人サービスを使って気になる企業に応募すれば、それだけで1回分の求職活動実績として認められます。
たとえば、「リクルートエージェント」や「マイナビ転職」などの大手サイトを使って応募し、完了画面をスクリーンショットで保存しておきましょう。
申告の際に「どの企業に、いつ応募したか」を正確に伝えるための記録として役立ちます。

オンラインセミナー参加で実績を作る
最近では、転職支援サービスが開催するオンラインセミナーも、求職活動実績として認められる方法のひとつです。
スマホやパソコンがあれば、自宅からでも参加できるので、移動の手間がなく手軽に実績をつくれるのが特徴です。
たとえば、リクルートエージェントでは、履歴書の書き方や面接対策など、実践的なテーマのオンラインセミナーを定期的に開催しています。

NG行動に注意!求職活動実績にならない例
「これも求職活動実績になるはず」と思っていても、ハローワークで認められない行動があります。
ここからは、よくあるNG事例としてカウントされない活動をご紹介します。
ネット検索だけ
「毎日求人サイトを見てるし、それで大丈夫じゃない?」と思っていませんか?
実は、ネットで求人情報を閲覧するだけでは、求職活動実績としては認められません。
というのも、求人を見るだけの行為は“情報収集”とされ、「具体的な活動」とは見なされないからです。
たとえば、気になる企業のページを何度も読み込んだとしても、実際に応募したり、ハローワークなどで職業相談を受けたりしない限り、実績とはカウントされません。
失業認定を受けるためには、「客観的に確認できる行動をとること」が原則です。

転職サイト登録だけ
「転職サイトに登録したから、1回分の実績になるはず」と思っている方は要注意です。
プロフィールを登録しただけでは求職活動実績として認められません。
その理由は、登録しただけでは「実際に活動したかどうか」をハローワークが客観的に確認できないためです。
転職サイトに登録したあとに求人へ応募したり、スカウトメールに返信したりすれば、それは求職活動実績として認められます。

ちなみに、求職活動実績の判断基準はハローワークによって少し違う場合もあります。不安なときは、あらかじめ最寄りのハローワークに確認しておくと安心ですよ。
知人からの紹介や電話確認は対象外
「友人から求人を紹介してもらった」「企業に電話で問い合わせをした」
これらの行動は一見すると求職活動のように思えますが、求職活動実績としては認められません。
口頭だけの紹介や企業への電話確認は、記録が残らないため、実際に活動した証拠が残らないからです。
求職活動としてハローワークに申告するには、応募履歴や参加証明書、相談記録など、客観的に確認できる記録が必要になります。
求職活動実績を効率的に作るためのポイント
求職活動は、ただ“こなす”だけでなく、できるだけムダなく計画的に進めていきたいですよね。
ここでは、無理なく実績を積み重ねるための工夫を紹介します。
スケジュール管理で認定日に間に合わせる
失業認定の直前になって、「しまった、まだ実績が足りない…」と焦らないためには、あらかじめスケジュールを立てておくことが大切です。
たとえば、
- 「毎週水曜日に1件求人に応募する」
- 「金曜日にハローワークへ相談に行く」
など、定期的なリズムをつくっておくと安心です。
こうしたルーティンを習慣にできれば、精神的な負担も減り、気づけば自然と実績がたまっていきます。
スマホのカレンダーやリマインダー機能を活用して予定を管理しておくのもおすすめですよ。

証拠を残す(参加証明書・スクショ)
求職活動の内容を申告するときには、証拠の提示を求められることがあります。
とくにオンラインでの活動は、記録が残りにくいため注意が必要です。
たとえば、転職セミナーに参加した場合は「参加証明書」を、求人に応募したときは「応募完了メール」や「応募画面のスクリーンショット」を忘れずに保存しておきましょう。
毎回の証拠を1つのフォルダにまとめておくと、いざというときにすぐ提出できるのでおすすめです。

ハローワーク以外の方法と併用する
求職活動実績は、必ずしもハローワークだけで積まなければいけないわけではありません。
転職エージェントとの面談や、転職サイト主催のセミナーへの参加も、きちんとした実績として認められます。
- 月に1回はハローワークで相談
- 残り1回はオンラインセミナーに参加
など、複数の方法を組み合わせることで、2回分の実績を確保することができます。
予定が変更になっても他の手段があると思えると、心にも余裕ができますよね。

外出よりもオンラインの方がやりやすいという人もいますし、無理のない方法で活動実績をつくるのがいちばんです。
【裏ワザ】転職エージェントを実績作りに活用しよう
転職エージェントは、求人紹介だけでなく、求職活動実績としても活用できる便利なサービスです。
ここからは、エージェントの利用がなぜ実績づくりに向いているのか、さらにリクルートエージェントのオンラインセミナーを使った活用方法まで解説します。
エージェント利用が実績づくりに有利な理由
転職エージェントとの面談や求人紹介も、ハローワークで正式に「求職活動実績」として認められる行動のひとつです。
「ハローワークに行く時間が取れない…」という方でも、自宅でオンラインセミナーを受講するだけで、1回分の実績としてカウントされるのはうれしいですよね。

リクルートエージェントのオンラインセミナーとは?
リクルートエージェントでは、失業中の方でも参加できる無料のオンラインセミナーが数多く開催されています。
テーマは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策、自己分析など、実際の転職活動にすぐ役立つ内容ばかりです。
セミナーが終わると、
- 「イベントへのご参加ありがとうございました【リクルートエージェント】」
という件名のメールが届きます。

登録からセミナー参加までの流れ
リクルートエージェントのオンラインセミナーに参加する方法は、次のとおりです。
- 公式サイトから無料の会員登録をする
- 登録後、専用ページ「パーソナルデスクトップ」からセミナーを検索する
これで希望のオンラインセミナーに申し込むことができます。
もし操作方法がわからなくなったら、「リクルートエージェント オンラインセミナー」と検索してみてください。
転職イベントのページに簡単にアクセスできますよ。
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出典:リクルートエージェント
セミナーは、「開催エリア」や「職種」で絞り込みができるほか、「オンライン」にチェックを入れれば、自宅から参加できるセミナーだけを表示することも可能です。

求職活動実績づくりでよくある質問【FAQ】
求職活動実績には、細かなルールや例外がいくつかあるため、「これって大丈夫なのかな?」と迷うこともありますよね。
ここでは、よくある疑問を紹介します。
認定日当日の実績でも間に合う?
「しまった、実績を作るのを忘れてた…」と認定日当日に気づいても、残念ながらその日の行動は実績にはカウントされません。
求職活動実績として認められるのは、認定日前日までに行った活動です。
だからこそ、余裕を持ってスケジュールを立て、前もって準備しておくことが大切になってきます。

求職活動実績の申告で嘘はバレる?不正受給のリスクは?
「ちょっとぐらいごまかしてもバレないでしょ…」と思って、虚偽の申告をしてしまうのはとても危険です。
実際に活動していないのに「やりました」と申告すると、不正受給とみなされ、給付金の全額返還を求められることがあります。

実績は何回必要?失業認定を受けるための回数
失業認定を受けるためには、原則として4週間に2回以上の求職活動実績が必要です。
つまり、1カ月に2回以上、ハローワークが認める活動をしていればOKということですね。

まとめ|最短で求職活動実績を作るならエージェントの活用が近道
求職活動実績の基本から、すぐに使える裏ワザ、やってはいけないNG行動まで、ひと通りご紹介してきました。
ハローワークでの相談やネットからの応募、セミナーへの参加など、効率よく実績を積むための方法も、だいぶイメージが湧いてきたのではないでしょうか。
なかでも、リクルートエージェントのオンラインセミナーは、自宅にいながら実績が作れるおすすめの方法です。
「まだ登録していなかったな…」という方は、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
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