25歳で転職を検討しているけど、「25歳で転職ってできるのかな?」「転職に成功するコツを知りたい」と思っている方はいるかと思います。
実は、25歳で転職するのは非常に有利です。
本記事では、25歳での転職が有利な理由や転職に成功するコツ、注意点についてご紹介します。
25歳は転職に有利
25歳の転職は、非常に有利です。
25歳は第二新卒層として扱われるため、比較的採用されやすい傾向があります。
以下は、転職市場における年齢ごとの基準をまとめたものです。
・23歳:入社1年目ですぐにドロップアウトしたと見なされるため、転職は不利 ・24〜27歳:未経験でも第二新卒層として採用される可能性が高い ・30〜33歳:業界・職種経験はあって当たり前で、できればマネジメント経験を持っていてほしい ・34〜36歳:業界・職種経験はあって当たり前で、マネジメント経験があることも当然になる ・37歳以上:転職自体が難しくなり、よほどの専門能力やマネジメントの高い実績がないと、転職は難しい |
これを見てわかるように、転職市場において20代・30代は価値が変わり、求められる経験も大きく異なります。
25歳は新卒で入社した会社で働いていれば、3年目となるタイミングです。
これまでの経験を十分にアピールでき、未経験でもこれからの成長をポテンシャルで評価されやすいでしょう。
25歳で転職するメリット
25歳で転職するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
- 未経験の業界にチャレンジしやすい
- 高卒・専門卒でも転職できる
- ポテンシャル採用がある
25歳からの転職はさまざまなメリットがあります。
それぞれ、詳しく説明します。
未経験の業界にチャレンジしやすい
25歳という年齢は、ポテンシャルに期待して採用してくれることが多いため、未経験の業界に転職したい場合でも、採用してくれる可能性が高いです。
営業からマーケティング、金融関係などの異業界への転職がしやすいのは、25〜27歳ぐらいまでです。
その後は基本的に「即戦力」としての採用となり、職歴や専門性、経験年数などを求められるため、未経験での転職は非常に難しくなるでしょう。
未経験の業界への転職を検討している方は、このタイミングでチャレンジすることをおすすめします。
高卒・専門卒でも転職できる
高卒・専門卒の方も、これまでの実務経験がしっかりとあれば、学歴に関係なくスキルや経験を評価されやすいです。
また、25歳という若さからポテンシャルも期待されるので、転職は有利に進むことが多いでしょう。
「大卒以上」と限定していない企業に限られますが、資格や専門性スキルを持っていなくても、学歴に関係なく勤務年数で評価される可能性が高いです。
ポテンシャル採用がある
25歳は、新卒で入社した会社で働いていれば3年目となるタイミングです。
社会人としてのマナーや一般常識が身についており、若さゆえの何事にも柔軟に対応できると思われているため、企業はスキルよりも「今後活躍してくれそう」というポテンシャルをみて採用してくれる可能性が高いです。
このことから、第二新卒として採用されやすい良いタイミングといえるでしょう。
弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。
そのため、両方の特徴を把握した上での求人の紹介ができるという強みがあり、実際に書類選考通過率は大手の6倍、内定率は4倍と圧倒的なサポート力が特徴です。
25歳の転職で気を付けるポイント
25歳への転職で気を付けるポイントは、以下の2つが挙げられます。
- 漠然とした理由で退職しない
- 自分の軸に合った求人を選ぶ
25歳からの転職はしやすいといわれていますが、気を付けるべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
漠然とした理由で退職しない
先のことを考えずに「なんとなく転職したい」と漠然とした理由から、転職を決める人がいます。
このように転職したい理由が明確でないままだと、転職先でまた同じようなことが起こったり、転職を何度も繰り返してしまう可能性も考えられます。
若さだけを武器にして安易に考えるのではなく、転職して自分がどのようになりたいのかを具体的に決めてから、行動しましょう。
自分の軸に合った求人を選ぶ
求人情報の確認と企業研究はしっかり行い、自分の軸に合った求人に応募しましょう。
例えば、経験やスキルを活かしたいのであれば「必須スキル」の項目はよく確認しましょう。
そして25歳から第二新卒層として、転職活動をするなら「第二新卒歓迎」、未経験の業界を志望するなら「未経験歓迎」の求人など、自分に当てはまる条件を選ぶことが大切です。
25歳の転職を成功させるコツ
25歳の転職を成功させるコツとして、以下の3つが挙げられます。
- 自己分析をしっかり行う
- 将来のビジョンを明確にしておく
- 転職エージェントを活用する
コツを踏まえて転職活動行えば、採用される確率は高くなるでしょう。
それぞれ、詳しく説明します。
自己分析をしっかり行う
将来のビジョンを明確にしておく
将来のビジョンがなければ、転職を繰り返し仕事を転々としてしまう可能性があります。
また、年齢が上がるにつれて求められる経験や専門性スキルも増えていくため、1つの場所での経験年数が短いと、評価が低くなってしまうこともあります。
転職先でも、自分がこれまでに経験したスキルを磨き、知識の幅を広げたいなど、自分が将来どうしたいかビジョンを明確にすることが重要です。
転職エージェントを活用する
転職エージェントを活用するメリットを紹介します。
- 非公開求人の紹介
- 質の高い面接対策
- 応募書類の添削
- 業界について詳しく教えてくれる
- 企業の人事に推薦
- 日程調整や交渉の代行サポート
転職活動におけるほとんどの過程をサポートしてくれるので、初めて転職活動を行う方にとって、心強い味方となってくれるでしょう。
それぞれのメリットについて、詳しく説明します。
非公開求人の紹介
転職エージェントでは、公開求人のほかに非公開求人の紹介があります。
実は、転職エージェント各社が取り扱っている求人の約8割ほどは、企業の公式採用ページや転職サイトに掲載されていない非公開求人となっています。
なぜ企業は転職エージェントに非公開求人を依頼しているのかというと、求める人材を効率良く採用したいからです。
とくに人気企業や有名企業などは1つの求人に対して多くの応募があるでしょう。
その中には企業が求める募集要件に合っていない応募も多く、企業の採用担当者が対応しきれないというリスクが発生します。
そういったリスクを回避するために、募集要件にマッチした企業の求める人材のみを紹介して欲しいという理由で、転職エージェントを利用します。
面接対策
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人企業の内情に詳しい人が多いです。
「どのような面接が行われるのか」「面接官はどういった点に着目しているのか」といった情報を把握しています。
転職エージェントは企業の人事担当者に、事前に採用要件をヒアリングしています。
ヒアリングした内容から「この企業はスキルを重視しているから、面接ではこれまでの経験や実績をしっかりアピールしましょう」と、企業の選考重視ポイントを考慮しながら具体的なアドバイスができます。
また、これまでに転職エージェントは多くの企業に転職者を紹介しています。
面接で聞かれた質問内容をデータとして蓄積しており、企業ごとの想定質問集を用意しています。
企業ごとの面接情報やノウハウが蓄積されていることから、面接内容を万全にするのも可能でしょう。
応募書類の添削
多くの転職者は履歴書や職務経歴書といった応募書類をきちんと書けているか不安に感じるでしょう。
転職エージェントは応募書類の書き方について、アドバイスや添削をしてくれます。
応募書類を添削してもらうことで、転職サイトなどを通して直接エントリーするよりも書類選考の通過率が上がりやすくなります。
さらに、採用担当者の目に留まるためのコツも伝授してくれます。
業界について詳しく教えてくれる
転職エージェントによって、特定の業界や職種に特化しているところがあります。
そういったエージェントでは、サポート担当のキャリアアドバイザー自身がその業界や職種の出身者であることが多く、より詳しい内情を把握しています。
そのため、自分で調べるだけでは得られない情報や実際の仕事内容、そして雰囲気も教えてくれるので、転職後のミスマッチを事前に防げるでしょう。
しかし、大手の転職エージェントは幅広いさまざまなジャンルの求人を扱っていることから求人の情報量は薄くなりやすいです。
それに対して中小の転職エージェントでは取り扱っている求人が限られているので、より詳しい情報を把握しています。
企業の人事に推薦
転職エージェントでは企業へ応募する前に、応募者の人柄や意欲、アピールポイントなどをまとめて事前に企業へ推奨してくれます。
通常の転職サイトや企業の応募ページから自分で直接応募すると、必要書類の経験やスキルだけでは企業の採用基準に満たないことがあります。
転職エージェントを利用すれば、人柄も含めて評価を行い推薦してもらえるので、書類通過の成功率は上がりやすくなるでしょう。
日程調整や交渉の代行サポート
転職エージェントは志望する企業とのスケジュール調整や交渉などを代行してくれます。
主な代行内容は以下の通りです。
・各企業への応募手続き
・面接の日程調整
・選考結果が同時に出るように調整
・配属先や給与の交渉
・入社日の調整
配属先や給与の交渉については、応募者本人が交渉するとトラブルになってしまうケースがあるので、プロに任せる方がスムーズに進みやすくなるでしょう。
25歳での転職は可能!
コツや注意点を押さえて転職活動を行えば、25歳での転職は可能です。
しかし、在職中に転職活動を行うことはなかなか難しいです。
転職活動をスムーズに進めたいのであれば、転職エージェントの活用をおすすめします。
面接対策や応募書類の添削を受けることで、採用される確率も高くなるので、おすすめです。
❐企業とのつながりが密で豊富な情報を保有
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
末永 雄大
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