「人事に強い転職エージェントってどこ?」「自分の経験をどう伝えれば年収を上げられる?」「面談で何を話したらいいのか不安…」
こうした悩みを抱えている人は、決して少なくありません。
人事職で転職を成功させるポイントは、自分に合ったエージェントを選ぶこと、そしてこれまでの仕事を数字や具体例で分かりやすくアピールすることです。
この記事では、人事分野に詳しい転職のプロが、転職エージェント7社と、転職サイト2社の特徴を比較します。さらに、選び方や使い方のコツ、年代ごとのアピールポイントまで解説しますので、ぜひ最後まで確認してください。
人事に強い転職エージェント早見表
人事職に転職したい場合は、自分の経験やキャリアの段階に合った転職エージェントを選ぶことが重要です。この記事で紹介する転職エージェント7社と転職サイト2社の特徴を、まずは一覧表にまとめました。
この早見表を見ることで全体像がつかめるので、自分に合いそうなサービスを最初にチェックしてみてください。
| サービス名 | タイプ | 特徴 | 求人数 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | 総合型 | 業界最大手・求人数No.1 | 972,620件 | 初めての転職・幅広く求人を見たい人 |
| doda | 総合型 | サポート充実・第二新卒歓迎 | 287,200件 | 手厚いサポートを受けたい人 |
| マイナビ転職エージェント | 総合型 | 20代に強い・書類通過率高 | 非公開 | 20代で初めて転職する人 |
| MS-Japan | 特化型 | 管理部門特化・非公開求人9割 | 10,800件 | 人事経験者・専門的サポートを受けたい人 |
| UZUZ | 特化型 | 20代未経験特化・手厚いサポート | 非公開 | 未経験から人事を目指す20代 |
| ハタラクティブ | 特化型 | 未経験特化・最短2週間で内定 | 非公開 | スピード転職したい未経験者 |
| パソナキャリア | ハイクラス | 女性のキャリアアップに強い | 50,000件以上 | キャリアアップ・年収アップを目指す人 |
| ビズリーチ | スカウト型 | ハイクラス特化・年収600万円以上 | 100,000件以上 | 市場価値を把握したい経験者 |
| リクナビNEXT | 求人サイト | 国内最大級・自分のペースで探せる | 100,000件以上 | 自分で求人を探したい人 |
※求人数は2025年12月時点のもの
この表を見るとわかる通り、エージェントにはそれぞれ得意分野があります。総合型は求人の幅が広く、特化型は人事職に特化した専門的なサポートが受けられます。
総合型で幅広い選択肢を確認しつつ、特化型で専門的なアドバイスを受けることで、より自分に合った転職先が見つかります。まずは2〜3社登録して、担当者との相性や求人の質を比較してみましょう。
人事に強いおすすめ転職エージェント7選
人事職の転職を成功させるためには、自分の経験や今のキャリアに合った転職エージェントを選ぶことがとても大切です。
ここでは、人事分野の転職支援に強いエージェントを7社厳選して紹介します。
1.【総合型・業界最大手】リクルートエージェント
リクルートエージェントは国内トップクラスの総合型エージェントで、人事関連だけでも約1万件の求人を扱っています。そのうち約2,000件は非公開求人です。大手からスタートアップまで網羅しており、幅広く比較検討できる点が大きな強みです。また、「未経験OK」の求人も多く、他業種から人事職へ転職したい人にも向いています。
- 人事関連の求人が約10,000件と選択肢が圧倒的に多い
- 限定公開の求人が約2,000件あり、他では出会えない案件に応募可能
- 未経験歓迎の求人も多数あり、キャリアチェンジのハードルが低い
- 全国主要都市に拠点があり、地方での転職活動もサポート可能
- 長年の実績で培った企業とのパイプが太く、内部情報も豊富
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社インディードリクルートパートナーズ https://www.r-agent.com/ |
| 求人数 | 972,620件 |
| 対応地域 | 日本全国 |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-317880 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
リクルートエージェントは普通にサイトに登録すると、エージェントから誘いが来て、転職活動をサポートしてくれる。
気軽に利用できるのはいいサービスだと思う。丁寧に対応はしてくれる。
こちらの都合に合わせて連絡をくれるので通勤の行き帰りなどに対応してくれ便利。
出典: 独自調査
良かった点
待遇や環境など、全体的に求人の質は良いと印象を受けました。
希望エリアからは少し離れていたので、すべての条件が揃っていたわけではありませんでしたが、優良で働きやすい職場と出会えるのはこちらの良い点です。
出典: 独自調査
良かった点
リクルートエージェントでは現状を見て、今後の転職の流れなど転職市場を交えながら説明してくださったので自分の就職活動の軸が明確になった点はよかったです。
電話で担当してくださった方が寄り添ってお話を聞いてくださったのは好印象でした。
出典: 独自調査
面談前に「どんな働き方をしたいか」「絶対に譲れない条件は何か」を整理しておくと、より的確な求人提案を受けられます。
また、担当者によってサポートの質に差を感じる場合もあります。合わないと思ったら、早めに担当変更をお願いするのも良い方法です。
こんな人におすすめ
- 転職活動が初めてで、基本から教えてほしい人
- できるだけ多くの求人から比較して選びたい人
- 他業種から人事職へのキャリアチェンジを考えている人
リクルートエージェントに関する詳しい情報は下記の記事でも紹介していますのでチェックしてみましょう。
2.【総合型・サポート充実】doda
dodaは、エージェントと転職サイトを同時に使える大手サービスで、自分で求人を探しつつ、必要なときにアドバイザーへ相談できる柔軟さが特徴です。人事職では「未経験OK」の求人が約1,500件あり、異業種からの転職にも強いです。さらに、企業から届く「面接確約オファー」を使えば、書類選考なしで面接に進める場合もあります。
- エージェント機能とサイト機能を併用でき、自分のペースで活動できる
- 業界未経験OKの人事求人が約1,500件と充実
- 面接確約オファーで書類選考をスキップできる場合がある
- 利用者満足度が高く、親身な対応が評判
- 全国の主要都市に拠点があり、地方転職にも強い
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ |
| 求人数 | 287,200件 |
| 対応地域 | 全国・海外(国内拠点は24ヶ所) |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-304785 特定募集情報等提供事業:51-募-000144 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
dodaを利用して良かった点は「キャリアの少ない自分でも転職活動しやすかった」ところです。
自分には、大手企業に転職するほどのキャリアがなかったのですが、dodaのように中小、零細企業の求人案件を多く取り扱っていて、自分の希望に沿った転職先を見つけやすかったのはとても良かったなと感じています。
担当者も中小、零細企業の転職希望だった自分には合っていたようで、たくさんの求人案件を紹介してくれました。
出典: 独自調査
良かった点
dodaで特に良いと感じた点は求人数の豊富さと、サポートの手厚さです。具体的には、他の転職サービスでは見つからなかった職種や業界の求人が豊富にありました。
また、キャリアアドバイザーが丁寧に対応してくれ、自分の希望に合った求人を提案してくれるだけでなく、履歴書や面接対策のアドバイスも具体的で非常に役立ちました。
アプリも直感的に使いやすく、求人情報の検索や応募がスムーズにおこなえた点も印象的でした。
出典: 独自調査
良かった点
連絡がすぐくるところはありがたいと思った。
登録後すぐにカウンセリングしてもらえるので、登録後のスピード感は良いと思う。
出典: 独自調査
また、スカウトメールが多すぎると感じた場合は、プロフィールや希望条件をより細かく設定することで、自分に合った求人が届きやすくなります。
こんな人におすすめ
- 第二新卒や20代で手厚いサポートを受けたい人
- 自分でも求人を探しながらエージェントにも相談したい人
- 転職活動に不安があり、親身に相談に乗ってほしい人
以下の記事でdodaとリクルートエージェントを比較しています。
3.【総合型・20代に強い】マイナビ転職エージェント
マイナビ転職エージェントは、20代後半~30代前半の若手支援に強い転職エージェントで、初めての転職サポートに豊富な実績があります。若手がつまずきやすいポイントを理解しているため、人事職の求人も若手向けのものが多く集まっています。書類通過率が高いのは、企業ごとの採用傾向をデータで把握し、その情報をもとに精度の高い添削をおこなっているためです。
- 20代の転職支援に特化したノウハウが豊富
- 企業別の選考データを活用した書類添削で通過率が高い
- 若手を育てたい企業の求人が集まりやすい
- 面接対策が丁寧で、不安を解消しながら準備できる
- 全国9拠点で対面サポートも充実
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
| 求人数 | 求人多数 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業:51-募-000092 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
マイナビエージェントは求人数も多いし、非公開の求人も豊富に扱っていて、より良い環境や条件を求めて転職を考えている人には良いサービスだろうなと感じました。
担当してくれた人も、最初の方はとても丁寧な対応をしてくれて相談しやすかったです。
出典: 独自調査
良かった点
マイナビエージェントは、自分の現在の様子を伝えた上で希望の条件に当てはまる会社を探してくれました。
少しでも不安点があると迅速に対応してくれたので安心できました。
内定が決まってからも条件交渉なども請け負ってくれたので良かったです。
出典: 独自調査
良かった点
マイナビエージェントを利用して良いと感じたことは、私自身が求める企業のことについて全力でサポートしてくださったことです。
特に面接対策では、このような質問がきた際にはこういう風に伝えることで印象を与えることができるなど、的確なアドバイスがあったためモチベーションをあげることができました。
出典: 独自調査
一方で、紹介される求人が希望と合わないこともあるため、最初の面談で「これだけは絶対に譲れない条件」をはっきり伝えておくことが大切です。
こんな人におすすめ
- 20代で転職が初めての人
- 書類選考や面接に自信がない人
- じっくりサポートを受けながら進めたい人
マイナビ転職エージェントに関する詳しい情報は下記の記事でも紹介しています。
4.【管理部門特化】MS-Japan
MS-Japanは、人事・総務・労務などの管理部門と士業に特化した、30年以上の実績を持つ転職エージェントです。扱う求人の約9割が非公開で、ここでしか紹介されない案件が多いのが強みです。利用者の半数以上が年収500万円以上で転職しており、年収アップを目指す管理部門の経験者に最適なエージェントです。
- 管理部門専門のため、人事領域に詳しいアドバイザーが在籍
- 保有求人の約9割が限定公開で、他では見つからない案件が豊富
- 転職成功者の52%以上が年収500万円以上を実現
- 上場企業の約9割と取引があり、大手求人に強い
- 30年以上の支援経験で蓄積された独自のノウハウがある
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社MS-Japan https://www.jmsc.co.jp/ |
| 求人数 | 10,800件 |
| 対応地域 | 全国(東京・横浜・名古屋・大阪の4ヶ所に拠点あり) |
| 電話番号 | 03-3239-7373 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-307066 特定募集情報等提供事業:51-募-000326 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
他の転職エージェントではすべてに目を通せない程の大量の求人を一気に紹介してくれましたが、MS-JapanのMSエージェントでは厳選したなかから求人を紹介してくれたので、しっかり求人に目を通すことができました。
業界に詳しく企業ごとの対策法を教えてくれたり、担当者の質もかなり高いと感じました。
出典: 独自調査
良かった点
転職経験があまりない人は書類選考や面接対策に不安を持ちますが、MS-Japanはサポートが丁寧なので安心できる点がメリットだと思います。
応募書類の作成では模範的な内容のサンプルを見せてもらい、さらに書き方のマニュアルまで提供してくれました。
完成後も丁寧に添削してもらえたので、不備などの心配もありません。面接対策も丁寧で適切な回答ができるようアドバイスもいただきました。
出典: 独自調査
良かった点
MS-Japanのいい点はサポート体制がしっかりしていて親身になって話を聞いてくれることです。
また、言葉遣いやアドバイスも他の転職エージェントよりも丁寧でとても気に入りました。
営業トークも素晴らしいのでしっかり任せたいと思うことができました。
出典: 独自調査
ただし、入社後のフォローは少なめなので、定着支援まで求める場合は事前に確認しておくと安心です。
こんな人におすすめ
- 人事・労務の実務経験がある人
- 管理部門に特化した専門的なアドバイスを受けたい人
- 年収アップを目指している人
5.【20代未経験特化】UZUZ
UZUZは、20代の第二新卒・既卒・フリーターに特化した転職エージェントで、1人あたり平均20時間の手厚いサポートが特徴です。未経験から人事職を目指す人に向いており、ブラック企業を徹底排除しているため安心して利用できます。就職後の定着率は93%以上と高く、入社後のミスマッチを防ぎやすいエージェントです。
- 20代未経験者への支援に特化したノウハウが豊富
- 平均20時間の手厚いサポートで不安を解消しながら進められる
- ブラック企業を排除し、定着率93%以上の実績
- 人事職未経験でも挑戦できる求人を多数保有
- キャリアカウンセラー全員が元既卒・第二新卒で、気持ちを理解してもらえる
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社UZUZ https://uzuz.jp/ |
| 求人数 | 非公開(取引社数は3,000社以上) |
| 対応地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪 (オフィスは東京・大阪・北海道) |
| 電話番号 | 03-6632-5146 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-305514 |
| 2025年12月時点の取引社数 | |
良かった点
とにかく支援がすごくてUZUZと二人三脚で転職をするというような感じです。ここまでサポートがあるところは他にないような気がします。
すごく丁寧で一緒に転職を応援してくれるような気がして心強かったです。転職に対して不安がある人はとても良いのではないでしょうか。
出典: 独自調査
良かった点
UZUZを利用したとき有益さを感じたところは、社員の方に実体験をもとにしたアドバイスを頂きながら転職活動を進めていけたところです。
社員の方に転職活動に関する悩みを相談させて頂いた際に、ご自身が転職の際に同じ悩みを抱えていた時にどう乗り越えたのかを詳しく教えて頂けたので、説得力があって助かりました。
出典: 独自調査
良かった点
面接練習には時間をかけてくれ、具体的な返答などを徹底的に指導してくれます。
自分の言葉で分かりやすく伝え、意欲を前面に出す方法も教えてくれました。またよく聞かれる強引さは全くありません。
こちらの立場に立ってアドバイスしてくれます。きちんと納得したうえで選択するように言われ安心しました。
求人を紹介する時は離職率を教えてくれます。これが高い会社は勧めてこなかったので非常に助かりました。
出典: 独自調査
ただし、スピード感を重視したい人には向かないため、自分のペースに合うかどうかを見て選ぶのがおすすめです。
こんな人におすすめ
- 未経験から人事職を目指す20代
- 第二新卒や既卒で転職活動に不安がある人
- じっくり時間をかけて納得のいく転職をしたい人
UZUZに関するより詳しい情報は下記の記事で解説しています。
6.【未経験特化】ハタラクティブ
ハタラクティブは、20代の未経験者やフリーター向けの転職エージェントで、最短2週間で内定が出るほどスピード感があります。内定率は80.4%と高く、早く転職を決めたい人に向いています。人事職でも、意欲や人柄を重視する企業の求人が多く、書類選考なしで面接に進めるケースもあるため、職歴に自信がない人でも挑戦しやすいのが魅力です。
- 未経験者向けに特化し、内定率80.4%の高実績
- 最短2週間で内定獲得できるスピード感
- 人柄重視の求人が中心で、経歴より意欲を評価してもらえる
- 書類選考なしで面接に進める求人もある
- マンツーマンのサポートで不安を解消しながら進められる
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
レバレジーズ株式会社 https://hataractive.jp/ |
| 求人数 | 5,560件 |
| 対応地域 | 北海道・宮城・関東・岐阜・静岡・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・広島・岡山・福岡 |
| 電話番号 | 0120-979-185 0120-963-250 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302698 労働者派遣事業許可:派13-302333 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
担当アドバイザーが非常に親身で、履歴書や職務経歴書の書き方まで細かくサポートしてくれました。
書類の表現を具体的にアドバイスしてもらい、面接通過率が格段に上がりました。
出典: 独自調査
良かった点
アドバイザーのサポートが非常に親身かつ手厚いことです。履歴書の添削や面接対策も丁寧におこなってくれました。
出典: 独自調査
良かった点
担当者とLINEで直接やり取りができるのがよかったです。
メールよりも気軽にやりとりでき、レスポンスも早いため疑問点や不安をすぐに相談できました。
出典: 独自調査
自分がスピード重視なのか、じっくり検討したいタイプなのかを踏まえて選ぶのがおすすめです。
こんな人におすすめ
- できるだけ早く転職を決めたい未経験者
- 書類選考に不安がある人
- マンツーマンで丁寧にサポートしてほしい人
ハタラクティブに関する詳しい情報は下記の記事でも紹介しています。
7.【ハイクラス特化】パソナキャリア
パソナキャリアは、ハイクラス層や管理部門の転職に強いエージェントで、特に女性のキャリアアップ支援に力を入れています。時短勤務や育児との両立がしやすい求人が多く、年収800万円以上やリモート可能なポジションも豊富です。人事経験者がキャリアアップを目指すのに向いており、専任面接官による無料の模擬面接サービスが受けられる点も大きな魅力です。
- ハイクラス・管理部門の転職支援に特化
- 女性のキャリアアップ支援に強く、育児との両立求人も豊富
- 年収800万円以上やリモート可の求人が充実
- 模擬面接サービスで本番前に十分な準備ができる
- 丁寧なサポートで満足度が高い
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社パソナ https://www.pasonacareer.jp/ |
| 求人数 | 50,000件以上 |
| 対応地域 | 全国(拠点は日本全国47都道府県にあり) |
| 電話番号 | |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010444 労働者派遣事業:派13-303586 特定募集情報等提供事業:51-募-000664 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
担当コンサルタントのサポートが、とにかく熱心で親身さが伝わりました。あれだけ熱心だと、一緒になって頑張っている気持ちになれたので勇気をもらえました。
それだけでなく、履歴書や職務経歴などの選考書類の添削から、面接対策まできっちりと対応してくれるだけでなく、パソナキャリアはメールや電話のレスポンスが早かったので安心感がありました。
出典: 独自調査
良かった点
子育てが落ち着いて仕事復帰を考えていたところ、社会復帰を成功させたママ友にパソナキャリアを勧められて登録しました。
久々の社会復帰だったので手探り状態でしたが、担当の人が丁寧に履歴書・職務経歴書の書き方のポイントや面接でのシミュレーションなど、的確にアドバイスをもらえたので、スムーズに転職活動を進めることができました。
出典: 独自調査
良かった点
パソナキャリアさんには前職よりも年収がアップする求人を紹介していただき、無事に数社から内定をいただきました。
数社の中から1社を選んで就職したのですが、どこにするか悩んでいたとき、担当の人が親身になって相談に乗ってくださったおかげで、後悔なくしっかりといい会社に就職できたと思います。
出典: 独自調査
求人数は多くありませんが、面接対策など準備のサポートがとても丁寧なので、面接に不安がある人とは特に相性が良いエージェントです。
こんな人におすすめ
- キャリアアップや年収アップを目指す人事経験者
- 女性で育児と仕事の両立を考えている人
- 丁寧なサポートを受けながら転職したい人
転職エージェントの評判・口コミについて、詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
人事に強いおすすめ転職サイト2選
転職エージェントに加えて転職サイトも使うと、より多くの求人を自分のペースで探せるようになります。「すぐ転職する予定はないけれど情報を集めたい」「エージェントと並行して自分でも探したい」という人に向いています。
ここでは、人事職の転職に役立つ転職サイト2社を紹介します。
1.【ハイクラス特化】ビズリーチ
ビズリーチは、年収600万円以上のハイクラス層向けスカウト型転職サイトです。企業やヘッドハンターから直接スカウトが届き、利用者の約8割がスカウト経由で転職しています。人事経験者にとっての大きなメリットは、届くスカウトから自分の市場価値が客観的に分かることです。年収800万円以上の求人や、一般のサイトでは見られない中核ポジションも多く掲載されています。
- 年収600万円以上のハイクラス求人が中心
- 優秀なヘッドハンター8,400人以上が在籍
- 企業から直接スカウトが届き、書類選考をスキップできる場合も
- 登録しておくだけで市場価値が把握できる
- 求人数100,000件以上と選択肢が豊富
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件 |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
ビズリーチはSランク、Aランク、プラチナスカウトなど、ヘッドハンターのレベル感が表示される点が魅力で、ある程度の求人の傾向が分かってくるとこの指標でどのヘッドハンターに相談するかを決めることができました。
ヘッドハンターの顔写真や経歴も詳細に書かれているので、自分に合いそうな人を選ぶこともできる点も良かったです。
出典: 独自調査
良かった点
以前、転職エージェントを使っていましたが、ビズリーチも同じようなサービスだと思ってました。しかし、求人選びや選考対策も全て自分でやらなければなりません。
仕事が忙しいのもあって、自分ですべてやるのは本当に大変でした。初めての転職の人は素直に転職エージェントに頼ったほうが良いです。
出典: 独自調査
良かった点
ビズリーチのヘッドハンターは企業からスカウトを任されるほどの信頼関係を築いており、詳しい情報を持っていると感じました。
スカウトに対する疑問にも詳細に回答してくれるため、安心感がありましたね。私に声をかけてくれたヘッドハンターは、内定を獲得するまで丁寧にサポートしてくれたように思います。
出典: 独自調査
また、優秀なヘッドハンターとのやり取りを通じて、自分では気づかなかったキャリアの選択肢が見えてくることもあり、将来の可能性を大きく広げるきっかけになります。
こんな人におすすめ
- 年収600万円以上で、さらなるキャリアアップを目指す人
- 自分の市場価値を知りたい人事経験者
- 企業の中核ポジションに挑戦したい人
2.【総合型・求人サイト】リクナビNEXT
リクナビNEXTは、会員数1,000万人超の国内最大級の転職サイトで、自分のペースで求人検索・応募ができる使いやすさが魅力です。企業からの直接オファーも届くため、思いがけないチャンスにつながることもあります。人事職の求人も多く、大手からベンチャーまで幅広く選べます。また、「グッドポイント診断」で自分の強みを客観的に知ることができ、書類作成や面接に役立てられます。
- 会員数1,000万人超の国内最大級の転職サイト
- 自分のペースで求人検索でき、気軽に応募できる
- 企業からの直接オファー機能で、思わぬ出会いがある
- グッドポイント診断で自己分析ができる
- エージェントと併用しやすく、情報収集に最適
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
Indeed Japan株式会社 https://next.rikunabi.com/ |
| 求人数 | 1,370,000件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 更新日 | 毎週水曜日・金曜日更新 |
| 免許登録 | 特定募集情報等提供事業:51-募-000379 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
良かった点
リクナビNEXTはやっぱり求人の多さが魅力的ですね。他の転職サイトも使っていたのですが、圧倒的にリクナビNEXTが多かったです。
あと、リクナビNEXTは国内最大級の転職サイトなのもあって、使っている企業も多いです。マイナビ転職やエン転職とかにはなかった求人もたくさんありましたね。
出典: 独自調査
良かった点
リクナビNEXTの求人数は豊富だと思いました。また、キャリアアップするために転職したい人にはおすすめできると思います。
求人も給与が高いものも多くありますし、今までの経験を活かしたいと思える魅力的なものも目に留まりました。男女問わず利用しやすいと思います。
出典: 独自調査
良かった点
リクナビNEXTは定期的に求人情報のメールが来るのですが、その量がすごく多かったです。
アプリもしっかりしており、検索や日程の確認などもスムーズに使うことができました。企業情報も基本的にはしっかり記載されていたので、企業研究に関しても問題なかったです。
出典: 独自調査
また、無料で受けられる「グッドポイント診断」は、自分の強みを知るのにとても役立ち、自己PRにも使えるので、ぜひ活用してみてください。
こんな人におすすめ
- 自分のペースで求人を探したい人
- グッドポイント診断で自己分析したい人
- エージェントと併用して幅広く情報収集したい人
人事職の転職でエージェントを選ぶ3つのポイント
転職エージェントはたくさんありますが、人事職の転職に向いているサービスばかりではありません。そのため、自分に合ったエージェントを選ぶには、いくつかの大事なポイントを知っておく必要があります。
ここでは、人事職への転職で特に意識すべき「エージェント選びの3つのポイント」についてわかりやすく説明します。
人事職の求人数と非公開求人の質で選ぶ
人事職は、営業職などに比べて求人が少ないため、どれだけ多くの選択肢を紹介してもらえるかがとても大切です。エージェントを選ぶときは、まず次のポイントを確認してみましょう。
- 人事職の求人数は何件あるか
- 非公開求人の割合はどのくらいか
- 自分の経験レベルに合う求人があるか
- 希望する業界・企業規模の求人があるか
総合型エージェントと特化型エージェントでは、求人数や特徴に大きな違いがあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
| エージェントタイプ | 求人数の特徴 | メリット |
|---|---|---|
| 総合型(リクルートエージェント・doda) | 幅広い業界で数千件規模 | 選択肢が多く比較しやすい |
| 特化型(MS-Japan) | 限定的だが質が高い | マッチ度の高い求人に出会える |
とくに注目したいのは「非公開求人」です。これには、企業が戦略的に秘密にしたい重要ポジションや、条件が良すぎて応募が殺到しそうな求人が含まれます。
MS-Japanのように、求人の9割が非公開というエージェントもあり、こうした限定求人にアクセスできるかどうかが、転職成功の大きなポイントになります。
そのためにも、複数のエージェントに登録して求人を比較すると、より多くの選択肢から自分に合った求人を見つけやすくなります。
管理部門や人事領域への専門性で選ぶ
人事の仕事には、採用・労務管理・制度づくり・研修・組織開発など、さまざまな業務があります。そのため、人事分野に詳しいアドバイザーがいるかどうかで、転職活動の質は大きく変わってきます。
- 人事職の実務経験や転職支援実績があるか
- 人事領域の最新トレンドや市場動向に詳しいか
- 具体的な業務内容(採用・労務・制度設計など)の違いを理解しているか
- 企業が求める人事人材の要件を的確に説明できるか
総合型エージェントと特化型エージェントでは、専門性のレベルに違いがあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
| エージェントタイプ | 専門性の特徴 | 適している人 |
|---|---|---|
| 総合型エージェント | 幅広い職種に対応、人事に特化していない場合も | 初めての転職で基本的なサポートを受けたい人 |
| 管理部門特化型(MS-Japan) | 人事領域に精通、専門的なアドバイスが可能 | 実務経験を活かしてキャリアアップしたい人 |
専門知識のあるアドバイザーは、ただ求人を紹介するだけでなく、「これまでの経験がどの企業で強みになるのか」「次にどんなキャリアを目指すべきか」といった戦略的なアドバイスもしてくれます。
面談では、アドバイザーが人事の仕事にどれだけ詳しいかを実際に話して確認することが大切です。具体的な質問にしっかり答えられるか、業界の最新情報を理解しているかなどをチェックしましょう。
キャリアアドバイザーとの相性で選ぶ
転職活動は、数週間から場合によっては数ヶ月続く長期戦になることが多く、その間、アドバイザーとは何度もやり取りを重ねます。だからこそ、アドバイザーとの相性は想像以上に大切です。
- 話をしっかり聞いてくれる
- 的確な質問をして本当の希望を引き出してくれる
- 適切なタイミングで的確なアドバイスをくれる
- 連絡のレスポンスが早い
- 一方的に求人を押し付けない
担当アドバイザーと合わないと感じたら、遠慮せず担当変更をお願いしましょう。多くのエージェントで変更が可能で、早めに伝えた方がお互いにとって良い結果につながります。
最初から1社に絞らず、リクルートエージェント・doda・マイナビ転職エージェントなど大手3社に登録して比べてみるのがおすすめです。
それぞれのアドバイザーと話してみることで、自分に合った対応スタイルや相性の良さが自然と分かってきます。
人事に強い転職エージェントを賢く使う5つのコツ
転職エージェントに登録するだけでは、その効果を最大限に引き出すことはできません。エージェントを「賢く使う」ためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。
ここでは、人事職への転職でエージェントを効果的に活用するための5つのコツを紹介します。
1.複数のエージェントに同時登録して比較する
転職活動では、1つのエージェントだけに頼るのではなく、複数のエージェントに登録することがとても重要です。
それぞれのエージェントで扱う求人や得意分野、サポートの質が違うため、複数社を比べることで自分にとってより良い選択ができるようになります。
- より多くの求人情報にアクセスできる
- 各エージェントの対応を比較して、相性の良いところを選べる
- 同じ求人でも条件が異なる場合がある
- 1つのエージェントに依存せず、リスク分散できる
おすすめの登録パターンは、大手総合型2社と特化型1社の組み合わせです。具体的な組み合わせ例を以下の表にまとめました。
| タイプ | おすすめエージェント | 役割 |
|---|---|---|
| 大手総合型① | リクルートエージェント | 求人の幅を確保 |
| 大手総合型② | doda | 手厚いサポート |
| 特化型 | MS-Japan | 専門的なアドバイス |
この組み合わせで登録すれば、求人の選択肢を広げつつ、人事に特化した専門的なサポートも受けられます。まずは面談を受けてみて、自分に合うエージェントを徐々に絞っていくのが効率的です。
2.自分の実務経験を具体的な数値で伝える
転職活動では、自分の経験やスキルをできるだけ具体的に伝えることが大切です。
「どんな仕事をしてきたか」だけでなく、「どんな成果を出したのか」を数字で示すと、アドバイザーは強みを正確に理解でき、より適した求人を紹介してくれます。
曖昧な表現と具体的な表現の違いは以下のとおりです。
| 曖昧な表現 | 具体的な表現 |
|---|---|
| 採用業務の経験があります | 年間50名の中途採用を担当し、内定承諾率70%を達成 |
| 人事制度の改善に携わりました | 評価制度を再構築し、従業員満足度を15%向上 |
| 労務管理を担当していました | 300名規模の労務管理を担当し、トラブルを年間5件削減 |
職務経歴書を書くときも、成果を数字で示す意識を持つことで、書類選考に通りやすくなります。アドバイザーとの面談の前に、自分の実績を数値で整理しておくと、より良いサポートを受けられます。
3.希望条件に優先順位をつけて明確に伝える
転職活動では、すべての希望を満たす理想的な求人に出会えることは多くありません。だからこそ、「絶対に譲れない条件」と 「できれば叶えたい条件」を自分の中でしっかり分けておくことが大切です。
条件があいまいなままだと、アドバイザーも最適な求人を紹介できません。具体的な優先順位のつけ方を、次の表で分かりやすく整理しました。
| 条件の種類 | 譲れない条件の例 | できれば叶えたい条件の例 | 妥協できる条件の例 |
|---|---|---|---|
| 年収 | 年収600万円以上 | 年収650万円以上 | 現状維持でも可 |
| 勤務地 | 東京23区内 | 都心3区(千代田・中央・港) | 通勤1時間以内なら可 |
| 業務内容 | 採用業務に携われる | 制度設計にも関われる | 労務業務も含む |
| 働き方 | リモート週2日以上 | フルリモート | 出社中心でも可 |
面談のはじめに、自分の希望条件の優先順位をしっかり伝えておくと、ミスマッチを防ぎ、より自分に合った求人を紹介してもらいやすくなります。
また、転職活動を進めるうちに優先順位が変わることもあります。そのときは、早めにアドバイザーへ共有することで、より精度の高い提案を受けられるようになります。
4.面談では自分のキャリアビジョンを語る
エージェントとの面談では、今の転職理由だけでなく、中長期的なキャリアの方向性も伝えることが大切です。「なぜ人事を選ぶのか」「5年後にどんな姿を目指しているのか」を明確に話すことで、アドバイザーは条件に合った求人をより的確に紹介できます。
キャリアビジョンがはっきりしている人と、そうでない人では、提案される求人の質にも大きな差が生まれます。
その違いを次の表にわかりやすくまとめました。
| 項目 | ビジョンが明確な人 | ビジョンが曖昧な人 |
|---|---|---|
| アドバイザーの提案 | キャリアの方向性に沿った求人を厳選 | とりあえず条件に合う求人を紹介 |
| 選考での一貫性 | 志望動機に説得力がある | 転職理由がブレやすい |
| 転職後の満足度 | 目指す方向に進めて満足度が高い | ミスマッチを感じやすい |
キャリアビジョンがまだはっきりしていない場合は、アドバイザーと一緒に整理していけば大丈夫です。
まずは「採用の専門家を目指したい」「将来は人事部長として組織全体を見たい」「制度設計に強みを持ちたい」など、自分がどの方向に進みたいのかを言葉にするところから始めましょう。
その他にも面談で意識すべきポイントは複数存在します。以下の記事で確認しておきましょう。
5.担当アドバイザーとこまめに連絡を取る
転職エージェントのアドバイザーは、常に複数の求職者を担当しています。そのため、こまめに連絡をする人や、転職したい気持ちがはっきり伝わる人ほど、優先的に良い求人を紹介してもらいやすいという特徴があります。
連絡頻度によってどんな違いが出るのかを、次の表に分かりやすくまとめました。
| 連絡頻度 | アドバイザーの対応 | 結果 |
|---|---|---|
| こまめに連絡を取る | 優先的に新着求人を紹介、手厚いサポート | 良い求人に早く出会える |
| たまに連絡する | 定期的な求人紹介のみ | 機会を逃す可能性あり |
| ほとんど連絡しない | 転職意欲が低いと判断され、優先度が下がる | サポートが薄くなる |
週1回ほど進捗を共有し、求人紹介への返信は24時間以内が理想です。「興味がある/希望と違う」とはっきり伝えることで、アドバイザーも次の提案がしやすくなります。
こまめに連絡する姿勢は信頼につながり、より質の高いサポートを受けやすくなります。反対に、連絡を放置すると転職意欲が低いと判断され、優先度が下がってしまうため注意が必要です。
人事転職エージェントを利用するメリット
人事職への転職を考えるときは、自分で求人を探す方法と、転職エージェントを利用する方法の2つがあります。しかし、人事職はそもそも求人が少なく、非公開求人も多いため、エージェントを使った方が圧倒的に有利です。
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削を受けられる
- 面接対策で内定獲得率が上がる
- 企業の内部情報を教えてもらえる
- 企業への推薦状で選考が有利になる
- 面接日程の調整を代行してもらえる
- 年収や条件の交渉を代行してもらえる
中でも特に大きなメリットは、「非公開求人にアクセスできること」です。人事職の非公開求人には、大手企業や年収600万円以上の好条件の求人が多く、MS-Japanのように求人の9割が非公開というエージェントもあります。
自分だけで探すより、プロのサポートを活用したほうが圧倒的に効率よく転職できます。
特に仕事を続けながら転職する場合、面接日程の調整や条件交渉を代わりにおこなってくれるのは心強いですね。
転職エージェントを利用するメリット・デメリットについては下記の記事も参考にしてみてください。
人事職の年代ごとのアピールポイントと年収アップを実現するための戦略
人事職への転職では、年代によって求められるスキルや経験が大きく変わります。だからこそ、自分の年代に合った戦略を立てることが、年収アップへの一番の近道です。
ここでは、20代・30代・40代以上の年代別に、年収を上げるための具体的なポイントをわかりやすく解説します。
【20代】実務経験とポテンシャルをアピールする
20代で人事職に転職する場合は、実務経験がまだ少ないことが多いため、「成長したい意欲」 と 「これまでに経験した具体的な業務」 をセットでアピールすることが大切です。
企業は20代に対して、即戦力よりも「将来の伸びしろ」や「ポテンシャル」を重視する傾向があります。
- 具体的な業務経験(採用アシスタント、労務事務など)
- 成長意欲と学習姿勢
- 若手ならではの柔軟性と適応力
- 資格取得への取り組み(社労士、キャリアコンサルタントなど)
- 将来のキャリアビジョン
経験が浅くても、「年間〇名の面接調整を担当した」「給与計算を〇名分おこなった」など、仕事内容を数字で示すと説得力が増します。
未経験で人事を目指す場合でも、人材業界での営業経験をアピールするルートは有効です。また、資格取得に取り組む姿勢を見せることで、「専門性を高めたい」という前向きさが評価されます。
【30代】得意分野を明確にして専門性をアピールする
30代で人事職に転職する場合は、「幅広くなんでもできる人」よりも、特定の分野に強みを持つ人が高く評価されます。
採用・労務・制度設計・教育など、自分の専門分野をはっきりさせることで、市場価値を大きく高めることができます。
- 専門領域での具体的な実績(採用なら内定承諾率、労務なら法改正対応実績など)
- その分野での深い知識と経験
- 資格による専門性の証明(社労士、キャリアコンサルタントなど)
- 業務改善や効率化の成果
- 次のステップへの明確なビジョン
30代は、人事としてある程度の経験を積んでいる年代なので、 「この分野なら自信を持って任せられる」と言える強みを持つことがとても大切です。
たとえば、「新卒採用で応募者数を前年比150%に増やした」「労務管理を電子化し、業務時間を30%削減した」など、成果を数字で示すと説得力が一気に高まります。
30代のうちに専門性を確立しておくと、40代以降のキャリアの選択肢が大きく広がります。
【40代以上】マネジメント経験と実績で勝負する
40代以上で人事職に転職する場合は、「チームをまとめた実績」 と 「組織にどんな成果をもたらしたか」 が特に重要な評価ポイントになります。
企業は即戦力としての活躍を期待しているため、入社後すぐに成果を出せることをしっかり示す必要があります。
- マネジメント経験(チームの人数、育成実績、離職率改善など)
- 専門性×マネジメントの掛け合わせ
- 経営視点を持った提案・実行経験
- 組織改革や制度改善の具体的な成果
- 入社後すぐに貢献できる即戦力性
たとえば「3人のチームをまとめて、離職率を20%下げた」「5人の部下を育て、そのうち2人が管理職になった」など、成果を数字で伝えることが大切です。
マネジメント経験がなくても、プロジェクトリーダーとして部門をまたいで動いた経験があれば、十分に評価されます。さらに、経営陣と一緒に人事制度を見直したり、採用戦略を考えて実行したりした経験があると、経営の視点を持った人材として高く評価されます。
年収交渉を成功させるポイント
年収の相談は、転職活動の中でも特に大事で、しかも難しい場面です。ただ、伝えるタイミングと話し方をしっかり押さえれば、自分が納得できる条件を提示してもらえる可能性が高くなります。
- タイミング:内定後、入社前がベスト
- 根拠:現年収+市場価値+貢献できる価値の3点セット
- 伝え方:エージェント経由が鉄則
年収交渉は「内定後〜入社前」におこなうのが最適で、選考中は避けたほうが安全です。「現年収・市場相場・自分の貢献度」を示し、根拠をもって希望額を伝えることがポイントです。
まずはエージェントに相談し、自分の市場価値を把握することから始めましょう
人事・総務・労務に求められるスキル
人事・総務・労務の仕事は、会社を裏側から支えるとても大切な役割です。求められるスキルはそれぞれ少しずつ違いますが、「人と組織をしっかり支える力」が共通して必要になります。
ここでは、人事・総務・労務の仕事ごとに求められる主なスキルを紹介します。
- 採用目標を達成する実行力
- 個人情報を守れる信頼性
- 従業員と経営層の両方を理解できる力
- 部署間の意見をまとめる調整力
- 人事制度や採用戦略を考える企画力
- どの部署とも円滑に連携できる協調性
- ミスなく素早く処理する事務能力
- 突発的なトラブルに対応できる柔軟性
- 複数の業務を同時に進められる処理能力
- 会社を支える縁の下の力持ちとしての意識
- 給与計算でミスをしない正確性
- 労働法や社会保険の知識
- 給与情報を厳重に管理できる倫理観
- 勤怠管理システムを使いこなす力
- 従業員からの相談に丁寧に対応する力
人事は採用や育成を進める実行力が必要で、社員と経営層の間に立って調整する役割が多い仕事です。総務は全ての部署と関わるため協調性が求められ、備品・契約書管理など幅広い業務を同時に進める力が必要です。
また、労務は給与計算や社会保険手続きなどミスが許されないため、正確さと法律知識が必須です。
転職エージェント利用の流れを5ステップで解説
転職エージェントを使うのが初めてだと、「どうやって進むの?」「何を用意すればいいの?」と不安になるでしょう。
ここでは、登録してから内定をもらうまでの基本的な流れを、5つのステップに分けてわかりやすく説明します。
1.登録と面談予約
転職エージェントの公式サイトから基本情報を登録します。氏名・連絡先・現職の情報・希望条件などを入力するだけで、3〜5分程度で完了します。
- 氏名・生年月日・連絡先
- 現在の勤務先・職種・年収
- 希望する業界・職種・年収
- 転職時期の目安
特にリクルートエージェント・doda・MS-Japanの3社に登録しておくと、幅広い求人と専門的なサポートの両方を受けられるので安心です。
2.キャリアアドバイザーとの面談
登録後、担当のキャリアアドバイザーと面談をおこないます。対面・電話・オンラインのいずれかで実施され、これまでの経歴や希望条件を詳しくヒアリングします。
- これまでの職務経歴と実績
- 転職理由と転職で実現したいこと
- 希望する業界・職種・年収・勤務地
- 今後のキャリアビジョン
面談の前に職務経歴書を用意しておくと、エージェントからより具体的で役立つアドバイスがもらえます。
また、この時点で希望する条件や優先順位をはっきり伝えておくことで、その後に紹介される求人の質が大きく変わります。
3.求人紹介・応募書類の作成
面談内容をもとに、アドバイザーが条件に合った求人を紹介してくれます。非公開求人も含まれるため、自分では見つけられなかった好条件の案件に出会えることもあります。
- 紹介された求人を検討し、応募する企業を決める
- 履歴書・職務経歴書をアドバイザーと一緒に作成・添削
- 企業ごとに応募書類をカスタマイズ
アドバイザーは、社風や人事部の雰囲気、選考で重視されるポイントなど、企業の内部情報を教えてくれます。そのため、応募書類も企業に合った内容に仕上げやすくなります。
気になる求人があれば、遠慮せずにどんどん質問し、しっかり納得してから応募しましょう。
4.書類選考・面接対策
応募書類を提出すると、企業側で書類選考がおこなわれ、通過したら面接に進みます。アドバイザーは面接対策もサポートしてくれます。
- 企業ごとの想定質問と回答例
- 模擬面接の実施
- 面接後のフィードバック
面接の日程調整はアドバイザーが代わりにおこなってくれるので、仕事を続けながらでもスムーズに選考を進められます。
また、面接後には企業からのフィードバックを教えてもらえるため、次の面接にしっかり活かすことができます。
内定・条件交渉・入社
内定が出たら、年収や入社日などの条件交渉に入ります。この段階でもアドバイザーが間に入り、希望を企業に伝えてくれます。
- 年収・入社日などの条件交渉(エージェント経由)
- 内定承諾または辞退の判断
- 現職の退職手続き(相談も可能)
複数内定がある場合は、アドバイザーと相談しながら比較検討できます。入社日の調整や現職の円満退職についてもアドバイスを受けられるため、最後まで安心して進められます。
人事転職に関するよくある質問
人事転職に関するよくある質問をまとめました。
20代ならポテンシャル採用として受け入れられやすく、第二新卒や既卒であれば未経験でも十分に挑戦できます。
人材業界で営業をしていた経験がある人は、採用担当へのキャリアチェンジが特に効果的です。30代以降は完全未経験だと難しくなりますが、他部署で採用に関わった経験があればチャンスがあります。
実際に、人材業界の営業・コンサルタント、事業企画、経営企画などへ転職する人が多く、特に採用経験者は人材業界で即戦力として歓迎されます。また、労務や総務への転職もスムーズに進みやすいです。
キャリアコンサルタントは、採用や育成に関わる仕事で特に役立ち、人事職では強みになります。ほかにも、従業員50人以上の会社で必要な「衛生管理者」や、メンタルケアに関する知識を示す「メンタルヘルスマネジメント検定」も評価されます。
逆に5社以上になると、連絡や管理が大変になります。おすすめの組み合わせは、大手総合型2社(リクルートエージェント・doda)+特化型1社(MS-Japan)です。
大手で幅広い求人を確保しつつ、特化型で専門性の高いサポートを受けられるため、転職成功率がぐっと上がります。実際に面談をしてみて、自分と相性の良いアドバイザーを見つけることが大切です。
転職先としては、人事部長や採用責任者などの管理職ポジション、または専門性の高いスペシャリスト職が中心になります。そのため「3人のチームをまとめ、離職率を20%下げた」など、成果を数字で示すことがとても大切です。
人事転職を成功させるためにすぐに始められること
転職活動は、まず情報を集めることからスタートすることが大切です。
- 転職エージェントに登録して、自分の市場価値を知る
- 職務経歴書を作成して、実績を整理する
- 人事職の求人を定期的にチェックして、相場を把握する
転職活動でまずやるべき最重要ステップは、転職エージェントに登録することです。
登録は無料で3〜5分ほどで完了し、プロのアドバイザーが市場価値を客観的に教えてくれます。「すぐに転職する気はない」という段階でもまったく問題ありません。
次に職務経歴書を作り、「年間〇名の採用を担当」「離職率を〇%改善」など、数字で説明できる実績を整理しましょう。これをまとめておくことで自分の強みがはっきりし、エージェント面談でより的確なアドバイスがもらえます。
1人で悩むより、プロの力を借りることが近道です。リクルートエージェント、doda、MS-Japanの3社に登録し、まずは気軽に相談してみましょう。































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