COOになるためにはどのような経歴が必要?転職方法は?

今回は、COOについてご紹介します。文章にすると何なく簡単になれるように思ってしまいそうですが、だれでもなれるようなポジションではないということを先にお伝えしておきます。

COOとは、経営陣のポジションの1つですので、企業の人員構成を見ても、経営陣は企業内に1割もいません。

経営陣の1つのポジションであるCOOになりたい!と簡単に思ってはいけません。COOというポジションについて、その役割や転職方法をご紹介しますが、求職者を待つ転職活動の現実は厳しいと思ってください。

なりたいからなれるようなポジションではなく基本的に選ばれた人材だけがなれるポジションです。

COOの意味は?CEOとの違い

COOの他に、この表現をする役職は他にもあります。
それはCEOやCHO、CFOなどです。
いずれも欧米から日本にやってきた言葉で、COOは、Chief Operating Officerと言います。

正式名称にオペレーション(Operating)とありますので、事務全般に従事する偉い職位かな?と想像する求職者もいるでしょう。

CEOは、その企業の最高経営責任者で分かりやすく言いますと、その会社の代表権を持つ会長や社長です。

COOは、経営陣の一人として、事務全般を行います。事務全般をオペレーションという言い方をしますが、オペレーションのレベルが実は違います。

ある業務の事務をする人が経営者になり得るでしょうか?COOとは、CEOが最終決定を下した経営的な戦略に関して、執行責任を持つ人材を言います。

CEOとCOOは一体的な関係性にあり、この連携により経営が成り立っていると考えて頂いて構いません。

COO の仕事内容

COOは、実務を持たず、あくまで戦略的な執行を指揮し責任を持つことが仕事内容です。

CEOと共にビジネスアライアンスを作るために、他社との会食や交流会に出向き新しいビジネスモデルを作ることも仕事内容の一つです。

COOに限ってのことではないですが、COOは、実務を持たない分、実務を行う部や課に対して指示命令を行う責任が大きい立場の人ですから、当然、給料も破格です。

大手企業のCOOの場合ですと、年収が3000万円以上になることもありますし、転職市場でCOOになりたいと言っても、そう簡単に一般的な転職市場に求人が出回ることはありません。

なぜかと言いますと、COOは経営陣の一角ですから、COOを採用するということはその企業に経営的な何かがあると、その求人を見た求職者は思います。

もし、その求人を見た求職者が競合他社であり、ダミーで転職活動をしていたとすれば、求人企業からすると、単なる機密情報の漏洩にしかなりません。

だれでも簡単になれるポジションではないと冒頭でお伝えした背景には転職市場の求人も含まれます。

基本的に、COOを採用しようとする企業は、一般の転職市場に求人を公開するのではなく、クローズ中のクローズとしてヘッドハンティングやエグゼクティブ層へ特化しているエージェントを利用しているケースがほとんどです。

COOになるためにはどのような経験・実績が必要か?

COOになるためには、どんな経験や実績が必要か?と良く求職者から聞かれます。

私は転職エージェントとして転職支援を数多くしてきましたので、その経験を踏まえてCOOになるために必要なキャリアをお伝えいたします。
ただ、COOになる道は人それぞれですのであくまでも参考程度にするようお願いいたします。

COOになるためには、転職後、COOとして働く訳ですから転職先でどのような仕事をするのか調べれば良いのですが、COOの仕事内容(責任範囲)はかなり広いので分かりにくい部分はあります。

COOになりたいのであれば、複数の職種の実務経験をし、かつ、そのいずれの職種でも管理職としてのマネジメント経験が必須です。

どんな職種でも良いのか?という話ですが、違います。間接部門だけの職種を複数経験してもCOOにはなれません。

営業や企画系の直接部門の職種を複数経験し、かつ、マネジメント経験が必要不可欠です。

実績もそれなりではダメでして、企業の経営上、かなり大きなインパクトを与える成果が複数必要ですし、戦略的な経験が豊富で、戦略面で大きな功績を残した求職者でなければCOOにはなれないと感じます。

だからこそ一足飛びにCOOを目指すのではなく、COOをゴールとしてキャリアアップを逆算した企業に転職することが現実的でしょう。

COO の求人を選ぶ際の注意点

COOの求人はそもそもとして一般の転職市場にはほぼ皆無で、転職サイトでCOOの求人を公開している企業があれば、その企業は内部的に怪しい気もしますから転職しない方が良いと言えるぐらいの機密情報です。

この前提のなかで、求人を選ぶ際の注意点は、COOとして営業・企画・戦略・マーケティングなどの、どの職種に最も大きな責任を持つのか知ることです。

自分が今まで得意とし、実績十分な職種に大きな責任を持つCOOの求人であれば、転職後も経験を生かし、早期に活躍することができるでしょう。逆の場合、苦戦ではなく苦労する面が予想できますので、積極的に応募しない方が良いと思います。

キャリアを上げる転職を成功させるには

ここまでCOOについて詳しく解説してきましたが、結論、転職をする際には転職エージェントをご利用いただくのが良いかと思います。

一般に公開されている求人に応募して転職する方法もありますが、全て良い求人とは限りません。転職エージェントは、求職者の経歴と希望を踏まえた上で、求人を紹介してくれます。

すぐにCOOになることが難しい場合でも、戦略的にキャリアを考えて転職することで将来的に目指すことも可能です。

転職の成功確率を高めるためには転職エージェントを利用をぜひご検討頂ければと思います。

求人サイトや会社HPから直接応募するのも良いかと思いますが、面接対策だけではなく、エントリー書類の準備からSPIの対策、企業と面接調整のやりとりまで自分ですべてしなくてはなりません。

現職を続けながらの転職活動の場合は、転職活動に割ける時間が少なくなるため対策や準備が満足にできないままSPIや面接に臨んでしまい、お見送りになことも珍しくありません。

また、面接対策だけではなく、履歴書・職務経歴書の添削や企業との面接日程の調整などもエージェントが代わりに対応するため、負担が減るという点で、転職エージェントをオススメする理由の1つです。

しかし、一番のメリットはお見送り理由がわかる事です。

通常は「ご期待に添えない形となり…」となりますが、転職エージェントは企業の採用支援を手伝う役割があるため、何が不採用だったのか原因を知ることができます。

面接でどこがダメだったのか、原因が分かれば次に繋げることができます。その改善を行うことで面接の採用角度を上げることができ、内定率を上げることができます。

大手エージェント経由ではできないサポートをすること弊社の強みだと感じております。

最後になりますが、35歳以上での転職、違う職種への転職、違う業界への転職、収入を上げるための転職、ポジションアップの転職、様々なケースでご支援をしておりますので、お気軽にご相談ください。

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海老原 舜

【大手/スタートアップ/web/人材/海外/地方/コンサル/エグゼクティブ/製造/建築/医療/金融など】多岐に渡る転職支援に強みを持ち知見を有する。

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