「高収入な職業に就きたい」と考えている方は多くいるでしょう。
実は特別な資格や学歴がなくても、高収入な職種を目指すことができます。
本記事では、高収入な職種や平均年収、おすすめな職業についてご紹介します。
高収入な職種とは?
「高収入」という言葉には、基準はありません。
理由は、収入がいくらなら高く、いくらなら低いと感じるかは、人によって異なるからです。
その人の年齢や環境、周りにどのような人がいるかによって、収入の感じ方は変化するでしょう。
収入の感じ方はそれぞれですが、一般的には30代で年収600万円、40代では年収700万円からが高収入と言われています。
収入を上げたいと思うのが当たり前だと思いますが、いきなり高収入な職種への転職はおすすめしません。
耳の痛い話かもしれませんが、自分のスキルに見合わない職種に応募してもお見送りになってしまうことの方が多いです。
そこで、ステップを踏んだ転職がおすすめです。目標の年収に到達するのに必要なスキルを洗い出し、キャリアプランを作成するのです。
キャリアプランを踏まえて、転職や社内転職を経て理想の年収に到達させるのが堅実な方法です。
しかし、これを最初の転職で一人で実施するのはなかなか難しいと思います。
そこで、ぜひ弊社のすべらないキャリアエージェントをご利用ください。
求人紹介や面接対策など、一般的なエージェントが実施している転職支援だけでなく、転職者のキャリア形成の支援も実施しています。
どのようにすれば理想の年収を稼ぐことができるようになるかを考えておりますので、ぜひご相談ください。
年代別・学歴別の平均年収を紹介
「高収入の職種に就きたい」と考えている方も多いかと思いますが、高収入とは一体どのくらいなのかあいまいですよね。
ここでは、年代別・学歴別の2パターンを紹介します。
【年代別】平均年収
厚生労働省が公表している「令和元年分民間給与実態統計調査」をもとに、年代別平均年収を表にまとめてみました。
男性 | 女性 | |
20歳〜24歳 | 278万円 | 248万円 |
25歳〜29歳 | 403万円 | 328万円 |
30歳〜34歳 | 470万円 | 321万円 |
35歳〜39歳 | 529万円 | 313万円 |
40歳〜44歳 | 582万円 | 318万円 |
45歳〜49歳 | 629万円 | 324万円 |
50歳〜54歳 | 679万円 | 320万円 |
55歳〜59歳 | 686万円 | 301万円 |
年代別の全体的な平均年収は、436万円(男性540万円/女性296万円)という結果になっています。
このデータを参考に、20代〜30代は600万円、40代以降なら700万円あれば、高収入だといえるでしょう。
【学歴別】平均年収
厚生労働省が公表している「令和元年分民間給与実態統計調査」をもとに、学歴別平均年収を表にまとめてみました。
男性 | 女性 | |
大学・大学院卒 | 400万円 | 296万円 |
高専・短大卒 | 314万円 | 260万円 |
高卒 | 292万円 | 214万円 |
上記の表を見てみると、学歴に大きく年収額が関係しているということがわかります。
ですが年齢も学歴も同じく、人によりけりなので、あくまでも目安として覚えておきましょう。
高収入な職種の特徴
高収入な職種の特徴として、以下の2つが挙げられます。
- 専門性が高い
- 実力が評価されやすい
高収入な職種には上記2つの共通点があります。
ぜひ仕事選びの参考にしてみてください。
専門性が高い
専門性が高く、資格やスキルが必要とされている職業は年収が高い傾向にあります。
専門性が高いということは、その分求められるものや責任が大きくなるということです。
例えば、具体的な職種は大学教授や医師、パイロットなどが挙げられます。
また、専門性が高い仕事は誰でもできるわけではなく希少価値が高いため、専門性の高い職種で働いている人は年収が高い傾向にあります。
実力が評価されやすい
学歴などではなく実力で評価される職業も、高収入を稼ぐことが可能です。
例えば、営業職の場合はインセンティブ制度が設けられていることが多いため、実力や成果に応じて年収が上がりやすいです。
中には営業で実績を出して、20代で年収1000万円を稼ぐことも可能でしょう。
また、営業職は未経験でも募集しているところが多いので、比較的誰でもチャレンジしやすい職種といえます。
高収入な傾向があるおすすめな職種
高収入を目指しやすい職種は以下の通りです。
- 保険営業
- ITエンジニア
- 不動産専門職
ここでは高卒でも比較的すぐに就くことができて、高収入を目指しやすい職業を詳しく説明します。
保険営業
保険営業は、数多くの営業職の中でも特に稼ぎやすく、高収入を目指せます。
国内の保険会社の給与体系は、一般的に「基本給+インセンティブ」となっている場合が多く、インセンティブの報酬額は契約金額の20%〜70%が相場です。
また、外資系の保険会社では基本給がなく、インセンティブのみで稼ぐ「フルコミッション制」に取り組んでいる企業もあります。
このことから保険営業は、成約件数が多ければ多いほど、インセンティブが弾みやすくなることがわかります。
ITエンジニア
ITエンジニアと聞くと、難しそうと思われる方が多いかもしれませんが、未経験でも挑戦しやすい職業です。
IT技術の発展によりIT業界は慢性的な人手不足となっており、研修制度を充実させて未経験者を歓迎している企業も多くあります。
学力に自信がなくても、研修制度が充実しており整っている会社を選べば、立派なエンジニアになれるでしょう。
そして、実力主義のIT業界は、高いスキルや技術を身につければ高年収を目指せます。
ITエンジニアとしてスキルに自信があれば、フリーランスとして働くことも可能で、自由な生活スタイルを希望する人にはおすすめの職業です。
不動産営業
不動産営業も、特に稼ぎやすくなっています。
不動産は商材そのものの単価が高く、成約件数が多ければ多いほどインセンティブも弾みやすいです。
不動産業界は、未経験でも積極的に受け入れている企業が多くあるので、入社後に覚えることは多くありますが、やる気や熱意をアピールすれば採用される可能性は高いでしょう。
また、実力主義の傾向があるため、成果を出すことで非常に多くの年収を稼ぐことも可能です。
弊社、すべらないキャリアエージェントでは、転職者の相談に乗るCA(キャリアアドバイザー)と企業の採用の相談に乗るRA(リクルーティングアドバイザー)を兼任しています。
そのため、両方の特徴を把握した上での求人の紹介ができるという強みがあり、実際に書類選考通過率は大手の6倍、内定率は4倍と圧倒的なサポート力が特徴です。
高収入な職種を目指せる資格
以下の資格を保有していれば、高収入な職種を目指しやすくなります。
- ファイナンシャル・プランニング技能士
- 税理士
- 宅地建物取引士
- 不動産鑑定士
難易度が高く、取得するのが大変な資格だからこそ、必要な人材だと歓迎されて年収が高くなる傾向があります。
それぞれ詳しく説明します。
ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャル・プランニング技能士とは、「FP」と呼ばれることも多い「ファイナンシャル・プランナー」になるための国家資格のことです。
ファイナンシャル・プランニング技能士は生活するうえで必要なお金の使い方や貯金の方法、資金計画などのアドバイスを行う職業です。
ファイナンシャル・プランニング技能検定は3級から1級に分かれています。
3級の受験に条件はなく、誰でも受験できます。
そして、1級まで保有していれば、独立して開業することも可能です。
また、資格を取得すれば勉強で身につけた知識は仕事以外にも、プライベートでも活かすことができるのは、大きなメリットでしょう。
税理士
税理士は公認会計士と間違われることが多いですが、具体的な仕事内容は納税者の代わりに税務申告や事務書類の作成提出といった、税務に関わる代行業務を行うのが主な仕事です。
税理士になるには、年に1回国税庁が税理士試験を行なっているので、それに合格する必要があります。
税理士になるには全5科目の試験を受け、それぞれの合格率は10%〜20%前後と言われています。
このことから、非常に難しい試験だといえるでしょう。
専門性の高い試験なので、最低でも2年は勉強しないと試験に受からないと言われています。
試験が非常に難しいことから、税理士の年収は高いといえるでしょう。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産の売買や賃貸の仲介で必要になる資格です。
お客様に対して契約書の重要事項の説明や、書類への記名・押印などをするのが仕事です。
不動産は高額な取引になるので、不動産会社は宅地建物取引士がいなければ営業することはできません。
受験資格はなく誰でも試験は受けられますが、資格は簡単に取得することはできません。
宅地建物取引士の合格率は、16%〜17%と言われており、不動産に関する専門的な知識が必要になるので、しっかりと勉強することが大切です。
不動産鑑定士
不動産鑑定士は、土地や建物といった不動産価格を鑑定評価するのが主な仕事です。
不動産業界では非常に難しい試験と言われていますが、受験資格はないので、試験を受けるハードルは低いでしょう。
しかし、独学で試験に合格するのは難しく、予備校に通う必要があります。
さまざまな業界で需要のある職種なので、経験を積んでいけば独立して開業するのも難しくはないでしょう。
高収入な職種を目指したいなら
高収入な職種を目指したいのであれば、転職エージェントを活用した方が、転職成功率が上がります。
ここでは転職エージェントを利用することで得られるメリットについて、いくつか紹介します。
①質の高い面接対策
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人企業の内情に詳しい人が多いです。
「どのような面接が行われるのか」「面接官はどういった点に着目しているのか」といった情報を把握しています。
転職エージェントは企業の人事担当者に、事前に採用要件をヒアリングしています。
ヒアリングした内容から「この企業はスキルを重視しているから、面接ではこれまでの経験や実績をしっかりアピールしましょう」と、企業の選考重視ポイントを考慮しながら具体的なアドバイスができます。
また、これまでに転職エージェントは多くの企業に転職者を紹介しています。
面接で聞かれた質問内容をデータとして蓄積しており、企業ごとの想定質問集を用意しています。
企業ごとの面接情報やノウハウが蓄積されていることから、面接内容を万全にするのも可能でしょう。
②応募書類の添削
多くの転職者は履歴書や職務経歴書といった応募書類をきちんと書けているか不安に感じるでしょう。
転職エージェントは応募書類の書き方について、アドバイスや添削をしてくれます。
応募書類を添削してもらうことで、転職サイトなどを通して直接エントリーするよりも書類選考の通過率が上がりやすくなります。
さらに、採用担当者の目に留まるためのコツも伝授してくれます。
③業界について詳しく教えてくれる
転職エージェントによって、特定の業界や職種に特化しているところがあります。
そういったエージェントでは、サポート担当のキャリアアドバイザー自身がその業界や職種の出身者であることが多く、より詳しい内情を把握しています。
そのため、自分で調べるだけでは得られない情報や実際の仕事内容、そして雰囲気も教えてくれるので、転職後のミスマッチを事前に防げるでしょう。
しかし、大手の転職エージェントは幅広いさまざまなジャンルの求人を扱っていることから求人の情報量は薄くなりやすいです。
それに対して中小の転職エージェントでは取り扱っている求人が限られているので、より詳しい情報を把握しています。
まとめ
高収入な職種の特徴は、専門性が高く、実力主義の仕事であることです。
高収入な職種に就きたいという方は、転職エージェントのご利用をおすすめします。
あなたの希望をヒアリングしたうえで、あなたのスキルを活かせる職種の紹介を無料でしてくれます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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末永 雄大
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