「担当者に退会を伝えるの気まずいな…」「引き止められたり、面倒な手続きにならない?」というような悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、転職エージェントはいつでもペナルティなしで退会可能であり、手続きも簡単です。
この記事では、円満かつスムーズに退会するための具体的な方法や理由別の伝え方、注意点、主要エージェント別の退会方法まで網羅的に解説します。
転職エージェントを退会する主な理由5つ
退会理由はさまざまですが、いずれも正当な理由であり、正直に伝えて問題ありません。では、具体的にどのような理由で転職エージェントを退会するケースが多いのでしょうか。
ここでは、転職エージェントを退会する主な理由を5つ紹介します。
1.他のエージェントや転職サイトで転職先が決まった
他のサービスを利用して転職先が決まったことは、最も一般的で円満に退会しやすい理由です。遠慮なく、正直に伝えましょう。
そもそも、複数の転職サービスを併用するのは、転職活動における基本的な戦略です。エージェント側もその状況を十分に理解しているため、「他社で決まった」という理由はスムーズに受け入れられます。
その際、お世話になった担当者への感謝の気持ちを一言添えるだけで、お互いに気持ちよく手続きを終えられます。遠慮せずに、転職成功の報告を兼ねて連絡してみてください。
あなたがどこで成功したかという情報は、エージェントにとって今後のサポートにも活かされる貴重なデータとなります。
2.連絡が多すぎる・対応が負担になった
エージェントからの過度な連絡が負担に感じる場合、退会は有効な選択肢の1つです。
転職活動の最適なペースは人それぞれです。ストレスを感じながら活動を続けても、冷静な判断ができなくなり、良い結果にはつながりません。
サービス自体に不満がない場合は、退会する前に、以下のように連絡頻度の調整を依頼するのも1つの手です。
- 「ご連絡は電話ではなくメールでいただけますでしょうか」
- 「求人紹介は、週に1回まとめてお願いできますか」
まずは希望の連絡方法や頻度を具体的に伝えてみましょう。それでも改善されない場合は、自分の活動スタイルに合わないと判断し、退会を検討するのが賢明です。
あなたの希望を聞き入れてくれない担当者であれば、早めに見切りをつける決断も必要です。
3.転職活動そのものを一時休止・中止することにした
現職への残留や家庭の事情など、転職活動自体を中断する場合も正当な退会理由です。
キャリアプランの変更やライフステージの変化は、誰にでも起こりうることです。エージェントもさまざまな事情を理解しているため、正直に伝えて問題ありません。
状況を正直に伝えれば、担当者も理解してくれます。もし活動再開の可能性があるなら、完全に退会するのではなく、サービスの「休止」という選択肢もあります。詳しくは後の章で解説します。
活動を休止する場合でも、担当者との関係を良好に保っておけば、将来の活動再開時に有益な情報を優先的に得られる可能性があります。
以下の記事では、転職エージェントの賢い使い方について解説しているので、あわせて読んでみてください。
4.希望に合う求人が紹介されない
希望条件と合わない求人ばかり紹介される場合、そのエージェントはあなたにとって最適なパートナーではない可能性が高いです。
転職エージェントには、それぞれ得意な業界・職種、企業規模があります。あなたの希望とエージェントの得意分野がマッチしていなければ、満足のいくサポートは受けられません。
相性が合わないエージェントに固執せず、自分のキャリアプランに合った転職エージェントを新たに見つけましょう。
現在のエージェントで良い求人が見つからない場合、別の得意分野を持つエージェントに切り替えてみてください。
転職エージェントの選び方を詳しく知りたい人は、以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
5.担当のキャリアアドバイザーと相性が合わない
キャリアアドバイザーとの相性は、転職活動のモチベーションを大きく左右します。我慢して活動を続ける必要は一切ありません。
担当者はあなたのキャリアを左右する重要なパートナーであり、信頼できない相手と活動を進めても、納得のいく転職は実現しにくいです。
もしサービス自体には魅力を感じている場合、退会する前に「担当者の変更」を依頼するのも有効な手段です。多くの場合、問い合わせフォームやサポートデスクから匿名で変更を依頼できます。
もし変更依頼をしにくい雰囲気の会社であれば、その企業体質自体に問題がある可能性があります。
その場合は迷わず別の優良エージェントに切り替えましょう。
担当者との相性の問題に悩む場合は、複数のエージェントを併用し、自分に最も合う担当者を見つけるほうが圧倒的に効率的です。
とくに、リクルートエージェント・dodaのような大手エージェントは、多数のキャリアアドバイザーが在籍しているため、あなたにぴったりのパートナーに出会える確率が格段に上がります。ぜひ登録して、キャリア相談を受けてみてください。
- リクルートエージェント
転職支援実績No.1!日本最大級の定番エージェント - doda
転職者満足度No.1!サポート力に定評のある転職エージェント - マイナビエージェント
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転職エージェントの退会方法
ここからは、具体的な退会方法について解説します。手続きは主に3つで、簡単な方法から順に紹介します。
自身の状況に合わせて、最も負担の少ない方法を選びましょう。
公式サイトの退会フォームから手続きをする
最も手軽で、担当者と直接やり取りせずに済むのが、公式サイトの退会フォームを利用する方法です。
Web上で手続きが完結するため、担当者と話す気まずさがありません。また、時間や場所を選ばず、数分で申請が完了するため、心理的・時間的負担が最も少ないです。
一般的な、公式サイトから退会する流れは以下の通りです。
退会フォームの場所がわかりにくい場合もあります。後の章で主要エージェント別の退会方法を解説しているので、そちらも参考にしてください。
もし連絡が来ても、悪意があるわけではないので、「先日退会手続きをしました」と伝えれば問題ありません。
担当者にメールで退会の意思を伝える
公式サイトに退会フォームが見当たらない場合や、お世話になった担当者に一言伝えたい場合は、メールでの連絡が確実です。
電話と違い、24時間いつでも自分のタイミングで送信でき、伝えるべき内容を冷静に文章で整理できるメリットがあります。
メールで連絡する際は、以下の点を簡潔に記載しましょう。
- 件名で「退会手続きのお願い」であることが分かるようにする
- 氏名と、退会したいという明確な意思表示を記す
- 簡単な退会理由を記載する
- (必要であれば)これまでのサポートへの感謝を伝える
具体的な例文は後の章で詳しく紹介します。
メールは「言った・言わない」のトラブルを防ぎ、やり取りの記録が残る点でも有効です。後の例文を参考に、簡潔なメールを作成してみましょう。
要件がひと目で分かるよう、件名を工夫するだけで、スムーズな対応につながります。
担当者に電話で直接退会を申し出る
急いで手続きをしたい場合や、文章を考えるのが面倒な場合は、電話で直接伝える方法もあります。
その場で退会の意思を伝え、手続きを進めてもらえるため、最もスピーディーな方法です。
電話で伝える際は、以下の点を意識しましょう。
- 最初に「サービスの退会手続きをお願いしたく、お電話いたしました」と用件を明確に伝える
- 退会理由を聞かれたら、簡潔に答える
- 引き止められても、「意思は固い」という姿勢を丁寧に伝える
引き止められる可能性もゼロではないため、伝えるべき要点を事前にメモにまとめてから電話すると、スムーズに話を進められます。
丁寧な対応は、あなたの信頼性を高めます。
転職エージェントを退会するタイミング
転職エージェントを退会する際は、タイミングも重要です。応募先企業や担当者に迷惑をかけないためにも、適切なタイミングで連絡しましょう。
ここでは、転職エージェントを退会するタイミングについて、解説します。
求人紹介前・応募前
求人紹介の段階や応募前のタイミングなら、まだ応募先企業が関与しておらず、やり取りはエージェント間だけで完結しているため、最もスムーズに退会できます。
たとえば、以下のような理由で、求人紹介前・応募前に退会を検討することが多いです。
- 初回の面談を終えたが、希望に合う求人がなさそうだと感じた
- いくつか求人を紹介されたが、応募したい企業がなかった
求人紹介前・応募前であれば、誰にも迷惑をかけることなく、気兼ねなく退会手続きを進められます。
エージェントにとって、面談は自社のサービスを知ってもらう機会でもあるのです。
書類選考中だが面接日は未定の段階
書類選考中に退会(選考辞退)することも可能ですが、判明した時点ですぐに連絡するのが最低限のマナーです。
すでに企業の採用担当者が、応募書類を確認するために時間を割いています。連絡が遅れれば遅れるほど、相手の無駄な時間と労力を増やすことになります。
他の企業から内定が出た、やはりその企業への志望度が低いと感じたなど、辞退の理由はさまざまですが、決断したらすぐに担当者へ連絡しましょう。
迅速な連絡は、社会人としての信頼を保つうえで重要です。まずは電話で一報を入れるなど、できる限り早く伝えてください。
遠慮せず正直に相談しましょう。
転職エージェントを退会する際の5つの注意点
円満にエージェントを退会し、将来のキャリアに悪影響を残さないために、いくつか注意すべき点があります。
ここでは転職エージェントを退会する際の5つの注意点を解説します。
1.早めに退会の意思を伝える
退会を決意したら、連絡を無視したり放置したりせず、できるだけ早く担当者にその意思を伝えましょう。
連絡をしないまま放置するのは、状況を心配して連絡をくれる担当者に無駄な労力を使わせるだけでなく、社会人として最も失礼な行為です。
「連絡が気まずいから…」と後回しにせず、メール一本でも良いので退会の意思を伝えるだけで、担当者は次の業務に移れます。
迅速な連絡は相手への配慮であり、あなた自身の信頼を守る行為です。面倒に感じても、必ず一報を入れましょう。
将来、何らかの形でその担当者や企業と関わる可能性もゼロではありません。
必ず連絡を入れてください。
2.退会理由は明確に伝える
退会理由は嘘をつく必要はなく、正直かつ簡潔に伝えるのが最善です。
曖昧な理由を伝えると、「では、こんな求人はいかがですか?」と引き止められたり、話が長引いたりする原因になります。
「他社で内定をいただき、そちらに入社を決めたため」のように、具体的で納得しやすい理由を伝えましょう。
逆に「ちょっと考えたいので…」「良い求人がなくて…」はNGです。また、「一身上の都合により」と伝えても問題ありません。
明確な理由を伝えることで、担当者も納得しやすく、お互いにとってスムーズな手続きにつながります。
3.面接決定以降の退会は避ける
面接の日程が確定した後に退会(選考辞退)することは、応募先企業に多大な迷惑をかけるため原則として避けるべきです。
企業の採用担当者や面接官は、スケジュールを調整し時間を確保しています。直前のキャンセルは、その貴重な時間を無駄にしてしまう行為です。
やむを得ない事情で辞退する場合は、メールだけでなく、電話で直接謝罪の意を伝えるのが最低限のマナーです。
一度承諾した面接は、重要なビジネス上の約束です。軽い気持ちでキャンセルすることがないよう、応募は慎重におこなうようにしてください。
4.内定後や内定承諾後の退会は避ける
「内定承諾後」の辞退は、法的な問題に発展するリスクもあり、絶対に避けるべき行為です。
内定を承諾した時点で、企業とあなたの間には「労働契約が成立した」と見なされ、一方的に破棄することは、重大な契約違反にあたります。
企業は内定を承諾したことで、他の候補者を断り、入社準備を進めています。内定を覆すことは、企業に多大な損害を与えることになるのです。
内定を承諾する際は、本当に入社する意思があるのかを真剣に考え、責任を持って決断してください。
客観的な視点で、最適な決断を下すためのアドバイスを提供してくれます。
5.個人情報の取り扱いを確認する
退会後、自分の個人情報がどのように扱われるか不安な場合は、事前に各社のプライバシーポリシーなどを確認しておくと安心です。
多くのエージェントは法令を遵守し、退会者の情報を適切に処理しますが、サービスによっては退会後も一定期間データが保持される場合があります。
たとえば、リクルートエージェントのように、サービス退会と個人情報の削除が別の手続きになっているケースもあります。完全に情報を削除したい場合は、別途申請が必要かどうかを確認するようにしてください。
通常、退会すれば求人紹介などの連絡は来なくなります。もし退会後も連絡が続くようなことがあれば、問い合わせフォームなどから連絡を停止するよう依頼しましょう。
コンプライアンス遵守は企業の生命線なので、不正に情報が利用される心配は基本的にありません。
【理由別】転職エージェントの退会メール例文
メールで退会を伝える際は、状況に応じた丁寧な文面を用いることで、角を立てずに退会の意思を明確に伝えることが大切です。
ここでは、実際にメールで退会を伝える際の例文を、理由別に3パターン紹介します。
ほかのエージェントで転職先が決まった場合
ここでは、「転職先が決まったというポジティブな理由」と「これまでのサポートへの感謝」を伝える最も円満な例文をご紹介します。
件名:退会手続きのお願い 〇〇 〇〇【自分の名前】
株式会社〇〇〇〇【転職エージェント名】
〇〇様【担当者名】
いつもお世話になっております。
貴社サービスに登録させていただいております、〇〇 〇〇【自分の名前】です。
この度、別のエージェント経由でご紹介いただいた企業より内定をいただき、そちらに入社を決意いたしました。
つきましては、大変恐縮ではございますが、貴社サービスを退会させていただきたく、ご連絡差し上げました。
〇〇【担当者名】様には、キャリアプランについて親身に相談に乗っていただき、有益なアドバイスを多数いただいたこと、心より感謝しております。
お手数をおかけいたしますが、退会手続きのほど、よろしくお願い申し上げます。
————
〇〇 〇〇【自分の名前】
〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇【電話番号】
〇〇〇〇〇@〇〇〇【メールアドレス】
————-
上記の例文を基本に、担当者との関係性に応じて具体的なエピソードなどを一言添えると、より丁寧な印象になります。
利用を一時休止・中止する場合
以下は、利用の一時停止や中止を知らせる場合に、個人的な事情で活動を中断する旨を伝えて、将来的な再開の可能性も示唆する例文です。
件名:退会手続きのお願い 〇〇 〇〇【自分の名前】
株式会社〇〇〇〇【転職エージェント名】
〇〇様【担当者名】
いつもお世話になっております。
貴社サービスに登録させていただいております、〇〇 〇〇【自分の名前】です。
〇〇【担当者名】様には日頃より親身なサポートをいただき、誠にありがとうございます。 ご尽力いただいている中で大変恐縮なのですが、この度、一身上の都合により当面の転職活動を中止することにいたしました。
つきましては、誠に勝手ながら、貴社サービスを退会させていただきたくご連絡いたしました。
これまで〇〇【担当者名】様には、私の希望条件に合う魅力的な求人を多数ご紹介いただき、大変感謝しております。
お力添えいただいたにもかかわらず、このような結果となり申し訳ございません。
もし今後、転職活動を再開する際には、改めて〇〇【担当者名】様にご相談させていただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、退会手続きのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
————
〇〇 〇〇【自分の名前】
〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇【電話番号】
〇〇〇〇〇@〇〇〇【メールアドレス】
————-
「一身上の都合」は具体的な理由を述べたくない場合に便利な言葉です。この一文で、エージェント側も深く詮索することはありません。
これにより、将来の協力関係への可能性をつなげておけます。
選考中・面接調整中に退会したい場合
以下は、選考中・面接調整中に退会したい場合に、選考辞退のお詫びと退会の意思を明確に伝える、緊急性の高い連絡用の例文です。メールを送る前に、まずは電話で一報を入れるのがマナーです。
件名:【緊急のご連絡】選考辞退および退会のお願い 〇〇 〇〇【自分の名前】
株式会社〇〇〇〇【転職エージェント名】
〇〇様【担当者名】
いつもお世話になっております。
〇〇 〇〇【自分の名前】です。
先ほどお電話でもお伝えいたしましたが、改めてメールにてご連絡失礼いたします。
現在選考を進めていただいております株式会社〇〇の選考ですが、誠に申し訳ございませんが、一身上の都合により辞退させていただきたく存じます。
また、これに伴い転職活動を終了するため、貴社サービスに関しても退会手続きをお願いいたします。
〇〇【担当者名】様ならびに、貴重なお時間をいただいた企業様には、多大なご迷惑をおかけすることとなり、大変申し訳ございません。
また、貴重なお時間を割いてくださった株式会社〇〇様にも、心よりお詫び申し上げます。
何卒、ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
————
〇〇 〇〇【自分の名前】
〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇【電話番号】
〇〇〇〇〇@〇〇〇【メールアドレス】
————-
選考中の辞退は、何よりもスピードが重要です。判明した時点で「すぐに電話」し、その後「メールで記録を残す」という手順を徹底してください。
誠意ある対応が、最低限の信頼を保つことにつながります。
【主要エージェント別】転職エージェントの退会方法
退会方法はエージェントごとに異なり、「Webフォーム完結型」と「担当者への連絡必須型」に大別されるため、利用中のサービスに合わせた正しい手順を確認することが不可欠です。
ここでは、主要な転職エージェントの具体的な退会方法をまとめました。
サービスによって手順が異なるため、ご自身が利用しているエージェントの項目を確認してください。
リクルートエージェントの退会方法
リクルートエージェントの退会は、以下の2つの方法があります。
- 公式サイトの退会フォームから手続きをする
- キャリアアドバイザーに電話・メールで伝える
公式サイトから退会する場合は、以下の方法で簡単に手続きは完了します。
担当のキャリアアドバイザーに電話やメールで直接退会の意思を伝えることでも、退会手続きを進められます。ただし、担当者から軽い引き止めや退会理由を確認される場合があります。
そのため、確実に削除したい場合は、退会後に問い合わせフォームから正式に申請をおこないましょう。
以下の記事では、リクルートエージェントの退会や解約について詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
dodaの退会方法
dodaも、公式サイトへのログインから簡単に手続きが可能です。
dodaには、登録情報を完全に削除する「退会」のほかに、求人紹介やメール配信を停止する「サービス停止」の設定もあります。将来的に活動を再開する可能性がある場合は、「サービス停止」を選ぶと便利です。
dodaを公式サイト(PC)から退会する手順は、以下の通りです。
スマートフォンの場合は、以下の通りです。
Webサイト上で退会手続きを完結できるため、担当者と直接やり取りする必要がありません。自身の状況に合わせて「退会」か「サービス停止」かを選びましょう。
退会・休止の選択肢があるのも、その表れと言えます。
マイナビエージェントの退会方法
マイナビエージェントの退会方法は、利用状況によって異なります。キャリアアドバイザーと面談済みであれば、担当者に電話やメールで退会の意向を直接伝えましょう。
キャリアアドバイザーとの面談前であれば、Webサイトの「各種設定」から退会手続きが可能です。
Webサイトからの退会手続きは以下の通りです。
スマートフォン版の場合は、マイページの最下部に「退会の手続き」へのリンクがあります。
マイナビエージェントの退会について知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
その他の主要エージェントの退会方法
その他の主要エージェントも、基本的には「公式サイトからの手続き」または「担当者への直接連絡」のいずれかで退会できます。
多くのエージェントでは、公式サイトの「よくある質問」や「利用規約」に退会方法が明記されています。まずはそちらを確認してみてください。不明な場合は、担当者に直接問い合わせてみましょう。
安心して、正規の手順に沿って手続きを進めてください。
各主要エージェントの退会方法を知りたい人は以下の記事で解説しているので、チェックしてみてください。
転職エージェントを退会せずに「休止」する選択肢もある
「退会するのは少し迷う」「また数ヶ月後には活動を再開するかも…」という場合は、登録情報を残したままサービスを一時的に停止できる「休止」が便利です。
「退会」は登録情報を完全に削除することで、「休止」は情報を残したままサービス提供を一時的に停止することをいいます。
退会した場合、活動再開時には職務経歴書などを一から登録し直す必要がありますが、休止であれば、担当者に連絡するだけで、これまでの活動履歴を引き継いだままスムーズに活動を再開することが可能です。
休止を希望する場合は、担当者に「転職活動を一時的に休止したい」と伝えれば対応してもらえます。
もちろん、予定が変更になっても問題ありません。
退会後も転職活動を続けるなら|おすすめの転職エージェント4選
「今のエージェントが合わなかっただけ」で、転職活動自体は続けたいと考えている人もいるでしょう。そのような場合のために、ここでは信頼できるおすすめの大手転職エージェントを4社紹介します。
リクルートエージェント|業界最大手で求人数No.1
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1を誇る、業界最大手のエージェントです。
最大の魅力は、圧倒的な求人数です。幅広い業界・職種の求人を網羅しており、他では見つからない非公開求人も多数保有しています。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社インディードリクルートパートナーズ https://www.r-agent.com/ |
| 求人数 | 953,030件(2025年11月時点) |
| 対応地域 | 日本全国 |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-317880 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
エージェント選びに迷ったら、まず登録しておいて間違いがない一社です。
こんな人におすすめ
- できるだけ多くの求人を見て、選択肢を広げたい人
- 転職したい業界や職種がまだ定まっていない人
- 実績豊富で安定したサポートを受けたい人
doda|顧客満足度が高く手厚いサポート
dodaは、求人数の多さに加え、担当者の質の高さと手厚いサポート体制に定評があります。
「転職サイト」と「エージェント」両方の機能を兼ね備えており、自分で求人を探しながら、プロのサポートも受けられるのが特徴です。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ |
| 求人数 | 283,130件(2025年11月時点) |
| 対応地域 | 全国・海外(国内拠点は24ヶ所) |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-304785 特定募集情報等提供事業:51-募-000144 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
顧客満足度の高さは、信頼の証です。
こんな人におすすめ
- 担当者とじっくり相談しながら転職活動を進めたい人
- 応募書類の添削や面接対策など、丁寧なサポートを求める人
- 自分のペースで求人を探しつつ、良い案件があれば紹介もしてほしい人
マイナビエージェント|20代・第二新卒に強い
マイナビエージェントは、とくに20代や第二新卒、初めての転職を目指す若手層のサポートに強みを持っています。
中小・ベンチャー企業の求人も豊富で、若手のポテンシャルを重視してくれる企業との出会いが期待できます。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
| 求人数 | 求人多数 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業:51-募-000092 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
転職活動に不安を感じているなら、まずマイナビエージェントに相談してみてください。
こんな人におすすめ
- 20代〜30代前半で、初めて転職活動をする人
- 社会人経験が浅く、何から始めればいいか分からない人
- 親身で話しやすい雰囲気のサポートを求めている人
ビズリーチ|ハイクラス転職ならここ
ビズリーチは、年収600万円以上のハイクラス層に特化した、ヘッドハンティング型の転職サービスです。
職務経歴書を登録しておくと、国内外の優良企業や一流のヘッドハンターから直接スカウトが届きます。自分の市場価値を客観的に知りたい人にもおすすめです。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件(2025年11月時点) |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
「今すぐ転職したい」わけでなくても、登録しておくだけでキャリアの選択肢が広がるサービスです。
こんな人におすすめ
- 年収アップやキャリアアップを明確に目指している人
- 管理職や専門職としての経験が豊富な人
- 自分の市場価値を試してみたい、よりレベルの高い環境に挑戦したい人
転職エージェントの退会に関するよくある質問
最後に、転職エージェントの退会に関して、多くの人が抱く疑問について回答します。
円満に退会していれば、不利になることは一切ありませんのでご安心ください。
もし連絡が続く場合は、システム上のエラーの可能性があるので、再度問い合わせましょう。
とくに「転職先が決まった」という理由を伝えれば、スムーズに受け入れてくれます。
しかし、企業やエージェントに迷惑をかけることになるため、社会人としての信頼を失うという大きなデメリットがあります。
完全に削除したい場合は、各社のプライバシーポリシーを確認するか、直接問い合わせてみてください。
お互いのために、退会するなら明確に意思を伝えましょう。
不要な連絡を減らし情報管理をシンプルにするためにも、使わないサービスは退会しましょう。
転職エージェントの掛け持ちや複数登録について以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ただし、伝える際は角が立たないよう、感情的にならずに「自分のキャリアプランと合わなかった」など客観的な表現を使いましょう。
転職エージェントは「信用できない」「使うな」と言われることに不安を感じている人は、以下の記事でその詳細について詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
キャリア相談の結果、転職しないという決断をするのも立派な成果です。遠慮なく退会手続きを進めてください。
以下の記事では、転職エージェントを相談だけで利用することについて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
そのうえで、実績のある大手エージェントや、自分の希望に特化したエージェントを試してみるのがおすすめです。
以下の記事では、転職エージェントの失敗しない選び方について解説しているので、チェックしてみてください。









































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