【株式会社リクルートの入社後のギャップについて】株式会社リクルートに転職した際の入社後と入社前のギャップはありましたか？

自由そうな社風に見えますが、実際はきっちり組織化されています。
例えば営業の手法に関しても、部署として売り上げを推測する(ヨミを立てる)ために、決められたやり方で動くよう指示されることが多かったです。

毎回KPIが張られて、とった行動を振り返りながら次のアクションに繋げて…というPDCAサイクルを愚直に回すイメージです。

強いプレイヤーが独自のやり方で売り上げを立てていくカリスマ的な組織というよりかは、
決められた枠の中でオリジナリティを出していける人が評価される傾向にありました。

そういう意味では、右肩上がりに売り上げを伸ばしていた時期の会社のイメージとは違います。
近年は競合他社が強くなってきているので、確実に売り上げを取るため忠実に動けるタイプの人間の方がよいのでしょう。

メーカーの仕事は有形の商品を販売する仕事ですが、株式会社リクルートなどマスコミ関連業界の仕事は無から有を産む仕事です。広告宣伝という漠然とした概念をグラフィックデザインとか、テレビCMとか、イベント企画に変えて消費者に訴求を図ります。PRなら、広告宣伝費を全く使わないで、新聞・雑誌・テレビに取り上げてもらう為にはどうしたら良いか、色々知恵を絞って、最少の費用で最大の効果を産む工夫が必要です。そのためには、今のマスコミがどんな記事やニュースを希望しているか、世間の世情やトレンドを掴むセンスも必要です。マスコミ関連業界で働くには、柔軟な発想と常にクリエイティブなアイデアの持ち主であることです。