生命保険業界に転職するのに知っておきたい情報をまとめてみた

テレビCMでよく見かける生命保険。病気やケガなどの不意のアクシデントに備えて、いざというときに経済的に助けてくれる心強い存在ですね。

生命保険業界の仕事はノルマがきつそう、残業が多い、などのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、生命保険業界の今後や転職する方法を紹介していきたいと思います。

生命保険業界とは

まず、生命保険とはどのようなものなのかを解説したいと思います。

生命保険とは、思いがけない事故や病気などでケガや病気、または死亡に至った場合に自分や家族が生活をしていく上で課題となる経済的な問題を助けてくれる保険のことを指します。

例えば、被保険者が亡くなってしまったときに残された遺族に生活に必要なお金を残しておくという保険が死亡保険です。

ケガや病気で入院や通院が必要になったときに、医療費を部分的に負担してくれるのが生命保険の役目ですが、「損害保険」という保険の種類もあります。

損害保険とは、火災や交通事故、地震などのアクシデントによって損害が発生したときにその損害を補償してくれるものを呼びます。

生命保険の市場規模は、2016年3月末の生命保険協会発表によると約850兆円と言われており、最近ではアクサ生命やチューリッヒ生命といった外資系企業の注目度も上がってきています。

円高・円安の影響やマイナス金利政策などの経済状況によって生命保険企業の収益は影響を受けることが多く、コストダウンや効率的な経営を考えながら売上を生み出している業界です。

生命保険業界の仕事内容

生命保険業界の仕事って具体的にどんな仕事をしているのでしょうか?

生命保険会社の仕事は大きく分けて以下の4つの職種に分けられます。

1. 営業

1つ目は営業の仕事です。
営業の仕事の中には個人営業法人営業代理店営業という方法があります。
個人営業はリーテイル分野とも呼ばれ、主に個人客や中小企業に対して営業を行います。

具体的には、新規顧客の獲得や保険加入者のアフターフォローが中心ですが、保険の提案だけでなく、ニーズに合った商品の開発に携わったりすることもあります。

法人営業はホールセール分野とも呼ばれ、主に大企業や官公庁に団体保険や団体年金などの保険を提供します。

代理店営業は、保険をお客様に提案してくれる個人や法人の保険代理店に対して営業活動を行います。

2. アンダーライティング

2つ目は、アンダーライティングという仕事です。主な業務は、新契約業務と契約サービス関連業務、支払い業務といった生命保険加入から支払いまでをサポートする仕事です。

新契約業務は、保険加入希望者健康状態や職業といった審査から契約までに必要な業務を行います。
契約サービス関連業務は、顧客のライフステージの変化に応じて保険契約を見直し、その都度ニーズにマッチした保険に変更していく業務のことを指します。
支払い業務は、保険加入時の契約に基づいて保険金や給付金の支払いを行う業務のことを指します。

ニュースでよく話題となる保険金詐欺ではないかどうかなど、本当に保険金を支払えるのかを判断し、手続きを行うのが役目です。

3. 資産運用

3つ目は、資産運用という仕事です。

生命保険には、投資としての側面があり、お客様から預かっているお金をもとに資産運用をしています。

資産運用の中でも国債や社債といった比較的低リスクの分野で資産運用を主に行うことがほとんどですが、安全で長期的に運用する必要があり、株式部、外国債券部、不動産部などの部門が存在し、それぞれ専門的な知識が求められます。

例えば業界最大手の第一生命は、グループの総資産額が約50兆円で、再生エネルギー関連や保育所関連といった社会性や公共性を重視した社会貢献性を高めていく姿勢が強く、国内でも有数の投資を行っています。

4. 保険外交員

4つ目に、保険外交員という職種もあります。

保険外交員は保険会社に所属し、企業や家庭を訪問し、保険の提案を行います。完全歩合制のことも多く、実力次第で収入が増え、年収が数千万円という外交員も存在します。
テレアポや飛び込み営業、ハガキのポスティングといった地道な営業方法で顧客を獲得していくので厳しい労働環境であることが見受けられます。

生命保険業界のランキング

続いて生命保険業界の収益の高い企業をランキング形式にして挙げたいと思います。

生命保険業界保険等収入(売上高)ランキング

第1位 日本生命 6兆809億円

第2位 かんぽ生命  5兆4,138億円

第3位 明治安田生命  3兆3,578億円

第4位 住友生命  3兆220億円

第5位 第一生命  2兆8,666億円

引用元:2017年度四季報

ランキング1位と2位の日本生命とかんぽ生命は他社からぐんを抜いてトップのシェア率を誇っています。

日本生命は、女性従業員の割合が約60%という非常に高い割合を占めているという特徴があり、1889年に創業という長い歴史を持つ企業です。

かんぽ生命は、小泉政権による郵政民営化によって誕生した日本郵便から派生した企業です。郵便局と連携して保険の案内ができるので多くの人に生活に密着したスタイルのサービスを届けることができるという特徴を持っています。

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生命保険業界に転職するには

保険業界に転職するには、事前の準備が重要になってきます。

転職の準備は、書類の作成、面接の練習、自己分析などたくさんあります。まず転職に踏み切る前に、以下の2点を確認しておくと良いでしょう。

スキルや経験

保険業界に転職するには、前職でのスキルや経験が重要になってきます。

特に前職で営業の経験があれば、生命保険業界での営業職として活かすことができるでしょう。

スキルや経験を証明できるよう、前職で実績を上げることも転職への一歩につながります。

転職のタイミング

未経験から保険業界に転職するのであれば、20代の内が良いでしょう。
30代、40代になってくると、経験やスキルがなければ転職はかなり厳しいでしょう。

20代であれば未経験からのチャレンジの可能性は十分にあります!

まず転職を考え始めたら、1人で悩まずプロの転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

保険業界の求人を数多くしているのは、リクルートエージェントマイナビエージェントといった大手の転職エージェントです。

マイナビエージェントは20代の転職支援に強いので、20代の方は必ず登録しておきましょう。

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生命保険業界の今後

生命保険業界の気になる今後の動向はどんなものなのでしょうか?

近年よく耳にする少子高齢化の影響により、国民にかかる医療費や介護費が増加しています。

それに伴い、社会保険料が増加するので、給与の手取り額が減り、民間の保険への加入をしない人が増加傾向にあるという生命保険企業にとって苦しい状況に突入しました。
しかしながら、生き残りをかけて生命保険業界は新たな保険の開発や業務提携など様々な策を投じています。

例えば、住友生命は保険開発分野で通信会社のソフトバンクと提携し、ソフトバンクの技術である歩数や運動データーなど健康にまつわる運動データーを集計・分析し、保険料の適正化や保険加入者の健康促進をサポートしています。

また、保険外交員をなくしたインターネットで保険に加入できるライフネット生命の誕生といった近年の動向も注目すべき点です。

人件費や販売手数料を抑えて、安い保険料で保障を受けれるという保険のダイレクト販売への人気が集まるといった動向の変化も伺えます。

今後も生命保険業界は、既存の介護保険の内容を充実させたり、新たな保険を作り出したりなど試行錯誤が求められてゆくでしょう。

もちろん、ノルマがあったり仕事の責任が重い分、きついこともあるかもしれません。
しかし、今後の業界の成長性や、自分の新しいキャリアアップにチャレンジしたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

転職の成功確率を高めるためには転職エージェントを利用をぜひご検討頂ければと思います。

 

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末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」